【もうひとりのエリオット/第3のエリオット】の正体は知りたいんだけど、明らかになるんかな?
冒頭から、チャン(ホワイトローズ)の過去が明かされる
主なキャスト
会社名 | キャスト名 | ■死亡 |
エリオット・オルダーソン | セキュリティ・エンジニア 天才ハッカーでもあり社会に不満を抱いている 亡くなった父ミスター・ロボットが幻覚で見え、会話し、コントロールされている |
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FBI捜査官 | ■サンティアゴ | ドミニクの上司 |
ドミニク・ディピエッロ | f・ソサエティ関与のサイバーテロ事件担当 | |
Evil(悪魔)コープ (世界最大のコングロマリット) |
フィリップ・プライス |
CEO(最高経営責任者) |
■アンジェラ・モス |
元オールセーフ社社員 |
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ダーク・アーミー | 中国系ハッカー集団 首謀者はホワイトローズ |
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ホワイトローズ (チャン国家安全部長) |
ダークアーミーの首謀者 | |
■グラント | チャンの側近 | |
■シスコ | ダークアーミーの一員 ダーリーンの恋人 |
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f・ソサエティ | ダーリーン | エリオットの妹 ダークアーミーとコンタクトを取れる |
■モブリー ■トレントン ■ロメロ |
シーズン3#7で全員死亡 |
#3 アクセス拒否 Forbidden あらすじ
キプロス国立銀行のアメリカのゼウスの担当者がオリヴィア・コルテスであることを突き止めたダーリーン。エリオットは早速オリヴィアを使って、資金強奪に動き出す。
若かりしチャンには、愛する恋人がいたー。
フェルナンド・ベラは、自分の野望実現のためにエリオットとパートナーを組みたいと考えており、手下を使ってエリオットの情報を集めるが・・・。
まとめ
過去
チャンの過去
1982年、チャンは通訳の陳を介し、アメリカIBMとの契約をまとめる。
通訳の陳はチャンの恋人だった。
陳は中国での生活に閉塞感を感じており、「大きな契約をまとめたんだ。駐米大使は確実だよ。アメリカでなら自分を偽らずに暮らせる」と未来を想像し笑顔を見せる。
チャンは恋人に、ありのままの自分を愛して欲しいと望み、母親の形見のドレスを着て「私は女」とすべてをさらけ出すが、恋人はありのままのチャンを受け入れた。
それから数ヶ月後ー。
チャンの恋人は、父親の強引な勧めで結婚することに。
「ボクにはムリだ。彼女を愛せない。キミを愛してる」と苦しい気持ちを打ち明ける陳。
チャンは恋人を抱きしめ、「結婚なんてたいした問題じゃない。ボクらの関係は変わらない」と言うが、「こんな状態で耐え続ける自信がない」と陳。
実はチャンは駐米大使になれず、国家安全部長に任命された。
アメリカでの生活は水の泡と消えたのだったー。
チャンは、「予定は狂ってしまったが、国家安全部長だ。これでボクの影響力は増す。北京で実権を握れる。少しの辛抱だ。ボクはキミだけに真の自分を明かした。信頼の証だ。だからボクを信じて。必ず方法を見つける。ふたりのために世界をよくするから。愛してる」と説得するが、恋人は、「この国じゃダメなんだ。ここじゃボクらの存在は認められない!辛抱することは諦めることと同じだ。良い世界なんて幻だ」と言い、自らの喉をかっ斬り、チャンの目の前で自殺する。
今、チャンがはめている腕時計は恋人の形見だった。
現在
チャンの決断
その母の形見であり大切な思い出のドレスを前に・・・
「コンゴ輸送の実施の日にはこのドレスを着る。準備をしておいて」と指示するが、秘書のワン・シュウは、「祝うにはまだ早いのでは?問題は山積みで安心できない状況です」と言い、
●弁護士のフレディ・ロマックスの自殺
●そのフレディに取引を持ちかけた相手の長けた手口から、オルダーソンが怪しいこと
●それと同時期に辞任を言い出したプライスも怪しい
と意見する。
しかしチャンは、「プライスの要求は吞む。後任のCEOを決める会議は明日行う。企みを阻止するには、予定を狂わせるのが1番。プライスとオルダーソンが協力してるのなら、ミスを誘う」と言う。
「しかし明日はクリスマス。メンバー全員を集めることは不可能です」と異を唱えるワン・シュウにチャンは、「ウェリックにCEOを打診するんだ。ホワイトローズの名前を出せば、カレは絶対に断らない」と言うー。
クリスタ・ゴードン
クリスマスで賑わう街でエリオットは偶然、精神科医のクリスタと鉢合わせする。
あの診察後、クリスタはエリオットに、【今後の診察、治療は出来ない】と手紙を送り、以後、診察をしていなかった。
「直接話したくて電話した」と言うエリオットに、「明確に伝えたわ。もうあなたとは関われない」とクリスタ。
それでもエリオットは、「今、調子がいいんだ。あなたの助言どりミスター・ロボットとも話してる。オレはただ、やっと良くなってきたと、お礼を伝えたかっただけなんだ」と言うが、「止めて。あなたに危険なものを感じるの。法的措置を取りたくない。関わらないで!」とあからさまな拒否を見せる。
フェルナンド・ベラ
ベラには、”NYのキングになり、王国を築く”と言う多大な野望を持っていた。
