思わぬ事実が判明!後半の軸はこの話かも
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# 10 永遠の別れ Brotherly Love あらすじ
ジョン・グレイの甥ヘンリーを助けるため、スコットランドからアメリカフィラデルフィアへと渡ったクレアとイアン。イアンは父に背中を押され、レイチェルに気持ちを伝える覚悟をする。一方、息子ジェレマイアを救い出すために、実は曽祖父であるバックと時を旅しているロジャーは、自分のルーツにまつわる情報を手に入れる。
相関図
まとめ
イアンの最期
息苦しさと胸の痛みに苦しむイアンに最期の時が迫っていた。イアンはジェイミーにとって兄同然だった。
イアンはジェイミーの手を握り、「お前の左にいる」と言って静かに息を引き取ったー・・・
ジェイミーは自ら墓穴を掘り兄イアンを埋葬した。
幼い頃、兄を亡くしたジェイミーにイアンは、「お前の兄になる」と言い、血の誓いを交わした。
イアンは父から、「兄弟として戦えば勝てる。お前はジェイミーの左にいろ」と剣術を教えた。
ペンシルベニア/フィラデルフィア
クレアはジョン・グレイ卿から、甥ヘンリーを助けて欲しいと頼まれ、甥イアンと共にアメリカへと戻って来た。
甥のイアンは父に背中を押され、レイチェルに気持ちを伝える覚悟だった。クレアとイアンはバーゴイン中将の通行書のおかげで町に入れた。
ジョン・グレイ卿との再会
クレアはジョン卿とマーシー・ウッドコック家で再会した。
イングランド軍が占拠する町で退役したジョンが軍服を着ていることに違和感を感じるクレアにジョンは、「狼藉を働かれぬよう用心のため」と言うが、「独立を支持する反乱軍の私を守るためだ」とマーシー夫人。
ジョンの甥ヘンリーは大陸軍の捕虜だったが、重傷のためウッドコック家に預けられた。その後フィラデルフィアはイギリス軍が占拠したが、重傷のヘンリーを動かせないため、今に至っていると言う。
1775年4月19日、ボストン郊外で勃発したイギリス本国と北アメリカ東部沿岸のイギリス領13植民地の対立のことで、反乱を起こしたイギリス領13植民地を大陸軍と呼び、ジョージ・ワシントンが総司令官だった。
つまりジョン・グレイの甥ヘンリーはイギリス軍
デンゼル・ハンター医師との再会
ヘンリーは腹部に銃弾を受け、痛みに苦しんでいた。
ジョンの話では2度摘出手術したが弾を摘出できず、最近、仮釈放されたウィリアムがデンゼル・ハンターを連れて来て、1つ摘出したものの、ヘンリーは良くなってないと言う。
ハンターから状況を聞いたクレアは、開腹手術を決断する。ハンターは、「そんなことができるのか?」と驚くが、クレアを手伝うことに。
開腹手術とマーシー夫人
エーテル麻酔を使い開腹手術をするクレアを手伝うハンターとマーシー夫人。
クレアは腸の中に入った弾丸を見つけ出し摘出した。ハンターはクレアの技術に感動し、学ぶ。
厳しい手術に立ち会い、役目を果たしたマーシー夫人を褒めるクレア。するとマーシーは、「ハンター医師からあなたが私の夫ウォルターの足を切断したと聞いた・・」と言い出す。マーシーが妻だと知り驚くクレアに、「別れ際に喧嘩をした、それが最後になったことを悔やんでる」とマーシー。クレアは、「私が最期を看取った。あなたを思いながら亡くなった。カレもあなたと喧嘩したことを悔やみ、仲直りしたい、心から愛していると言ってた」とウォルターの気持ちを伝えるのだった。
タイコンデローガ砦での戦いで負傷、足が壊死したウォルターの足切断をしたのがクレア。だが戦況は悪化、3千の軍勢イングランド軍に対し、8千で戦う大陸軍。指揮官たちは撤退を決断。重傷のため連れて行けないウォルターを野営地に残し、クレアたちは撤退した。(ココ)
だがその後クレアはイングランド兵士に捕まり、捕虜として野営地に戻され、ウォルターと再会するが、ウィルターは術後の肺血栓症となり、亡くなってしまった。(ココ)
