ラスト・キングダム 5 # 2 (相関図)

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エフォウィックを制圧したブリーダ。
シグトリグルは妻スティオラを助け出すためにウートレッドを捜すが・・

# 2 あらすじ

弟ログンヴァルドルの謀反にあい、ウートレッドに救援を求めるシグトリグル。しかしエセルフリーダは派兵を渋る。宮殿を思うがままに動かそうと画策するエセルヘルムは偽の王命を出す。一方、エドワードは幼い頃に出会ったケントのエドギラと思わぬ再会をする

相関図

まとめ

エフォウィック(現ヨーク)ノーサンブリア王国

ブリーダはアイスランドで発起したデーン軍を率いてエフォウィックを襲撃、制圧すると、「ウートレッドの娘スティオラを捜せ」と命じる。

制圧されたエフォウィック

一方、シグトリグルはデーン兵士に取り囲まれ孤軍奮闘するが、ログンヴァルドルは兄を援護もせず、「ブリーダは敵じゃない。お前たちを救いに来たのだ。降伏しろ、部下を救いたいなら抵抗するな」と言う。

それでも戦いを止めないシグトリグルにブリーダは神父を殺し斬首、その首をシグトリグルに投げつける。
「降参しろ。さもなくばもうひとりも殺す」と言われとうとうシグトリグルはひざまずいてしまう。

勝ち誇ったかのよう近づくと、「お前の妻はどこだ?」とブリーダ。
シグトリグルは、「オレが捜す」と言うログンヴァルドルに、「やめろ、逃がしてやれ」と言うが、それを無視するログンヴァルドル。
ブリーダはシグトリグルの長髪を切り落としながら、「もうお前は王ではない」と言い、すべては自分の手の内だと言わんばかりに、「スティオラ、出て来い」と叫ぶのだったー・・。

スティオラ

その頃スティオラは、侍女ヘラと協力して兵士を始末すると、屋敷を歩き回るログンヴァルドルから、身を潜める侍女を手招きし、床下の下水道に逃げようとするが、ひとりの侍女が見つかってしまう。
しかし侍女は、「女主人はもう逃げた」とスティオラを庇い、連行されてしまう。
スティオラは4人の侍女と下水道に逃げ込む。

ブリーダの取引

ブリーダがシグトリグルを残酷な水責めで殺す気だと知り、「兄を生かしてくれ。神々の教えを叩き込む」と頼むログンヴァルドル。だがシグトリグルは、「お前たちには屈しない。民の王として死ぬ」と言い切る。
その言葉に、「あんたがやるんだ」と水責めをログンヴァルドルに命じるブリーダ。
ログンヴァルドルは躊躇するが、ブリーダに逆らえず、兄を水責めにする。

シグトリグルの息の根が止まる寸前、ログンヴァルドルを止めたブリーダは、「よく忠誠を示した」と言うと、「エフォウィックのデーンたちよ、出てきて私に忠誠を誓えば咎めはしない」と宣言すると、城門を解放。
シグトリグルの拘束を解き、「スティオラを生かして欲しければウートレッドを差し出せ」と要求し、エフォウィックから追い出した。

スティオラは下水道の隙間から、一部始終(侍女が首を掻っ切られて殺されたこと、シグトリグルが水責めのにされたのち、自分を生かすことを条件に父ウートレッドを連れて来るよう要求されエフォウィックから追放されたのを)見て、聞いていた。

翌朝、ブリーダは町の女性たちを広場に集めるてひざまずかせると、「スティオラがあんたたちを助けに出てくるまでそのまま動くな、いいな」と言い、「スティオラ、出てくるんだ。女たちが苦しむぞ」と呼びかけるが・・・

下水道にいる侍女ヘラは、「行ってはダメだ」と止める。

生贄

ブリーダがエフォウィックを制圧してから2日が経過しても、一向に姿を見せないスティオラ。
町の女性たちは、ひざまずき続ける拷問を受けさせられていた。
ブリーダは、「デーンのためにデーンランドを取り戻す。神々に御礼をする」と言うと、目隠しをしたヴィビケを呼び、生贄を選ぶよう言う。
ヴィビケが選んだ生贄が、次々と喉を掻っ切られて殺されていく・・・

5人の女性が生贄になった最後、ヴィビケが選んだのはログンヴァルドルだった。

喉に短剣を当てられ、「あり得ない。オレは神々に仕える者だ。間違いだ」と訴えるログンヴァルドルに、「予言者を通じて神は語る。だが今日は5人で十分だ」と言い、生贄にされる寸前のログンヴァルドルを助けると、「これで神は許してくれる」とナイフで顔に傷を入れる。

その様子を下水道の隙間から見ていたスティオラは、「私が出て行かなければ皆が殺される」と言うが、「陛下が戻られるまで待つべきです」と侍女ヘラに止められる

 