それには、有望なパートナーが必要で、エリオット以外にいないと考えたベラは、手下にエリオットを監視させていた。
メキシコ店の奥で、チキンに”ヤク”を忍ばせて、子どもたちに配達させるベラ。
店に入って来た手下に気づき、「エリオットについての朗報を聞こうじゃないか?」と言うが、エリオットにこだわる理由が理解出来ない手下は、「勘弁しろよ、なんでヤツにこだわるんだ。ヤツはいつもひとりきりで、何も情報がない」と言う。
しかしそれでベラが納得するハズがない。
手下は、「女と揉めてた」と言ってクリスタとエリオットの画像を見せる。
「これが何だって言うんだ?誰が見てもわかるような情報は要らない」
ベラはそう言うと手下を銃で撃ち、「この女に話しを聞こう」と言うと、トドメを撃ち込んだ。
エリオットの強奪計画
オリヴィア・コルテス
オールセーフ社内。
ダーリーンは、キプロス国立銀行でスーザン・ジェイコブスの担当者が、”オリヴィア・コルテス”であることを突き止めたが、キプロス国立銀行のセキュリティは強固で、口座にアクセスするためには、銀行専用のパソコンが必要だった。
「遠隔のハッキングは不可能よ。オリヴィアのパソコンでアクセスするしかない」とダーリーン。
エリオットは、オリヴィアを徹底的にリサーチし、「今夜、恋人とデートする。留守中、彼女の家を調べてパソコンを探す」と言うが、「私がやる」とダーリーン。
しかしエリオットは、「ダメだ。協力したいならオレに従え。イヤなら抜けろ」と強い態度でダーリーンが関わることを禁じる。
オリヴィアの自宅
オリヴィア宅に不法侵入したエリオット(と、ミスター・ロボット)は、オキシコドンを見つける(彼女は薬物中毒の過去あり)
そしてカギのかかった引き出しからノートパソコンを見つけた。
コマンドエラーを発生させ、パスワードを変更、認証情報は手に入れたが、キプロス国立銀行にログインするには【トークン(ワンタイムパスワード)】が必要だったため、ログインできない。
オリヴィアに接触する
エリオットは、(オリヴィアは、”トークン”を持っている)と睨み、オリヴィアに接触するため、パブへ行く。
そこにはデートをすっぽかされたオリヴィアが。
エリオットは、(彼女はオキシコドンをやってる。その弱みにつけ込む)と言い近づくが、そこでミスター・ロボットと入れ替わり、「1杯奢らせてほしい」とスマートに誘う。
気の利いた話しができないエリオットだったが、「昨日、母親が死んだんだ。仲良くなかったけど。それにオレはモルヒネ依存症で・・・」と話し始める。
オリヴィアは、「あなたイカれてるの?普通じゃない」と言うが、エリオットにシンパシーを感じる。
その時、遅れてやって来たデート相手エヴァンがオリヴィアに声をかける。
しかしオリヴィアは、「人違いよ」と席を立ち、エリオットを見つめるが、反応しないエリオットに、「帰るわね」と言うと店を出て行くー。
一瞬、躊躇したエリオットだったが、オリヴィアを追いかけ、キスをする。
ふたりはオリヴィアの家で一夜を共にする。
夜中、エリオットはオリヴィアのバックからトークンがついたキーアクセサリーを外し、バスルームに。そして、”ドロレス・ヘイズ”に、【パスワードの入力も準備はOK?】とテキストを送り、OKの返事を待って、トークンの画像を送った。
プライスからも、【会議は金曜日の夜】とテキストが届いていた。
その時、オリヴィアがバスルームのドアをノックする。
エリオットは、頭が痛いと誤魔化すが、オキシコドンのボトルを見つけ、驚いたフリをする。
「パブで話したことと、このクスリが関係してる・・・」と話し始めるオリヴィア。
オリヴィアが抱える苦しみを理解できるエリオットは黙って彼女の話を聞き、「自分を憎む気持ち、理解できる。オレはキミを恐れない」と向かい会う姿勢を見せる。
オリヴィアは、「この話、初めて人に話した。もっとイカれたエピソードもあるけど、今日はここまで・・」とエリオットの肩に頭を乗せた。
エリオットを尾行するもの
オリヴィアと別れ、自宅へ戻ろうとしていたエリオットは尾行されていることに気づく。
(ダークアーミーか?計画がバレたのか?)と焦るミスター・ロボットに、「知らん顔すればいい。普通に過ごす」とエリオットは言うが、自宅に戻ると、玄関ドアがこじ開けられた後が・・・
(逃げよう)
ミスター・ロボットは言うがエリオットは、「秘密がないように振る舞う」と思いきってドアを開ける。
そこに居たのは、タイレル・ウェリック。
タイレルはエリオットを見るなり、「EコープのCEOになった。ホワイトローズからの指示だ。これで内側から連中を倒せる!」と興奮気味に話すが、エリオットはタイレルの口を塞ぎ、【彼らは聞いている】とペンで走り書きする。
エリオットのアパート前には、尾行してきたクルマが停まっていたー。
感想
シーズン4の1話目から、エリオットが電話を受けるが、出ない相手「ドロレス・ヘイズ」。
今回のエピソードで、エリオットに協力している人物であることは分かりましたねー。
もしかして、ドロレス・ヘイズってダーリーン(わかってない私)
オリヴィアとはびっくりする程のスピードで関係を深めたふたり。
「イカレタエピソードがもっとあるけど・・」と意味深なことを言ってたオリヴィア。
エリオットは彼女を仲間に引き入れたりするんかなぁ・・・。
ホワイトローズがいつも腕時計のアラームを使って、「私は時間を大切にしてる」と言ってるのは、愛する恋人の生き方をオマージュしてたんですね。
で・・・今回は、もうひとりのエリオットのエピソードはなしでした~
コメント
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