ストレンジャー・シングス2 #9 ゲート(シーズン最終話 / 相関図あり)

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Netflix配信ドラマ「ストレンジャー・シングス シーズン2」の最終話です。
シーズン2は、2017年制作、全9話で、1980年代の架空の町ホーキンスが舞台のSFチックドラマです。
シーズン1、全8話のレビューはコチラ

#9 ゲート  The Gate あらすじ(シーズン最終話)

影のモンスターにウィルの居場所を知られたしまったマイクたち。バイヤーズ家の周囲にデモゴルゴンの気配が・・・そのピンチを救ったのはエルだった。
エルは自分が開けてしまったゲートを閉める覚悟を決める。一方、ウィルの身体から影のモンスターを追い出すための方法を思いついたジョイスは実行する

相関図

まとめ

再会

ウィルの居場所を突き止めた影のモンスターがバイヤーズ家にデモゴルゴンを送ったが、それを阻止したのはエルだった。マイクとエルは再会を果たす。

マイクはホッパーが、エルを匿っていたことや、353日、毎晩話しかけていることを知ってて、連絡を取るなと止めていたことを知り、ホッパーに怒りをぶつけるが、ホッパーはただ、マイクの気持ちを受け止め、抱きしめる。

エルはダスティン、ルーカスともハグ。再会をよろこぶが、「はじめまして」と挨拶するマックスのことは無視する。ジョイスと再会をよろこんだエルはウィルと会い、自分が開けたゲートを閉める覚悟を決める。

エルがマックスを無視したのは、以前、体育館でマイクと笑い合っているところを見たからでしょう。
いわゆる嫉妬かな。

ゲートを閉めるために

エルがゲートを閉めると聞きホッパーは、「以前よりかなり大きくなっているし、デモゴルゴンの数も増えている」と簡単ではないと言うが、「できる」とエル。だがマイクは、「脳である影のモンスターが死んだら身体も死ぬ。エルがゲートを閉めてマインド・フレイヤーの軍団が死ねば、軍団の一員のウィルも死んでしまう」と言い出す。

するとモンスターが低温を好むことを思い出したジョイスは、「ウィルの身体から黒い影を追い出すには、ウィルを温めるのよ」と言い出す。

ウィルからモンスターを追い出す

ホッパーはエルと暮らしていた小屋を使うよう言い、「モンスターを追い出したら知らせろ」と無線を渡す。
小屋についた3人は、ウィルをベッドに縄で拘束すると、薪ストーブを焚き、2台の電気ストーブをつけてウィルを温めはじめる。

あまりの暑さにウィルは、「痛い、痛いよ、放して」と叫びはじめるが、更に火を強めるジョイス。
ジョナサンは苦しみ続けるウィルを見ていられず、縄を解こうとするが、それを止めるジョイス。その時、「見て!ウィルの首が!」とナンシー。ウィルの首~顔に黒いツル状のものが浮き出てはじめるー。
その時、ウィルの右手が凄い力で縄を引きちぎると、ジョイスの首を締めははじめるー・・

意識を失いかけるジョイス。その時ナンシーが、火鉢をウィルの腹に当てる。ウィルは

連携プレーへ

バイヤーズ家で

自分たちにできること

研究所に向かったエルが心配で落ち着かないマイクに、「オレたちは何もできない」とスティーブ。
だがマイクはウィルの描いたトンネルの絵を指差し、「ホッパー署長が入った入口がここなら、全部のトンネルが合流する場所はここだ。ここを燃やせば影のモンスターはこの場所にデモゴルゴンを呼ぶ。ゲートのいるエルを助けられる」と言う。
だがホッパーやジョイスにマイクたちを守ると約束したスティーブは、「ダメだ。何もさせない。ここにいるんだ」と言い切る。

