アウトランダー 7 #3 招かざる死(相関図あり)

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火事になったフレイザース・リッジの母屋。
石を通って20世紀に戻ったブリアナとロジャーのエピソードもある2話目

シーズン7は全16話。毎週金曜日にhuluで新エピソード追加です
 
まずは前半の1~7話の配信があり、後半(8~16話)は2024年配信予定)

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#3 招かざる死 Death Be Not Proud あらすじ

フレイザース・リッジの母屋が焼け落ちたあと、ジェイミーは盗まれた金塊についてアーチ・バグに問いただすが、それが思わぬ悲劇に繋がってしまう。
現代に戻ったブリアナとロジャーは、ジェイミーとクレアが過去に綴った手紙の束を見つける。

相関図

まとめ

火災のあと

変わった歴史

ドナーがマッチを擦ったのを見たジェイミーとクレアは、バグ夫妻と共に家の外へと逃げ出し、無事だったが、住民たちの消火活動の甲斐なく母屋は焼け落ちた。

だがジェイミーとクレアは、「今は1月じゃないしオレたちは死んでいない。ウィルミントン新聞の記事は当てにならない」と気づく。

【ウィルミントン新聞の死亡記事とは】
印刷の汚れで正確な日付が不明だが、1770年代の1月に、”フレイザーズ・リッジで火事があり自宅が全焼。死者はジェイームズ・マッケンジー・フレイザーとその妻”の記事があり、クレアたちはその日が自分たちの最期の日ではないかと思っていた。

すべてを失って・・

翌朝、焼け跡を整理するクレアたち。
ジェイミーは焼け跡から金塊を見つけ、白百合の紋章を確認する。

白百合はチャールズ・スチュワートの紋章らしい

イアンはジェイミーに、「これを見つけた、大事なものでしょ」とジョン・グレイ卿の息子ウィリアムの肖像画を手渡す。
「この間ウィルミントンでカレを見た。今は兵士になってる」と言うジェイミーに、「誇らしいね。カレもフレイザーの人間だ」とイアン。
ジェイミーはイアンが真実を知っていることに驚くが、ウィリアムに真実を伝えるつもりはないと聞き、「誓って秘密は守る」と言う。

ジョン・グレイの息子ウィリアムは現在、兵士となってウィルミントンに駐在中。
ウィリアムはジェイミーの息子

リジーはクレアのために衣服や毛布を用意し、ジョサイア&ケサイアはクレアたちのために使える荷物をロジャー宅に運ぶ。
リッジの住民の優しさを感じクレアとジェイミーは、改めて前を向いて進もうと確かめあう

アーチ・バグの秘密

焼け落ちた母屋にやって来たバグにジェイミーは、「金塊のことで釈明に来たのか?」と言うが、「あんたに釈明する義務などない」とバグ。
ジェイミーは、「この金塊はチャールズ・スチュワートのものだ。あんたは盗人だ」と非難するが、「我々は盗人ではない。キャメロン夫妻こそが盗人だ」と言い出す。

バグ曰く、ジャコバイトに送られて来た金塊をドゥーガル・マッケンジー、ヘクター・キャメロン、そしてマルコム・グラントの借地人のバグがそれぞれ1/3ずつ受け取ったが、大義のために使うには遅すぎた。そこでグラントはクラン(氏)のために金を使ったが、ヘクター・キャメロンは妻ジョカスタを連れて金塊を持ち逃げしたと言う。
それはまさしく”失われたジャコバイトの金塊”だったのだ。

「裏切り者のヘクターは、その金でリヴァーランの農地を開拓したのは間違いない。だから私は残りの金塊を捜し続け、ヘクターの墓の中から取り返してやったんだ!キャロメロンから取り返すことだけが目的だ」と自分の行為を正当化する。

ジェイミーは、「それなら残りの金はどこだ?」と問いただすが、「あんなには見つけられない」とバグ。
ジェイミーは、「妻を連れてここを去れ、決して戻るな」とバグ夫妻に追放を言い渡す。

「すべてが無駄だった。追い出された。だが頭を下げてここに残る気はない」と言うアーチに妻マーディナは、「もちろんよ。何年もの間彼らに尽くしてきたけれど、ここまでです。これは掴み取ったものよ」と夫アーチの決断に賛同する。

事件

だがその夜、焼け跡で何かを掘り返す人影を見つけたジェイミーは、イアンに協力を頼み、金塊を掘るアーチ・バグを現行犯で捕まえようと、「アーチ・バグ。話をしよう」と近寄るが、アーチはジェイミーに向けて発砲する。イアンは、叔父を守るため弓矢を放つが、倒れたのはアーチではなく、夫のコートと帽子をつけた妻のマーディナだった。マーディナは、「アーチを呼んで・・」と言うと、亡くなってしまう。
足元には掘り出した金塊が入った箱が・・・。