イアン、レイチェルそしてウィリアムの問題
ウィリアムの思い
レイチェルに惹かれているウィリアムは市場で買い物をするレイチェルに付き添う。
近々ボストン行きを命じられるであろう状況にウィリアムは、「行きたくない。捕虜として帰国を待つだけなんてイヤだ。戦えなくても王党派としてハウ将軍の役に立てるし、ここにはキミがいる」と気持ちをほのめかすが、レイチェルは反乱軍を支持しているいわば敵だった。
その時、イアンから預かっているロロが、何かを察知したのか走り去ってしまう。その様子に、「あの人だわ」と笑顔を見せ、買い物カゴをウィリアムに預けると、走って行ってしまうレイチェル。複雑なウィリアム。
だがその様子を陰からアーチ・バグが見ていた。

「冬が去れば戦いが始める。また敵同士になるのね」と言うレイチェルに、「キミを敵だと思ったことはない。わかって欲しいいつもキミの友だ・・・」と言うと、言いかけた言葉を飲み込むウィリアム。
アーチ・バグの襲撃
だがレイチェルは厩で襲われる。アーチ・バグが厩に隠れていたのだ。
「イアンがあんたを捜してる。アイツの眼の前であんただけを殺す。イアンはワシのように苦しみながら生きるべきだ」とバグ。
そこへハンターからレイチェルの居場所を聞いたイアンが駆けつけ、アーチはレイチェルを盾に取り、「リッジからずっとお前をつけてきた。チャンスを狙ってた」と言うが、身を挺してレイチェルを守るイアン。もみ合った末、イアンに馬乗りになったイアンは、ナタを振り上げるが、次の瞬間、バグが撃たれて死んでしまう。
撃ったのはウィリアムだった。
ウィリアムは、「行って!死体はオレが片付ける。カレをクレアのところへ」とふたりをアシストした。
愛
「あなたがずっと恐れていたのはあの人のことだったのね。私があなたを愛したから私が殺されると・・・」と言うレイチェルに、「ボクが愛したからだ。気持ちは伝えたろ?」とイアン。しかしレイチェルから、「英語じゃないと私には伝わらない」と言われ、「キミを愛してる。クェーカー教徒になってもいい。だが心の中までなることはできないと思う」とイアン。レイチェルは、「教徒のフリなどして欲しくない。ロロは犬だけど狼でしょ?あなたも同じ」とクェーカー教徒でなくてもイアンを愛していると言う。
スパイ活動
クレアから、「様子がおかしいけど何かあった?」と声をかけられたマーシーは、大陸軍のスパイだと告白、仲間が逮捕され、自分もイングランド兵士に尾行されたと言い、「この手紙を届けなければならない」と言うが、それはワシントン将軍宛ての手紙だった。マーシーは、「見つかれば逮捕される」と心配するが、クレアは薬草を摘みに行くと言い、検問を通過、マーシーの代わりにその手紙を指定された場所に置いた。
クレアとジョン・グレイ
ジェイミーからの手紙
クレアにジェイミーから手紙が届いた。手紙には、イアンの死、フランスでベンジャミン・フランクリンに会っていることなどが書かれており、エウテルペ号で2週間後にアメリカに到着すると言う。
印刷業で成功を収めた後、政界に進出、アメリカ独立に多大な貢献をした人物。 また、凧を用いた実験で、雷が電気であることを明らかにしたことでも知られている。 現在の米100ドル紙幣に肖像が描かれている。
2つの悪い知らせ
ジョンに呼ばれたクレア。部屋にはロバーツ号の艦長ラトリフがいて、「悪い知らせだ。ジェイミーが乗ったエウテルペ号が波に飲まれ沈没した。乗客名簿にジェイミーの名前があった」と言う。
だがクレアは、「ウソよ、本当なら私にわかるはず。カレの心臓が止まったら私のも止まる」と言い、それ以降、クレアは部屋から出ようともせず、泣き暮らした。
ジョンの申し出
そんな状況の中、ジョン卿を訪ねてリチャードソンがやって来た。
