ペーパー・ハウス4 #8 最終話! スペイン発、頭脳派強盗団ドラマ(相関図付)

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シーズン4最終話です。
すっごいスピードでついていくので必死
スペイン銀行強盗脱出、金塊持ち出しは、シーズン5に続く~
9/3~ シーズン5の配信決定

#8 パリ作戦 Plan Paris あらすじ

教授は新しい助っ人ベンジャミンと共にリスボン救出に動き出す。
リスボン不法拘禁、コルテス(リオ)の拷問の責任を取り記者会見場に現れたシエラは、大きな賭けに出る。

 

相関図

まとめ

強盗グループ vs ガンディア(スペイン銀行内)

【エピソード7では】
パニックルームで、デンバーの投げた手榴弾で大ケガを負ったガンディアの手当をすることになったトーキョーは、一瞬の隙を突き、ガンディアを気絶させる。
それと同時にパニックルームの扉をこじ開け、入って来たパレルモたち。
ナイロビを失った影響

教授の指示でガンディアに治療を施すヘルシンキ。
しかしガンディアを生かすことに納得できないリオは、「なぜヤツの命を救う?ナイロビを殺したんだぞ!」と教授を責め、トーキョーも、「ナイロビを殺した男の治療をするヘルシンキの気持ちはどうなるの?ナイロビが死んでも命令を続けるの?」と教授の責任を問う。

そんなトーキョーをハグし、「オレも今すぐアイツを殺したい。ツラくないワケがない。教授も同じだ。オレたちは捕虜は殺さない。どんな苦痛でもだ」言い聞かせるデンバー。

しかしヘルシンキは抑えきれない怒りで、ガンディアの額に銃口を向け、「ナゼ、ナイロビを殺した?ナゼ殺した?」と言いながら、何発も額を撃ち抜いた。

空弾だったためガンディアは死ななかったが、ヘルシンキの目は、怒りと哀しみ、苦痛に歪んでいた。

地下金庫室の溶解作業に向かうモニカ、リオ、デンバー。
しかしリオは手の震えが止まらない。
ナイロビを亡くした悲しみと、先の見えない状況にモニカはふたりをハグする。

パレルモとヘルシンキ
【過去】
マルティンは心からアンドレ(ベルリン)を愛していた。
しかしアンドレから、「キミはソウルメイトだが、前に進むべきだ」と別れを告げられてしまう。
愛するアンドレを失った悲しみで、長い間、酒に溺れ、死を考える生活をしていたマルティン。

ナイロビを失ったヘルシンキの気持ちが痛いほどわかるパレルモは、「お前の気持ちがわかる。オレは落ちるところまで落ちた。お前は抜け出すんだ、オレみたいなクズになるな。”ブンブンチャオ”と言ってお前を酷く扱った。許してくれ。どう向き合えば良いのかわからなかったんだ。オレの命をかけてお前を支え、脱出させる」と誓うと、本名(マルティン・ベロティ)を告白する。
ヘルシンキもまた、「本当のお前をわかっていた」と言うと、本名(ミルコ・ドラギチ)を名乗り、「弟(オスロ)とナイロビを亡くした。もう誰も死なせない。お前もだ、マルティン」と誓うのだった。

 

シエラ

反乱

記者会見の場に立ったシエラは、ナイロビの息子を捜査利用して狙撃、あえて医師を送らなかったが、犯人グループによって一命を取り留めた。しかしタマヨ警視監の後押しで人質の警備責任者ガンディアによって殺害されたと認めただけでなく、コルテス(リオ)の拷問の証言はすべて事実で、政府命令だった。CNI(情報局)、警察司令官、内務省も承知していたと暴露した。
記者会見を見たタマヨ中佐は、「あの女を埋めるべきだった」と怒りが収まらない

腑に落ちない

ラケルの母親と娘がミンダナオ島にいると判明した時、シエラはラケルに有利な条件を提示した。その時ラケルは、陥落寸前だった・・・にも関わらず、突然態度が変わった。
シエラは、その時がターニングポイントだったのではと考え、アントニャンサスが関わっている可能性に気づく。

時を同じくしてシエラに逮捕状が出された。
内務省の要請でシエラ逮捕に動き出すタマヨ中佐。

独自捜査

シエラは容姿をすっかり変えると、独自捜査に乗り出す。
まずはアントニャンサスの妻と接触、カレがアパートで騒ぎを起こした話しを聞くと、アパートの警備室を訪ね、銃を見せ半ば脅して監視カメラ映像を入手、教授とマルセイユがアントニャンサスと接触した証拠見つけると、教授のクルマのナンバーをゲット。
次に警察仲間の協力で、教授のクルマの動きを調べあげ、最終目的地を見つけ出した。
シエラはそこへひとり向かう。