やって来たビル

そこへマックスを探してビルがやって来た。
「見つかったら殺される」と怯えるマックス。

出迎えたスティーブに驚くが、「義妹がここにいるって聞いて来た」とビリー。スティーブは、「知らない。いない」と誤魔化すが、ウソはすぐにバレてしまう。窓からマイクら4人が様子を伺っていたからだ。
ビリーは家に入るとルーカスの胸ぐらを掴み、壁に叩きつけると、「二度とアイツに関わるな」と凄むが、ルーカスは怯むことなく、蹴り返す。

するとビリーは「覚悟しやがれ」とルーカスに暴力を振るおうとするが、スティーブがそれを助け、ビリーを殴りつけたためケンカが勃発する。
だがビリーはスティーブに馬乗りになると、何発も何発も顔を殴り続ける。
その危険な状況にマックスは注射器を掴むとビリーの首に刺し、意識を失わせると、クルマのキーを奪い、「行くよ」と。

地下トンネル

マックスの運転でメルの農場にある地下入口に着いたマイクたちは、水中メガネにバンダナマスクをし、ガソリン缶を持って地下へと下りはじめる。
スティーブは、「やめろ、ダメだ」とマイクたちを止めるが、ダスティンから、「ボクたちを守って」とクギバッドを手渡され、地下トンネルへと下りる覚悟を決め、先頭に立ち中心部へと移動をはじめる。

連携プレーへ

研究所

エルと研究所へ向かいながらホッパーは、小屋を脱走してからのエルの行動について聞くが、「ママに会いたかった」と言われ、「母親のことでウソをつき、小屋に閉じ込めて悪かった」と言い。エルを失うことを恐れ、厳しくしてしまったと謝る。「私もバカだった」とエル。ふたりは手を握り合うが、研究所についたエルは、その建物を見ただけでパパと呼んでいたブレンナー博士に実験動物のように扱われたことが走馬灯のように蘇ってしまう。それでもエルは気持ちを奮い立たせ、研究所へと足を踏み入れる。

研究所は至るところに無惨な死体が転がる悲惨な状況だった。
そんな中、廊下で足を引っ掻かれ出血しているオーエンズを見つけたホッパー。

オーエンズは息絶え絶えだったが、エルに気づくと目を見開く。
ホッパーは、「イレブンだ。オレと暮らしている。今からエルが助けてくれる。だからこのことが済んだらエルに普通の生活を送らせたい。助けてくれ」と言い、ベルトで足を止血、銃を渡して待機するよう言う。
ホッパーとエルは地下へとやって来たが、そこには何体ものデモゴルゴンがいて、ゲートへ下りることは容易ではなかった。だがそれを倒さなければゲートへは行けない。ホッパーは覚悟を決めるー・・

連携プレー

地下トンネルのスティーブたち①

地下トンネルの中心部にたどり着いたスティーブたちはあたりにガソリンを撒くと、ライターで火をつける。
ツルが一気に燃え上がる

研究所①

その頃、ゲートを守るかのようにウロウロしていた何体ものデモゴルゴンの前に、覚悟を決めたホッパーが飛び出した。デモゴルゴンはホッパーに威嚇するが、突然、様子がおかしくなり、地下穴へと移動しはじめた

ウィル

そしてウィルの口から黒い霧のようなものが凄いスピードで飛び出し、外へと消えて行った

研究所②

ホッパーの元にジョナサンから、「ゲートを閉じて!」と連絡が入る。
ホッパーはエルとゴンドラでゲートへと下り、巨大に変化してゲートを閉めはじめる

地下トンネルのスティーブたち②

その頃、地下トンネルの中心部から必死で脱出を図っていたスティーブたち。だがツルに足を巻き取られ、マイクが倒され、動けなくなってしまう。スティーブたちは助けるが、そのとき、目の前に1体のデモゴルゴンが現れた。スティーブはクギバッドを構えるが、「待って!ダートか?」とダスティン。

