アウトランダー シーズン1 #2 リアフ城

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1743年のスコットランドにタイムスリップしてしまったクレア

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#2 リアフ城 Castle Leoch あらすじ

リアフ城へと連れて来られたクレア。ジェイミーはクレアの世話をフィッツギボンズ夫人に頼む。一方、城主コラム・マッケンジーと面会したクレアは、5日後のインヴァネス行きを約束してもらうが・・・。

相関図

まとめ

リアフ城

クレアが連れて来られたのはリアフ城だった。
2日前フランクと入ったリアフ城は廃墟だったはず。どう考えも20世紀じゃないこの時代から抜け出すには、協力者を見つけるしかないと考えるクレア。
クレアはジェイミーからクレアの世話を頼まれたフィッツギボンズ夫人に、銃で撃たれたジェイミーの傷の手当が必要だと言うが、それを聞いたフィッツ夫人は、「あんたは治し方を知ってるんだね?魔女なのか?それともビートンなのか?」と問うが、協力することに。

城の中はフランクと歩いた記憶のままだった。
フィッツ夫人はクレアが頼んだ薬草を準備すると、「フィッツと呼んでおくれ」と言う。

ジェイミーの過去

クレアはジェイミーの傷の手当をしようとしてジェイミーの背中の傷痕を見て驚く。
それに気づき、「赤服軍のランダルに2度もムチ打たれた痕だ。フォートウィリアムから脱走した。彼らによるとオレは重罪の囚人らしい。4年前のことだ」と言う。

【ジェイミーに何があったのか】
4年前、地主に税が課せられ、イングランド小隊がジェイミーの領地へもやって来た。
その隊長がランダルだったと言う。
イングランド兵士が姉ジェニーに乱暴したため助けに入ったジェイミーは、姉を逃がし兵士を殴り倒すが、「身の程をわきまえろ」とランダルが姉を捕らえ、銃を突きつけた。

ジェイミーは降伏の態度を示し、「姉を自由にしてくれ」と言うが、ランダルは、「いい身体をしてる」と言うと姉の服を破って辱めを与え、それを弟のジェイミーに見ろと迫ると、今度は見せしめのムチ打ちをジェイミーにしたのだと言う。

ランダルは、弟を助けたいなら身体を与えろと姉に迫ったと言う。ジェイミーは、「オレが殺されても行くなと姉を止めたが、姉はオレが殺されると思ったんだろう。ランダルに身体を与えた。その後オレは殴られ気を失い、気づいたらフォートウィリアムへと連れて行かれてた」と言う。

優しさ

ジェイミーから、「キミは優しい。ご主人が羨ましい」と言われたクレアは一気に不安や淋しさが込み上げ、「夫はこの世にいない」と泣き出してしまう。ジェイミーは優しくクレアを抱きしめると、「もう泣かないで」と慰め、「オレを怖がらないで。他の連中のことも。オレがついてる。だけどイングランド人を歓迎しないヤツもいるを忘れないで。用心して」と言う。

城主 コラム・バン・キャンベル・マッケンジー

1743年!?

翌朝クレアを起こしたフィッツ夫人は、熱いスープと着替えを与え、城主の元へ挨拶に行くよう言う。
生き延びるためにはこの環境に順応するしかないと考えたクレアは、部屋にある本や手紙から、今が1743年だと知る

1743年。スコットランドはグレートブリテンの一部だったが、緊張が高まっていた
城主コラム

「あなたを歓迎する」と言うコラムにクレアは、「ジョージ2世の兵士にレイプされかけたところを、あなたの弟さんたちに助けられた」と感謝を伝え、インヴァネスに戻りたいので力を貸して欲しいと頼むが、「なぜ御婦人が下着姿でひとり森を彷徨っていたのか、事情を詳しく聞かせて欲しい」とコラム。
そこでクレアは以前フランクから聞いた尋問対策(できる限り事実を話し、隠したい部分だけを変える)を使い「フランスの遠縁を訪ねる途中、追い剥ぎに捕らわれた。何とか逃げ出し森を彷徨っていたところ、ランダル大尉に襲われた」と説明するが、コラムは、「ランダル大尉の噂は色々聞くが将校は紳士だ。理由もなく襲うことはない」と言い出す。その言葉に、「レイプに特別な理由がありますか」とクレア。
コラムは失礼な発言だったと謝罪した上で、「旅商人が次の土曜日にこの城に立ち寄る。馬車に乗せてもらえば良い。それまでは城の客人としてあなたをもてなそう」と言う。
クレアはコラムの容姿から、トゥールーズ・ロートレック症候群を患っていると推測する。

旅商人が到着するのは5日後。
クレアはインヴァネスに戻り、ストーンサークルから夫の元へ戻ろうと考えていた
【トゥールーズ・ロートレック症候群】
カテプシンK遺伝子の変異により起こる遺伝子疾患。骨と結合組織が退化する。
骨硬化、骨の成長が不完全であることのよる低身長、異常な顔貌、骨折しやすいなどの症状

食事の席で

コラムの招待を受け、広間へと姿を現したクレアを見るなり、静まり返り、奇異の目を向ける人たち。

ドゥーガルは、自分とコラムとの間の席にクレアを導く。
コラムはワインを注いでもてなすように見せかけるが、目的は尋問で、ありとあらゆる質問でクレアのウソを暴こうとする。クレアも必死でジェイミーに話しを振ったり、ハミュッシュの話しをしてやり過ごすが、ギリギリだった。

●食事の席にジェイミーの姿はなかった。ドゥーガルは、「城の中にはおけない」と言い、アレクの馬小屋にいると言う。
●クレアはハミュッシュをドゥーガルの息子だと思っていたが、コラムと妻ラティシャの息子だとわかる。どうやら複雑な事情があるらしい(ドゥーガルの息子か!?)

