POSE / ポーズ season2 #8 家族の危機(相関図付)

海外ドラマPOSE / ポーズ

ハウス・エヴァンジェリスタに問題勃発

#8 家族の危機  Revelations あらすじ

ブランカの子どもたちはそれぞれが秘密を抱えていたが、ある時、デイモンの発言をきっかけにそれが明るみになり・・・。

 

相関図

まとめ

テル

父として

HIV陽性と判明し、取り乱すリッキーを自宅に招いたテルは、サプリメント、ビタミン剤など必要な知識をレクチャーする。
しかし、「もうデートできない。愛されない」と泣き出してしまうリッキー。
テルは、「健康維持に集中するんだ。そしてデイモンに話せ、早い方がいい。怖くてもキミの義務だ」と言って聞かせる。

夕食の席でリッキーから、「洗練されているところがあなたの魅力だ」などとアピールされ、テルは少しドギマギするが、「マザーのところに帰りたくない」と言うリッキーを泊めてやることに。
しかしリッキーは真夜中にテルのベッドに潜り込んで来て、「あんたが好きだ」と言い出す。
テルは、「キミは混乱してるんだ」と言い聞かせようとするが、「混乱してない」と熱いキスをするリッキーを拒否することができななくなったテル。ふたりは関係を結んでしまう。

幸せな気持ち

2ヶ月に1度の”MC協議会”の日。
遅刻してやって来たテルは、ナゼか上機嫌。
メンバーたちから、「何があった?」と追求され、「恋人が出来た。幸せを感じてる」と白状したテル。
しかしメンバーたちは相手が若い子だと聞くと、「若い子はフクザツよ、カネも覚悟もなくパパを求める。それにほとんどの子は父親からゲイであることに嫌悪され、殴って追い出されてるから父性愛を求めてる。相手は誰?」と意見し探りを入れる。
「リッキーだ。だけど長くは続かない。私が終わらせる」とテル。
デイモンが怒るのでは?と気にするメンバーにテルは、「デイモンとは終わってる。問題はブランカだ」と言う。

 

エンジェル

実現した夢と次のステップ

「bebeモデル」の仕事が雑誌に掲載された。
大喜びするエンジェルとパピ。
エンジェルは、「アンドレにバラされなくて安心した」と言う

パピはエンジェルをヴィレッジ地区にあるアパートへと連れて行くと、「友だちが賃貸したがっている。月450ドルは格安だし仕事仲間の近くに住むべきだ。キミはもう払える」と提案する。
エンジェルは、娼婦として立っていたピアが見えるその部屋で、新しくパピとはじめることを考えはじめるー。

 

デイモン

衝撃と怒り

エンジェルとパピはデート、ブランカはサロンが忙しく、ハウスにはデイモンとリッキーだけだった。
「エヴァンジェリスタが恋しいよ、最近特にそうだ」と言うリッキーにデイモンは、ヨリを戻そうと言い出す。
思わぬ展開にリッキーは覚悟を決め、「クリスからHIV陽性になったと連絡が来て、検査したら陽性だった。すまない」と打ち明ける。

リッキーが陽性と言うことは、(クリスとは何もなかった)と言い続けていたことがウソだと言うことでもある。
デイモンが激しく、「全部ウソだったの?理解できない。すまないで済まない!」と怒りを向けるが、リッキーが、最初に相談した相手がプレイ・テルで、関係まで持っているとわかると、「話したくない」と怒りはマックスに!
「検査してくれ。巻き込むつもりはなかった」と言うリッキーに、「出てけ!」と叫び、慟哭するデイモン。

卒業

ダンススクールの卒業公演でソロダンスを披露したデイモンは、拍手喝采を浴びる。

心から感動したブランカは校長のヘレナに、「あんなに美しいダンスを初めて見た。あなたに感謝しても仕切れない」と感謝を伝える。ヘレナは、「あなたはカレに展望を見せた。あなたほど子どもを信じる親はいない。彼らのために闘う。デイモンはいい生徒だった。あなたに会えて良かった」と伝えた。

