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#12 大義のために All the Wiser あらすじ
ジョージア新知事ベッツの政策で予算削減されたチャスティンに、ベッツがヘリ墜落事故で搬送されることに。
ビリーとケイドは操縦士のシアを助けるために尽力する。
ビリーとケイドは操縦士のシアを助けるために尽力する。
相関図
まとめ
コンラッドとビリーは新しいスタートを切った。
と同時にケイドとジェームズも一夜を共にしていた。
と同時にケイドとジェームズも一夜を共にしていた。
ジョージア州知事ベッツに予算を削減されたチャスティンは、ER閉鎖こそ中止したものの、このままでは春には病院を完全閉鎖しなければならないところまで追い込まれていた。
そんな時、悪天候の中、飛行しようとしたドクターヘリが墜落事故を起こしてしまう。
墜落地点はチャスティン記念病院の近くだったため、ヴォスは患者受入れのために病院に急行するが、あろうことかベッツ知事が搭乗していた
墜落地点はチャスティン記念病院の近くだったため、ヴォスは患者受入れのために病院に急行するが、あろうことかベッツ知事が搭乗していた
ヘリ操縦者のシア・ドワイヤー
胸腹部鈍的外傷で搬送されて来たヘリ操縦者のシア。
シアは被害を最小限にしようと学校を避けたのだと言う。
「私のせいだ」と自分を責め、ベッツ知事の容態を心配するシアにケイドは、「あなたはベストを尽くし皆の命を守った」と声をかける。
シアは被害を最小限にしようと学校を避けたのだと言う。
「私のせいだ」と自分を責め、ベッツ知事の容態を心配するシアにケイドは、「あなたはベストを尽くし皆の命を守った」と声をかける。
だがシアは意識を失い、挿管状態に。
駆けつけたシアの両親は、悪天候の中ヘリを飛ばすよう指示したベッツに怒りを顕にする。
駆けつけたシアの両親は、悪天候の中ヘリを飛ばすよう指示したベッツに怒りを顕にする。
シアは脳浮腫になっていた。ビリーは減圧オペを決断するが、「かなり厳しいオペになる」と言う。
その予想が当たってしまう。
なんとか処置をしたビリーはシアの両親に、「脳に大きな損傷があり減圧と止血、2つの処置をした。上手くいったが、良くなるかは今の時点ではわからない」と告げる。
シアの両親は、「一人娘なんだ。アフガニスタンに2回派遣され無事に戻ってきた。娘の望みは国に仕えること。国のために飛んだんだ」と言う。
その予想が当たってしまう。
なんとか処置をしたビリーはシアの両親に、「脳に大きな損傷があり減圧と止血、2つの処置をした。上手くいったが、良くなるかは今の時点ではわからない」と告げる。
シアの両親は、「一人娘なんだ。アフガニスタンに2回派遣され無事に戻ってきた。娘の望みは国に仕えること。国のために飛んだんだ」と言う。
しかしシアの血中酸素濃度が上がらず、再び危険な状態に。
ビリーからシアの診断を依頼されたコンラッドは、ARDSの可能性があると診断、すぐに処置を開始する。
ビリーからシアの診断を依頼されたコンラッドは、ARDSの可能性があると診断、すぐに処置を開始する。
まだシアに変化はなかった。シアの側を片時も離れず見守る両親。ケイドもまたそれを見守っていた。
ビリーは、「最近自分を無力に感じる。でもシアを救いたい」と言うビリーにケイドは、「シアは女性操縦士よ、必ず乗り切る」と言う。
その願いが届き、シアは目覚めた。シアを救えたことに安堵しよろこびを噛みしめるビリー。
その願いが届き、シアは目覚めた。シアを救えたことに安堵しよろこびを噛みしめるビリー。
ジョージア州知事ベッツ
「アトランタ総合病院に搬送するはずだろ、チャスティンはごめんだ。私を憎んでるのはわかってる。こんなところで殺されたくない」と大騒ぎしながら搬送されてきたベッツ。
ヴォスは、「私たちはプロ、すべての患者を治療する」と言い、必要な検査、状態が安定してから転院させると約束するが、ベッツは少しの時間も待てないらしく、「早くしてくれ」と言い続ける。
ヴォスは、「私たちはプロ、すべての患者を治療する」と言い、必要な検査、状態が安定してから転院させると約束するが、ベッツは少しの時間も待てないらしく、「早くしてくれ」と言い続ける。
そんなベッツを突然胸痛が襲った。
心電図モニターを見たコンラッドは、「ジェームズに連絡してくれ」と指示しカテ室へと運ぶ。
心電図モニターを見たコンラッドは、「ジェームズに連絡してくれ」と指示しカテ室へと運ぶ。
真実
ステント留置術が始まった。ジェームズは心臓血管の狭窄を見つけるが、ベッツはすでに2箇所ステント留置されていることもわかる。ベッツはステント留置の既往歴を隠していたのだ。
