フィアー・ザ・ウォーキング・デッド6 #1 終わりは始まり（相関図付）

シーズン６の配信が始まってるなんて全く知らなかった～
期待しないで見た１話目が意外に面白くて一気に気持ちが上がってます
シーズン６は全16話、Amazonプライムビデオで、全話配信済みですので一気見も可能です

#1 終わりは始まり  The End Is The Beginning あらすじ

モーガンは重傷を負いながらも生きていた。しかしバージニアは殺し屋にモーガンの殺害を依頼する。
殺し屋に追われるモーガンを助けた男は、訳ありだった。

相関図

まとめ

エミール

エミールは殺し屋。
今回バージニアは、「モーガン・ジョーンズ」を始末するよう依頼する。

モーガン

モーガンのその後

重傷を負いながらもモーガンは生きていた。
モーガンは給水塔の上を拠点にしているが、傷は化膿し、歩くのがやっとの状態。
それでも生きるために物資を捜していたモーガンは、バランスを崩し転けてしまう。そこへ集まり出すウォーカーたち。しかしウォーカーは何故かモーガンを襲わない。

そこに現れたひとりの男。
次々とウォーカーを始末し、倒れているモーガンにナイフを向けようとするが、「待ってくれ！」とモーガン。
モーガンが生きていることに驚き、「ウォーカーに襲われないなんてはじめてみた」と驚く。

男は衰弱しているモーガンを休ませるために建物の中に移動させ、「その傷は手当てしないとヤバいぞ」と心配するが、「構うな。オレを襲った女に追われてる。関わらない方がいい」とモーガンは拒否する。
男は”アイザック”と名乗る。

その時、犬を連れたエミールがやって来た。
そして店舗の中に人がいると察知すると、「誰がいる？Mr.ジョーンズか？怖がらなくていい。話がしたい」と言い出す。
アイザックはモーガンを庇おうと、制止を振り切り店外に出る。
エミールは似顔絵を見せながら、「この男を見たか？」と聞くが、「見てない」とアイザック。

しかしそんな答えで引き下がるワケがないエミールは店内に入るとモーガンがいた証拠のブランケットを発見する。

アイザックの頼み

アイザックは道で倒れているモーガンを見つけ、ザックに書いていた座標を頼りに給水塔までモーガンを運ぶと、
「身体に残っている弾を摘出しないと危険だ」と言うが、モーガンは、「放っておいてくれ」と聞く耳を持たない。
それでもアイザックは、「助けて欲しい。妻が出産間近で陣痛が来てるのに、妻のいる場所はウォーカーに囲まれていて戻れない。あんたならウォーカーに気づかれずに通れる。休憩所であんたの人助けのビデオを見た」と頼むが、「人助けは止めたんだ。出てってくれ」とはねのけるモーガン。
しかし妻のために引き下がれないアイザックは、銃を向け、「時間がないんだ。一緒に来てくれ」と強行手段に出る。

その時、激しい揺れと音と共に、給水塔が倒れてしまう。
エミールが給水塔にクルマをぶつけ、倒したのだ。
斧を持って近づいてくるエミール。アイザックは集まってくるウォーカーを必死に始末していた。
モーガンは咄嗟に銃を手にすると、エミールの右腕を撃ち抜く。
もんどりを打って倒れたエミール。
その隙にモーガンとアイザックは、エミールのクルマに乗り込み、発進させた。

アイザックの拠点近くでクルマを乗り捨てたふたり。
しかしモーガンは給水塔に戻ると言い出す。モーガンは自分を助けてくれた誰かと、仲間のために給水塔に必要物品等を準備していたのだ。

それを聞いたアイザックは、「あの場所はもう安全じゃない。だがオレの拠点は安全だ。あんたの守りたい人も呼べばいい。大切な人を守るために助け合おう」と説得、モーガンはアイザックを助けることに。

アイザックの過去

アイザックの拠点に向かっている道中、アイザックはバージニアの元仲間（役目はレンジャー）だと告白。
「あんたのテープを見た時、最初は人助けなんてバカげてると思ったが、妻が妊娠して考えが変わった。子どものためにはあんたが目指してる未来の方がずっといいと気づいたんだ。だから妻と逃げた。一緒に理想の未来を築こう」と言うが、モーガンは言葉を濁す。

人のために

アイザックがモーガンを連れて来たのは、ダム壁がそそり立つ谷だったが、そこには無数のウォーカーがいた。

「風で回るファンの音で死人が集まり続けてる。追い払えないし殺すのも難しい数だ」とアイザック。
モーガンは、「ここは危険だ」と言うが、「バージニアたちはここまで見回りに来ないし、あの壁を越えられない」と言う。
アイザックはモーガンにザックを渡し、「レイチェルの届けてくれ」と頼む。