ジェイミーとの時間

翌朝クレアはジェイミーの包帯を取り替えるため馬小屋へと向かう。
城に入れない理由についてジェイミーは、「オレは懸賞金10ポンドがついたお尋ね者だ。殺人罪だけど、濡れ衣だ」と話し始めるー・・・。

10ポンドは、農民の1年の稼ぎと同じ
(このエピソードの続き)
フォートウィリアムに送られたジェイミーは、仲間の手引で脱走することになったが、その時騒ぎがあり、赤服兵士が撃たれたと言う。イングランド軍はジェイミーが殺害したと主張しているが、その時のジェイミーは、ムチ打たれた傷による高熱でフラフラだったと言う。

お尋ね者となった経緯を説明し、「だからオレの正体が分かれば、カネのためにオレを売る密告者がいるかも知れない。城には入れない」と言うジェイミーに、「私に話すことなかったのに」と言うクレア。するとジェイミーは、「あなたを信用している」と言う。

コラム、ドゥーガルは母方の伯父だと言う

見張り

城に戻ろうとしたクレアは、自分を見張るルパートに気づき、「誰の指示なの」と苛立ちを向けるが、「理由なんて知るか。ドゥーガルに見張れと言われたんだ。止めろと言われるまで続ける」とルパート。

クレアは我慢できず、「見張りをつける理由を説明して」と迫るが、「イングランドのスパイだろ?あんたが身元を偽ってることは間違いない。疑いが晴れるまで続くと思え」とドゥーガル。

クレアは旅商人がやって来るまで大人しく過ごし、無事に城から出ることだけを考えることに。

ゲイリス

フィッツ夫人から食材探しを頼まれたクレアが森で食材を採取していると、「それは毒キノコよ」と声がかかる。声をかけたのはゲイリス・ダンカン。
名前を名乗ろうとするクレアにゲイリスは、「クレアでしょ、知ってる。村はあなたの話でもちきり。サセナッフのスパイだって言われてる」と言う。

ゲイリスは近くに咲く紫の花について、「それは堕胎するときに使う花。村の娘たちが時々私を頼って来る。私を”魔女”だと思ってる。家には薬草がたくさんある。気に入るかも。いつか遊びに来て」とクレアを誘う。

ホール

夜、リアフ城では”ホール”が開かれた。
クレアはコラムは、トゥールーズ・ロートレック症候群だろうと推測する。

【ホールとは】城主コラムに争い事の審判を下してもらう場らしい。

次々と申請される争いごとを時にはユーモアで、時には厳しくジャッジしていくコラム。

すると、「ふしだらなことをした娘を罰して欲しい」と言う父親が現れた。
コラムは娘を罰するよう命じるが、ジェイミーが、「彼女の罰を身代わりで受ける」と言い出す。

コラムが身代わりを許可、ジェイミーはルパートから拳の処罰を受けることに。
腹を数発殴られ、顔を殴られ、ケガをしている肩を殴られても、OKを出さないコラムとドゥーガル。
クレアはたまらず助けに行こうとするが、それを止めるゲイリス。
ようやくドゥーガルからOKが出て罰は終わった。

娘はフィッツギボンズ夫人の孫娘

ジェイミーが娘の身代わりになった理由を知りたくて、知り合いなのかと聞くクレアに、「名前を知ってるぐらいだ。女が人前で殴られるなんて酷だ。オレは平気だから」とジェイミー。
フィッツギボンズ夫人は孫娘を庇ってくれたジェイミーの優しさに感謝する。

ジェイミーのケガの手当をしたクレアは、明日、リアフ城を発つと報告、「きっとこれでお別れだな、無事を祈っている」と別れのあいさつをするジェイミー。

軟禁

5日目の朝、待ちに待った商人がリアフ城へとやって来た。
別れを告げるクレアにフィッツギボンズ夫人は食料を持たせクレアを見送る

しかしクレアは城主コラムに呼ばれてしまう。
クレアが通された部屋は、現実の世界で2日前、フランクと愛を確かめた部屋だった。
テーブルに薬瓶が並ぶその部屋でコラムは、「ここはディヴィー・ビートンの診療所だったが、ビートンは亡くなってしまった。今、この城には治療師がいない。だから引き継いでもらいたい。ここに残ってもらう」と言い出す。

コラムはクレアがイングランドのスパイではないかと疑っているのだ。

一刻も早くインヴァネスに戻りたいクレアは、「私はスパイじゃない」と訴えるが、「あんたは何か隠してる。我が一族や城に害がないとハッキリするまでここにいてもらう。客人としてな」とコラム。
クレアは、「囚人のような扱いだ」と抗議するが、コラムは、「逃げる気ならそうなる」とドアを閉めた。

ビートン一族は治療師の一族で、ハイランド地方では名が知られているらしい

1946年

その頃フランクは、こつ然と消えた妻クレアを捜していた。

 

感想

ジェイミーの優しさ、包容力が伝わるエピソード。
そもそもチャーミングでこの優しさですもんね、そりゃ惚れてしまいます。
ゲイリスはちょっと村の人たちと雰囲気が違います。
同じように薬草に詳しいみたいです。今後も登場してくると思います。

しかしジェイミーがお尋ね者になった経緯がフクザツ~。
スコットランド人であること、不運が重なっているんでしょうね。

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