「やめろ」と皆が止める中、ダスティンはダートに近づくと、「お前の友だちのダスティンだ。お前の好きなヌガーだ」と与え始める。

するとデモゴルゴンは、そのヌガーを食べだした。ダスティンたちはダートがヌガーを食べている脇を抜けて逃げることに。ダスティンは振り返ると、「じゃあな」と声をかける。

ようやく出口に着き、地上へとあがりはじめるが、上がりきれなかったスティーブとダスティンに、デモゴルゴン軍団が突進してくるー・・・
万事休すと思われたが・・なんとデモゴルゴン軍団はふたりに目もくれず、脇を通り過ぎて去ってしまった。
それを見てマイクは、「エルがゲートを閉じようとしてるんだ」と。

ゲートを閉める

エルは超能力を使いゲートを閉めようとするが、ゲートはびくともしない。その時、カリの言葉(怒りを力に変えるの)を思い出したエルは、怒りを力に変え、ゲートを閉めにかかる。

それを阻止しようとデモゴルゴンがエルを襲撃してくるが、ホッパーはデモゴルゴンを銃撃する。
エルの渾身の力によって裏世界へのゲートが閉められた。
裏世界へと戻れなかったデモゴルゴンは死んでいった・・・。
ホッパーは、「良くやった、偉いぞ」とエルを労いハグする。

1ヶ月後

その後

ホーキンス国立研究所は閉鎖、立入禁止に。
ナンシーとジョナサンが提供した”オーエンズ医師の証言テープ”はマレーによってマスコミに公表、エネルギー省の幹部数名がバーバラの死とその隠蔽を認め、バーバラの死因は研究所地下から漏れた化学薬品に晒され窒息死したと報道された。

生きながられたオーエンズはホッパーに、エルの出生届けを渡す。それはオーエンズからの粋な計らいで、出生届けは、【ジェーン・ホッパー】。

スノーボール ’84

ホーキンス中学で恒例のスノーボールが開催された。

ダスティンはスティーブから教えてもらった整髪料でリーゼントをキメると、スティーブのクルマでスノーボールの会場へ向かう。
すっかり元気になったウィルは女の子にダンスに誘われ、ルーカスは勇気を出してマックスをダンスに誘う。ダスティンはルーカスに先を越されてしまうが、仲良さそうなふたりを見て諦めることに。ダスティンは勇気を出して気になる女の子をダンスに誘うが、どの子からも断られてしまう。会場の端で泣いているダスティンに、「ダンスしよう」と声をかけたのはナンシー。ナンシーはダスティンと踊りながら、「同級生たちにはまだあなたの良さが分からない。あと数年すれば、あなたの魅力に気づくわ」と言う。

そしてマイクはエルとダンスをする。

だが裏の世界では、影のモンスターがホーキンス中学の体育館に覆いかぶさろうとしていた・・・ 

       

感想

シーズン2、ほんまに面白かったです。シーズン1より確実に面白くなっていた。結局、とっても勇敢で愛情深い良い人だったボブが死んでしまったことは残念でならないけど、マイク、ダスティン、ルーカスは元気に仲良くスノーボールに参加できて良かった。それぞれの恋も芽生えて、あぁ青春って感じ。
何よりもシーズン1では頭の悪い遊び人だったスティーブが一気にかっこよくなりました(笑)
スティーブったらまだナンシーに未練があるクセに、「ジョナサンについててやれ」な~んて良い男になりました。ダスティンとスティーブの関係(兄弟?先輩後輩?)も見てて可愛いんだよ~。
こういう細かいところまで上手く作り込まれているドラマだと思います。
ダートとダスティンの最後の別れのシーンも、デモゴルゴンは悪なのに、なんか切なくなるしね。
さて、裏の世界とのゲートは閉じたものの、裏の世界に封印されただけの影のモンスター。シーズン3ではどのようなことになるのか

※ ちなみにストレンジャー・シングスは、2024年公開(日本はそのあとと思われる)のシーズン5がファイナルシーズンのようです。

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