ベッツの心機能は正常値の20%状態。今回の発作部分を治療しても、改善はみられなかった。
ベッツの心機能は正常値の20%状態。今回の発作部分を治療しても、改善はみられなかった。
一命をとりとめたものの、相変わらず態度の悪いベッツは、「早く転院手続きしてくれ」と騒ぎ続けるが、AJは、「そう簡単な話じゃない。心臓発作になる前からすでにあなたの心臓は弱っていて今は10%しか機能してない。すでに心不全で心移植しか助かる方法はない。だが臓器移植待機リストに入っても今の病状では上位に入ることはないだろう。待機することになる。数週間から場合によっては長期になる」と真実を突きつける。
「そんなに待てば私は弱ってしまう」と言うベッツにAJは、VAD(補助人工心臓)の装着を提案するが、「それはイヤだ。新しい心臓をもらう。待つ気はない、私は知事だ。キミたちがしなくても他の病院がする。転院させろ」とベッツ。
「そんなに待てば私は弱ってしまう」と言うベッツにAJは、VAD(補助人工心臓)の装着を提案するが、「それはイヤだ。新しい心臓をもらう。待つ気はない、私は知事だ。キミたちがしなくても他の病院がする。転院させろ」とベッツ。
ベッツの交渉
だがベッツの転院先が見つからない。チャスティンの予算削減の影響で、ICUの患者が他の病院に転院、空きがないのだ。
するとベッツは、「この病院を救済しよう。予算削減分を裁量預金から出す。感謝の印だ。その代わり待機リストの上位にするよう配慮してくれ」と言い出す。
それが交渉だと気づいたAJは迷った末、「IABP(大動脈内バルーンパンプ)を挿入する方法があるがリスクが高い」と言うが、「経験があるならやってくれ。そして待機リストの上位にしてくれ」と頼む。
するとベッツは、「この病院を救済しよう。予算削減分を裁量預金から出す。感謝の印だ。その代わり待機リストの上位にするよう配慮してくれ」と言い出す。
それが交渉だと気づいたAJは迷った末、「IABP(大動脈内バルーンパンプ)を挿入する方法があるがリスクが高い」と言うが、「経験があるならやってくれ。そして待機リストの上位にしてくれ」と頼む。
コンラッドは、「本気でやる気ですか?あんな男のためにリスクを冒すんですか?彼が上位になれば、上位の患者の順位が下がる」と言うが、「ヤツは関係ない。チャスティンを救うことで多くの患者を救える。大義のためだ」とAJ。だが問題は、ベッツが裏切る可能性があることだった。
AJは、「ヤツが約束を反故にするならこのすべてをバラす決意だ」と言うので、コンラッドも加担する覚悟を決める。
AJは、「ヤツが約束を反故にするならこのすべてをバラす決意だ」と言うので、コンラッドも加担する覚悟を決める。
AJとジェームズによってIABP(大動脈内バルーンパンプ)装着オペが行われた。
ジェームズは、ベッツがIABPを装着する=待機リスト順位をあげるための細工と気づく。AJは、「オレたちも葛藤してる」と言い、「ベッツのためじゃない」とコンラッドも言うが、ジェームズは、「知りたくない」と言う。
ジェームズは、ベッツがIABPを装着する=待機リスト順位をあげるための細工と気づく。AJは、「オレたちも葛藤してる」と言い、「ベッツのためじゃない」とコンラッドも言うが、ジェームズは、「知りたくない」と言う。
ヴォスにUNOS(全米臓器ネットワーク)からベッツが待機リストの1番になったと連絡が入った。
ヴォスはコンラッドとAJを呼び出すが、ふたりは、「これは妥協案です。心臓移植が成功すればチャスティンを救える」と説明する。ヴォスは、「シアの心臓がベッツに移植されることがあってはならない。何がなんでもシアを助けて」と言う。
ヴォスはコンラッドとAJを呼び出すが、ふたりは、「これは妥協案です。心臓移植が成功すればチャスティンを救える」と説明する。ヴォスは、「シアの心臓がベッツに移植されることがあってはならない。何がなんでもシアを助けて」と言う。
だがその夜、ドナーが見つかったとチャスティンに連絡が入る。
「私たちを苦しめたあの男を救うのか・・」と思わず口にするベルに、「これが医者の仕事よ、誇りに思ってる」とヴォス。ふたりは、ベッツの移植手術をしたことを後悔するようなことが起こらなければ良いと願う。
「私たちを苦しめたあの男を救うのか・・」と思わず口にするベルに、「これが医者の仕事よ、誇りに思ってる」とヴォス。ふたりは、ベッツの移植手術をしたことを後悔するようなことが起こらなければ良いと願う。
デヴォン
ベルの病状
ミネソタでのMS治療を終えチャスティンに戻ったベル。
ヴォスはオペに復帰することを期待するが、ベルは、「治療効果はあったが、前ほどの成果を感じない。しばらくオペはしないつもりだ」と言う。
