もう出演はないと思ってたランダルの実父ウィリアムが登場します!
#2 フィラデルフィア物語 A Philadelphia Story あらすじ
ケヴィンのプレミアムの日になった。
家族でケヴィンを祝うために集まるが、レベッカはケイトが体外受精を受けると聞き、大反対する。
【過去】ジャックを突然失ったレベッカの喪失感と子どもたちとのすれ違い
まとめ
ランダル
養子となったデジャは、テス、アニーと同じ学校へ通いはじめるが、「この学校には白人しかいない。前の学校が懐かしい」と言う。
ランダルはデジャを父の町、フィラデルフィアの娯楽センターへ連れて行く。
娯楽センター
●チーチーはナイジェリア出身、父ウィリアムの友だち。スカイはチーチーの娘。
ランダルはデジャをフィラデルフィアの娯楽センターへと連れて行き、スカイを紹介する。
デジャとスカイはすぐに仲良くなる。
しかしランダルは、娯楽センターに早急に修繕が必要な箇所がいくつもあることに気づき、「ナゼ市役所に修繕を頼まないの?」と聞く。
チーチーは、「何度も連絡してるけど、なしのつぶて。でもあなたが交渉できるって思うなら、ブラウン市議に会いに行ったら?」と言う。
交渉
ランダルは市役所に連絡し、ブラウン市議が理髪店へいると聞くと、出向き、娯楽センターの修繕を頼む。
市議は、娯楽センターが必要な時代は終わったと言わんばかりの発言をするが、なんとか修繕の約束を取り付けたランダル。
ランダルがここまで娯楽センターにこだわるのは、父ウィリアムが、身よりのない者にとって”コミュニテイ”は大切で価値があると言っていたからだった。
ちぐはぐ
しかしどれだけ待っても作業員はやって来ない。
ランダルは自ら電球を1つ替えた。
「電球を変えたよ」と言うランダルにチーチーは、「あと8千個は直さないとね」と言う。
ランダルは、これからも議員に働きかけと言うが、「あなたを見ているとウィリアムを感じてうれしくなる。ウィリアムは私たちにとって家族だったから。でもあなたは仲間じゃない。あなたは娘さんを遊ばせるために連れて来たけど、あなたは座って仲間と知り合おうともせず、ここの問題点を見つけて改善しようとした。私たちは問題じゃないわ」とチーチー。
ランダルは言葉を失ってしまうー。
「人とどう関わるかは複雑で難しい。ボクはいつも失敗してしまう」ランダルはベスに言うのだった。
ケヴィン
ゾーイとはカジュアルな関係が続いていた。
ケヴィンは、「明日、プレミアム試写会に来て欲しい」とゾーイを誘うが、「カジュアルな付き合いがいいの。シリアスなのは苦手なの」と断られてしまう。
ケヴィンは、「ボクもカジュアルな付き合いが良いと思ってた」とゾーイに合わせ、仕事でカナダへ行くゾーイを空港まで送ると言うが、それさえも断られてしまい、フクザツ気持ちになる。
ケイトとトビー
体外受精に向けて進み始めたケイトとトビー。
ケイトにはホルモン注射の影響が出始め、抗うつ剤をやめたトビーも貧乏ゆすりが止まらなくなっていた。
ケイトは、「ママには体外受精の話しはしたくない」と言う。
レベッカの大反対
しかし注射器が見つかり、レベッカに体外受精のことを知られてしまう。
ケヴィンのプレミアムへ向かうためにクルマで移動する4人だが、クルマの中は異様な雰囲気だった。
「言いたいことがあるなら言って!」とケイトが言うと、レベッカは堰を切ったように、【リスクは考えたのか?】【採卵のオペは肥満の女性には危険すぎる】など次々と反対意見を言い出す。
ケヴィン宅についても言い争いは続くー。
レベッカはネット情報まで使い、「なぜリスクを負うの?方法なら他にもある」と説得するが、「私がそうしたいの。トビーに似た赤ちゃんが欲しい。それに家族の中でパパの要素を残せるのは私だけだから。この20年、ママは私の体重については触れないようにしてきたのに、今になってそれを理由に私の夢にケチをつけるの?」とケイト。
言い合いは平行線だった。
トビーの反乱
その時、「みんな黙ってくれ!」と大声を出したのはトビー。
「これはオレとケイトの問題でお母さんは関係ない。リスクは承知の上だし、上手くいかないかも知れないが、ふたりで決断したことだ。これ以上何も言わないでくれ!」と言うと、「頭を冷やしてくる」と部屋を出て行く。
ケヴィンとケイト
「キズつけてごめん」ケイトは自分の発言について謝るが、ケヴィンは、「父さんはオレの芝居を見たことがない。父さんだけがオレに厳しかった。父さんだけがオレと向き合ってくれた。父さんが期待したようなオレになれるチャンスが欲しかった。その時が来たんだ。オレの価値が試されるときだ」と言う。