イアンは、「バグ夫人はボクに優しかった。気にかけてくれたしリッジの皆のことを愛してた。なのにボクは彼女を死なせてしまった・・・」と苦しむが、クレアは、「あなたはジェイミーを守ってくれた」とイアンに寄り添う。
ジェイミーは悲劇を伝えようとアーチを探すが、見つからず、「金塊などいらなかった。見逃していれば良かった」と悔やむー。

マーディナ・バグの葬儀で

葬列を作り墓地への道を進むジェイミーたちの前に、行方知れずだったアーチ・バグが現れた。
埋葬したあとも墓地を離れないアーチにイアンは、「ボクのせいで夫人は亡くなった。だが悪意はないし故意でもなかった。命には命で償う」と謝罪、短剣を差し出すが、「それでは簡単過ぎる。その犬を差し出せるか?」と言い出す。

イアンは、「ボクの罪だ。ロロは関係ない」と言うが、「いつかお前に大切なものができたら時にまた会おう。そう約束しておく」と言うと、フレイザース・リッジから姿を消したのだった。

決断

火事から時が経った。
ジェイミーはクレアをフレイザース・リッジが見渡せる場所へと連れて行くと、「あの場所に新しい家を建てよう。それからラリーブロッホに戻る。姉さんとイアンを連れて帰ると約束した。それを果たしたい。もうすぐ戦争がはじまる。帰るなら今しかない」と言う。

財産の処分

ジェイミーは金塊を溶かし、銃弾に似せた金の玉を作ると、それ以外は鉄箱に入れ、孫のジェミーと見つけた洞窟に隠すことに。
その洞窟にはスペイン人の遺体があり、ジェイミーは、「カレが守ってくれる」と。

出発

リジーとジョサイア&ケサイア兄弟に後を任せ、ジェイミーはクレア、イアンと共にフレイザース・リッジを出発する。
途中、火事のあとから居なくなっていたネコ(アソド)と再会したクレア。
その場所はジェイミーとクレアが、開拓のための境界線を置いた場所だった。
クレアとジェイミーは、必ずここに戻って来ようと約束し、スコットランドに向かうー。

20世紀に生きる

スコットランドを訪ねる

石を通り20世紀に戻ったブリアナたち。マンディの心臓手術にも成功、一家はスコットランドのフィオナを訪ねる。

フィオナはロジャーの友だち。
ロジャーは時の旅人となる時に、自分の生家で、養父ウェイクフィールド牧師の家をフィオナに譲った

フィオナは200年間銀行の金庫にあったと言う鉄製ボックスをふたりに渡す。
そこには、【ジェレマイア・アレグザンダー、イアン・フレイザー・マッケンジー】の文字が。

鉄製のボックスの中には、クレアとジェイミーからのブリアナやロジャー宛の手紙の束が入っていた。
ブリアナは、”1776年4月”と書かれた手紙を手にする。
そこには、ドナーが仲間と宝石を奪いにやって来て、エーテルをぶちまけ火災が起きたことが書かれており、リッジの母屋は焼け落ちたが、ジェイミーもクレアも生きてると書かれていた・・・
ロジャーは、「ウィルミントン新聞の記事はデタラメだ。キミが作ったマッチが歴史を変えたんだ」と喜ぶ。

スコットランドの伝説

あるジェイミーの手紙には、【キャメロン家がイタリア紳士のために保管していた財産の一部を安全な場所に隠した。この財産が必要になった時には、”スペイン人が守ってる”と言えばジェミーがその場所を教えてくれる】と書かれていた。
ふたりはその手紙の意味を紐解き、スコットランドの伝説:失われたジャコバイトの金の話しでは?と考えるが、今は必要な時ではないと判断し、鉄製ボックスをボストンに持ち帰ることに。

ラリーブロッホ

ボストンに帰る前にブリアナはロジャーを父ジェイミーの生家:ラリーブロッホへと連れて行く。
屋敷は老築化し放置されていたが、そこへやって来た不動産屋から、屋敷が売屋だと知らさせる。

感想

今回のエピソードは、嬉しいことがいくつかありました。
まず、ジェイミーとクレアがフレイザース・リッジで焼死したと言うウィルミントン新聞記事はデマであること。石を通って未来へと帰ったブリアナとロジャー一家は、アマンダの心臓手術も成功し幸せに20世紀で暮らしていること。そしてラリーブロッホが売りに出されていたこと。
何よりもジェイミーとクレアがイアンを連れてスコットランドに帰ること
この先、アメリカ独立戦争に巻き込まれていく中、スコットランドへと戻るなんてワクワクします。
もちろん、今のクレアとジェイミーにとって故郷はフレイザース・リッジだけど、やっぱりこのドラマは、スコットランドですよね
ひさしぶりにスコットランドの景色が見られるのかと思うと、4話以降がとっても楽しみです。

私もいつかほんとうにスコットランドに行きたい

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