スコットランドの高原を馬で走るシーンはいつ見てもステキな風景です
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#12 ラリーブロッホ Lallybroch あらすじ
ジェイミーにすべてを打ち明けたクレアは、ジェイミーとこの時代に生きていく決心をし、ジェイミーの故郷ラリーブロッホへと向かう。
相関図
まとめ
ラリーブロッホ
愛する故郷、忌まわしい記憶、ウワサ
故郷ラリーブロッホが見えてきた。
ジェイミーにとってラリーブロッホは愛して止まない故郷なのに、今では思い出したくない過去(ランダル大尉がジェイミーをムチ打ちし、姉ジェニーが暴行を受けた)が蘇る場所にもなっていた。クレアは、「過去のことは忘れればいい」と言うがジェイミーは、「ランダルが姉さんを孕ませたウワサがある」と言う。
再会
ラリーブロッホの門をくぐったジェイミーを見て、走りより抱き合う姉弟。4年ぶりの再会だった。
ジェニーは、「ジェイミーよ、あなたの名前をもらった」と息子を紹介するが、ジェイミーは表情を曇らせ、「どうしてだ?オレがあの日のことに苦しんでいるのにランダルの子にオレの名前をつけたのか?その腹の子は誰の子だ?また父親のない子を生むのか」と言い出す。だがそれはジェイミーの勘違いで、ジェニーはイアンと結婚、息子ジェイミーを出産、二人目を妊娠中だった。
軽はずみは発言でジェニーを怒らせてしまったジェイミー。
あの日、何があったのか
気まずい雰囲気の中、「あの時、何があったのか知りたい」と言い出すジェイミーに、「一度しか話さない」とジェニーが話し始めるー・・・
だが、ランダルのモノが勃たなかった。咄嗟にジェニーは笑ったと言う。ランダルはジェニーの頬を叩いたが、それでもジェニーは笑い続けた。するとランダルはジェニーの頭を柱に打ちつけたと言う。
気絶したジェニーが意識を取り戻した時、すでにランダルと赤軍服兵士らは居なかったー・・・
「あなたの誤解だったのよ、謝って」と言うジェニーに、「まぁいいだろう」とジェイミー。クレアは思わず、「お姉さんに謝るべきよ」と言うが、「これは私と弟の問題よ」とジェニー。その場の空気が固まってしまう。
ハイランドのしきたり
クレアを別室へ連れて行ったジェイミーは、「家族や召使の前で夫に恥をかかせるな。辛辣なのはわかっているが時と場所をわきまえろ。これはオレは家で土地で、オレの時代だ。領主とその妻として振る舞うべきだんだ」とジェイミー。気の強いクレアは、「従順な妻のタイプじゃない」と言うが、ジェイミーは、「コラムの妻は上手くやってる。強い女性で尊敬され恐れられてるが、人前では夫に反論しない」と言う。
ジェイミーは、今後はラリーブロッホに住むと言い、サンドリンガム公爵の後押しで、”お尋ね者”ではなくなるだろうと説明。それを聞いたジェニーは、ジェイミーのために主寝室を明け渡すと言う。
クレアは恐縮するが、それもハイランドのしきたりだった。
父の死
主寝室に入ったジェイミーは、記憶をたどり、ベッドの下から剣を見つけ出すと、「これがいつかオレのものになる日を夢みていた」と言う。「もうあなたのものよ」と言うクレアに、「オレたちのものだ」とジェイミー。
ジェイミーは、この屋敷は父親が建てたものだと言い、「父の骨は今、この大地にある。墓地で母と兄と一緒に眠ってる」と言う。
ジェイミーが父親と最後に会ったのはフォートウィリアムの最初のムチ打ち刑の1週間後だと言う。
「だからオレは父親の最期を見てない。運ばれたのも埋葬されたのも。墓にも行ってない」と言う。
領主のお披露目
明日の地代徴収日を前にイアンは、「領主のお披露目をしよう」と言うが、「恩赦が決まるまでは人前に出ない方が安全だと思う」とクレア。だがジェニーは、「小作人たちは家族。懸賞金欲しさに赤軍服にジェイミーを売ったりしない」と言い切る。
集まった小作人たちは新しい領主夫婦にプレゼントを渡し歓迎の気持ちを表す。
そんな中、地代を全額支払えない小作人が。「不作の上、牛が死んだせいだ」と説明する小作人にジェイミーは、半納したカネを返却すると、「次の徴収で支払ってくれれば良い」と免除する。
それを苦々しい表情で見るジェニー。
一方、パンを勝手に取って食べた息子ラビーの頬を何度も激しく叩く父親を見つけたクレアは子どもの面倒を見ると声をかける。父親は、「サセナッフだろ?イングランドの話しを息子にするな」と捨て台詞を吐くが、ラビーを託した。その話をクレアから聞いたジェイミーは、夜の宴から酔って戻ると、「ラビーの父親マクナブに、虐待と折檻の違いを教えた」と言う。
