デイモンに大きなチャンスが!
#5 チャンスをつかめ What would Candy do? あらすじ
マドンナの「ヴォーグ」の大ヒットで一気に注目が集まる”ヴォーグダンス”。その追い風に乗り、デイモンが大きなチャンスを掴む。
相関図
まとめ
デイモン
チャンス
マドンナの「ヴォーグ」の大ヒットで、主婦や白人層までヴォーグダンスを習うブームが起きていた。
デイモンは地元のスタジオで週3日、ヴォーグを教えているが大盛況で、クラス増設を打診されるほど。
そんなある日、”ジェマ・オズワルド”と名乗る女性から、「マドンナのツアーオーディションを受けに来て欲しい」と打診されたデイモン。なんとジェマはツアーダンサーのスカウトだったのだ。
ブランカは、「今年はブレイクの年」と大喜びし、デイモンのために家族で協力すると言う。
そして、「あなたは才能もパワーもある。あとはチャンスだけよ。でもオーディションまでにヘレナに相談して。彼女が認めなければ諦めて学校に残って。あと1学期で卒業なのよ」と言い聞かせる。
ヘレナ
ダンススクールでデイモンは、生徒の手本となることも多く、ヘレナからもその実力を認められる存在になっていた。
ヘレナにマドンナのツアーダンサーについて話し、参加したい意思を伝えたデイモン。
するとヘレナは、「認められて当然よ。あなたは世に出るべき。こんな大きなチャンスを否定しない。応援する。もう教えることはない」と言うと、ツアー終了後、学校に戻り卒業することだけを約束させた。
努力
デイモンはオーディションに向けて、パピの協力で筋トレに励み、身体を絞った。
オーディション当日、「あなたは才能もあり、頭も見た目もいい。何より心がある。頑張ってきて」と言うブランカにデイモンは、「家族のおかげだ」とデイモン。
ブランカ、パピ、エンジェルは、「何があっても私たちがいる」とデイモンを送り出す。
実はリッキーも、アル・B・シュアのダンサー仲間からオファーをもらい、マドンナのツアーダンサーオーディションを受けることに。
それを聞いたエレクトラは、リッキーを合格させるためにお金を出し、磨きをかけるよう言うと、「栄誉を持って帰れなかったら、戻って来なくていい」と辛辣な言葉を言うのだった。
再会
オーディション会場で久しぶりに再会したデイモンとリッキー。
ふたりは同じグループでオーディションを受ける。
見事、第一関門を突破したデイモン。
「ボール文化からチャンスを掴んだのよ、私の子どもが有名になるのよ」と喜ぶブランカ。
エレクトラの策略
同じく第一関門を突破したリッキー。
エレクトラは、「デイモンがケガすればリッキーが選ばれる。今夜のボールでデイモンに近づき、足にケガをさせるのよ。キャンディならやる」と言うと、キャンディの金づちをテーブルに置き、子どもたちに実行するよう迫る。
さすがにそれはやり過ぎだと思ったラビーは、ブランカたちにエレクトラの計画を告白。
ブランカはエレクトラと直接対峙し、計画を中止させ、金槌を取り上げた。
未練
カテゴリー”ヴォーグ・フェム”が始まった。
デイモンとリッキーは見事なダンスを披露するが、優勝したのはデイモンだった。
デイモンと別れ、クリスと付き合っていたリッキーだったが、ワガママで自分勝手なクリスとは続かず、別れることに。
リッキーはデイモンと別れたことを心から悔やんでいた。
酔っ払いながらナンパしているリッキーに気づいたデイモンは、「オーディションの時のキミは凄かった。1番上手かった」とリッキーの実力を褒め、酒を止めるよう言う。
リッキーは、「クリスと別れた。お前が良かった」とまだ愛している気持ちを伝えるが、デイモンは、「次のオーディションも頑張ろう」と話しを逸らす。
最終審査を受けたデイモンとリッキーだったが、残念ながら落選する。
それでもデイモンの心は晴れやかだった。
「ベストを尽くしたんだ、またチャンスがあるよ。凄いことを成し遂げたんだ」とデイモン。
スカウトのジェマは、「ショービジネスは勝負の世界、残念だったけど、”メリッド・ゴールド”のリメイク版のオーディションを紹介する」と言う。
TVの有名な音楽番組のオーディションと聞き、喜びを隠せないデイモン。
見事3人のダンサーのふたりに選ばれたデイモンとリッキーは、リドル・ルネと共にパイロット版の撮影をする。
それは素晴らしい体験だった。
「2年前はボールで踊るだけだったのに、今は本物のTVショーに出演してる」と感無量のデイモン。
リッキーは、「撮影を終えるのが惜しいぐらい今日は楽しかった。キミがオレの人格もダンスも変えたんだ。オレは変わった」と改めてデイモンにやり直したいと気持ちを伝えるが、デイモンは、「友だちでいよう」とハッキリ言うのだった。
感想
デイモンとリッキーには大きなチャンスでしたね~。
残念ながらオーディションには落選してしまったけど、デイモンには貴重な経験になったと思います。
リッキーはデイモンが忘れられず、やり直したいと言う熱い気持ちを伝えたけど、デイモンは「友だちとして」とハッキリ断りました。
デイモンは、リッキーを好きだし、揺れる気持ちはあったろうけれど、有名ダンサーになると言う夢を優先したんじゃないかなと思います。
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