SUITS ファイナルシーズン #5,#6

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#5 銃とバイオリン If the Shoe Fits あらすじ

マイク・ロスがニューヨークにやって来た。再会を喜びあうふたり。今回マイクはハーヴィと訴訟で対決する気だった。
出産を控えたシーラを、何をしても不機嫌にさせてしまうルイスは、アレックスに相談するが・・・。

 

まとめ

ルイス

情緒不安定なシーラ

出産を間近に控え、情緒不安定なシーラ。
仕事でもミスをしてしまい、育児と仕事の両立に不安を感じ、益々不安定になる。
ルイスは、手を変え、品を変えシーラを思って行動するが、すべてが空回りで、余計にシーラを怒らせる。

とうとうルイスはアレックスに、”妊婦の対処法”を伝授してくれと頼む。
「それは、何もしないことだ」とアレックス。
悩んでても落ち込んでても只、聞き役に回るだけで良いんだとアドバイスを受けるが、やっぱり要らないことをやってしまうルイス。
とうとうシーラと喧嘩になってしまった。
この状況を打開するため、ルイスは2人でリプシッツ先生のセラピーを受けようと提案する。

深まった絆

セラピーを受けるふたり。
シーラは、「仕事を愛していた。自分が子どもを持つとは考えてもいなかった。だけど、母親になるんだと自覚するほど、育児と仕事で揺れはじめ、最近はひとつを選びたいと思い始めている。でも、私は戦士。闘うのを止めれば、ルイスに嫌われてしまうかもって・・・」と本音を話した。
ルイスは、「どんなキャリアを選んでも、ボクは1000%応援する」と伝えた。

 

カトリーナ

ドナからブライアンのことをまだ引きずっているのでは?と聞かれ、「吹っ切れている」と答えたものの、実は引きずったままのカトリーナ。
そんなカトリーナを飲みに誘ったドナ。
そこでドナは、カトリーナの問題は、【キャリアを優先するあまり、仕事より大事なものがないこと】だと気づき、今こそ自分と向き合い、自分のために週に1回でも時間を作って仕事以外のことを楽しむべきだとアドバイスする。

カトリーナはドナに、「バレエレッスンを予約したわ。ブライアンから留守電が入っていたが、聞かずに削除した」と吹っ切れたことを伝えた。

 

マイクとの再会

シアトルで弁護士活動を続けるマイク・ロスがニューヨークへやって来た。
再会をよろこぶハーヴィとマイク。

マイクがニューヨークに来た目的は、ハーヴィのクライアントであるブリックストリート社と、NBAプレイヤー、ジェレミー・ウォールとの契約解除。
マイクはブリックストリート社を契約違反で訴えると言う。

 

NBA選手とブリックストリート社

ブリックストリート社をサマンサに譲っていたハーヴィは、「マイクは俺と闘うために来たんだ」と言うが、譲る気のないサマンサ。今回は一緒にやることに。

ジェレミーの証言録取

マイクとジェレミー側は、「半年前に工場を視察したが、労働環境が悪く、従業員が苦しんでいる。契約を解除したい」と言う。
しかしハーヴィとサマンサは、半年も放置しておいて、ナゼ今、訴訟をする気になったのか?
契約を切る理由にならない反訴する。
だがマイクは訴訟はすると言う。
ハーヴィとマイクは、フェアで闘おうと握手する。

サマンサの単独プレイ

新聞のオンライン版で、ジェレミー・ウォールが広告を出すと知ったドナは、サマンサにその情報を伝える。
ドナは、サマンサが一歩も引かない様子なのを見て、「マイクと交渉して落とし所を探って。マイクも家族。ロバートの家族でもある。マイクはあなたやハーヴィとソックリなの。どこまでも突き進む。お互い共倒れしないように譲歩して欲しい。」と頼む。

ドナの頼みを聞き、サマンサはマイクと交渉する。
「どうすれば手を引いてくれる?」と聞くサマンサにマイクは、「労働条件を見直すか、契約を無条件で解除するかのどっちかだ」とまったく譲る気がない姿勢を見せられ、「ドナに頼まれなきゃ来なかった。名誉毀損で訴えるわ」と訴状を渡す。

