ナビレラーそれでも蝶は舞うー #8 (相関図付)

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海外ドラマナビレラ-それでも蝶は舞う-

公園でバレエを舞うチェロクがあまりにも美しすぎて・・・涙

#8

ドクチュルが忘れたメモ帳を見たチェロクは、ドクチュルがアルツハイマー痴呆症だと知り衝撃を受ける。
その日以降、チェロクはドクチュルの行動を見守るようになるが、ある日、ドクチュルに異変が起きてしまう。

 

相関図

まとめ

チェロクが知った事実

 
【アルツハイマー型認知症】
ドクチュルは半年前、医師からアルツハイマー型認知症だと診断を受けたが、家族には話さず、医師の指導どおり、クルマの運転を止め、メモを取る習慣をはじめた。

ドクチュルが置き忘れたメモを見たチェロクは、ドクチュルがアルツハイマー痴呆症だと知ってしまった。
”水族館での迷子”は、これが原因だとわかったチェロクは、ドクチュルが無事に家に帰れるか不安になり電話をするが、通じない。
いてもたってもいられずドクチュルの家まで行ったものの、呼び鈴を押すのを躊躇していた時、「ハラボジに会いに来たんでしょ?入って!」とウノが声をかけられるー。

実は今夜は三男ソングァンの誕生日を祝うため、家族がドクチュル宅に集まっていたのだ。

しかしまだドクチュルは帰宅していなかった。
チェロクが心配する中、無事に帰宅したドクチュル。
ドクチュルはチェロクがいることに驚きはしたが、一緒に食事をしようと言い、チェロクはパーティーに加わることに。
皆から、ドクチュルのバレエについて聞かれたチェロクは、「今日、ハラボジはデビューしました。バレエ団の前で踊って拍手をもらいました」と報告。
「すごいじゃない!」と家族はよろこび、ドクチュルも笑顔を見せる。
チェロクはいつもと変わりない笑顔のドクチュルを見て安心するが、ウノはチェロクがずっとドクチュルを見ていることに気づいていた。

「ハラボジに何かあったの?」と聞かれ、チェロクは、「家での様子を見たかったから・・」と言うが、「ハラボジがバレエを習うことを父以外は反対していない。健康だから誰も心配してないわ」とウノ。
その言葉に、ますます”アルツハイマー”のことを言い出せなくなったチェロク。

 

スンジュ

スンジュがバレエ団にドクチュルを連れて来たのは、ドクチュルを慰めるためだと気づいたソリは、「別人みたい。成長した」とスンジュの変化に驚くが、「センターレッスンでおじいさんがありったけの力で腕を広げ、足をあげている姿を見たとき、優雅に見えたんだ。感動したんだ。あれこそバレエだって」とスンジュ。
ソリは、「いい指導者になれる」と言う。

結局スンジュは「キム・フンシク バレエ団」の指導員と振り付けを担当することに。

 

チェロクとドクチュル

翌朝

(ハラボジ、無事スタジオに来るだろうか)と心配するチェロクをよそに、いつもと変わりなくやって来たドクチュル。

チェロクは連続する動作を教えるがドクチュルはそれを覚えきれない。
少し心配になるチェロクだが、ドクチュルはバレエ団で披露したことで、益々バレエ熱を上げ、「時々バレエ団で見学したい」とスンジュに頼み、スンジュから、時々発表してもらうと言われると、俄然やる気を見せる。
スンジュもまたドクチュルのバレエに興味を持ち出していたのだったー。

裸の付き合い

練習終わりドクチュルはチェロクを銭湯に誘う。
最初は嫌がっていたチェロクだが、ドクチュルに押し切らた。

背中を流すチェロクに、「孫に背中を流してもらってるようだ」とドクチュル。
チェロクも、「孫だと思って」と言う。
そして、「父さんと銭湯に来たら、関係が良くなるかな。ボクは父さんとの思い出がないんだ。練習で叱られたことしか覚えてない。父さんが憎くて会いたくなかったのにこの頃考えてしまう」と打ち明ける。
ドクチュルは、「ある時、親父から、”すまなかった”と言われた。その一言で許せたんだ。チェロクの父さんもきっと同じ気持ちだ。仲良くなれるさ」と。

