THIS IS US シーズン4 #7 気まずいディナー(相関図あり)

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ジャックはランダルが絶大な信頼を寄せるローレンス先生を自宅のディナーに招く
一方、マリクとデジャは密かに付き合っていて・・・

 

#7 気まずいディナー The Dinner and the date あらすじ

ランダルの中学校の教師ローレンスを自宅のディナーに招待したジャックだったが、気負った様子に気づくレベッカ。
一方交際を禁止されたデジャだったが、マリクと密かに付き合っていた。
ある日、デジャはマリクから「ボクのフィラデルフィアを見せたい」と学校をサボってでかけようと誘われ・・・

 

相関図

まとめ

過去:中学生のランダル

ローレンス先生を招いた食事会

自宅の食事会なのにジャケットを選び出すジャック。
レベッカはジャックが気負っていることに気づく。

ローレンス先生と妻トリッシュがやって来た。
ランダルはさっそく自分の部屋に案内し、自慢の書籍を見せるが、「その本棚は私が手作りしたんです・・・」と話し出すジャック。
レベッカの言葉でようやく話しを止めたジャックだったが、ランダルの本の並び順がローレンス先生と同じ出版年別だと知り、面白くないジャック。

ローレンスとランダルだけが恐竜のはなしで盛り上がる食卓に「面白くない」とケヴィン。
ジャックもつい、「恐竜も教えてるのか」と呟いてしまう。
レベッカは雰囲気を変えようと、トリッシュのイヤリングについて聞くが、「”テイスト・オブ・アフロ・ソウル”で買った」と言う。
”テイスト・オブ・アフロ・ソウル”を知らないジャックとレベッカ。
ローレンスによると、”テイスト・オブ・アフロ・ソウル”は、黒人アーティストが集まるフェスティバルで、フード、音楽、アート、そして詩も読み、月イチで数年前から開催してると言う。
それを聞き、「1度先生と行きたい」とランダル。
ローレンスは、「もちろん」と即答するが、それを止めたのはトリッシュ。
それを受け、「ランダル、家族で行こう。先生もお子さんが出来たら家族で行くさ」とジャック。

さっきの様子を見たレベッカは、「何のつもりなの?先生と張り合ってランダルを奪い合えばあなたが勝つ。ランダルは必ずあなたを選ぶ。でもそうして選択させていたら、あの子は必要なものを逃すことになるのよ」とジャックを諫める。

ジャックとローレンス

レベッカに促されジャックは帰ろうとするローレンスを呼び止める。
「今夜は気まずかった」と言うジャックに、「私もです。何かあるなら率直に言ってください」とローレンス。
「ランダルが小さい頃からよく質問する子です。”なぜこの辺には黒人はいないの?””ナゼ、ボクたち家族をジロジロ見るの?”。そのたびに聞かれたことには答えてきた。でも今は、あの子の質問が複雑になってる。あの子はオレに失望してる。あの子は私のすべてなのに、手に余るんです」と心の内を打ち明けるジャック。
「私が学校に来たのは、優秀な生徒を教えたいからです。だけど教師で黒人は私だけ。だからランダルに会った時、理解できた。ボクなら迷っているランダルに力を貸せると思ったんです。だが、私とランダルが会うのは学校だけだ。卒業したカレが私を、かつては重要な存在だったと覚えてくれていれば嬉しいが。だがあなたは父親。永遠に側に居られる」とローレンス。
「だが私には黒人の生き方を教えられない」と言うジャックにローレンスは、1冊の詩集を渡す。
それは、ラングストン・ヒューズの「物憂いブルース」と言う詩集だった。
「ランダルはカレの作品が大好きです」と言って。

ジャックパパとランダル

「ローレンス先生はクールだな。お前が好きな気持ちが分かったよ。先生からこの詩集をもらった。パパも読んでみるよ」とジャックは詩集を見せると、「ボクはこの詩が好きなんだ」と言うと・・

俺だってアメリカを謳う
俺の肌は黒い
お客が来るとキッチンで食事させられる
でも俺は笑い、よく食べ、強くなる
明日俺は食卓につく。
お客が来てもキッチンで食べろと誰にも言わせない
彼らは俺の美しさに気づいて恥じ入るだろう
俺だってアメリカだ

