ラスト・キングダム 5 # 1 (相関図)

海外ドラマ
海外ドラマラスト・キングダム

シーズン5、そしてファイナル・シーズンに入りました
イギリスの大河ドラマも残り10話。楽しんで視聴しようと思います。

 

# 1 あらすじ

ウィンチェスターを奪還してから数年後ー・・・・
シグトリグルはノーサンブリア王国エフォウィックの領主となり、ウートレッドの娘スティオラと結婚。
エドワード王に隠し子アゼルスタンを託されたウートレッドは、マーシアとノーサンブリアとの国境の町ランコアの領主として国境を警備。従者たちも幸せな生活を送っていた。
その一方で、エドワード王の義父エセルヘルムは孫息子エルフウィアドを後継者にするべく、計略を図る。

相関図

まとめ

シグトリグル率いるデーン軍に制圧されたウィンチェスターをエドワード王は取引で奪還。
その数年後ー

イースラント(現アイスランド)

シグトリグルの元から去ったブリーダは女の子を出産。
アイルランドに渡り、軍を率いる首長となっていた。
ブリーダの娘ヴィビケは予言者としてアイルランド兵士をひとり選ぶと生贄にし、「旅の幸運を祈って生贄を捧げた。我らの民を救う時が来た」とアイルランドを出発する。

 

エフォウィック(現ヨーク) ノーサンブリア王国

王妃スティオラ

シグトリグルは和平を結び、デーンの支配下でサクソンとデーンが共存するエフォウィックの領主となっていた。
ウートレッドの娘スティオラはシグトリグルと結婚、町でキリスト教の布教をする神父について、「追い出すべき。キリスト教徒が増えれば町を奪わてしまう」と言うが、「放っておけば良い」と意に介さないシグトリグル。

シグトリグルの弟ログンヴァルドル

そこへシグトリグルの弟ログンヴァルドルがやって来た。
酒を煽るばかりのログンヴァルドルにスティオラは、「ここへやって来た理由があるはず」と腹の中を探ろうとするが、ログンヴァルドルは自慢話して泥酔し、「オレは変わったんだ。兄弟だけで話しがしたい」と言う。シグトリグルは、「酔っていないときに話そう」とそれを受け入れる。

問題児の弟を受け入れる夫が理解できないスティオラに、「わかってやってくれ。オレがアイルランドを去ったあと苦労したんだ。オレの弟だ。見捨てたりしない」とシグトリグル。

だがログンヴァルドルは何かを企んでいた。
泥酔したフリをしていただけで、祈りの言葉呟きながら顔に白いペイントを入れる。

ログンヴァルドルの目的

兄弟で笑いながら酒を酌み交わす二人に、「ここに来た目的は何?用があるから来たのよね」と鋭く切り込むスティオラ。
するとログンヴァルドルは、「オレの民のために安全な場所が欲しい。海賊呼ばわりされ責め立てられている。このデーンロウでその疑いを晴らしたいんだ」と言い出す。
シグトリグルは、弟の民をエフォウィックに受け入れることに賛成したと言い、安全のために臣下のウォーランドに連れてこさせると言うので、スティオラは承諾する。

 

ランコア(ランコーン)マーシア王国 1

マーシアの国境の町ランコアの領主となったウートレッドは、国境の守備隊として部下を指揮。
エドワード王から託されたアゼルスタンは剣術にも優れた強い男に成長、1年に1度の”生贄祭り”でアゼルスタンも狩りに出ることに。
ウートレッドはそれでもアゼルスタンを心配するが、「もう大人だ。心配は要らない」とフィナンは言うが・・

襲われたアゼルスタン

だが狩りに出た森でアゼルスタンは3人に刺客に囲まれ、襲われる。アゼルスタンは自力で2人を仕留めたものの、ひとりには逃げられてしまう

予期せぬ訪問者

ウートレッドがアゼルスタンがウェセックスの後継者とわかって襲撃してきた可能性があると警戒を強める中、見知らぬ船が1隻やって来た。乗っていたのはイーディス。
イーディスはウィンチェスター奪還後、フランク王国へ行き、治療師の勉強をしたのだと言い、成長したアゼルスタンに驚くが、ウートレッドの従者たちの人生もランコアに定住してから変わっていた。シトリックはシグフレドと結婚、子沢山な家庭を築き、フィナンもイングリスと結婚していた。ウートレッドはイーディスの滞在を許可するが、警戒を強めるよう言う。