ドクチュルは父親にバレエを反対され、できなかった。父との関係はあまり良くなかった。
【チェロクの父ムヨン】
サッカー部監督だった父は、体罰が原因で逮捕され、刑務所へ。
同じ頃、母親も亡くなっていた。
チェロクの思いやり

チェロクはドクチュルと銭湯で別れたが、ドクチュルが心配で、無事、家に着くまでそっとついて行き、見届ける。

チェロクはドクチュルのことをウノに話そうかと悩むが、結局、言えなかった。

セジョンから、「暗い顔してどうした?」と言われ、ドクチュルのことを話し、「ウノには言えなかった。どうするべきかわからなくて」とチェロク。
セジョンは、「お前は見守って応援するしかない」と言う。

ドクチュルの異変

チェロクが心配する中、いつもどおりスタジオにやって来たドクチュルは、「すぐに着替える」と更衣室に入るが、中々出てこない。
実はドクチュル、(今日、何かあった気がする)とモヤモヤを感じ、考えこんでいたのだ。

手帳を確認し、”今日が診察日”と気づいたドクチュルは、「ヘナムが酷い頭痛で苦しんでいるから一旦家に戻る」とウソをつき、スタジオを出て行ってしまった。
いつもと違うドクチュルに心配になるチェロク。

診察でドクチュルは、「今日が診察日だと忘れていた」と言うが医師は、「進行は止められません。どんどん記憶が薄れるでしょう。できるだけ早くご家族に話した方がいい」と言う。

 

突然の見当識障害とチェロクの不安

【見当識障害とは】
突然、今はいつか(時間)、ここがどこか(場所)がわからなくなる状態。
アルツハイマー型認知症では、物忘れに続いて起こる症状のひとつ
チェロクの不安

いくら待ってもドクチュルはスタジオに姿を現さず、連絡もない。
電話にも出ないドクチュルが心配になったチェロクは、自宅にいることを確認しようととヘナムに電話をするが、”朝から出たままで帰っていない”と言う。
ヘナムが頭痛だと言うのもウソだった。
(ハラボジはどこにいるんだ?)
一気に不安になったチェロクはドクチュルの行きそうな場所を探しはじめる・・・

見当識障害

病院からの帰り道、突然、見当識障害を起こしたドクチュルは、道の真ん中で立ち止まっていた。

立ち尽くすドクチュルを見かけたホボムたちは、「オレが誰だかわからない?」と声をかけるが、ドクチュルは自分と家族の名前を呟くだけで、まともな反応をしない。

ホボムは身元がわかるものを捜そうとカバンを調べようとするが、「やめてくれ」と嫌がるドクチュル。
手帳を見つけたホボムは、ドクチュルがアルツハイマーであること知ってしまう。
(ホボムはチェロクに電話した様子)

そこへ駆けつけたチェロク。
「ハラボジ、大丈夫?」と言っても目を合わそうともしないドクチュル。
その時チェロクは、手帳に書かれていた日記を思い出す。

青年がバレエを踊るのを見て、記憶が戻って来た

実はドクチュル、記憶をなくした日、クラッシック音楽に導かれるように行ったスタジオでバレエを踊る青年(チェロク)を見ているうちに、徐々に記憶が戻ったのだ。
その日以来、青年のバレエが頭から離れなくなり、ドクチュルは、「このスタジオでバレエを習いたい」と強く思ったのだった。

「ハラボジ、ボクのことを見て!」
チェロクはそう言うと、バレエを舞い始めるー。
ドクチュルが戻って来るためにー。

「チェロク・・」
ドクチュルの意識が戻って来た・・・

 

感想

雪が舞う公園でドクチュルのためにバレエを踊るシーン・・・もう泣ける
ほんとうに素晴らしいドラマだよね、これ。
チェロクが美しすぎて・・・。

ドクチュルによって変わっていくチェロクを見るのも好き。
そして血縁関係がないふたりが”バレエ”で心を通わせ、結びついていく様は心を揺さぶります。

ホボムも変わってくれたらいいな。
まだ23才だよ、やり直せるよ、十分。
なんだってできるよ、23だもん。
人生は捨てたもんじゃない。ドクチュルがそれを見せてくれてる。

ヘナムを見ているとね、切なくなるね。
家族のために生きるのも、人生だと思う。

 

コメント

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