ラスト・キングダム 3 # 8 (相関図)

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海外ドラマラスト・キングダム

ウートレッドがスケードの呪いに対処します。
シーズン3も残り3話、佳境です。

 

# 8 あらすじ

エドワード王子と領主エセルヘルムも娘エルフレドとの結婚式が開かれることに。
エドワードの王位継承を阻止したいエゼルウォルドは、エドワードが捨てた妻エジュウィンにフラれ、エドワードに憎しみを持つシーグブリッドを利用しはじめる。
ヘステンからスケードを奪い返したウートレッドは、スケードの呪いを溶けるのか・・・

相関図

まとめ

船で

デーン軍の野営地でヘステンから呪術師スケードを奪い返したウートレッド。

スケードは、「お前が蘇るのを予知した。お前の兵は、どんどん増え5千人になる。そしてアルフレッドは倒れ、お前が取って代わる」と言い、手のひらを切り、自らの血を「味わえ」とウートレッドに飲ませ始める。
ウートレッドはスケードの血を貪るように舐めると、濃厚なキスをする。
そんなウートレッドに不安を感じるフィナンは、「女を奪ったのはヤるためじゃない」と釘を刺す。

 

クーカム(現クッカム) ウェセックス

王の息がかかるウートレッドの領土

ウートレッドは久しぶりに領地に戻るが、そこにいたのは、アーケンウォルド司教。
アーケンウォルドは、「王命を受けてここにいる」と言い、広間には大きな十字架を祀っていた。それを見たウートレッドは、「十字架を下ろせ」と迫るが、「それはできない」とアーケンウォルド司祭。しかしウートレッドの怒りを感じた司教は、「従うしかなさそうだがこれは神への冒涜だ。このことは陛下の耳に入る」と言う。

そこに現れたのはヒルド。
ヒルドは、「私が掲げたけれど、あなたがまたクーカムを治めるなら話しは別」とウートレッドの気持ちを鎮めようとするが、スケードが十字架を落としてしまう。
ウートレッドは、「十字架を持ってウィンチェスターに帰れ」とアーケンウォルド司教に求めた。

子どもたちの今

ヒルドから、子どもたちはウィンチェスターで王の庇護下にあり、すでに洗礼を受け、修道院で暮らしていると聞かされ、「キリスト教徒にするなどオレと妻に対する侮辱だ」と憤るが、「あなたはいなかった。子どもたちは幸せにしている」と言われ、子どもたちに会えるよう手を貸して欲しいと言う。
ヒルドは、手を貸すが、アーケンウォルド司教との諍いは陛下の耳に入り、警戒されるだろうと懸念する。

従者との別れ

ウートレッドはアーケンウォルド司教に、「ウィンチェスターまで従者を護衛につける」と申し出て、フィナン、シトリック、オフファースが町へ入れるよう段取りをつけると、自分はスケードとクーカムに残ることに。
ウートレッドの子どもたちの様子を確認するため、ヒルドも同行する。

呪いを解く

皆が去ったあと、ウートレッドはスケードと湖に入り、ひとつになろうとする。
スケードは、「私を信じろ、お前は王、私は王妃だ」とキスし、ウートレッドもそれに応えるが・・・次の瞬間、スケードの首を締め、殺してしまう。

その様子を見ていたのはオフファースは、ウートレッドのために広間を温め、食事を作り待っていた。
オフファースがいることに驚き、「見てたのか。気が進まなった」と言うウートレッドに、「必要なことでした。これで魔女から解放されました。あなたを置いていけなかった。そしてここでギゼラ様を偲んでいました。誰より優しい女性でした」と言う。

その翌日、ウートレッドとオフファースはウィンチェスターに向けて馬を走らせた。

 

ウィンチェスター ウェセックス王国 

エドワードの挙式に参列するため、エセルレッドとウィンチェスターにやって来たエセルフリーダは、「お酒を飲みすぎないで」と釘を刺すが、エセルレッドは、「婚礼の次は葬式だな」と相変わらずイヤミばかり。

憎しみをたぎらせるエゼルウォルド

罰を受け、片目を潰されたエゼルウォルドはますます卑屈になっていた。
エゼルウォルドは自分を貶める証言をしたべオッカに、「王がお亡くなりになればあなたの影響力はなくなり、庇護するものもいなくなる。デーン人の妻がいることを忘れない方がいい」と脅しをかける。

何としてもエドワードが王位に就くのを阻止したいエゼルウォルドは、エドワードに恨みを持つシーグブリッドに、「エドワードを王にしてはならない」と焚き付け、

”ウートレッドは追放した王を恨んでおり、報復にエドワードを狙う気だ。ウートレッドはデーン人としてウェセックスを乗っ取る気だ”

と言うウワサを吹聴、アルフレッドの死後、民たちが幼い王子に運命を委ねる不安を煽る作戦に出る。

【シーグブリッドの恨み】
シーグブリッドが愛していた女性(エジュウィン)は、エドワード王子と恋に落ち、結婚、双子の子どもを授かるが、王に反対され、エジュウィンは修道女に、双子は修道院で育てられることに。
そのせいでシーグブリッドは王子に怒りと恨みを持っている
吹聴されるウワサ

さっそくデマを広げるシーグブリッドにべオッカは、「ウートレッドが王と王子を襲うことはない。バカなことを言いふらすのは止めることだ」と忠告するが・・・

べオッカの懸念

アルフレッド王の死を前に、デーン人の襲来と、民衆の不安を懸念するべオッカは、「デーン人が攻めてくれば皆、お前を敵だと思う。キミを守れるか心配だ」と言うが、「すべては運命、神々が決めること」とテューラ。

