ベター・コール・ソウル 2 #10 引き金 (シーズン最終話・相関図あり)

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海外ドラマベター・コール・ソウル

シーズン2の最終話です。
個人的にはチャックの本性見たり!って気持ちです

#10 引き金 Klick あらすじ(シーズン最終話)

ジミーはチャックを放っておけず、店に飛び込み、救急搬送するが・・。
一方ヘクター・サラマンカらを見張るマイクは、冷凍トラックの運転手が縛り上げられヘクターアジトに連れ込まれるのを見て、ある作戦を決行するー。

 

相関図

まとめ

過去:ジミーとチャックの母の最期

危篤状態が3日続いてる母親を見守るふたり。
ジミーは、「母さんの誕生日パーティーのこと、覚えてるか?」と思い出話をはじめるが、チャックの記憶はジミーが迷惑をかけたことばかり。気まずくなったジミーは、「何かチャックの好きなものを買ってくる」と病室を出る。チャックは母を思い咽び泣くが、その時、意識のなかった母親が目を覚ました。
チャックは母の手を握り、「母さん、チャックだよ」と呼びかけるが、母親は、「ジミー、ジミー、ジミー」と言ったのが最期、亡くなってしまった。

戻ったジミーは母親が亡くなっているのに驚き、「母さんは目を覚ました?最期に何か言ったか?」と訊ねるが、チャックは、「何も」と答えるのだった。

 

倒れたチャック

放っておけず・・・

コピー店の外でチャックの様子を見ていたジミーはたまらず店内に走り込むと、「911に電話してくれ」とランスに頼み、店の電気を消し、すべてのコピー機の電源を抜くと、「チャック、大丈夫か?病院に連れて行くからな!」と声をかけるー。

病院で

救急搬送されたチャックはすぐに処置されるが、「明かりを消してくれ。心電図はダメだ。電磁波過敏症なんだ、CTは止めてくれ」と騒ぎ立てる。

以前、チャックを診察してくれたクルス医師が再び担当してくれることに。
ジミーはすぐに連れて帰りたいと言うが、クルス医師は、「失神し、倒れた原因を検査する必要がある。なのにチャックは検査を拒んでる。前回から何も改善されてない」と言う。
そこでジミーは、自分が暫定的緊急後見人になり検査に同意する方法を使うことに。

【暫定的緊急後見人とは】意識不明や理解不十分な状況にある場合、一時的に後見人がその権利を持つこと

病室には両手足を拘束され、首にカラーを付けられたチャックが。
ジミーは気遣うが、「エスネストをすぐに呼んでくれ」とチャック。
チャックは、自分が倒れて意識を失っていた時間が約1分、救急車が到着するまでが10分だったとエルネストに確認すると、「たった12分足らずでお前がコピー店に来られるハズがない。来られた理由は近くにいたからだ。店員を買収しただろ?私を笑い者にしたいのかっ」とジミーを糾弾しはじめる。

その時、「ボクが電話したんです。あなたのことが心配でジミーに電話をして呼んだんです」とエルネスト。
それを聞いたチャックは、「2人とも出て行け!」と。
ジミーは、「これからすることを謝っておくよ。チャックのためにやる」と言って病室を出ようとするが、チャックは、「暫定的緊急後見人か?これで私を好きにできるな」と悪態をつく。

自分を庇ってくれたエルネストに理由を聞くジミー。
エスネストは、「なんでかな?思わず口に出たんだ。最近のマッギルさんはキミを本気でやっつけようと躍起なってる。キミは友だちだ」と言う。ジミーは礼を言い、「ゆっくり休んでくれ」と言うのだった。

命がけの検査

「CT検査に同意していない。違法行為だ」などと言い続け、協力する姿勢など微塵もないチャック。しかし暫定的緊急後見人のジミーの許可でCT検査は行われた。

CT検査が終わるのを待つジミーの元に、心配して駆けつけたキム。
「検査が長すぎる。検査せずにチャックを家に帰すべきだったかも」と後悔するジミーにキムは、これは正しい選択だと励ます。
その時TVから、”信頼できる弁護士ジミー・マッギル”のCMが流れた。それを見たキムは、「よくできる」と笑顔を見せるが、ジミーはなんだかフクザツだ。

ジミーのCMに出演したのは、全員過去のクライアントたち。
これまでのエピソードでニューメキシコ大学映画科の学生と撮影していたのは、このCMだった。

検査の結果、脳、脊椎に問題はなく、意識喪失はパニック発作と判断され、首のコルセットも外せることに。
しかし病室に戻ったチャックは、無反応になっていた。
クルス医師は、「この状態を自己誘発していると思う。時間が経てば普段どおりになると思う」と言う。

チャックは20時間無反応だったのち、意識を取り戻した。
ジミーは献身的に尽くし、「次は精神科病院に入れるのか?」と言うチャックに、「家に帰ろう」と言う。

自宅

ジミーに付き添われ帰宅したチャックは、「もう大丈夫だ。ひとりになりたいから帰って欲しい」と言い出す。
ジミーは誰かが側にいるべき。エルネストを呼ぶならと言う条件付きで帰ることに。

しばらくしてチャックはサバイバルシートを頭から被ると、外に出て納屋へ移動。
何やら電化製品の入ってる箱から、あるものを取り出す。

 