 

問題勃発

ブランカは、テル、エレクトラ、ルルも招き、デイモンの卒業を祝うパーティーを開く。
「あなたは最後までやり遂げた。誇りに思う」と賛辞を送るブランカ。
デイモンはスピーチで、「これからは自分本位で行く」と発言、その言葉は、秘密を抱えているエンジェル、テルをピリつかせる。

・プレイ・テルはリッキーと付き合っていることをブランカに話していない
・エンジェルとパピはコカインを使用していることを黙っている

ピリついて雰囲気の中、ダンサーの仕事を見つけたいと言うデイモンに、「ダンサーに未来があるの?長くできる仕事じゃない」とふっかけてしまうエンジェル。
デイモンは、「モデルよりは長くできる」と言い返すが、「あなたより先に有名になって嫉妬してる」焚き付けるエンジェル。
とうとうデイモンはエンジェルがコカインを使ってるとバラしてしまう

ブランカのハウスルールでドラッグは絶対禁止。退去事案。

「やってない」と言い切るエンジェルに、怪しい行動を見たと言い出すルル。
しかしブランカは、「簡単に疑わないで。証拠がない」とエンジェルをフォローする発言をする。
それに納得できないデイモンは、「ズルいよ、ふざけるな!マザーを支えてきたボクを信じないのか!」とブランカを責め始めるー。

見かねたテルは、「言い過ぎだ。マザーがどれだけの犠牲を払ってキミに希望を与えたと思う?マザーが庇ってくれない現実社会はキツイぞ」と忠告するが、「キツイのは分かってる。実父に追い出され、元カレはHIV陽性だ。詳しいことはテルが知ってる」と暴露してしまう。

今度はテルがデイモンの発言にキレ、「キミがバラすことじゃない。敬意を学べ」と怒り出すが、「敬意を語れる立場か?あなたはブランカに言わなかった。セックスしたからだろ!マザーはまた息子のオレより尻軽が言うことを信じるんだろ」と爆弾を投下してしまう。

デイモンに飛びかかろうとするテルをブランカとエレクトラは止めるが、テルがリッキーとの関係を認めると、「マザーとファーザーは決して子どもとは関係を持たないのがボールの鉄則よ!」とエレクトラ。
テルは、「リッキーのファーザーじゃない」と主張するが、「リッキーはあなたを慕ってる。それにあなたは皆のファーザーよ」とエレクトラ。
怒りと失望でブランカはテルを家から追い出す。

大喧嘩

実はエンジェルがコカインを使用したのでは?と疑う気持ちはあるが、彼女をルール違反で追い出すことができないブランカ。
そのフラストレーションはテルとの大喧嘩も引き起こしてしまう。
「キミは一貫性がない。相手でルールを変え、子どもにも順位をつけてる。エンジェルはドラッグをやっても許されてる」と痛いところを突くテルに、「あなたはHIV陽性のショックで弱ってるリッキーにつけ込んだ!平等な関係じゃない」とブランカ。
「カレから迫ってきたんだ。それにカレはもうオトナだ」とテル。
ブランカは、自分がHIV陽性と分かった時から恋愛やセックスのことが考えられなくなったと言うがテルは、「キミは諦めたんだ」と言う。
ブランカはHIV陽性の女性が生きる厳しさをテルは分かっていないと言うと、「2度と顔を見せないで!」と言う。テルは、「キミだけは傷つけたくなかった」と言って目の前から去った。

荒れるテル

大切な親友ブランカと取り返しがつかない喧嘩をしてしまったテルは酒を煽り、荒れていた。
帰宅したリッキーは、「飲み過ぎだ」と酒瓶を取り上げるが、「ここに居たいならオレに指図するな!」と声を荒げてしまうテル。
歯止めが効かなくなったテルは、「私は黒人のゲイでHIV陽性で死にかけてる。皆が私の死を望んでる。この気持ちが分かるブランカとの友情を壊した。私を傷つける遊び人を守るために。キミは私を頼って来た。私は誰を頼ればいい?」
嘆くテルをリッキーはハグし、ベッドまで連れて行き、靴を脱がせる。
尽くしてくれるリッキーにテルは、「キミは行くんだろ。私はまた独りぼっちになる・・」と呟く。