しかしテューラはすでに、デーン人であることで住民たちから嫌がらせを受けていた。
厚顔なエセルヘルム

アルフレッドから呼び出しを受け、宮殿へとやって来たエセルヘルムは、アルフレッドが宮殿に宿泊させないことに不満を言い、出迎えたエドワード王子には、「酒場でウワサを聞きましたぞ、落とし子がいるのは本当ですかな」と言い出す。その厚顔な態度にピヤリグ神父は、「酒場のウワサは酒場で留め置くべきでは?」と諌める。

アルフレッド王

「ウートレッドのことだ」と切り出したアルフレッドに、「謀反人で悪党です」とエセルヘルムとエルスウィズ王妃。しかしアルフレッドは、「ウートレッドは信頼に足る男だ。私の存命中はカレの追放を解かぬが、私が死にエドワードが即位、カレを側近に迎い入れたならウートレッドを認めてもらいたい」と言う。
エセルヘルムは、「覚えておきます」と返事するが、エルスウィズは、「カレは謀反者です」と意義を唱える。

エセルヘルムが下がったあと、エルスウィズは、「そこまでカレを高く買っているのなら、恩赦を与えれば良いのでは?」と苛立ちを向けるが、「これからも戦いは続く。だからこそ戦い方だけでなく、戦う時機を知る男が必要なのだ。私がウートレッドを許しても、カレは拒む。決断するのはエドワードだ。息子を正しい決断に導いてくれ」とアルフレッド。

母としての苦悩

敬虔なキリスト教徒のエルスウィズは、愛する息子の片腕戦士がウートレッドになることがどうしても許せず、「戦いのためとは言え異教徒を頼りにすることは正しいことなのですか。息子を異教徒に汚されたくない。息子を神の王になって欲しいのです。どうかお示しください」と神に祈り、答えを求めようとするー。

帰還

ウィンチェスターに戻ってきたフィナン、シトリックは、アーケンウォルド司教一行として町に入ることが許されたが、ウートレッドとオフファースは、旅芸人の馬車に隠れて町へと入った。

フィナンとシトリックを町で見たエゼルウォルドは、「従者がいるならウートレッドも近くにいる。オレたちがウートレッドに罠をかけるんだ。王子をさらえばウートレッドが処刑される」と言い出す。

べオッカの家

町に入ったウートレッドが向かったのはべオッカの家だった。
テューラはウートレッドとの再会に心からよろこぶが、「どうして危険を冒してまで戻って来たの?殺されるわ」と問う。
ウートレッドは子どもたちとテューラに会うために戻ってきたと言い、兄ラグナルが戦士として死ねず、ヴァルハラに行けていないと言い、「ニヴェルヘイムにいる兄貴を救うにはラグナルの血がいる。テューラの血が必要なんだ」と説明、テューラは協力する。

ウートレッドは幸せそうに見えるテューラが、デーンであることを理由にのけ者にされている事実を知るが、「あなたが去り、王の力が弱ってる。みんなデーンの襲撃を恐れている」とテューラ。

そこへべオッカが帰ってきた。
べオッカはテューラが出血していることに驚くが、亡くなったラグナルのためだと聞くと、「それは異教徒の儀式だ。キリストの教えに反する、認められん」と怒り出し、やめさせようとするが、テューラから、「兄がヴァルハラに行けるなら手を尽くす。あなたの神を否定しない。あなたも私たちを否定しないで」と言われ、苛立つ。

改めてべオッカは、「私の家で異教徒の儀式をさせてやったんだ。私の頼みも聞いてくれ。王と引き合わせる。陛下は死ぬ前にお前に伝えたいことがあるのだ」と言い出す。

エゼルウォルドの企み

その頃、ウートレッドを捕まえるため、シーグブリッドの兵を集めてべオッカの家へとやって来たエゼルウォルドだったが、「剣を抜いて何をするおつもりかな」とピヤリグ神父に阻まれてしまう。

エゼルウォルドは兵士に、ベオッカ神父の家を包囲するよう指示するが、そこへ騒ぎを聞きつけべオッカ神父が家から出てきた。
「家の中を見せてもらおう。王と王子を守るためだ」と言うエゼルウォルドに、「ここは私の家だ。勝手にはいることを許さない」とべオッカ。
するとエゼルウォルドはシーグブリッドに、「ステアパと王の護衛を呼べ、ウートレッドを捕らえたと伝えろ」と指示を出しはじめる。
そこへテューラが姿を現し、「見たいなら見せましょう。何も隠すものはない」と言ったため、エゼルウォルドとシーグブリッドはべオッカの家を捜索するが、ウートレッドはいなかった

ウートレッドはテューラがもしもの時のために掘った床下の穴の中に隠れていた
結婚式の朝

アルフレッドの体力はギリギリだった。
意を決したべオッカはアルフレッドに、「民は陛下のいない王国に恐れを感じている。後継者だけでは足りません。実はウートレッドがここにいます。皆に知らせ処刑するか、カレと話すかです」と決断を迫る。

結婚式が執り行われている頃、べオッカに導かれ宮殿の図書館で待っていたウートレッドは、机の上の挿絵付きの文書を目にする。それはウェセックスのこれまでの歴史であり、ウートレッドの軌跡でもあったー。
それを眺めるウートレッドを背後が見つめるアルフレッドー・・・・

感想

最後のシーン、ウートレッドを亡霊のように見えるアルフレッド、怖い~。

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