勝手にマイクと交渉したことを知ったハーヴィは、「勝つために闘ってるんだ。マイクは反訴されることなど想定済みだ。これまではジェレミーの契約内容だけが争点だったのに、キミが訴えたせいで労働環境まで追求される」と言う。それでもサマンサは、「労働環境に問題はない。違法性はない」と言うが、ハーヴィは、「マイクが陪審員に劣悪だと思わせたら、終わりだ」と言う。
それはサマンサにとっては盲点だったが、サマンサは、いい案を思いつく。

フェイ

この訴訟を知ったフェイはアレックスに、マイク・ロスにハーヴィ、そしてサマンサ。イヤな予感がする。監視して欲しいと言い出す。

当然、監視をする気などないアレックスだが、このことをハーヴィに伝えるべきか迷っていた。
アレックスはカトリーナに相談する。
カトリーナは、「言う必要はない。彼らは上から押さえられたら反発する。マイクにも、サマンサを煽らないでと伝えた。上手く行けば、問題なく終わらせられる」と言う。

 

ブリックストリート社側の録取

ハーヴィから、陪審員裁判を受ける権利を放棄した。判事ひとりで判断してもらうと言われ、マイクは驚く。

会社側は、
・労働環境はジェレミーとの契約とは無関係
・現地である中国の法律、国際法も守っている
と主張。

マイクは、「2年間で2人も自殺してる」とぶつけるが、「ウチは関係ない。法廷は守っている」と会社の主張は変わらない。
ハーヴィは、「証拠はない。陪審員もなしだ。この証言を外部に漏らすことも禁止」と言う。

 

ハーヴィとマイクの関係

勝ちを確信したハーヴィはマイクに会いに行くが、「ジェレミーが取材を受けた。その動画は拡散されてる」と動画を見せられる。そこには、【自殺しようが法律は守ってる】と書かれたメッセージTシャツを着たジェレイミーが映っていた。
「録取の内容は非公開だ」と言うハーヴィに、「訴える?でも今度は陪審員がいる。それに動画は拡散されてる。だから素直に要求を飲む方がいいな」とマイク。
実は、ジェレミーの目的は、自らの会社を立ち上げることだった。
受け取った契約金を使って会社を作り、動画炎上でタダで宣伝効果を得たジェレミー。
ハーヴィは、負けを認めるしかなかった。
「ハーヴィは、人を見て闘う。だけど、前のボクはもういないよ。今のボクは結果にこだわる」とマイク。
「喜びに浸れば、次はこうはいかないぞ」とハーヴィは言いながら、今夜ドナと3人で食事をしようと誘うのだった。

 

怒りのサマンサ

しかしハーヴィが事務所に戻ると、「私たちはハメられたのよ!」と怒り心頭のサマンサ。
「俺たちの完敗だ」と言うハーヴィに、「誇らしげに言うのね。クライアントが負けたのよ?私は引かない。契約違反よ。証拠を見つける」とサマンサ。
ハーヴィは、マイクは抜け目がないから証拠は見つからないと言うが、サマンサは、「証拠を作る」と言い出す。
「マイクと正々堂々と闘うと約束したんだ。それにフェイにバレたら大変なことになる。もう諦めろ。これは命令だ」とハーヴィは言うが、「負けた責任を取って!」とサマンサは怒りが収まらない。

マイクの怒り

3人のディナーを楽しみにしているハーヴィ。
しかしやって来たマイクは、「活動家に金を渡して偽証させたな!」と怒りだすー。

それはハーヴィのしたことではなかった。

「サマンサか。それなら証拠を捏造したと証言して!」マイクは言うが、「証言すれば、サマンサが罰せられる。俺はお前を守ったみたいに、サマンサも守る」とハーヴィ。
「ボクに負けたことが許せないんだろ?」とマイクに言われハーヴィは、「キミは勝ってない。勝たせるつもりだったが、サマンサは違った。それはムカつくが、俺は裏切らない」と言うが、「問題はサマンサじゃない。約束したじゃないか。ボクの知ってるハーヴィは約束は破らないし、罪のない人を欺いたりしない。自分を見失ってるよ」と言うー。