マイク

尾行

ヘクター・サラマンカの手下ナチョとアルトゥーロは冷凍トラック「アイスクリームのプレゼント(Regalo Helado)」の運転手を縛り上げるとクルマでアジトへと連れ込んだ。
マイクは彼らを尾行していたが、敷地に入られ、手出しできない。

作戦

マイクは銃密売の男からライフル銃を購入すると、ヘクター・サラマンカのアジトが狙える高台へ。
ライフルスコープで偵察すると、手下のアルトゥーロが穴を掘っている様子。

程なくして小屋からナチョ、双子(マルコ、レオネル)、そしてヘクターが縛り上げた運転手を連れて出てきた。
マイクはヘクターに照準を合わせるが、ナチョが重なってヘクターだけを狙えない。

マイクが手をこまねいている間に、双子によって運転手は撃たれ、穴に埋められてしまった。

マイクは尚をヘクター狙撃の瞬間を狙うが、どこからかクルマのクラクションの音が・・・。
クラクションが鳴り続けているクルマはマイクのクルマだった。
小枝を使ってクラクションが鳴り続けるよう細工がされ、フロントガラスには、「Don’t」のメモが。
だが辺りには誰もいなかったー。

 

罪悪感と真実

事務所がオープン。CM効果があったのか、高齢者の客がたくさんやってきて、てんてこ舞いのジミー。
そこへハワードから電話がかかった。

ハワードの電話でジミーは急いでチャック宅へ駆けつけるが、チャックは、「今は忙しい。出直してくれ」とドアを開けようとしない。(チャックは自宅のカギを交換、ジミーを自由に入れなくした
ジミーは諦めずドアを叩き続け、やっとドアを開けたチャック。しかし家の中は一転、部屋の壁にはサバイバルシートが張り巡らされていた。
チャックは、「壁は石膏ボードと漆喰だ。電磁波を通すからサバイバルシートで遮断してる」と説明するが、やはりその状況は異様にしか見えない。

ジミーは、「少し休んで話をしよう」と言うが、「私はイカれてない」とチャック。
「HHMを辞めたってほんとうなのか?」と訊ねるジミーにチャックは、「引退したんだ。弁護士も辞める」と言う。「悪いジョークか?弁護士は生きがいだろ?」と話しているうちにジミーは、この引退はメサ・ヴェルデが関係しているのでは?と気づく。

やはり引退を決めた理由は、メサ・ヴェルデの申請書類にミスをしたことだった。
チャックは、「私のミスでクライアントが不利益を被った。完全なヘマだ。それなのにオレはお前を疑い責めた。電磁波のせいだ。電磁波が私を疲弊させて能力を奪い取る。頭脳や精神までな。私はもうポンコツだ。私のせいで人が傷つく。潮時だよ」とー。
チャックの気持ちを聞くジミーはフクザツだった。

そして、たまらず言ってしまうー、「ミスしてないと言ったら?」と。
チャックは、「私を慰めようとして適当なことを言うな」と言うが、ジミーは、「チャックをハメた。オレが番地をいじった。チャックは凄いよ、すべて兄さんが言ったとおりだ。推理は完璧だった。店員に賄賂まで渡したってディテールまで。だから安心して。まともだよ」と言ってしまう。
それを聞きチャックは、「ほんとうなのか?それとも私を元気づけるためのウソか?」と訊ねるが、「ほんとうだ」とジミー。
チャックは、「私に恥をかかせるためか?」と聞くが、「キムのためだ。メサ・ヴェルデは彼女が獲得したクライアントだ。チャックのでもHHMのでもない。キムを助けたかったんだ。だけどチャックがここまで苦しむとは思わなかった。甘かったよ。ハワードに辞任も引退もしないって言うよ、壁のシートも剥がそう」とジミー。
電話をするため外に出ようとするジミーにチャックは、「重罪を告白したんと分かってるのか?」と問うが、「あぁ。気分は晴れただろ?だけどどのみち証拠はない」とジミー。
しかしチャックはこの会話のすべてを録音していたのだった。

チャックが物置から探し出した電化製品は、カセットデッキだった

 

感想

今、最終話を見終わったんですけど、誰かにこの気持を言わなきゃ気が治まらない!
チャックって最低やで!
どんだけ自己愛の塊やねん。
芝居を売ってジミーをハメるまでしなきゃいけないこと?
芝居中に、「私のせいで人が傷つく」ってチャックは言ったけど、どれだけ弟を傷つけてると思ってるんの?ほんとムカつくわっ。
大切な兄だろうし、家族なのはわかるけど、ジミーはチャックから離れるべきだね。お互いのためにならへん。
そしてこれをチャックが告発でもしたら・・・キムとジミーは終わりかな。
と言うか、キムも窮地に追い込まれるよね。マズイ展開だ。

今回の邦題は「引き金」。そして原題は「Klick」。キロメートルのこと、つまり距離ですよね。
ジミーとチャックとの距離、マイクがライフルスコープで照準を合わせたことなどを意味してるのかな?

これでシーズン2は終了。
まだまだ途中なので、シーズン3はどの方向へ行くのかな?
まだ、ジミーであってソウル・グッドマンでもないですもんね。

では~

 

 

 

 

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