⚠ 次回の放送は10/29(日)‼ ※ 10/22(日)は衆議院議員選挙報道のため休み
三兄妹の両親の話(1980年代)と、現在のストーリー(2016年)が上手くシンクロしているので、1話46分の中で何度か時代が変わっても違和感はないし、ストーリーも理解できます。構成が上手いですね~。
今回の過去エピソード:三つ子を連れて退院。子育てが始まったけれど振り回される毎日に、喜びより不安を感じ、不安定になるレベッカ。それを支えようとするジャックの話し。
現在エピソード:ケイトのコンプレックスの話しと、双子ならではの ”ふたりでひとつ” 的感覚の世間の違和感を表現した内容でした。
#3 秘密 あらすじ
パーティーのあと飲み明かした3人。トビーはケイト&ケヴィン宅に泊まった翌朝、ケイトの歌声を聴き、その美声に魅了される。トビーは、素晴らしい歌声だ。自信を持つべきだと言うが、ケイトは子どものころは人前で歌ったこともあったが、大人になってからは肥満を気にして目立つことは避けているという。そこでトビーは、ある計画を実行する。
ケヴィンは、ニューヨークで舞台に挑戦すると決め、気分はもうすっかりニューヨーク。だが、誰かに手伝ってもらわないと引っ越し準備もままならないダメ男っぷりで、出かけているケイトに何度も何度も電話をする始末。
ランダルの家に突然やってきた、母レベッカとミゲル。しかし家には、実父のウィリアムがいる。ウィリアムのことを母レベッカに話していないランダルは焦る。
感想
過去のエピソード
妊娠し、10ヶ月おなかで育てて、赤ちゃんに会いたい気持ちも高まり・・・。そして不安と痛みに耐えて女性は母になります。
でもその瞬間から、今までと全くちがう生活が否応なくスタートするんですよね~。
三つ子の子育て、ひとり息子を亡くした喪失感・・・。レベッカはとうとう心と体が現実についていかなくなります。
亡くなった子どもにつけるはずだった「カイル」と言う名を与えた人種の違う男の子。
カイル(ランダルのことですが)が、少しお乳を飲まないだけで、泣き止まないだけで「カイルが私に懐かないの!」ってなる気持ちは、母になった経験のあるものには理解できる感情です。
ジャックも親として同じく未熟。レベッカを必死に励まして、前に進もうとします。
それは亡くした息子へのフクザツな気持ちの表れだったと思います。
三つ子の健診で訪れた病院で、カタウスキー医師は、彼らの苦悩を感じ取り、的確なアドバイスをし、ジャックに睡眠時間を与えます。
子育て真っ只中の彼らにとって、1番欲しいものは<ゆっくり眠ること>ですもんね!
当初、あまり重要ではない存在だと思っていたカタウスキー医師の存在は大きいですね
今後もカタウスキー先生は登場するのかなぁ?
ジャックが三つ子の健診のために病院にいるとき、レベッカは、退院するときに、自分を見つめる背の高い黒人男性を探しに行きます。
レベッカのカンで、それがカイルの父親だと思ったからです。
カイルを愛するためには、カイルの出生について知りたいと思うのは自然な気持ちです。
カイルの父、ウィリアムから、赤ちゃんは愛し合った結果授かった命であることを聴き、愛した女性に捧げた詩の詩人「ラドリー・ランダル」本を「いつか渡せる時が来たら渡して」と言って預かり帰ります。
その夜、ジャックとレベッカは、死産した息子への罪悪感が消えないこと。それでも忙殺される毎日の中で、その子のことを忘れている時間が増えていることに自己嫌悪を感じるとお互い本音で語り合います。
そして、”カイル”の名前は、亡くなった息子の名前とし、運命で出会うことになった赤ちゃんの名を”ランダル”と名づけて育てることにしたようです
この時は、ジャックとレベッカはとても良い夫婦関係なんですけどね・・・。
現在のエピソード ランダル編
ランダル家を突然訪れた母レベッカとミゲル。
実父ウィリアムと再会したこと、そして今、ここにいることを話せていないランダルは焦ります。
勇気を出してレベッカに告白。レベッカがウィリアムと会わせてくれと言います。
レベッカは、ランダルに、実父についての情報は何も知らせずにここまできたようです。
レベッカは、「私たちが過去に会っていたことが内密に」と口止めし、「ランダルの優しさ、良心に甘えるような権利は、あなたにはない」と言い放ちました。
それはランダルに迷惑をかけるなと言うことですよね。
ウィリアムの検査の結果、やはりステージ4の胃がんでした。
ランダルはフクザツな気持ちが絡み合い、心が乱れます。そのランダルを優しく包む妻ベス
ランダルはベスに話しをしたことで、整理がつき、子どもたちにも実父であると紹介すると言い、自分の母親についてウィリアムに尋ねました。
ランダルは、実父との関係をひとつ変化させました。
現在のエピソード ケヴィン&ケイト編
NYへ行き舞台俳優になると決めたケヴィン。
当然、ケイトも自分と一緒にNYへ行くものだと信じて疑わない状況です。
引越準備も、NYでの準備もすべてケイト任せで何もひとりでできないダメ男っぷり。
ケイトのBFトビーも、ケヴィンにはあきれ顔。そしてそれを許すケイトにも「それはおかしいよ」と忠告しますが、「私たちは双子なの。ふたりでひとりなのよ!」と言う始末です。
しかし、ケイトが歌が上手いことを知ったトビーは、老人ホームでの歌唱披露を計画。
最初は引き気味で歌い出したケイトだったけれど、素晴らしい歌声を披露。拍手喝采を浴びます。
トビーと良い感じに盛り上がったところでケイトに電話が・・・。ケヴィンからでした。
ケイトは電話を受け、すぐにケヴィンの元へ行く行動を見て、もうムリだと言います。
ケイトからトビーとの話しを聴き、ケヴィンは、ケイトの幸せのためにも自分のためにも、ふたりは別々の道を歩むべきだとやっと気づいたようです。
夜中、ケイトに何も言わず、ひとりでNYへ旅立ちました。
そしてケイトも、トビーと恋人同士になりました。
さて~、ケヴィンはひとりでNYでやっていけるんでしょうか?
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