ルイス

ルイスはマイクの部屋を訪ね、「ドナから頼まれた。ハーヴィを恨むな」と言う。しかしマイクは、「一線を越えて勝ち逃げしたサマンサをハーヴィは擁護した」とマイク。
それでもルイスは、「どれだけ闘っても、終われば仲良しだ。腹を立てるなとは言わないが、こんなことで友情を終わらせるな」と伝えた。
マイクは以前ルイスがブライアンにプレゼントするために作った赤ちゃんの服を渡した。
「レイチェルが、これをルイスにって」と言って。

サマンサ

手を引けと言う命令に背いたサマンサに怒りが収まらないハーヴィは、「出し抜かれたのが悔しくて捏造しただろ?フェイにバレれば、ふたりとも危ないぞ」と責めるが、「私は、クライアントが騙されることが耐えられないの。ほんとうに気に入らないのは、私が一線を越えたこと?それとも弟子が負けたことなの?」言い返すサマンサ。
「マイクは抗議しに来たが、俺はキミを擁護した。だが、キミのことを信用できない」と言う。

通告

ふたりが揉めているのを見ていたフェイ。

「大勝利を収めたようね。なのにさっき見たら、ハーヴィと大喧嘩してた。不利な状況から、急に証拠が出て来て勝ったのよ。ハーヴィが弟子に何が何でも勝ちたくて、良からぬことをしたのね?あなたがカレを庇い続けるなら協会に報告する」とフェイ。
サマンサは、「言っておくけど、カレじゃない」と言うと、「それならあなたなのね。警告したはずよ、不正は許さないって。あなたはこの瞬間に、クビよ」とフェイは宣告した。

 

感想

マイク・ロス、再登場

ひさしぶりね、マイク。
ちょっと歳とった気もするけど仕方ないよね(笑)
弁護士の世界はわからない。騙し騙され、出し抜き・・・それでもそれが彼らには仕事だから、ゲームのようなものなのかもね。
依頼するこっちからすると納得しかねるけど。

サマンサは気が強いからねー
関わるとこうなるとは思ってたけど。
解雇ですかー。

今回、カトリーナがチャーミングでしたね。
ブライアンの留守番電話に話しかけるシーン、可愛かった
最後は、書いた文章を読んで留守電に残すなんて可愛い人です。

 


 

#6 倫理観 Whatever it takes あらすじ

サマンサが解雇された。
ハーヴィたちはサマンサを復職させ、フェイを事務所から追い出すため、彼女の弱点探しをはじめるが・・。
ブライアンへの気持ちを断ち切ったカトリーナだったが、突然ブライアンが訪ねて来て、カトリーナ相手の訴訟を起こすと言い出すー。

 

まとめ

サマンサを復職させるために

ドナはフェイからの電話を受ける。
フェイは、「マイク・ロスとの訴訟で不正をしたサマンサを解雇した。彼らは、私を逆恨みして何かをしようとすることは間違いない。間違ったやり方で。それを止めなきゃ事務所は今年中に潰れる」と言う。

サマンサの解雇を知り、急遽集まったハーヴィたちは、解雇処分を取り消させるために、フェイを告発できる弱みを探して協会に解任させようと動きだす。

ロバートを頼るサマンサ

解雇されたサマンサは、ロバートを頼るが、既に事情を聞いていたロバートは、「ズルをしたんだろ?自業自得だが、キミは何もするな。ハーヴィたちがフェイ追放作戦を練っている頃だ。信じて待つんだ」と助言する。
しかしサマンサは、「信じていいのか分からない。ハーヴィのせいで解雇になったようなものよ」と言う

ロバート

翌日、ロバートはハーヴィに、「サマンサを守れと言ったハズだ」と言うが、「だから皆で守ろうと動いている」とハーヴィ。
しかしロバートの話から、証拠がないのにサマンサが解雇された理由は、ハーヴィがサマンサを怒鳴りつけているのをフェイに見られたことが原因と分かり、責任を感じる。

 

