ピーキー・ブラインダーズ6  4話 サファイア(相関図)

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ファイナルシーズンなんですけど終始暗い・・・・ギャングの抗争もヒリヒリする駆け引きもない。
映画「ピーキー・ブラインダーズ:不滅の男」で完結させるつもりなのかな?ぐらいのテンポ。
残り2話でどこまで展開するのか・・・

#4 サファイア Sapphire あらすじ

ルビーを亡くしたトミーは失意の中、報復に乗り出す。エイダはファシズムの脅威にさらされる。トミーはサナトリウムからある知らせを受ける。

相関図

まとめ

ルビーの葬儀で

ルビーの葬儀は、イギリス式とジプシー(ロマ)の伝統的な様式(装飾された木製の馬車に遺体と遺品を乗せ、火を放つ火葬)で執り行われた。用意した弔辞を読むことすらできないトミーは、「長男のお前が読んでくれ」とアーサーに託すが、深い悲しみのあまり「俺にはできない」とアーサー。
トミーは参列者に向かい、「ルビーに誓ってこれからは事業を平和で誠実、かつ善良なものに変えていく」と誓うと馬車に火を付けようとするが、「やめて! 燃やさないで!最後にあの娘の顔が見たい!」と絶叫するリジー。トミーはリジーを抱きしめ、ふたりでルビーの棺へと近づくが、「必ず仇は討ってやる」と静かに告げるトミー。その言葉にリジーは、「何をする気なの?」と問い詰めるが、トミーは何も告げず、リジーとチャールズの制止を振り切り、一人立ち去る。

狂気の復讐

エヴァドニのキャンプを見つけたトミーは、「サファイアの復讐だ」と叫ぶと銃を乱射。エヴァドニと男3人を容赦なく撃ち殺してしまう。

だが残虐な復讐を果たしたところで、ルビーを失った苦しみと深い悲しみが消えるわけはなかった。トミーは崩れ落ち、一人泣き続けた。

 

エスメから聞かされた真実

エスメの協力でエヴァドニのキャンプを見つけたトミーは、協力の礼である砂金を手渡すと「これで取引は終わりだ」と告げるが、「まだ終わっていない。神はあなたから娘を奪ったけれど、別の子供を与えようとしてる」と言い出す。

エスメはある青年について、「あなたがフランス出征前に付き合っていたゼルダとの間の息子よ。母親を亡くし、今は盗人として生きている。名前はデューク」と言うが、突然のことに、「あの青年が誰であれ、俺たちの取引は終わった」と拒絶するトミー。だがエスメは、「もう少し金をくれればあの子にシェルビーが世話してくれると伝えてやる」と取引を持ち出す。

 

癒えない哀しみと再生への道

失望

ルビーを亡くし哀しみでボロボロのリジーは帰って来たトミーに、「復讐してきたのね?善良になるって誓ったんじゃないの?」とトミーの行為を批判するが、「女を殺した、男も3人殺した」と言い放ち、何が悪いんだと言わんばかりのトミーに失望するリジー。

兄と弟

電気も点けず暗闇の中で倒れていたのは酒とドラッグで正気を失ったアーサーだった。「葬儀では悪かった。アヘンで俺はダメになっている」と悔いるアーサーに、「兄さんは昔からダメだったよ。子供の頃からな」と返すと、4年半断っていた酒を呑み、「子供の頃、兄さんと喧嘩して俺が勝ったけど、本当は兄さんが勝ちを譲ってくれたんだ。兄さんはそういう人間なんだよ。だから薬はやめられる。家族もそれを望んでいる。兄さんは生き方を変えろ。俺は世界を変えてみせる」と互いに変わることを約束し、再び前を向こうとするトミー。

 

秘密の会合

真夜中、トミーの邸宅にモーズリー、ダイアナ、ローラ・マッキー(IRA)、そしてジャック・ネルソンの4人が集結する。
愛娘ルビーを亡くしてわずか4日。リジーは絶望のなか泣き続け、息子のカールも「目を閉じるとルビーが見える」と不眠を訴え、トミー自身も一睡もできずにいた。心身ともに限界の状態で重要な政治交渉に臨むトミーは、「議題はすべて頭に入っている、大丈夫だ」と己を奮い立たせる。長年仕えるメイドのフランシスも「持ちこたえられます」と励ます。

決定事項とトミー

ネルソンはIRAへ軍事用武器・弾薬の供給とイギリスファシスト連合(BUF)に資金と政治的支援をすると約束。それはトミーの計画どおりの展開だったが、目は虚ろで心ここにあらずのトミー。
ネルソンはそんなトミーに、「本当に信念はあるのか」と疑問を呈するが、「4日前に娘を亡くした。その俺が今ここに座っていることこそが本気の証拠だ」とトミー。すると、「その覚悟を体現して見せてくれ」と迫ったのはモーズリー。トミーは右手を斜め前に高く突き上げると、「ジーク・ハイル(ユダヤ人を滅ぼせ)」とファシズムへの忠誠をみせる(もちろん偽装)。