ヴォスはオペに復帰することを期待するが、ベルは、「治療効果はあったが、前ほどの成果を感じない。しばらくオペはしないつもりだ」と言う。
ベルはMSの免疫療法治験をしているデヴォンに、現状を聞く。
デヴォンの治験は、良い結果を出して第1フェーズを終了、第2フェーズの準備はできているのだが、資金難からスタートできずにいるのだ。それを聞き、残念そうな表情を浮かべるベル。
デヴォンの治験は、良い結果を出して第1フェーズを終了、第2フェーズの準備はできているのだが、資金難からスタートできずにいるのだ。それを聞き、残念そうな表情を浮かべるベル。
デヴォンからその話しを聞いたリーラは、「億万長者のマルコに資金提供してもらえばいい」と言い出す。「不老不死に興味がないのにあるフリをするのか?」と言うデヴォンにリーラは、「彼を手伝えばベルや多くのMS患者を救うことができるのよ。大義のためよ」と言いきる。
大義のために
デヴォンはマルコに会うと、資料を見直し興味を持ったとウソを言い、治験第2フェーズに資金提供してくれるなら共同研究すると提案するが、マルコは、「もちろんだ。私は最初からそのつもりだと言ったはずだ。まだ迷いがあるのは分かってる。だが私たちはお互いが必要だ。何も悪いことじゃない」と言う。
マルコと契約したもののデヴォンは、「治験費用を得るためにウソを言った自分が詐欺師に思える」と苦悩を打ち明けるが、リーラは、「守れない約束をしてないならそれは詐欺じゃない」と言い、デヴォンの覚悟でMS(多発性硬化症)の治験フェーズ2が稼働、ベルが参加できることが何よりも意味があることだと言う。
デヴォンはリーラと出会ったことで自分の人生が変わったと改めて感じるのだった。
デヴォンはリーラと出会ったことで自分の人生が変わったと改めて感じるのだった。
イアンとケイド
リハビリ施設を退院したイアンがチャスティンへと戻ってきた。
イアンを見つけ、「旅行はどうでしたか?」と声をかけるアーヴィング。
イアンを見つけ、「旅行はどうでしたか?」と声をかけるアーヴィング。
オフィシャルの発表でイアンは長期休暇を取りスペインを旅行していることになっているのだ。
イアンはケイドに、「CEOのヴォスに会い、何もかも正直に話すつもりだ。だが真実を話した瞬間から一生依存症の汚名がつきまとうことになる。私は終わりだな」と言うが、「理解してくれる。私は理解した」とケイド。
だがイアンはヴォスに真実を告げることができず、辞職する道を選んだ。
ケイドは、「ほんとうのことを話せなかった。キャリアまで失うのは今の私には耐えられない」と言う父をハグする。イアンはケイドにこれまでの償いをすると約束してチャスティンを去った。
だがイアンはヴォスに真実を告げることができず、辞職する道を選んだ。
ケイドは、「ほんとうのことを話せなかった。キャリアまで失うのは今の私には耐えられない」と言う父をハグする。イアンはケイドにこれまでの償いをすると約束してチャスティンを去った。
パドマ
産後ウツで入院中のパドマは、イライジャ&アルジュンにニット帽を編むなど改善傾向に。
だがパドマは、「ふたりに会いたい。AJは私がママなのがイヤだと思う」などと言い、まだまだ安心できる状態ではなかった。
ジェイクとサミー
ジジから誕生会に呼ばれたサミーはジェイクと共に飛行機でアトランタに向かっていたが、機内で突然激しい腹痛に襲われる。
ジェイク・クォンはベルの元妻の連れ子。
元妻と離婚後ジェイクと疎遠になったベル。ベルに捨てられたと思っていたジェイクとは最悪な関係だったが、ベルの努力で修復、今は良い関係を保っている。
ジェイクは形成外科医で、パートーナーはグレッグ。
サミーは炎症性筋線維芽細胞腫でチャスティンで実験的なオペを受けた。養父母は金銭的理由からサミーとの養子縁組を解消。それを知ったジェイクとグレッグがサミーを養子にした。サミーの病気は寛解中。
【ジェイクとベル、ジェイクとサミーのエピソードは、シーズン4のエピソード1~14】
感想
因果応報 まさかのベッツがヘリ墜落でチャスティンに搬送されると言う~。
で、ひさしぶりにルール違反のコンラッドを見たわ(笑)
そう言えば、シーズン1,2あたり患者のためなら、何でもするぐらいの人だったな~と。
ベッツに移植心臓が見つかったと言うことなので、最終話はその続きが見られるのかなと思っています。
あとはサミーのことが中心かな。
今回邦題は、「大義のために」だけれど、大義は英語で”couse”なので、「All the wiser ≒すべての賢者」って訳す方が当たってる気がしますよね。
本当なら2023年中に視聴を終わりたかったのですが・・・無理でした
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