フェイの元夫ジョージ

【フェイは、夫の倫理違反に気づき、解雇したことが評価され、法曹協会に入った】
との情報を得たルイス。
ハーヴィとふたりで、フェイの元夫ジョージに会いに行く。

ジョージは弁護士を辞め、保険会社に勤務していた。
「あなたの元奥さんが、私たちの事務所を監督してるんだ」とハーヴィが言うと、「なるほど、彼女を脅せるネタを探しに来たわけか」とジョージ。

ジョージ曰くフェイは、カレが大企業3社に過剰請求して訴訟費用に回していたことに気づき、解雇、倫理審査会に告発したと言う。
そして、ジョージが弁護士資格を失っていない理由は、離婚協議で資格剥奪をチラつかせ、全財産を奪ったあと、告発を取り下げたからだと言う。つまりフェイは、全財産を奪うために審査会を利用したのだった。

「金が欲しくて倫理に背いたなんてフェイらしくない」と違和感を口にするルイス。
ハーヴィとルイスは、「私的理由で審査会を利用した証拠を探して欲しい」とグレッチェンに頼む。

ドナの進言

ジョージと会ったことを知ったドナはハーヴィに、「私生活を嗅ぎ回るのは得策とは言えない。報復を警戒してるフェイを激怒させるだけ。やり過ぎれば、フェイを追い出せても事務所がなくなってしまう」と進言する。

 

サマンサ

アレックスの苦悩

アレックスはドナに、「フェイから不当な扱いを受けたろ?グレッチェンもだ。原告代表としてフェイを訴えろ」と提案するが、ドナから否定される。
すると、「そもそもキミがトーマスに話したことが原因だろ!」と責めてしまうアレックス。
アレックスは、マイクとの訴訟の件で、サマンサを見張るようにフェイから言われたのに警告しなかったことを悔やんでいたのだ。
ドナは、「フェイは最初から目を光らせてる。サマンサがフェイに間違いを犯す前に止めるのよ」と言う。

サマンサの行動

サマンサは、FBI捜査官トムを呼び出し、「フェイを事務所から追い出すための情報が欲しい」と言う。するとトムは、ギャヴィン・アンドリュースの情報との引き換えを条件に出す。
「私のクライアントを売れって言うの?私の知ってる事柄はすべて秘匿事項よ」サマンサは言うが、「辞めた事務所のクライアントだ。新しい情報なら問題ない。助けて欲しいければ、探るんだな」と言われてしまう。

アレックス → サマンサ

ドナのアドバイスを聞き、アレックスはサマンサに会いに行くが、サマンサから「ギャヴィンをFBIに売る」と聞かされ、「ギャヴィンにキミの過去をバラされたら、刑務所行きだ!」と怒るが、「自分の人生、勝手に決められてばかり。好き勝手にさせない。やるわ」とサマンサ。
アレックスはその気持ちを理解し、「わかった。だったらやろう」と言う。

ギャヴィンにサマンサがやってると思わせないために、ギャヴィンに資金洗浄に利用され、怒っている姪のダーリーンを利用することに。

 

網にかかったギャヴィン

ギャヴィンはアレックスに電話で、「節税対策を姪に知られたせいで、姪に脅された。黙らせて欲しい」と頼んできた。
「資金洗浄だろ?俺は犯罪の片棒は担がない。だが、事務所を辞めたサマンサなら、個人的に頼めば動くかも知れない。報酬さえ良ければ、やるかもな」とアレックスは勧める。

作戦どおり、ギャヴィンはサマンサに連絡し、姪から資金洗浄の口止め料1000万ドルを要求された。助けて欲しいと頼った。サマンサは処理を請け負うと約束し、ギャヴィンの情報を手に入れた。

サマンサのために

ロバートはアレックスを呼び止め、サマンサの企みについて問いただす。
話しを聞いたロバートは、「正気か?ヤツはサマンサの弱みを握ってるんだぞ?その方法じゃFBIはサマンサの足カセになる」と言うが、「もう引き返せない」とアレックス。
「取引には私が行く」ロバートは言う。