 

リスボンの救出

教授の作戦

26人の武装警護隊が7台のバンで刑務所から裁判所までラケルを護送する。
しかし、裁判所駐車場に入るのは、ラケルを乗せたバン1台、警護員6人だけ。
教授はその瞬間を狙う計画だった。

ベンジャミンたちの仕事

教授は新たな協力者ベンジャミンら炭鉱夫に、都心の空き家の中華料理店の地下を11m68cm掘削させ、裁判所地下駐車場までの開通作業を依頼する。(約10時間で掘削作業を完了予定)

パリ作戦

国家裁判所にてラケルの証言聴取が始まった。

「パリ」とは、パリ作戦のことで、すべて真実を話すこと

ラケルは、スペイン銀行地下金庫の金塊90トンを溶解していること、その技術的詳細まで説明をはじめる。
それは長時間に渡る証言だが、ほんとうの目的は、”時間稼ぎ”
教授の読みどおり、午前1時を超えても終わらない証言に、裁判官は明朝に聴取を続けることを決定、ラケルは刑務所へと戻される。
しかしそれこそが教授の狙いだった。

リスボン救出
夜中~朝にかけて約10時間で、
・パキスタンから裁判所の監視モニターを操作し、警備員に録画映像を見せる細工
・マルセイユの協力で騒音を誤魔化し、裁判所駐車場の壁にトンネルを開通
ベンジャミンらに「偽りの扉」を作らせ、そこで待機させる。

2日目の朝。
リスボン(ラケル)は前日と同じ護送隊に囲まれ刑務所から裁判所へと移送されるが、前日とは一転、「証言しない」と黙秘に転じる。
黙秘が認められている以上、ラケルは刑務所に戻されることに。
教授は護送車に戻って来たところを待機していたベンジャミンらに襲撃させ、リスボンを救出する。

その後ベンジャミンらは警護員らの胸に爆弾を取り付けると、「道を変えたり、警告したり、囚人を刑務所まで送り届けなければ爆発する」と警告し、身代わりの囚人を乗せて刑務所へ戻るよう脅迫。
護衛隊は、それに従い、駐車場を出発する。

次の計画

ラケルはトンネル使い中華料理店に移動すると、クルマで軍用ヘリが駐機している場所まで移動。
車内で特殊部隊のウェアに着替えたラケルは、軍用ヘリの乗り込むと、マルセイユの操縦で出発する。

軍用ヘリが向かったのは、”スペイン銀行”上空だった。

 

スペイン銀行 ②

人質たち

マティアスが見張る中、アルトゥーロはアマンダに近づくと、「さっきは根拠もなく非難しやがって」とイチャモンをつけ始める。
アマンダは、「もう構わないで」と拒否するが、止めないアルトゥーロにミゲルと総裁が、「構うな。卑劣なヤツだ」と非難したため、アルトゥーロが騒ぎ出す。

「黙れ!騒ぐな!」と割って入ったマティアス。
アルトゥーロはその一瞬の隙を突き、マティアスから銃を奪うと、「伏せろ!手を後ろにやれ!」と叫ぶと、「みんな立て!ここから出してやる!オレはあんた(総裁)とは違う、人質を救って英雄になるために来た」と人質をコントロールしようとする。

その時立ち上がったのはマニラ(フリア)。
「銃を置かないと死ぬよ、強盗団の仲間マニラよ」とアルトゥーロに銃を向ける。

しかしアルトゥーロは、「そんなウソを信じるか。騙されないぞ!」と刃向かったため、マニラはアルトゥーロの太ももを撃ち抜く。
もんどり打って倒れ、「痛い、死にそうだ。アマンダに暴行はしてない」と言うアルトゥーロに、「これでは死なない」と総裁は言い捨て、マニラは、「アマンダ暴行容疑で逮捕する。あんたは私にもその薬を勧めた、このクズ」と言うのだった。

強盗グループの作戦
    1. パニックルームの通信を再構築した強盗グループは、「パニックルームいる。もうすぐヤツらに見つかる。ナイロビとトーキョーを殺した。脱出する予定だ」とタマヨ警視監に連絡するよう言う

