ベター・コール・ソウル 4 #9 おさらば(相関図あり)

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#8 おさらば Wiedersehen あらすじ

いよいよジミーの弁護士復帰への公聴会が開かれることに。
ナチョはラロ・サラマンカに振り回される。
マイクはヴェルーナの悩みに寄り添うが・・・。

 

相関図

まとめ

キム

テキサス州ラボック市役所、建築安全課に松葉杖をついてやって来たキムは、提出し認可されたメサ・ヴェルデ支店の建築計画書が旧版でないことを確認したいと申し出る。
担当のシャーリーは、「確認だけなら」と言い、ふたりで計画書を確認。問題がないことがわかり安堵するキム。

そこへシングルマザーのキムを支えていると言う兄ビル(ジミー)がやって来た。
ビルは8ヶ月の赤ん坊をクルマに放置したままやってきたらしい。

兄ビルを責め、慌てて駐車場に向かうリジー(キム)。
そこでジミーは大切な計画書の上に漏れているミルクの袋を置いた。

リジー(キム)が戻ってきた時、計画書はミルクで無茶苦茶になっていた。
パニックを起こすリジーに、「同じ計画書だから差し替えましょう」と言い出すシャーリー。
するとリジー(キム)はさっきとは違う計画書を出して差し替えた。しかしそれに気づかないシャーリーは、その計画書に公認ハンコを押すー。

絶対変更できない建築計画をキムはこの方法で、見事に変更。ケヴィンの希望を通した

 

ナチョとラロ

ヘクター・サラマンカの現在

伯父ヘクターに会いたいと言うラロを介護施設へと連れてきたナチョ。
ヘクターは退院後、介護施設にいるのだ。
車いすで、話せないヘクターとのコミュニケーションは右手の人差し指の動きだけだが、脳には障害がなかった。
ラロは思い出話をしながら、その時の思い出の品だと”呼びベル”を車いすに取り付ける。

その後、ラロはナチョを退席させると、ふたりでなにやら密談する。
どうやら話は、チリ人(ガス・フリング)のことらしいが、気が気ではないナチョ。

ガス・フリングとの対面

その後ナチョはラロのリクエストで、”ロス・ポジョス・エルマノス”チキン店へ。
オーナーと話したいと言うラロと、事務所で向き合うガス・フリング。

ラロはサラマンカ一族を代表して、ガスがヘクターの命を救ってくれたことに感謝を述べ、「伯父との過去を考えると、あんたの行動は和解の意思表示と理解してる。ドン・エラディオは食わせ者だ。ヤツは俺たちを争わせようとしてる」と言い出す。
ガス・フリングは、「争いにはならない。私は現状に満足してる」と言うが、ラロは、「誰がエラディオに歯向かう?また話をしよう」と言うと帰って行った。

次にラロが向かったのは、明日ブツの引き渡しがあるロス・ポジョスの工場だったー。

 

マイク

マイクとヴェルーナ

最後の発破実施のときが来た。地上ではトレーラーでタイラスが待機する中、回路に問題が起きてしまう。

ヴェルーナは発破回路をチェックするため、再び地下へと降りるが、突然パニック発作に襲われる。
それでも何とか自分を奮い立たせ、導線をつなぎ直すと、何事もなかったように皆の元へ戻った。
発破は見事成功、作業員たちは大喜びだが、ヴェルーナは明らかに元気がない。

「何があるんだ?話してくれ」と言うマイクに躊躇しながらもヴェルーナは、「妻に会いに帰りたい。4日の休みが欲しい」と言い出す。
しかしそれを許すわけにはいかないマイクは、「だったら集中して最後まで仕事をしてくれ。終われば大金が入る。電話の回数を増やそう。踏ん張れ」とヴェルーナを励ます。

その後ヴェルーナが妻と1時間半の電話をするー。

脱走

翌朝、監視室で映像にドッド落ちがあることに気づいたマイクは、警備員と共にドイツ人の居住区へ。
作業員たちは眠っていたが、ヴェルーナの部屋はもぬけの殻で、手紙が置いてあった。

ヴェルーナはポインターを使って監視カメラの映像を乱して脱走したのだったー。

 

ジミー

復職公聴会

弁護士会復職公聴会に出るジミー。
委員からいくつかの質問を受け、答えるジミー。
委員から、「あなたにとって法とはなんですか?」との質問され、「法は我々が頼れる最も正義に近いもの。依頼人を弁護して彼らのために闘うことは人生最良の行いだが、この1年、それができずツラかった」とジミー。

卒なく公聴会を終えたハズだった・・・しかし結果は「却下」。
それを知ったジミーは理由を教えてくれと委員長に食い下がるが、「あなたが不誠実だと言う意見があった」と言う。

キムはジミーの弁護士復帰を祝うプレゼントを用意して連絡を待っていたが、ジミーからの連絡は、却下。
急遽キムの事務所の屋上で会うが、やって来たジミーは完全に冷静さを欠いていた。
キムは、「抗議しよう」と言うが、「どうせオレをクズでバカな滑りのジミーだと思ってるんだ」と八つ当たりしはじめるジミー。
キムは、チャックに言及しなかったことが不誠実に見えた原因だと指摘するが、ジミーは、「言う必要ないだろ。復職の聴聞会で死んだ兄貴の話しがナゼいるんだ?」と言い、キムに八つ当たりを続けるー。
とうとうキムも、「出会った時から私はずっとあなたの味方だった。尻拭いもしたしあなたのために仕事を放りだしたこともある。聴聞会では代理人もしたし必要とされるたびに何度も支えた。それなのに、共同オフィスを持たないからって私を疑うの?」と怒りをぶちまけるが、ジミーは、「同棲相手でも仕事の相棒はイヤだってことだろ」と言い出し、とうとうキムは、「二度と助けない」と言ってしまう。

別れ

夜、荷造りのために戻ってきたジミーは、「オレがぶち壊した」と言うが、キムは、「弁護士でいたいと思うなら、そこがスタートよ」と言うのだったー。

 

感想

原題はドイツ語の「さようなら(ヴィーダーセーエン)」。
ヴェルーナは追い込まれてたんだろうけれど、やっちゃマズイことをやりましたよね
ガス・フリングからのマイクの信頼も失う結果になったし。
情けをかけたのに裏切られると痛いですよね、マジ。

それで言うと、ジミーはナゼか不誠実に見えてしまうのよね
本当を話してるのに、饒舌だからかな。
委員のメグ?が最後にした、「あなたの考え方に影響を与えたのは?」って質問。これに兄チャックと答えればよかったような気が・・・。
チャックとの確執を知ってる側からすれば、チャックの名前を出したくもないジミーの気持ちはとってもわかるのだけど、ここは出しておくべきだったのかもね。戦術としてね。
でも可哀想過ぎない?また1年後ってあまりにもあまり・・・。
それから#7で、キムがやり直そうと言ったのは、事務所のことではなく、ふたりの関係だったようで早とちりでした。

 

コメント

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