モーガンはザックを担ぐと、ウォーカーだらけの谷に降り、ウォーカーの中へと入って行くが、やはり不思議なことにウォーカーはモーガンを襲おうとしない。

しかし足を取られ、倒れてしまったモーガンは、痛みのあまり声を出してしまう。
すぐさまそれに反応したウォーカーがモーガンを襲おうとした時、アイザックが銃でウォーカーを撃ち抜き助けた。
必死で立ち上がったモーガンは、アイザックとウォーカーを始末する覚悟をする。
ふたりはすべてのウォーカーを始末した。

地図にない場所

巨大なダム壁を通った先がアイザックの拠点だった。
そこはダム湖が干上がり現れた小さな集落跡地で、地図上ではダム湖だと言う。
夫の帰りを待っていたレイチェルは陣痛に苦しみ出産間近だった。

アイザックは、水も土壌もあるこの場所で再建しないか？と持ちかけるが、「オレはムリだ」とモーガン。

しかし執拗に追いかけ続けるエミールは、地図にない場所まで見つけ出し、やって来た。
覚悟を決めたモーガンは、「バージニアに差し出してくれ。その代わりオレ以外には手を出さすな」と両手を挙げてひざまずく。
エミールが斧を振り上げた時、それを阻止したのはアイザックだった。
今度は倒れたアイザックに斧を振り上げるエミール。
それをモーガンがこん棒で阻止するが、エミールはしぶとかった。
何とか応戦し、こん棒をエミールの胸に突き刺したモーガンは、「お前は人を殺せない」と言うエミールに躊躇なく斧を振り下ろした。その直後、倒れて意識を失ってしまうー。

意思を継ぐ

意識を取り戻したモーガンの傷は、アイザックによって銃弾を摘出され、キレイに処置されていた。そして目の前には赤ん坊を抱くレイチェルが。
アイザックは産まれた娘に、”モーガン”と名づけ、亡くなっていた。
アイザックのお墓の前で、「カレに導かれた」とモーガンはバージニアと戦う決意をする。
そしてこん棒をエミールの斧に持ち替えた。

エミールの首に掛けられていた”カギ”に気づいたモーガンはそれをキープすることに。

宣戦布告

モーガンたちコミュニティから奪取した装甲車、トラックで移動中のバージニアのグループは、道を塞ぐように並べられたウォーカーの死体に気づき、停止する。

そこには、「モーガン・ジョーンズ」と書かれたボックスが置いてあった。
その箱の中身を見たバージニアは一瞬、驚きの表情を浮かべるが笑い出す。
入っていたのは、”エミールの斬首”だった。

無線を握りしめバージニアは、「聞こえているならよく覚えておいて。あなたには死んでもらいたかったけど、もういい。あなたの仲間に死んだと思わせる。もしもあなたが彼らに余計な手出しをしたら、彼らの死体をここにひとつずつ積み上げていく、覚悟するのね」と宣戦布告する。
それを受けてモーガンも、「モーガンは死んだ。これからキミは別の人間と戦う」と宣戦布告するのだった。

謎の男たち

「あのキーがいる」
そう言ってカギを持つ人物を待っている２人組の男。

感想

本土アメリカでは昨年秋に放映されたシーズン６がようやくAmazonプライムビデオに登場しました

シーズン５のラストがイマイチだっただけに、期待値ゼロで見ましたが、面白かったんです
この感じでエピソードが進めば良いけど・・・失速しないこと祈ります。

ここ以降、ネタバレです

シーズン５の最終話、あの展開で、モーガンはウォーカーに噛まれたと思いましたが、何者かがウォーカーを始末し、モーガンを助け、撃たれた銃創も手当をしたそうです。
それは誰なのか気になるところ。

モーガンのコミュニティが、なんとなく見てるのしんどいな～と思っていたので、モーガンにだけに焦点を当てた今回のエピソードが私には良かったのかも。
しかもモーガンがこん棒を捨てましたよ！
あれだけ殺すことに躊躇していたモーガンが、こん棒を捨てエミールの斧を握り、バージニアに宣戦布告までしました。モーガン2.0ってことですかね？

今シーズンの新キャラか？と思われたエミールは死に、モーガンの新しい相棒か？と思ったアイザックもウォーカーに噛まれて死亡。残されたのはアイザックの妻レイチェルと生まれたばかりの赤ん坊。
モーガンがレイチェルを庇いながらバージニアにどんな闘いを挑むんでしょうか。

それともうひとつ。今シーズンは、「カギ」がキーポイントになりそうです。
カギは、ウォルター　→　エミール　→　モーガンに渡ってます。
それを捜してるふたりの男。
どういう展開になるのかな。
エミールに殺されたウォルター、絶対見たことある
どこかのコミュニティに居た気がするけど、わからない。でも殺されちゃったけど

１話目では、グレースをはじめ、モーガンの仲間はまったく出て来ませんでした。
各コミュニティにバラバラに連れて行かれた仲間のその後もこれから描かれるのだろうと思ってます。