ランコファ(現ランコーン)マーシアと国境

ブリーダの狙い

ウートレッドの指示で一晩町を守りきったランコファ兵士たち。だがブリーダの襲来はなかった。

ブリーダに息子を傷つけられたウートレッドは、ブリーダが報復に来るとわかっていて備えていなかった自分を責めるが、そこへ、「エフォウィックがブリーダの襲撃を受けた」との急報が入る。
その急報に、ブリーダの狙いが自分の一族だと気づいたウートレッドは、出陣を決断する。

エセルフリーダの秘密

エセルフリーダは患部をイーディスに見せ、治療を願うが、「手に施しようがありません」と言われてしまう。
イーディスはエセルフリーダが1年以上前から強い痛みをガマンしていたと知り、「どうして医者に見せなかったのか」と問うが、「マーシアの女王の病が分かれば争いの種になる」とエセルフリーダ。
エセルフリーダは、「治療ができないならば早急にマーシアの後継者を選ばねば」とマーシア女王としての責務を果たすと言う。

エセルフリーダの病は乳ガンと思われる(この時代からあったんですね)
亀裂

エフォウィックが陥落、シグトリグルの妻スティオラの身が危険だとし、ランコファの兵を率いてエフォウィックを奪還すると言うウートレッドにエセルフリーダは、「援軍は出せない。今はマーシアを守ることを最優先する」と厳しい決断を下す。
思いもよらない返事にウートレッドは、「スティオラの命はどうなるんだ?援軍を出して欲しい」と食い下がるが、「王妃の命令です。我々はイーグリスバーグへ戻る。12人の兵士なら許可する。これが最善策なの」とエセルフリーダ。

アルドヘルムは、ウートレッドに話すべきだったかと悩むエセルフリーダに、「心が砕けたらブリーダと戦えない」と言うが、不治の病になったエセルフリーダについて、「こんなことは耐え難い」と心痛める。
エセルフリーダは、「お互いにいつもどおり振る舞うのよ。父は覚悟して死を受け入れた。私もそうする」と言いきる。

出陣

ウートレッドは従者に援軍なしで戦うことを伝えると、はじめての戦になるアゼルスタンに、「命の危険に直面したら、逃げろ。己が生きることだけを考えろ、いいな」と言い聞かせる。

(もうウートレッドと二度と会えないかも知れない)と考えたエセルフリーダは出陣するウートレッドを見送ろうとするが、援軍を出さなかったエセルフリーダに怒っているウートレッドは話を聞こうともせず、「オレが死んだら化けて出てやる」と冷たく返す。

愛し合うふたりの傷つけあう姿にイーディスは、「王妃の命は夏まで持たない。それが援軍を出せない理由。ウートレッドにはまだ伝えないで。戦いに集中させて」とフィナンに告白してしまう。

ウートレッドは意識を失ったままの息子ウートレッドに、「厳しい戦いになるが必ず敵を取る」と約束し出陣する。

秘密の告白

娘から、「治療ができない病で、来春まで生きていられない」と告白されたエルスウィズは、取り乱し、イーディスを罵倒する。
エセルフリーダはイーグリスバーグに戻る決断をし、娘エルフウィンにもすべてを話そうとするが、エルフウィンはキンラフを部屋に誘い入れ、睦み合っていた。

エセルフリーダはキンラフに罰を与えるよう命じると、「マーシアの後継者として貞操を守りなさい。私は国を守るためにすべてを犠牲にしてきた。女王になる自覚を持ちなさい」と叱るが、自由奔放なエルフウィンは、「女王になることは栄誉でも何でもない。私は望んでない。罰だとしか思えない」と背を向けてしまう。

この時点でエセルフリーダの病について知っているのは、エルスウィズ、アルドヘルム、ベネディクト神父、イーディス

 

ウィンチェスター ウェセックス王国

エセルヘルムとの対立

ウィンチェスターにも【ブリーダ、エフォウィック制圧】の急報が入った。
エドワードは、”300の援軍を送り、姉上の指揮下におくよう命じる”が、それに難癖をつけてきたのはエセルヘルム。「ウェセックス兵を出し、エフォウィックを取るべきです。手に入れば3/4がイングランドの領土になる。この好機を逃すべきじゃない。シグトリグルとブリーダを殺すのです」と言うのだ。
エドワードは、「あの地を異教徒から取り戻す方法は他にもある。私にはまだ時間がある。父上の夢は実現する。同盟を結んだシグトリグルを殺すようなことはしない」と言うが、エセルヘルムは、「デーンの内輪もめではなく、シグトリグルとブリーダが手を組んだ可能性がある」と言い出す。
耐えきれずピヤリグ神父は、「得た情報は確かです。皆があなたのような策士ではない」と言うが、エセルヘルムは、「進言したまで。ただ太守たちは陛下のご決断にガッカリされる」と捨て台詞を残して部屋を出る。

