やはり想像どおり(笑)トレバーがインターンとしてチャスティンにやってきました~。
#7 未来の自分 Who will you be? あらすじ
新しいインターンたちがチャスティンにやって来た。指導するのは上級レジデントのデヴォン。
コンラッドは仕事復帰を何度も打診するヴォスに答えるため、ジジを連れてチャスティンを訪れるが、AJの母キャロルの容態が悪いとAJから診察を頼まれる
相関図
まとめ
新インターン
チャスティンにインターンがやって来た。
上級レジデントとしてインターンを指導するデヴォンの姿は、コンラッドを思い出させる。
そしてインターンの中にはサットンの息子トレバーもいた。
デヴォンは高慢な態度のトレバーを要注意人物としてマークする
AJ以外はサットンとトレバーが母子関係だとは知らない
トレバーから声をかけられたサットン。
サットンは医者になったトレバーに、「よくがんばった」と言うが、「それほど大変じゃなかったよ」とトレバー。
サットンは、母子であることは内緒、生意気なことを言わず、カネの無心はなしとルールを決める。
トレバー
ERで
船が港に衝突、多数のケガ人が搬送されて来た。
デヴォンはそれぞれのインターンに役割を与えるが、採血を割り当てられたトレバーは、あからさまに不満気な様子を見せる。
アーヴィングは72才の患者ケヴィンの診断をコンラッドに頼む。
バイタルやエコー検査の結果から、大動脈瘤の破裂と診断、患者の命を見事に救ったコンラッド。
トレバーはその様子をじっと見ていた。
問題を起こしたトレバー
ハンナの処置をしていたトレバーは、ハンナの首にクモ状血管腫を見つけ、「それは肝疾患に現れる症状です。いつからお酒を飲んでるんですか?」と不躾な質問をしてしまう。ハンナは、「4児の母なのよ、あなた何様よ!」と怒鳴りつけるとトレバーを殴りつけ暴れてしまう。
デヴォンはフォローに入るが、「暴れるのは離脱症状だ。彼女は依存症です」とトレバー。デヴォンは、「患者には敬意を払え」と忠告しても、「真実を言っただけだ」と反省する姿を見せないトレバーにデヴォンはデスクワークを指示するが、「マジかよ」と捨て台詞のトレバー。
改めてハンナに謝罪し、手の拘束を解いたトレバー。
だがその後、ハンナがビールを飲む問題が起きてしまう。
ビールを置いたのがトレバーだと知ったデヴォンは、「医学のルールを破った」と怒るが、「話しを聞いてくれないから依存症だと証明するためだった」とトレバー。その言葉にデヴォンは、「患者を利用して自分が正しさを証明したのか?患者はお前のオモチャじゃない」と言うと、クビを言い渡す。
「そんなつもりじゃなかった。クビにしないでください。医者になれない」とすがりつくトレバーにデヴォンは、「そうやってキミは自分のことばかりだ。ハンナにした行為を後悔せず、謙虚さもないキミは医者にならない方がいい」と言いきる。
虚勢
「初日はどう?」と声をかけるサットンに、「医大が楽勝だったってのはウソだ。他の病院にことごとく断られ、AJの推薦で何とか入れたんだ。なのに初日でクビにされた」とトレバー。
コンラッド
復帰を望む声
何度も職場復帰するよう打診するヴォスを無視できず、ジジを連れてチャスティンにやって来たコンラッド。
ジジは保育室を見た途端、迷わず教室へ入って行く。
ベルは才能がもったいないとカムバックするよう言うが、「カムバックしたい気持ちはあるが、今の優先順位はジジです」とコンラッド。
ベルは今日1日、仕事をしてみて決めて欲しいと提案する。
そこへAJがやって来て、「母のことで相談がある」と言う。
キャロルのエピソード(シーズン4、10話、12話、13話、14話)
AJの母キャロル
体調不良
肺ガンの免疫療法を継続中のキャロル。
肺がんの再発はないものの、最近、疲れやすく体重も減っており調子が悪いため、コンラッドに相談を持ちかけたのだ。
コンラッドはいくつかの検査をし、副腎不全と診断、薬を処方する。
AJは、「腕は鈍ってない」とコンラッドに感謝するが、その後の追加検査でキャロルは免疫不全になっていることが判明、肺がん治療である免疫療法が要因だったのだ。