訪問者エセルフリーダ一行

エセルフリーダが、娘エルフウィン、母エルスウィズ、アルドヘルムそしてベネディクト神父を連れてやって来た。エセルフリーダとウートレッドの再会は2年ぶりだった。
「この2年、大きな変化はない。兵も国も平和だ。商売も繁盛している」と報告するウートレッドにエセルフリーダは、「ランコアをキリスト教徒の町に変えたい」と言い、ベネディクト神父を駐留させると言う。

エルスウィズは成長したアゼルスタンとの再会に目を細める。

ベネディクト神父は各地で献金を使い込んだ問題神父
エルスウィズはトリカブト毒からなんとか回復。

アルドヘルムは、「カンバーランド沖で30人の兵士が殺された。ログンヴァルドルは銀目当てではなく、神への報復らしい。デーンに警戒するべきだ。ここ数週間、顔に白いペイントを施している族が各地を襲撃している」と言うが、「シグトリグルは弟の蛮行を許さない。カレは和平を守る男だ」と擁護するウートレッド。

 

ウィンチェスター ウェセックス王国

アゼルスタン暗殺を狙うエセルヘルム

やはりアゼルスタンを襲ったのはエセルヘルムが送った刺客だった。
自分の仕業だとバレるわけにはいかないエセルヘルムは、一旦アゼルスタン暗殺計画を諦め、孫息子エルフウィアドの名を民に知らしめるよう銀貨を支払い命じる。

確執

ウィンチェスターの宮殿に、ロタリンギア公領の使者がやって来た。
エセルヘルムは、「エルフウィアドを世継ぎとして紹介してはどうか」と進言するが、「必要ない。私はまだ若い」と退けるエドワード。

エルフレド王妃は息子を後継者として紹介せず、アゼルスタン暗殺にも失敗したと聞き、未来を心配する娘エルフレドに、「心配は要らぬ。国民はエルフウィアドが後継者だと認める」と言うが・・・

 

ランコア(ランコーン)マーシア王国 2

生贄祭り

民たちが1年に1度の祭りを楽しむ中、伝道師としてやって来たベネディクト神父の説法がはじまる。
最初は見向きもしなかった民衆も、ベネディクト神父のユーモアのある説法に引き込まれ始めたとき、血だらけの青年がヨロヨロとやって来た・・・・ウートレッドの息子ウートレッドだった。

息子ウートレッドは父の胸に倒れ込むと、「ブリーダにやられた」と。
ウートレッドはブリーダを探せと命じる。

 

アイルランド人の襲撃

伝道師が布教活動をする様子に、「エフォウィックはデーンの土地だ。なのにキリスト教への改宗を許してる。兄さんは敵に寛容すぎる」と批判するログンヴァルドル。シグトリグルは、「敵と共存することは戦うよりも難しいことだ」と諭すが、納得しないログンヴァルドル。

そのとき、敵の襲来を知らせるラッパが鳴り響いた。
臣下のウォーランドがログンヴァルドルの仲間を連れ戻ったと思ったシグトリグルは、開門を指示するが、やって来たのはブリーダ率いるアイルランド軍だった。
「オレの兵士はどうした?」と問うシグトリグルにブリーダは高笑いをすると、「ヴァルハラ」と叫ぶ。

その号令で雄叫びをあげ、襲い来るアイルランド戦士たち。
次々と殺されていくシグトリグルの兵士たち。
その中をスティオラを捜しはじめるブリーダ。
その頃スティオラは、侍女から隠れるべきだと言われ、身を隠すことに・・・

 

感想

ブリーダの執念、恐るべし!
幼い頃、デーン人の奴隷として育てられたウートレッドとブリーダは、互いに惹かれ合った時もあったからこそウートレッドは妊娠しているブリーダを殺すことができなかっワケで・・。
でもこうなると、ウートレッドの優しさが歴史を動かしてしまったと言うことなんだろうなぁ@
このエピソードは若干の脚色はあるとは思うけど、歴史ってそういう側面はあると思う。
あの時、ウートレッドが情け容赦なくブリーダを殺していたら、エフォウィックは襲撃されずに済み、息子ウートレッドが去勢されずに済んだのに。
そして今、スティオラにまで危険が迫ってる。ブリーダは、サクソン人、キリスト教、そのすべてに怒りをぶつけているんだなぁ

 

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