諳んじ、「パパ、一緒に読もう」と言うのだった。

現在:ランダル

マリクに娘がいることが原因で、ランダルとベスから交際を禁止されたデジャだったが、マリクとの関係は続いていた。

デジャとマリク

ある日のこと。
通学中のバスの中でマリクはデジャが”ほんとうのフィラデルフィア”を知らないと知り、「オレのフィラデルフィアを見せたい。学校サボって行こう」と言い出す。
デジャは躊躇するが、結局マリクとデートすることに。

幼い時、母親、曾祖母とフィラデルフィアに来たことがあるデジャだが、記憶にあるのはクルマから見た川辺のクリスマス風の風景だけだった。

■マリクのフィラデルフィアツアー

最初にマリクが連れて行ったのは、「マックスの店」。
「フィラデルフィアの住人ならマックスの店のチーズステーキサンドを知らなきゃ」とマリク。
マリクがその店に入ると、店員も客も皆、「久しぶりだな」とマリクに声をかける。
そして、オーダーした”ヴァージル”と言うサンドは、マリクの祖父の名前が由来だと言う。
「みんなあなたに笑顔で挨拶するのね、ほんとに街中が知り合いでびっくりする。私は引っ越しばかりで、街に知り合いなんていなかった」とデジャ。
するとマリクはマックスの店の店員や客に、「デジャだ」と紹介。デジャは皆から、「ハイ、デジャ!」と挨拶を受ける。

マリクは街中の壁画、マジックガーデン、そして「Rita’s」のスイーツ店とカレの大好きなフィラデルフィアを案内。そして、祖父母が生きていた時は彼らの裏庭だったと言う公園へデジャを案内する。

芝生で寝転ぶふたり。
マリクはそっとデジャの手を握るが、突然、「もう帰りたい」と立ち上がったデジャ。
「何もしないよ、ごめん」と謝るにマリクに、「はじめて人を好きになったの。だから不安なの。それに私のママが付き合った男は嘘つきばかりだった。私が知ってる男で嘘をつかないのは、ふたりだけ。あなたは経験がある。彼女がいて子どももいる。信じていいのか不安なの。キレイだってからかわれるのも学校をサボることも怖すぎる。私には人生のプランがある。だから学校へ行きたい」とデジャ。
「からかってない。ジャネルの母親がはじめての彼女だ。キミが疑うのもわかる。オレをそう見る人も多い。父さんに妊娠を告げた時の顔は忘れないよ、本当に失望させたんだ。キミが好きだ。それが本心だ。キレイだって気持ちも本当だ。もうひとつだけ見せたい所がある」とマリク。
デジャは手を差しだし、「連れて行って」と言う。

夜景が広がるその光景を見た瞬間、デジャは母と祖母とクルマから見た景色を思い出した
何も言わないデジャにマリクは、「オレ、また失敗した?」と言うが、デジャは、首を振るとキスをする。

マリクが見せた景色は幼い頃、母と曾祖母と見た景色だったのだ
親の想い

学校をサボったことはすぐに親の耳に入った。
ランダルは、マリクとの交際は禁止したのに会っていたことを厳しく注意するが、デジャは、「同じ学校だから会うこともある」と口答えし、ふたりを怒らせてしまう。

話し合いが必要だと考えたランダルとベスは、マリク家族を食事会に招待する。
ベスは、「相手を知るための食事会よ、オープンマインドが大切」と冷静さを見せるが、ランダルは、「年が違い過ぎるしデジャはウソをついた。付き合いには賛成できない」と別れさせる気満々。

一方、ピアソン家に向かう道中、マリクの母ケリーは、デジャを不良娘だと決めつけ、交際に反対するが、父ダーネルは、「学校をサボったのは初めての事だ。騒ぐようなことじゃない」とケリーをなだめる。