挨拶もそこそこに、「フレイザー夫人をスパイ容疑で逮捕します。フレイザー夫人が反乱派の手紙を運んだのは確かだ。部下がその手紙を押さえた。彼女とのご関係は?」とリチャードソン。ジョンは、「彼女は亡き友人の妻で、医師。私や甥を診てくれるが、立派な女性だ。だが親しい仲ではない。喪中のため教会で祈っている」と言い、それを聞いたリチャードソンは、逮捕を1日待つと言う。
ジョンは引きこもったままのクレアの部屋に入ると、「今すぐ私と結婚しよう。すぐに着替えて。このままではスパイとして逮捕され処刑される」と言うが、クレアは驚きもしなかった。それを見て、クレアがスパイ行為をしたことが事実と確信したジョンは、「これがジェイミーのためにできる最後の行いだ。キミが私の妻になれば、手出しはできない」と言うが、「縛り首で構わない」とクレア。だがジョンは、「ダメだ。彼らの目的はキミだけじゃない。イアンとレイチェル、デンゼルにマーシー、反乱派は全員疑われ逮捕される。だが私なら守れる。だから今すぐ私と結婚するんだ」と言うのだったー。
時を旅するロジャー
ゲイリス・ダンカン
ロジャーは(曽祖父にあたる)バックと1739年のスコットランドにいる。
ゲイリスはバックを見つめ、「どこかで会った?」と不思議がるが、バックの心臓の音を聞き、ジギタリスのお茶が良いだろうと薬草を摘みに出かけてしまう。
ロジャーが知ってるゲイリスの真実
ゲイリスの本名はジリアン・エドガースで彼女も”時の旅人”なのだ。
ロジャーとブリアナは、1968年インヴァネスでゲイリス(ジリアン・エドガース)と会っている。
ゲイリスは時を旅するには”生贄”を必要としており、この時代(1739年)に来る前にゲイリスは夫を焼き殺したが、ロジャーはそれを見ている。(シーズン2,13話)
ロジャーはゲイリスについて手短に説明すると、「彼女はこれまでに5人の夫を殺害、ブリーも殺そうとするイカれた女だ」と言うが、「ロブ・キャメロンとゲイリスに繋がりがあるのでは?」とバック。
だがロジャーは、「辻褄が合わない。間違った時代にワープしたのかも」と考えていた。
ドゥーガル・マッケンジーとの出会い
思い切ってロジャーはゲイリスに、「息子のジェレマイアがさらわれた。さらった男を捜している。ロブ・キャメロンを知っているか」と尋ねるが、「知らない」とゲイリス。
ロジャーは、「彼女は無関係だ。ロブのことも知らない」とラリーブロッホへ戻ろうと言うが、「偶然なワケがない。じゃなきゃなぜここにワープした?」とバック。
そこへ、「あなたに会いたいと言う人よ」とゲイリスが紹介したのは、ドゥーガル・マッケンジーだった。
思わぬ父の手がかり
「ウチのものがサイコロ賭博で旅商人から勝ち取ったがお守りか何かかだろう。ここに”J.W.マッケンジー”と書いてる。あんたの捜してる男と息子のものじゃないのか」とドゥーガル。それはこの時代から200年後、軍人に支給される軍隊認識票だった。ロジャーは預かり、旅商人と話がしたいと頼む。
ドゥーガルはゲイリスが検察官ダンカンの新しい妻と知ると、「仰せのまま、あんたの品を見せて欲しい」と誘う。それの答えるゲイリス。
ロジャーはバックと二人きりになると、「これは今から200年後に支給される軍人の認識票だ。これはボクの父のものだ。父は英国空軍パイロットで戦時中何の痕跡も残さず消えた。遺体も未発見だ。妙な男はロブじゃなく父だ。父がここにいる」と言うが・・・。
感想
邦題は、「永遠の別れ」ですけど、現代は「Brotherly Love(兄弟愛)」です。
ジェイミーと義兄イアンとの関係、そしてジェイミーとジョン・グレイの関係を称しているのかなと思います。
まさかジェイミー死亡説が後半いきなりあるとは思わず・・・
死ぬわけはないと思うのだけれど、ジェイミーはどうなったのか、早く知りたいですね。
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