THIS IS US シーズン3 #7 隠しごと

今回は過去のエピソードがメインです

#7 隠しごと　Sometimes あらすじ

【過去】
レベッカは知り合ったばかりのジャックを誘いロサンゼルスへ向かう。それは3900キロの長旅だった。
その間、ふたりの距離が縮まるが、逆にジャックにベトナムの経験が暗い影を落としていることがハッキリする。

一方ケヴィンはゾーイとベトナムに到着する。

まとめ

過去：ジャックのベトナム戦争のエピソード

ニックの状態

ジャックを見たニックは、驚いた表情を見せ、「ほんとうに兄さんか？」と笑顔を見せるが、抱きしめようとしたジャックを突き放し、「触るな、見るな！」とニック。
精神的にかなり参ってる様を見てジャックは、「ここから連れ出す」と約束するが・・・。

交渉

ニックの上司、ドーソン少佐に、「弟を鍛え直す。我が隊へ入れたい」と申し出るジャック。
しかし、「何ヶ月も鍛え直してきたがヤツはずっと反抗的だ。だから懲罰を与えてる」と少佐。
ジャックはニックが如何に心優しい人物であるかを子どもの頃のエピソードを混ぜて話し、「弟は戦場には不向きです。戦争に潰される前に救いたい」と願い出るが、「兄弟を同じ隊にはしない規則だ」と許可しなかった。

帰路

徒歩でチャクック川の隊まで戻り始めたジャックは、途中の村でバイクに乗せて欲しいとバオと名乗る青年に頼む。

仕方なくジャックを後ろに乗せ、バイクで走り出したバオだが、途中の集落で止まる。
どうやら用事を済ませているようだ。
それをチラッと確認したジャックは、【手製の小型地雷】を作っているのが彼らだと気づいてしまう。

その後バオは部隊の近くまでジャックを送ると、ここから降りて歩けと言い出す。
「お前は良いヤツか悪いヤツかどっちだ？ベトコンか？」と問うジャックに、「時々」と答えたバオは去って行った。

ニック

しかし数日後、ドーソン少佐はジャックが駐留する村までヘリでやって来て、「2週間預ける」とニックを置いて帰る。
しかしニックは、「余計なことしやがって！」と悪態をつくのだった。

過去：ジャックとレベッカ

LAを目指して

出会って1週間。
レベッカの、「LAまでドライブしない？」と言う一言で、ふたりはピッツバーグから3900キロ離れたLAまでドライブ旅行することに。

レベッカは友だちのニコール宅に滞在し、レーベルの担当者と会う予定だと言い、「ジャックはどうするの？」と尋ねた。
ジャックは、「知人に会う」と言う。

近くなる距離

LAまでの旅でジャックとレベッカは関係を深める。
しかしある夜、悪夢にうなされるジャックに気づいたレベッカ。
「時々悪夢を見るの？それって・・・」レベッカが尋ねようとするのを、「その話しはしたくないんだ」と制するジャック。

無事LAに到着したふたりはレベッカの友だちニコール宅にお世話になることに。

友だちからジャックとの関係について聞かれたレベッカは、「まだ付き合いはじめたばかりなの。だけどカレのこと、出会った時よりわからなくなってる。カレはベトナム帰りで、明らかに問題を抱えているのに何も話してくれない。私は分かち合いたいのに」と言うが、シャンパンの栓を抜く音にも驚くジャックを見て、不安を感じる。

その夜ジャックは、「ベトナムの話しはできないんだ。そこで何をして何を見たかは言いたくない。キミとの時間にベトナムのことを入れたくない」と言う。
「わかった」とレベッカは言うしかなかった。

夢

翌朝、レベッカはレーベル担当者と会うが、「ピッツバーグでは通用する」と言う評価を受けてしまう。

一方のジャックは、スクワレルのご両親宅を訪ねていた。
「カレの死は私の責任です。あの夜、私は警戒を怠った」
そう謝罪するジャックにスクワレルの両親は、キミのせいではないと肩を抱く。

迎えに行ったジャックにレベッカは、「ピッツバーグでは通用するって。褒め言葉だと思うことにする」と真実を話した。
ジャツクは、歌って欲しいと言う。
そしてジャックはレベッカの歌声に涙する。
レベッカは、「帰りましょう」と言うのだったー。

現在

ケヴィン

ゾーイの過去

ベトナムに着いたケヴィンは、Facebookに写真投稿しようとするが、「私をタグ付けしないで」とゾーイ。
その理由を聞くと、「中国に住んでる父に会いに来られたくないの」と言う。
しかしケヴィンが尋ねても、ゾーイはそれ以上のことを話そうとしない。

手がかりを失う

屋台での食事中、旅行者がケヴィンと同じペンダントをつけているのに気づいたケヴィン。
旅行者は、「入口のお土産屋で買った」と言うのでケヴィンがお店に行くと、同じペンダントがたくさん売られていた。
ケヴィンは、そのペンダントが【特別なペンダント】ではないことを知ってしまう。

秘密

翌朝、食あたりで体調を崩したゾーイ。
ケヴィンはゾーイを労り、「父さんは28才までの過去を母に隠してた。それでもふたりは上手くいってたけど、オレはそうしたくない。全部知りたい。でも、ムリならそれでいい。すべてを打ち明けてくれなくてもオレはキミに恋してる」と気持ちを伝える。
「父親に性的虐待を受けてた。父は私に連絡を取って謝りたいって言うけど私は興味ない。前に進みたい」とゾーイ。

感想

今回は、ジャックのベトナム戦争の話し、レベッカとの関係が中心でしたね。

これまで見てきたシーズン1，2ともにジャックがベトナム戦争でかなりツラい経験をしていることは知ってたけど、シーズン3ではそれは明らかになるのかな？
戦争による心の深い傷のエピソードは、正直ツラくなりますね。
やっぱり戦争なんて絶対しちゃイケナイ。どうして政治家はしようとするんだろ。