エドワードは、「エセルヘルムは立場が弱くなり焦っている。今回の件はシグトリグルが企てたのではない。エセルヘルムは陛下が戦の資金を頼むことを期待している。恩を売りたいのだ」と言う考えを聞き、北の偵察をピヤリグ神父に指示する。

エセルヘルムの画策

上手くエドワードを操れなかったエセルヘルムは刺客を呼ぶと、「国境近くのサクソン人たちに、王令だと言い、援軍を送るな。港を含めた一切の協力を断れと伝え、そのあとランコファへ行け」と命じる。

エドギラとの再会

民の陳情を聞くエドワードの前に、「父の仇討ちがしたい。ゴーダが父を殺し土地を奪った」とケントのエドギフが陳情にやって来た。
「ケントは良いところだ。子どもの頃、楽しいときを過ごした」と言うエドワードに、「太守だった父は亡き王アルフレッド様と小さかった陛下をもてなしたことがある」と言う。エドワードとエドギラは面識があったのだ。
エドワードはピヤリグ神父からの報告書があることから、エドギラの訴えを受け入れ、許可書にサインすると、「ケントの話を聞かせて欲しい」と夕食の席に招待することに。

娘のエルフレドから、エドワードがまた女にうつつを抜かしていると泣き言を聞かされたエルドヘルムは、エドギラに近づくと、「欲しいものと引き換えに今すぐウィンチェスターから消えろ」と脅す。

エセルヘルムの無礼な態度に、「エセルヘルム卿にカネを渡され宮殿から去れと言われた。娼婦扱いされ不愉快だ」と抗議するエドギラに、「命じていない。私を語りカレが勝手にやったことだ。無礼を許して欲しい」と謝罪するエドワード。するとエドギラは、「父が領主でしたから上に立つ苦労はわかります。王ともなればおつらいことも多いでしょう」と理解を示す。その優しさに心を揺さぶられたエドワードは、「少しの間、ここに留まってくれないか」と言ってしまう。エドギラは、「私も陛下といると楽しいですから」と快諾する。

秘密の暴露

エセルヘルムの刺客と、エセルヘルムからもカネを借りているベネディクト神父は、刺客の取り立てに、「カネはない」と言うが、「手ぶらで帰れない」と言われ、「私が今、渡せるのは、ここで見て聞いたものだけだ」と言い、エセルフリーダが病気で、来春まで持たないと暴露してしまう。

 

スティオラを助けるために

妻スティオラを助けるため、ひとりランコファへと向かっていたシグトリグルは、エドワードの王命で北を偵察に来たピヤリグ神父の一行と出くわす。

シグトリグルはピヤリグ神父から、ウートレッドがランコファの兵と進軍しているだろうこと、エドワード王が姉上に援軍を出したので、マーシア兵も加勢するし、サクソンの援軍も来るはずだと聞き、エフォウィックを奪還するため援軍と合流することに。

ウートレッドは合流したシグトリグルから、「町を出るときスティオラは生きていたがブリーダが探している。時間がない。ブリーダの狙いはあんただ」と聞き、「助けに行こう。必ず救いだす」と約束するが、マーシアは兵を出さないことを伝えると、「なぜ断ったんだ。同盟のはずだ」とシグトリグル。
そこへサクソンに援軍を頼みに行っていたシトリックが、「”援軍を送るな”とエドワード王の命令があり、サクソンは協力しない」と言う。ピヤリグ神父は、「何かの間違いだ」と言うが、実際問題、20人ほど兵士で立ち向かうことになってしまった。

フィナンは、「この人数じゃエフォウィックは奪還できない」と言う、それはほぼ真実だった。
するとシグトリグルが、「エフォウィックの中に入る方法がある」と言い出す。
それは古代ローマの下水道だった。
ウートレッドは、松明を持って先頭で下水道を進みはじめるー・・・

 

終わらないブリーダの制裁とスティオラ

同じ頃、トールに生贄を捧げると言うブリーダの言葉に逃げ出した侍女が首を切られて殺されてしまう。
その一部始終を下水道の穴から見ていたスティオラは、「これ以上隠れていられない。待っていても助からない」と覚悟を決め、4人の侍女を下水道から逃がすと、「ブリーダ、そっちへ行く。覚悟しろ」と大声を張り上げる!

【トールとは】 北欧の神々のひとり。オーディンの息子でNO.2の位。

 

感想

ブリーダの残虐ぶり、すごいなぁ
思い返せばブリーダはずっとこのドラマに登場し、どんどん”悪”に染まったキャラですよね。

悪と言えばエセルヘルム。
エセルヘルム一族を王族に入れたことが失敗のひとつだと思います。

 

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