ラスト・キングダム 2 # 5 (相関図)

海外ドラマラスト・キングダム

前エピソードから3年経過のエピソード。

# 5  あらすじ

3年が経ったー。ウェセックスに領地(クッカム)を得たウートレッドは2人の子ども(息子、娘)に恵まれジゼラと幸せに暮らしている。そこへエゼルウォルドがやって来て、「霊媒師アイラフが、ウートレッドがマーシアの王となると死者ビヨルンが予言した」と言う。最初は相手にしていなかったウートレッドだったが、アルフレッド王が、王女エゼルフリーダとマーシア王国のエセルレッドと婚姻させ、同盟を結ぶつもりだと知り、霊媒師に会いに行く。

相関図

まとめ

前回エピソードから3年後

クーカム(現クッカム)ウェセックス王国

アルフレッド王の家臣となったウートレッドは、領地クーカムをもらい、息子、娘にも恵まれジゼラと幸せに暮らしている。

家臣クラッパ、フィナン、シトリックも
エゼルウォルド

マーシア王国ダチット(現ダチェット)でのデーン人侵略を討伐、村人を守り、部下たちと領地に戻ってきたウートレッドを待っていたのはエゼルウォルド。
エゼルウォルドは、「デーン人の死者ビヨルンが、墓場から這い出てしゃべったんだ。ボクはウェセックスの王になり、キミもマーシアの王になる」と真剣に話すが、ウートレッドは、「どうせ酔って幻を見たんだ」と本気にしない。だがエゼルウォルドは、「本当だ。この10日間ずっとシラフだ。マーシアのワトリング通りの先で見た。いずれ使いの者がキミに会いに来る」と言う。

妻ジゼラはウートレッドに、「マーシアの王になるならアルフレッド王の忠誠の誓いを破ることになる。私は陛下を敵に回したくない」と言う。

やって来たアルフレッド王

アルフレッド王がオダたちとクーカムを訪ねてきた。
アルフレッドは一向にキリスト教に改宗せず、異教徒のやり方を変えないウートレッドが気に食わず、「領主でいたいなら法を守れ。我が国に異教徒の作法を持ち込むな。また誰でもあってもデーンランドとデーンロウに立ち入ることを許さない。最近、エゼルウォルドが侵入しているらしいが知ってるか?」と言い出す。知らないフリをするウートレッド。

もうひとりやって来た男

商人ゴドウィンの船がやって来た。実はその船には、デーン人のエーリクが乗っていた。

エーリクとは】3年前、ウートレッドの襲撃を受けたシークフリード&エーリク兄弟。エーリクはウートレッドに兄シークフリードの命乞いをし、右手は斬り落とされたが、船1隻でノーサンブリアから退去させられた。詳細はココ

何をしに来たのかと聞くウートレッドにエーリクは、「死者の言葉を聞きに行く」と言うが、その言葉に驚かないウートレッドを見て、「ウワサを聞いているんだな。オレたちの神々はグスルムがエディントンの戦いで負けて信仰を捨てたことを怒っている。グスルムを罰したいからオレたちが選ばれた」と言うが、「シークフリードの罠じゃないのか?」とウートレッド。エーリクは、「誓ってそれはない。オレたちはお前を味方につけたい。オレはお前を敬っている。だが忘れるな、お前はデーン人だ」とウートレッドを説得する。

アルフレッドの命令

ウートレッドは、「マーシアのダチットでのデーン人侵略はグスルムの手下の仕業だった。和平を乱しているのはグスルムで、テムズ川の河口に盗賊が200人ほど集まっており、その数を増やしている」と警告するが、「それはエセルスタンの問題で、カレが処理するべきこと」とアルフレッド。しかしオダは、「川を封鎖されてはウェセックスは貿易に困る」と危惧する。そこでウートレッドとフィナンは、グスルムの手に負えない盗賊を始末すると言うが、「戦いがすべてじゃない」とアルフレッド。それでもウートレッドは、「ベアムフリオットに船団を送るべきだ」と進言するが、アルフレッド王は、「和平を維持する」と決断すると、ウィンチェスターへと戻る。

【グスルムとは】
エディントンの戦いに負け、キリスト教に改宗。以後、イーストアングリア王国の王として国を治めている

 

ウィンチェスター ウェセックス王国

アルフレッド王からエセルスタンへの手紙

王女エゼルフリーダとマーシア王国のエセルレッドとの結婚式の準備で忙しいウィンチェスター。
そんな中、アルフレッドはピヤリグ神父に、エセルスタンに宛の手紙を届けるよう依頼する。