取引の場所にやってきたロバートを見てサマンサは驚く。
ロバートは、「キミを助けに来た。そのやり方では一生FBIに逆らえなくなる」と言う。

ロバートは、「代理人として来た。情報を渡す代わりに、”サマンサの過去の行為を免責にする”契約書にサインしてくれ」とトムに迫る。
トムは躊躇を見せるが、条件付でサインした。
しかしトムは、「調べたが、フェイの弱みは何もなかった」と言う。
「話しが違う!」と怒るサマンサにトムは、「二度と連絡をよこすな!」と言うのだった。

ャヴィンにサマンサがやってると思わせないために、ギャヴィンに資金洗浄に利用され、怒っている姪のダーリーンを利用することに。

 

フェイ vs ハーヴィ

ハーヴィが元夫と会ったことを知りフェイは、「カレが言ったことは真実ではない。カレは都合の悪いことは話してない。確かに財産は貰ったが、その後3年、無給で働き、過剰請求分を返済した。娘がいるから、父親を犯罪者にしたくなかった。あなたが私を告発すれば、娘は父親に失望してしまう」と言う。
ハーヴィは、「それなら、サマンサの解雇を取り消し、辞任しろ」と言うが、「それはできない。汚い取引はしない」とフェイ。
「夫は見逃したのに、証拠もないサマンサはクビにするのか?」と言うハーヴィに、「証拠ならある。あなたがサマンサに怒鳴っていたことが証拠よ」とフェイ。
ハーヴィは、「あんたの不正の証拠を見つけてやる」と宣言した。
立ち去ろうとしたフェイだったが、振り返り言う。
「私が長いキャリアで一線を越えたのは、1回よ。イヤだったけど、娘のためだった。だけどサマンサは、勝ちたかっただけで一線を越えた。一緒にしないで!」と。

 

ハーヴィの決断は・・・・

ルイス

フェイの話しを聞き、告発を迷うハーヴィ。

「グレッチェンが、”フェイが、夫の調査をもみ消すよう審査委員に頼んだメール”を2通見つけた。証拠は押さえた」とルイスがやってきた。
しかし、ハーヴィの様子がおかしいことに気づき、「何があった?」と問う。

ハーヴィは、フェイが娘を守るために、元夫の罪を見逃した事実を伝えると、「告発すればフェイの娘が父親を軽蔑し、非難される母親も見ることになるじゃないか!」とルイス。
それでもハーヴィは、「自業自得だ。キミも手段を選ばないと言ったろ?」と言う。
ルイスは、「待て。アレックスとサマンサの作戦が上手く行く可能性がある。それを待とう」と言う。

ドナ

「アレックスとサマンサの方法は上手くいかなかった」
ドナから報告を受けたハーヴィは、「このチャンスを逃したら 、フェイを追い出せない。告発するしかない」と言うが、「フェイは仕事をしたの。告発すれば、フェイの家族が苦しむことになる」とドナ。
ハーヴィは、サマンサの解雇原因を作ったのは自分だと打ち明け、「やるしかない」と言うが、「その事実はツラいことよ、でも、告発に賛成できない。あなたもそう思ってるハズ」と説得する。

フェイ → ドナ

結局、ハーヴィはフェイを告発しなかった。

フェイはそのことについてドナに、「誰が止めたのか想像がついた。でもなぜ?」と聞く。
ドナは、「娘さんの立場に立っただけよ。私たちにも倫理観はある」と言うのだった。

 

ハーヴィの謝罪

「フェイの弱みを掴んだが、それを使わなかった。それを伝えたかった」ハーヴィは、事実をサマンサに告げ、解雇になった原因を作ったことを謝罪した。
ドナから理由を聞いていたサマンサは、納得していると言う。

「調査会社から私の父を見つけたと連絡があった。ピッツバーグにいる。ひとりで行きたくないのよ」とサマンサ。
ハーヴィは、一緒に行くと言う。

ャヴィンにサマンサがやってると思わせないために、ギャヴィンに資金洗浄に利用され、怒っている姪のダーリーンを利用することに。

 