苛立つジェニー
翌朝、ひどい二日酔いのジェイミーに、「昨日地代を集めなかったの?」と責めるジェニー。
ジェイミーは、「不作で生活が苦しいと言う小作人のことを考えた」と言うが、「領主がやりくりできなくなり、土地を手放すことになったら小作人がどうなるか考えた?それにあなたの説教のせいでマクナブが、父親ヅラするなら食わせてくれとラビーを預けに来たわよ」と言う。
クレアは、「ジェイミーは悪くない。これで子どもの虐待がなくなる」と言うがジェニーは、「来たばかりで何がわかるの?あなたたちが来る前から、私はラビーの引取先を探し、おばさんが引き取る予定だったのよ。なぜ私に先に相談しないのよ」と怒りをあらわにする。
だがジェイミーは、「領主はオレだ。姉さんに口を出される覚えはない!」と言ってしまい、より一層の亀裂が入る。
赤軍服の偵察
召使から水車が壊れて困っていると聞いたジェイミーは、修理を買って出る。
原因を探るため寒い中、シャツ1枚で川に潜り原因を突き止めるジェイミー。
だがその時、ジェニーが赤軍服が来たことを知らせにやって来た。
ジェニーはクレアに、「イングランド人だとバレるから黙ってて」と言うと、ジェイミーが脱ぎ捨てた服の上に座り、ジェイミーの存在を隠すが、水車小屋が壊れていると知り、「私が見てみよう」と言い出す伍長。
川の中で赤軍服に気づき、潜って隠れるジェイミー。
伍長は水車をチェックすると、「潜って見てみるしかなさそうだ」に言い出す。・・・と、その時水車が動き出し、シャツが水車に引っかかってきた。伍長はシャツが原因だろうとご機嫌に去った。
ジェイミーは赤軍服に見つからずに済んだが、ジェニーは弟の背中に残るムチの酷い傷痕を見て、衝撃を受け、走り去ってしまう。
イアンの助言
その夜、眠れないクレアが屋敷の絵画を見ていると、「その絵はジェニーと飼っていた鳥だ。ジェニーは傷ついた鳥をいつも介抱してた。私がフランスから義足で戻ったときもジェニーが助けてくれた。フレイザー家の人間は優しいが頑固、絶対に意見を曲げない。姉弟の喧嘩は間に入っちゃダメだ」とイアン。
「対処方法はある?」と聞くクレアにイアンは、「縄をつけてグィと引っ張るか尻を軽く叩く。反撃に合うかも知れないがね」とアドバイスする。
クレアは寝ているジェイミーを乱暴に起こすと、「領主になろうとして無理をし、家族を崩壊させてる。こんなんじゃみんな離れていく」と気持ちを伝えた。
父の墓石で
クレアの言葉で父の墓石を参ったジェイミー、そこへジェニーがやって来た。
ジェイミーは小作人から集め直した地代をジェニーに渡すと、ラビーについてもジェニーの考えに従うと言い、「悪かった、姉さんに相談するべきだった。これからはそうする」と謝罪する。
だがジェニーは、「父さんの死をどっかであなたのせいにしていた。だけど背中の傷痕を見てフォートウィリアムで何があり、父さんが亡くなったかわかった。私がランダルを怒らせたせいだ」と泣き崩れる。
ジェイミーはジェニーを抱きしめ、「姉さんもオレも悪くない。父さんの死の責任はランダルにある。もうオレを守るために無茶はしないで欲しい。オレの命より姉さんが大事だ」と言うが、「私の名誉にあなたの命がふさわしくて、あなたの名誉に私の命はふさわしくないと言うの?」と返すジェニー。
やっと姉弟の思いが通じ合った。
その夜、「ここが私の故郷に感じる」と言うクレアに、「昨日よりももっと愛している」とジェイミー。クレアも、「愛している」と言うのだった。
ジェイミーに銃を向ける男たち
翌朝、クレアが目を覚ますと、階下でジェイミーが銃を向けられていたー・・・
感想
ずっとジェイミーが帰りたがっていた故郷、ラリーブロッホに帰ってきました。
スコットランドのエディンバラの近くの、「ミッドホープ城」がラリーブロッホの舞台です。
いつか本気で行ってみたいと思っています(が、どんどん年齢が・・・)
ジェイミーとクレアの会話から、クレア27才、ジェイミー23才の5歳差カップルだとわかりましたね。
姉ジェニーとの確執もなくなり、これから・・・って時に現れた男たち。
お尋ね者のジェイミーを赤軍服に売ろうとしているのか、そうじゃないのか。
気になります。
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