散々なディナー

大ごとになってしまったことに気後れするデジャは、「私に怒ってもマリクに当たらないで」と言うが、「怒ってない、失望してるんだ」と手厳しいランダル。

ベスは明るくホッジス一家を迎えるが、マリクは娘ジャネルも連れて来ていた。

当然のことだが言葉を失うランダルとベス

それでもベスはケリーに、「家を案内するわ」とオープンマインドを実行、ダーネルも「料理を手伝う」とランダルに声をかける。

■ランダルとダーネル

一緒にキッチンに立ったランダルとダーネル。
料理を手伝うダーネルの腕にタトゥーがあるのを見て、目を見張るランダル。

ランダルは学校をサボった件について、校長と話し合い、今回は居残り1回で済んだが、こんなことに娘を巻き込まれては困ると言うが、「息子はズル休みがクールだと思ったんだ。だがもうしないと約束した。約束は守る子だ。マリクはデジャは特別だと言ってる」とダーネル。
ランダルは娘を認められ、気持ちが少し動く。

■ベスとケリー

一方ケリーは、「デジャを養子にして何年?」とズバッと切り込む。
「2年よ。正式に養子になったの1年だけどウチの娘よ」と言うベスにケリーは容赦なく、「彼女にはそれまでの人生もある。ドラッグ漬けの母親にクルマ生活、重荷でしょ」と指摘する。
イラッと来たベスは、「彼女は苦労して来た。だけどあなたの息子も子どもを育てる」と言ってしまう。

■形勢逆転

ケリーとのやりとりでベスは、「ケリーにはガマンならない。デジャを悪く言う女にオープンマインドはない。ふたりを別れさせる」と言い出す。
すっかり形勢逆転してしまったふたり。

■ギクシャク

食事が始まっても、ギクシャクしたままの両家族。
とうとうジャネルが泣き出し、マリクはジャネルを抱いて外へ行くことに。
とうとう堪忍袋の緒が切れたベスは、子どもたちに2階に上がらせると、「本音で話しましょう」と言い出す。

「ふたりの交際には反対する」と言うベスに、「それには同意するわ。言いたいことがあるならハッキリ言って」とケリー。
挑発され、「マリクには子どもがいる。予期せぬ妊娠は誰も望まない」と言ってしまうベス。
ケリーは、「問題はデジャの素行でしょ」と言い返し、一触即発に。

それぞれの夫がなだめ、最悪の事態は免れたかと思ったが、「デジャを困難から救ったのは私たちだ。だからこの交際でデジャが引き戻されないか心配してる」とランダルが言った途端、「貧しい暮らしに引き戻されるって言いたいのか?あなたはさっき私のタトゥーを見てたな。これはリアルに過酷な人生を生きてきた証だが過去のこと。オレを見る時、過去の過ちを見るか、他の部分を見るか選ぶのはあんただ。息子に対しても同じだ。子持ちの男子生徒と見るのか、成績優秀な生徒と見るのか。優しい子なんだ。息子を見下すな!」と怒りをぶつける。

その時、「ウソついてごめんなさい。サボったことも失望させたことも後悔してる。でもカレを好きなことは謝りません。昨日は最高の1日だったから」とデジャは自分の気持ちを伝えた。

わかり合う

ピアソン家としてのデジャの罰は、「1週間の外出禁止」に。
そして親の監視付と言う条件でマリクと会うことを認めることに。
「マリクはどんな子なの?」と聞かれたデジャは、「カレといると自分で居られる」と言うのだった。

 

感想

シーズン4は「This is us」の波に乗りきれず、全然視聴が進まないですぅ
前回から1ヶ月を経過で7話を見ました。

今回はシンプルに、中学生のランダルと現在のランダルの話しが中心でした。

やっぱりさ、もう子どもの頃のエピソード、私はあまり興味がないです。
ジャックパパの最期も、ジャックパパがベトナム戦争で何があったのかも、ニック叔父との関係も分かってしまった今、過去エピソードに魅力を感じないんだなー。
むしろ今、必死で生きてる彼らをもっとクローズアップして欲しい。

ところで、「Max’s Steaks」のお店は実際にフィラデルフィアにあるお店なんですね~
Googleマップにも載っていたし、トリップアドバイザーでも4.0がついてるフィラデルフィアの人気店のようです。
他にも「Rita’s 」のスイーツ店も今は閉店したようですが、最近まで会ったみたいだし、デジャが思い出した川沿いの夜景も、実際にある場所です。
フィラデルフィアに行くことがあれば、食べてみたいな、チーズステーキサンド。恐ろしいカロリーだろうけど(笑)

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