カトリーナとブライアン

ブライアンの申し出

突然訪ねてきたブライアン。
ブライアンは、カーツ珈琲の創業者の不当解雇でカーツ珈琲を訴えると言う。
「あなたはこの事務所にいた時、この会社を担当してた。利益相反は明らかよ。この件には関われない」カトリーナは言うが、ブライアンは、「転職後、上手くいってない。この件に関わりたい」と言う。
カトリーナはブライアンを外さず、棄却請求はすることに。

スーザン

ブライアンを見たスーザンは、「あなたはカレと闘うのはやりにくいと思う。サポートします」と担当を志願する。カトリーナは迷った末、スーザンを担当に加える。

ブライアンの行動とカトリーナ

棄却申し立ての日。
偏頭痛で体調の悪いカトリーナは、判事の前で調子が出ない。
それに気づいたブライアンは、協議の延期を申し出て、延期が決まる。

夜、カトリーナはブライアンに電話をかけ、「偏頭痛と気づいたんでしょ?でも気遣いは無用よ」と言う。
「その偏頭痛はボクが原因だから。ボクが相手でやりにくいんだろ。今回のはこの案件からボクを外さないでくれたお礼だよ」とブライアン。

スーザンの進言

「個人用メールの開示を請求しましょう。”退職金に満足だ”と書いてるメール1つで勝てます」
スーザンは言うが、「名案だけど、ブライアンが認めない」とカトリーナ。
「あなたとブライアンの関係を引き合いに出して主張するんです。陪審員裁判にすると、マズイことになります」とスーザンは言う。
それでも迷うカトリーナを見てスーザンは、「まだカレに未練があるんですか?カレに対して弱いままで良いんですか?」と問いかける。

カトリーナとスーザン

カトリーナは法廷で、自分とブライアンの関係を理由に、個人用メールの開示を請求を通した。

スーザンは、証拠となるメールを見つけた。
「これで和解に持ち込める」と言うカトリーナにスーザンは、「棄却を勝ち取れるんですよ!ブライアンのためですか?依頼人より相手の代理人を優先するなんておかしい」と言うが、「ブライアンを完全に叩きのめしたくない。気持ちは断ち切ったけど、今でも友人なの。思いやるのはおかしいこと?」とカトリーナ。
それでもスーザンは、「相手がブライアンじゃなければ、今頃勝利を祝ってました」と言うのだった。

 

ブライアンとカトリーナ、そしてスーザン

カトリーナはブライアンを訪ね、「証拠が見つかった。私の勝ちよ。それを伝えに来た」と言う。
ブライアンは、「和解できないか?」と言うが、「明日までに訴えを取り下げないなら、名誉毀損で反訴する」とカトリーナ。

「辞めたことを後悔していてるかも。相手がキミだと分かって会いたかったから、この案件に志願したんだ」とブライアン。
その事実にカトリーナは驚く。
「顔を見て、話しをして、前みたいに一緒に過ごして・・・」と言うブライアンに、「その先はない」とカトリーナ。
「私は前に進みたい」と言うカトリーナに、「もう会えないのか?」とブライアン。
カトリーナは、「和解せず、訴訟を選んでも良いけど、あなたを担当から外す」と言い切った。

カトリーナは届いた訴訟取り下げの書類をスーザンに渡し、「専属アソシエイトの大事な役目は、ただ与えられた仕事をこなすだけじゃなく、どんな時もパートナーの援護をすることと、間違っていると思ったら、ハッキリ言うこと。勝利を記録するのは専属アソシエイトの仕事よ」と言う。
スーザンは、カトリーナの専属アソシエイトを勝ち取ったのだった。

 

感想

原題の【Whatever it takes】の意味は、【命を賭けて】です。
邦題より、こっちの方が合ってるのにな。

結局、色々やったけど、サマンサはまだ解雇されたままですね
フェイも追い出せなかったし、事務所は変わらないまま。
できれば、フェイが少しでもハーヴィたちのことを理解してくれたら良いのだけど・・・。

カトリーナとブライアンの話。
カトリーナは完全に吹っ切れたようですね。
女性は、吹っ切れたら強いです。
男の方が引きずる(笑)

次の話は、サマンサの父親に会いに行く話のようですね~。

 

 

 

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