      ガンディアは抵抗、反逆するが、ガンディアの行動を想定していた教授は、「チャンスは一度だけだ。次にやったら殺す」と迫り、従うしかない状況へと追い込む。
    2. トーキョーらは捜査本部に聞こえるよう銃撃戦を開始する。
      その音で色めき立つ捜査本部。
      ガンディアはタマヨ警視監に、「集中攻撃だ。屋上に向かっている避難要請する」と連絡させる。

      【捜査本部】タマヨ警視監はヘリを指示、スアレスはデルタ1の救出作戦を指示する
    3. モニカらは屋上に発煙筒を投げ込み、煙を充満させて狙撃犯の視界を妨害する。
      【捜査本部】
      タマヨ警視監とスアレスはヘリに連絡し指示を出すが、応答しているのは教授
    4. タマヨ警視監から、「援護する」との連絡に、「ムリだ。扉に爆破装置がある」と返答させるトーキョーたち。
      【捜査本部】
      爆弾処理班を呼んだタマヨ警視監は、彼らの指示に従い、「青ワイヤーを切れ」と指示。
    5. トーキョーは、「黒い服とマスク姿だ、撃つな」とガンディアに言わせ、屋上に送り出す。
      しかし実際に走り出たのはデンバー。もちろん銃は空弾だ。

    6. ガンディア(本当はデンバー)を追い、赤ジャンプスーツ、ダリマスクの強盗グループが銃撃をしながら屋上へと姿を現す。もちろん空弾だ。

      【捜査本部】
      銃撃戦をモニター越しに見ている。
      援護射撃の指示が出るが、煙の充満で視界が確保できない狙撃班。
    7. トーキョーは狙撃班を攻撃
      【捜査本部】狙撃班は撤退する

 

エピソード7,「9:40 am」の冒頭のシーンに繋がる
教授の作戦

マルセイユが操縦する軍用ヘリが銀行上空へと到達した。
屋上は煙で充満し、銃撃戦になっている。

【捜査本部】スアレスはヘリの特殊部隊にガンディア救出命令を出し、ヘリ降下を指示する

リスボンはヘリから縄を下ろすと、屋上へと降り立ち、デンバーと合流する。

【捜査本部】
屋上に降り立った特殊警官の行動に驚きスアレスは、「ヘリに戻れ!」と命令する。
その時、ヘリは着陸せず、戻り始める。
「ナゼ戻る?位置に戻れ!応答せよ!」と混乱する捜査本部。

一方ガンディアは一瞬の隙を突き、強盗グループを殴るが、ボゴタが反撃した。

 

捜査本部

醜態

「ヘリに問題です。我々が攻めます」
リスボンは捜査本部に連絡すると、銃撃しながら扉に向かって走る。

その緊迫した映像を見ていたタマヨ警視監に、ラケルの護送隊から電話が。
「誘拐された女性がいる」と意味の分からない報告に、タマヨ警視監は、それどころではないと電話を切るが、アンヘルとスアレスは気づいてしまう。
今、タマヨ警視監が必死で指揮を執っている”ガンディア救出作戦”はワナだと。
それを知らされ愕然とするタマヨ中佐。

 

勝利の喜びとチェックメイト

強盗グループ

見事、計画どおり仲間と合流したリスボンを歓喜し迎える仲間たち。
教授は、「この戦争は我々が勝つ。ナイロビのために」と仲間を鼓舞する。
皆も、「ナイロビのために!ナイロビのために!」と拳をあげる。

絶対絶命 !?

仲間の声を聞きながら感極まる教授・・・その時、背後から銃を構える音が。
振り返った教授が見たのは、銃口を向けながら、「チェックメイトよ」と言うシエラだった。

 

感想

この最終話だけは、2回見たいと思うぐらい、かなりの情報量とスピードでした。
やっぱり面白いな~。
強盗犯を応援したくなる不思議なドラマは健在です。

しかしラストシーンでは、シエラに銃口を向けられた教授。
マズイよ、これかなりマズくないか?

気になるのがガンディア。
最後の最後まで抵抗し、ボゴタ、ヘルシンキに痛めつけられたけど、生存してるのか?
たぶん死んだ?と思われるけど、気になるところです。

そしてこの緊迫した状況の中、地下では金の溶解が続き、人質たちはアルトゥーロの反乱によりマニラが犯人グループの一味であることが判明。
彼らはどうなるのかな。

シーズン5では、合流したリスボンはどのような役目を果たし、金をどうやって持ち出し、彼らは脱出するのか。
楽しみです。

しかしエピソード8は、まとめるのが難しかったな~。
割と、わかりやすくまとめたつもりです(自画自賛)

 

 

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