手紙の内容は、ベアムフリオットの盗賊を速やかに退治するよう書かれていた
ベオッカとの再会

エゼルフリーダとエセルレッドとの結婚式に参列するため、クーカムからやって来たウートレッドは、ベオッカと再会する。
どうやら悩みを抱えているらしいベオッカ。だが話しを聞いたウートレッドは、それがテューラへの恋の病いだと気づき、「結婚を申し込むべきだ」と背中を押す。

ベオッカは勇気を出しテューラに結婚を申し込み、テューラはOKする。

エゼルウォルドの話し

婚姻のためにウィンチェスターへとやって来たエセルレッドを歓迎する民衆たち。
それを見て、「ヤツがマーシアの王になると重臣たちから聞いた。死者ビヨルンに会いに行くべきだ」とエゼルウォルド。

改めてウートレッドはエゼルウォルドの話しを聞くことに。
それによると、”デーン人詩人エイラフ”からウートレッドに伝言を頼まれたと言い、「お互い先祖は王なのに、重臣としてさえも認めてもらっていない。ボクは賢人会議からも追い出された。領土もない。キミだってエセルレッドの富と権力が渡るのは悔しいはずだ。今夜出れば明後日の婚礼には間に合う。ボクが案内する。ビヨルンが墓から現れるのを見たら、キミも絶対に信じる」と言われ、詩人エイラフに会いに行く決断をする。

 

ベアムフリオット(現ベンフリート) イーストアングリア王国

19隻の船団でベアムフリオットへとやって来たのは、シークフリード&エーリク兄弟と戦士たち。
兄弟はロンドンまで距離半日の位置にあるベアムフリオット砦を乗っ取り、軍勢を手に入れる作戦だ。

シークフリードは、「かつて英雄グスルムはキリスト教徒になり、今やアルフレッドの飼い犬だ。我々の恥だ。先祖に泥を塗ったヤツに復讐するぞ!明日にはロンドンは我々のもの、神々は我々の味方だ!」と戦士を鼓舞する。

 

詩人の館

ウートレッドはクラッパ、シトリック、フィナンを連れ、エゼルウォルドの案内で、詩人の館近くまでやって来た。ウートレッドはシトリックには、「身を隠して監視しろ。死人が現れたら、そいつが墓に戻るまで見張れ」と指示すると、クラッパ、フィナン、エゼルウォルドの4人で訪ねる。
詩人の館をデーン人が守る中、「エイラフに招かれて来た」と言うエゼルウォルド。
対応したのはエーリクの部下ヘステンで、「エーリクがよろしく伝えてくれと言っていた。エーリクは今、シークフリードと共にベアムフリオットにいる。あんたに合流、加勢して欲しいそうだ」と伝える。

その頃オダから、「昨夜ウートレッドがエゼルウォルドと一緒に町を出てマーシアに入りました」との情報がもたらされた。それを聞いたアルフレッドは、「何かあるな」と言い、「反抗的な態度はもうこりごりだ。ジゼラを見張りるよう命令する。
蘇った死者ビヨルン

夜、姿を現した詩人で霊媒師のエイラフは、「神々は真の男を求めている、だから来てくれて嬉しいよ、ウートレッド」と言うと、キリスト教徒の墓場に移動すると、盗人の首を掻っ切って生贄を捧げて死者ビヨルンを呼ぶ。

すると盛り上がった土の中から死者ビヨルンが現れ、「ウートレッド卿よ、やっと会えた。今宵兄弟は戦いを仕掛けた。もう誰にも止められない。ルンデン(現ロンドン)はサクソン人の血で赤く染まる。そしてお前はマーシアの王になるであろう。王の中の王になるのだ」と告げると倒れてしまう。

「さっき見たものは本当だと思うか?」と聞くウートレッドにエゼルウォルドも、フィナンも、そしてクラッパも、「信じる」と言う。それでも、「アルフレッド王に忠誠がある」と言うウートレッドにエゼルウォルドは、「神々に従うべきだ。ボクとキミは王になるべきなんだ」と言い切り、ヘステンも、「兄弟は川からルンデン(現ロンドン)を攻めると聞いてる。ルンデンはいずれあんたの町になる。マーシアの王ウートレッド」と言う。

これはシークフリード&エーリク兄弟の策略らしい

感想

アルフレッド王に忠誠を誓っているウートレッドが、アルフレッドを裏切るのか否か・・・
霊媒師と死者を使ってウートレッドを騙してるんじゃないのかよ?シークフリード&えー兄弟は。
妻ジゼラが危惧していたように、アルフレッド王を敵に回さない方がまだ良い気がするけれど、ウートレッドは運命のままにって考えなので、参戦しちゃうのかな?
これはエゼルウォルドじゃないけど、安泰の日々は終わってしまいそうですね。

 

 

 

 

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