母として
ケイトはトビーに電話をするが、電話に出ない。
ケイトは、「注射の時間なの。打たなきゃホルモンサイクルが崩れる!でもトビーが帰って来ない!」とパニック気味に。
すると、「代わりに私が打つわ」とレベッカ。
ケイトはレベッカに頼むことに。
「私はあなたたちを失いたくない。だからあなたが心配なの。あなたが危険な目に遭ったらと思うだけで身がすくむの。あなたも子どもを持てばわかるわ。あなたが太り始めた時、何かするべきだった。だけど私は、”この数ヶ月大変だったから、自分を責めないで”と言って何をしなかったー」
レベッカはケイトにほんとうの気持ちを伝えた。
トビーの異変
プレミアムが始まる直前、やっとトビーが戻って来た。
「怒りで時間を忘れてた。注射はどうした?」とトビー。
ケイトは、レベッカにしてもらったと言い、「あんなに怒ったトビーを初めてみた。最近、なんだかヘンよ」と言うのだがー・・・。
映画「Hill 400」プレミアム
ロン・ハワード監督作品「Hill400」で主演を演じたケヴィンはマスコミのインタビューを受ける。
評判は上々のようだ。
ゾーイはそのニュースをネット配信で見た後、「日曜日帰る。空港に迎えに来て」とメールを送った。
”父の要素を残せるのは私だけ”
ランダルから、「今日は何かあったか?」と聞かれたケヴィンは騒動を掻い摘まんで話し、「ケイトが”父さんの要素を残せるのは私だけ”って言い出したのには本気で腹が立ったよ」と言う。
それを聞いたランダルも、同じ感情を抱くのだったー。
過去
火事でジャックが亡くなった後・・・
仮住まいをしているピアソン家。
レベッカは、珈琲を飲もうとカップを出すが、クセで2つ出してしまい、ジャックがいないことを実感。気持ちが落ちていくー。
しかしうれしいことも。
ランダルがハワード大学に合格したのだ。
心から喜ぶレベッカ。
新居見学で
引っ越しを考えているピアソン家は、新居見学へ行く。
しかしそこで、ケイトがバークリー音楽大学に音源テープを提出していなかったことが発覚。しかもケヴィンは、お酒を飲んでいた。
しかしレベッカはそんなことを気に留める様子も見せず、見学を続けるー。
ランダルは、母親の気持ちが子どもに向いていないことに気づき、「ママはケイトの過食もケヴィンの飲酒も気にしてないように見える」と指摘するが、「気にしてる。私も精一杯やってる。傷ついてるふたりに何ができる?」とレベッカ。
「わからない。だけど何かできる。母さんはウソをついた。パパが亡くなった時、”私たちは大丈夫、約束する”って言ったよね?ウソなの?」とランダルは母を責めてしまうが、「うん、そうね。遅くなるから帰りましょう」とレベッカは言うだけだった。
●ケイトは自信のなさから音源テープをバークリー音楽大に提出せず、自ら進学の道を断っただけでなく、最近はヒドイ過食に陥っている。
レベッカの後悔の真実
「さっきはごめん」と謝るランダルにレベッカは、「謝らないで。でも私も必死なの。あなたたちには悪いと思う、でもムリなの、どうにもできない」と言う。
実は今日見学した家は、火事が起こる数ヶ月前にジャックが見学に誘った家だった。
「今の家より日当たりがいい」と気に入った様子を見せたジャックにレベッカは、「私は今の家が好きなの。引っ越したくない」と言っていたのだ。
その後ジャックは、家の漏電が原因の火事で亡くなったのだった。
(あの時、家を買ってたらどうなってたのか・・・)レベッカは後悔を見せるー。
母の苦しみを知ったランダルは、ハワード大学への進学を辞め、家に残る決意をする。
感想
いつも思うけど、このドラマってホント複雑@
こんなにいろんなものを背負わなくて良いのに・・と思う。
そう思うと私の人生はシンプルだ。複雑な要素がない。
●まさかのウィリアム(ランダルの実父)登場で驚いた。
ウィリアム役はロン・セファス・ジョーンズ。
ジョーンズはたった数分しか出演がなくても、とても印象に残る俳優だと思う。
●相変わらずのランダルの空回り。
なんだろね、とってもいいひとなのに、ランドルはこんな風になるね。
それを支えてるベスがいてくれて良かった。
●ケヴィンもゾーイと本気の恋が始まるのかな?
●毎度毎度のレベッカとケイトのもめごと。
ケイトが自己否定するからなんだけど。
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