ネルソンはトミーの貢献に対する対価として、「ボストンの利権」を許可する。それはトミーが一番求めていたものだったにも関わらず、トミーが見つめていたのはルビーの椅子だった。それに気づいたダイアナは、「必要な取り決めはすべて決まった。今夜はお開きにしましょう」と場を納める。
トミーは一同が去ったあと、ルイス軽機関銃を連射し、どこにも持って行き場のない激しい怒りと哀しみを解き放つ・・・。

 

家族が抱える問題

リジー

愛娘ルビーを失ってわずか4日にもかかわらず、ビジネスを再開するトミーが理解できないリジーは、怒りと悲しみと絶望に支配され、ルビーの愛馬に癒しを求める。

エイダと息子、そしてファシズム

夜、エイダの自宅の窓ガラスが石で割られる。投げ込まれた石には「黒人お断り、売春婦は出て行け」とメモが巻き付けられており、屋外には4人の男たちがエイダを挑発するように待ち構えていた。だがエイダは怯むどころか、銃を手に男たちの前へ姿を現すと、「次はないと思え」と激しく威嚇して追い払う。
だがそれを窓から息子カールが見ていた。

カールは幼い異父妹エリザベスに向かい、「コイツのせいだ。学校で無視される。ファシストが政権を取ったら、こいつはアフリカ送られる」と酷い言葉を浴びせるが、「ならあなたは半分ジプシーだからエジプト送りね。重要だと思って今まで言わなかったけれど、あなたの父親はユダヤ人よ。彼も子供の頃にユダヤ人と迫害を受けたから『ソーン』に変えた」と真実を告げる・・・

アヘン中毒のアーサー

トミーと「アヘンを断つ」と約束したにも関わらず、離脱症状に耐えかねチャイナタウンのアヘン窟へと向かったアーサーは、店で暴れて強引にアヘンを奪ってしまう。アーサーの薬物依存は、もはや自力では到底コントロールできない暗闇の域にまで達していた。

哀しみの方向

翌朝、書斎でチャーチルへの報告書をタイピングするトミー。リジーはサナトリウムから届いた「緊急」と書かれた手紙を渡すが、トミーは封を開けようともせず、タイピングを続ける。
昨夜、邸宅で秘密の会合があったこと、そしてトミーが一睡もしていないことに気づいているリジーは彼を気遣うが、トミーは「記憶が新しいあいだに報告書を仕上げる必要がある」と返すだけ。だがその時、リジーはルビーの小さな椅子が暖炉にくべられていることに気づき泣き崩れてしまう。トミーはリジーの手を握ると、「この仕事をやり遂げたら、俺は変わってみせる。善良な人間になる。……だが今じゃない、まだなんだ」と、自分に言い聞かせるように決意を口にする

 

ジーナの裏切りとトミーの脅迫

敵側の動向を監視しているトミーの元に1通の電話がかかる。
それはジーナがモーズリーと逢引していると言う情報だった。
モーズリーがアパートから出てくるのを確認したトミーはジーナの借りてる部屋をノックする。
驚くジーナにトミーは、「モーズリーが出てくるのを見た。キミの叔父はカトリックだ。この事実を知れば勘当されるぞ。それにマイケルは家族だ」と脅迫。開き直り、「望みは何?」と問うジーナにトミーが要求したのは、ベルリンでのドイツ高官との会合に出席するモーズリーに同行し、話し合いの内容、決定事項を報告することだった。その要求内容にジーナは、「マイケルがあなたは悪魔だって言ってた。そのとおりね」と返すが、「マイケルはオレをどうしたいんだ?」と逆質問するトミー。ジーナは挑戦的に、「マイケルの目的は取引を成立させ、あなたと縁を切ることよ」と言うが、トミーはフッと笑うだけ。

ジーナがモーズリーと関係を持ったのは浮気や遊びではなく、野心と権力への欲望からの行動

 

知らされた事実

サナトリウムからトミー宛てに届いた「緊急」の手紙。そこに記されていたのは、トミーの脳内に「結核腫」があるという事実だった。

翌日、トミーの邸宅を訪れたホルフォード医師はシビアな見解を述べる。「かなり深刻な状況です。娘さんからの感染と思われます。腫瘍の大きさから考えて、すでに発作や解離、幻覚などの症状が出ているはずです。周囲に感染させる危険はありませんが、腫瘍が脳幹部にあるため手術はできません。このまま腫瘍が大きくなれば心身機能が低下し、誰かの支えなしでは暮らせなくなるでしょう」と。だが、トミーの問いはただ一つ、「あとどのくらいで、その支えが必要になるんだ?」だった。医師は「1年、あるいは1年半」だった。
トミーはこの事実をリジーには伏せ、亡きポリーに、「すべての仕事を終えるまで、時間をくれ」と祈るのだった。

感想

愛する娘を失ったトミーの哀しみ、リジーの哀しみ・・・夫婦、親と言えども哀しみ方はそれぞれで。
そこを共有できない悲しさと理解できる苦しさで・・・言葉がないです。
トミーはエスメのサファイアの宝石に関わる話を信じて殺しちゃったのよね、逆恨みやん

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