選択
コンラッドは免疫療法をやめるべきだと言うが、キャロルは、「このおかげで今まで生き延びてる。続けたい」と言う。だがキャロルの免疫不全は重症で、免疫療法を止めなければ命に関わる状態だった。
「もうこれ以上は免疫療法はできない」と言うAJに、「そんなことは聞きたくない。諦めたりしないで。何とかして助けて」とキャロル。
末期であることが理解できず、死と向き合えない母を思い苦しむAJを抱きしめるコンラッド。
医者のしごと
デヴォンがトレバーをクビにしたと聞いたコンラッドは、「誰でも最初は間違える」と言うが、「傲慢で思いやりもない。人間性に問題がある」とデヴォン。そこでコンラッドは、トレバーを一度任せて欲しいと言う。患者に処置をさせないと言う条件付きで承諾したデヴォン。
患者のために
コンラッドは、AJを慕っているトレバーをキャロルのところへ連れて行く。
「免疫療法を続けると決めたの、どうせ死ぬなら同じでしょ」と言うキャロルにコンラッドは、「大きく違う。免疫療法をやめれば今の症状は消える。熱も頭痛もなくなり元気に生活できるようになる」と言うが、「それはガンが再発するまでの話しよ、再発したら想像を絶する痛みがくる」とキャロル。
だがコンラッドは、「でもいつ再発するかわからない。しないかも知れない。痛みはコントロールできる」と言うが、「もうこの話しはしたくない」と逃げるキャロル。
すると、「AJのおかげで医者になれた。師匠です。彼に、ボクにとって耳の痛い助言をたくさんくれた。免疫療法を続ければ、生活レベルが落ちて心臓が止まるかも。透析や呼吸器を使うことになるかも知れません」とトレバー。キャロルは動揺し、「どうすればいいの?」と言うが、「いま、決めなくてもいい」とAJ。
コンラッドの教え
「ツライ現実だ」と言うトレバーにコンラッドは、「キミはキャロルに言いにく真実を伝えた。患者が最優先だと思ったからだ。よくやったぞ。今朝みたいに患者より自分を優先するなら、デヴォンが正しい。医者をやめろ」と言うー。
どうだったかと聞くデヴォンに、「苦労しそうだが、トレバーはお前の判断次第だ」とコンラッド。
デヴォンは改めて、「あなたはここにいるべきだ」と言い、コンラッドは、「お互い決断のときだな」と答える。
長い1日
AJとサットン
トレバーについてAJは、「見込みがあると思う。だがアイツはオレがチャスティンに推薦したと思ってるが違う」と言う。実はチャスティンに推薦したのはサットンだった。
「キャロルのために出来ることがあるなら言って」と言うサットンにAJは、「希望が欲しいらしい。オレには与えられない」と言う。
デヴォン
デヴォンはトレバーに、自分のインターン初日の話しをし、「チャンスをもらった。お前にもやる」と言う。
デヴォンは指導医ホーキンスに逆らい、21才の薬物患者に心肺蘇生を1時間半続けた。その結果、脳死状態に。家族はデヴォンに感謝したが、結局は、その家族を長く苦しめる結果となった。
デヴォンのインターン初日エピソードはコチラ
コンラッド
AJの母キャロルに、「AJを育てプライオリティを学んだけど、親の幸せは子どもの幸せよ、自分を大事にして」と言われたコンラッドは、チャスティン復帰について考えることに。
そしてコンラッドはチャスティンに戻る決断をした。
感想
原題:Who will you be?、あなたは誰になりたいか?
直訳はそうなりますが、AJやコンラッドが言う、どんな自分でありたいかと言う意味だと思います。
すごく素敵な言葉だし、とても大切なワードです。
どんな自分でいたいのか。どんな自分になりたいのか。
なんとな~く想像はついていましたが、サットンの息子トレバーが、インターンとしてチャスティンに加わりました。
傲慢なタイプなので、これから問題が多いでしょうが、彼が彼の目指す医師になることを楽しみに見ていこうと思います。
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