しかし翌朝、テルはコーヒーの香りで目覚めた。
リッキーは朝ご飯を作り、珈琲を淹れ、「しっかり食べて」とテルのためにサプリメントまで用意する。
テルは涙ぐみ、「まだいる・・・」と。
テルの手を握るリッキー。

 

変化

エンジェル

エンジェルはブランカをダイナーに呼び出すと、「あなたにテルにとって大事な存在でしょ?」と仲直りするよう説得する。
「カレに厳しすぎた」と反省するブランカにエンジェルは、「私には甘すぎる。デイモンが正しい。コカインを使った。私は違反した。結果を受け入れる。追い出して」と言うが、ブランカは、「ダメよ、あなたは唯一の娘よ、できない」と言う。
「私のためにルールを曲げちゃダメ。私を罰して。娘が実家を出て独立すると思って。パピとやってみる」とエンジェルは新しくスタートすると告げる。

チャンス

”ヴォーグ”カテゴリーで優勝したデイモンは、”マルコム・マクラーレン”の助手だと言う”トリ”から、ツアーダンサーとして参加して欲しいと打診される。

【マルコム・マクラーレン】
ニューヨーク・ドールズ、セックス・ピストルズを売り出した仕掛人。彼らのマネージャーとしても有名で、他にファッション・デザイナーとしても成功している起業家。
1983年アルバム『ダック・ロック』で、ミュージシャンとしても活躍
旅立ち

「”マルコム・マクラーレン”のツアーに参加することになった。ヨーロッパに1年以上行くことになる。1週間後に出発する。不安なんだ。ボクに出来るかな」
デイモンからそう告げられたブランカは、「あなたを世界に送り出す日が来ることを覚悟してた。引き留めたいけどあなたには才能がある。あなたはこの日のために必死で頑張って犠牲を払ってきた。夢を掴んで」と言い、あなたの心の中にいて、いつも応援していると伝える。

マザーの喜びと淋しさ

エンジェルがパピと独立、デイモンをワールド・ツアーに送り出すことになったブランカ。
「子どもが出て行くツラさにとても耐えられそうにない。すべてを与えたのに、これで終わりなの?」と淋しい胸の内をエレクトラに打ち明けるブランカ。
しかしエレクトラは、「巣立たない子どもはパラサイト。【母親】とは世界を作ることを意味する。子どもが親に感謝するのは親の死後よ!」と言うと抱きつくブランカをハグし、「大丈夫よ」と言ってやるのだった。

そしてひとり

デイモンが旅立ち、エンジェルとパピは独立。
ひとり残され、思わず涙するブランカ

 

感想

日本のエピソード題は、「家族の危機」だけど、原題は、「Revelations / 暴露、発覚、新事実」。
原題の方がマッチしてましたね。

冒頭にテルとリッキーの熱~いセックスシーンがリアルで・・・見ていいのか?と不安になるほどでしたけど
テルは45才なんですねー、そしてリッキーは20才そこそこ?
そりゃ~、どうなんだろうと周りが思う気持ちは理解できる。
ただ、視聴者である私たちは、テルとリッキーの世界を見ているから、リッキーが軽い気持ちでテルと寝たワケじゃないことはわかるワケで・・・。
これからこのふたりはどうなるのかな?

子どもたちを育てると心に決め、見事にデイモンを育て上げたブランカ。
素晴らしいことと思います。
こうしてエンジェル、パピそしてデイモンも巣立ち、エヴァンジェリスタはまた新しい子どもたちを受け入れていくのかな。
第二章のはじまりなのかな。

 

 

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