とうとうシーズン3に突入!
1話目から見応えありました
#1 あらすじ
アルフレッド王の体調は芳しくなかったが、王はイングランド統一のために次々と襲いくるデーン人と戦う日々を送っている。そんな王を支えるのは、ウートレッド。妻ジゼラは4人目を妊娠中。幸せな毎日を送っていた。
一方、マーシア王国に嫁いだエセルフリーダと夫エセルレッドとの関係は冷めきっており、夫はやる気を失っていた。エセルフリーダは娘をもうけたが、それも不仲の原因のひとつ。
そんな中、ウェセックスを手に入れようと画策する”血染めの髪”ことデーン人の首領ジグートは、予言者”スケート”に心酔、それに従いウェセックスへと攻め入る・・・
相関図
まとめ
新たな脅威
”血染めの髪”と呼ばれるデーン人の首領シグードは、予言者スケードの、「アルフレッド王の死を見た。オーディンの戦士が勝つ」と言う予言を信じ、ウェセックスのアウェルタン(現アルトン)襲撃を決断する。
ウィンチェスター ウェセックス
神の王アルフレッドの夢はイングランド統一だが、王の体調は芳しくなかった。
そんな中、デーン人(ノース人)の勢いは増すばかり。
ある日エステンが、”血染めの髪シグードがウェセックスへの襲撃を目論んでいる”と言う情報を持ってきた。
アルフレッドは、「襲撃してくる前に先制するべき」と言うウートレッドの意見を聞き、「ウェセックスの土を踏ませぬ」と行軍を決断。同盟国マーシアに加勢するよう手紙を送り、”エシンザムの砦”に集合をかける。
シークフリード&エーリク兄弟亡き後、ヘステンはベアムフリオット(イーストアングリア王国)を仕切り、アルフレッド王と同盟を結ぶと、キリスト教への改宗を考えていると言う。
だが王女エセルフリーダへの恨みを未だに抱いているらしい。
ウートレッドの妻ジゼラは4人目を妊娠。シトリックも結婚し、妻と子どもが。
ウートレッドは一足先に仲間と”血染めの髪シグード”に会うため行軍する。
翌朝、アルフレッドは息子エドワードを従え出発するが、自力で馬に騎乗できぬほど身体は弱っていた。
イーグリスバーグ(現アリスバーリー) マーシア王国
アルフレッド王の命を受け、行軍する準備が整った。
だがエセルレッドは、「兵は半分で出陣しろ。オレはマーシアに残る」と言い出す。
軍隊長アルドヘルムは、「王の命は短く、エドワード王子は幼い。ウェセックスと良い友好関係を作っておくことが大切」と諭すが、自分の娘ではない子を生んだエセルフリーダとの関係は完全に冷めており、すっかりやる気を失っているエセルレッドは、出陣しないと言う。
逆にエセルフリーダは兵士の前に立つと、「ウェセックス、マーシアのために戦え!」と戦士を鼓舞する。
アウェルタン(現アルトン) ウェセックス
デーン人の襲撃
アウェルタンの町はデーン軍の襲撃を受け、焼き払われた。
スケードは教会に監禁した修道士を拷問し、銀の在処を聞き出そうとするが、「ここには銀などない。あるのは食べ物と酒だけだ」と修道士。するとスケードは、残虐な殺害=火あぶりに処してしまう。
結局、町から銀は見つからず、シグードは移動を決めるが、スケードは、「後で行く」と教会に残ると修道士に拷問を続ける・・
ウートレッドとスケード
無惨に焼け落ちた町へと入ったウートレッドは、オフファースを囮にして全員を始末すると教会内に立ち入るが、そこには修道士の内蔵をえぐり出しているスケードの姿が。
ウートレッドはスケードを交渉材料に利用するため捕らえようとするが、スケードは、「お前が来ることを予知していた。捕まったのはお前の方だ。私は3女神と繋がっている。お前は私のものだ。お前は私が選ぶ道へ進み、私に心を操られるのだ」とえぐり出した心臓を握りしめながら言うのだった。
エシンガムの砦(現イーシング) ウェセックス
ウートレッド捕虜のスケードを連れ、合流ポイント:エシンガムの砦へと入る。
アルフレッド王は、「デーン襲撃に備え、ここで待機する」と言うが、ウートレッドは、「ウィンチェスターの防御が手薄になる。ここは頑丈な砦、攻めて来ない。最初の計画どおり攻めるべき」と進言。だがアルフレッドは、「魔女を捕らえた今、予言者がいなければシグードにお告げもない。時を待つ」と決断する。
アルフレッド王とスケード
アルフレッドは突然、スケードに会いたいと言い出す。
眼の前に現れたアルフレッドを見るなりスケードは、「死の匂いがする」と言うが、アルフレッドは動揺することなく、「まだ成し遂げていないことがある。私に残された時間があとどれぐらいだ?」と問う。
「次の夏を見ることはない。でもあなたの名は残る。最初で最後の全サクソン人の王として記録される」と言うスケードの予言に小さく頷くアルフレッド。
エゼルウォルドの情報
エゼルウォルドはウートレッドに、「ちょっとした情報を教えてやる」と言うと、シーグブリッドは、好きだった女を孕ませ、双子を産ませたエドワード王子を恨んでいると言い、「いずれキミはエドワード王子の側近になることになる。否が応でも関わることになる」と言う。
シーゲルフの息子。”血染めの髪”ことシグードが仲間と襲撃したウェセックスのアウェルタン(現アルトン)の領主の息子
スケード
真夜中、牢獄からスケードは、「シグード、血染めの髪よ!私を解放し敵を討て、私を求めてここへ来い、私を助けろ!ここには王がいる」と叫びはじめる。
ウートレッドは、「叫び続けるなら利用するまで」とスケードを牢から出し砦に立たせるが、一晩中、スケードは叫び続けた。
朝を迎えた。
朝食を持って牢にやって来たウートレッドにスケードは、「なぜ、殺さない。何が望みだ?私は銀より価値がある。私が欲しいならそうすればいい」と言うと、手に触れるが、「商売女はいらない」と拒否するウートレッド。
するとスケードは、「私を殺せば呪われる。私たちは運命を共にする」と言う。
砦を攻めるジグート
翌朝、シグードたちが攻めて来た。
シグードは、襲撃したアウェルタンの女たちを人質に、「オレの女を解放しなければ人質は皆殺しだ」と言うが、アルフレッドが対応しないと見ると、次々と女たちを殺害しはじめる。
砦の門からウートレッドがスケードを伴い姿を現した。
ウートレッドは、「これ以上人質を殺せばこの女を裸にし、内蔵をえぐり出す」と言うが、スケードは、「人質を全員殺せ!この男は呪われた」と叫び、シグードを煽り立てる。
スケードを黙らせるために暴行を加えるウートレッドに、「やめろ」とシグード。
するとウートレッドは、「日暮れまでに人質を解放しろ。さもなければこの女(スケード)に男の相手をさせる」と言うと、砦へと入ってしまう。
フィアンハムの丘の戦い
作戦変更
ウートレッドは、「待っていてもシグードは決して攻撃して来ません。それだけ予言者スケードはヤツにとって価値がある。砦に向かっているマーシア軍をフィアンハムの丘で引き止め、我々が砦を出て合流するのです。私と陛下が砦を出れば、シグードは必ずあとを追う。今日中に出発しましょう」と新たな計画を進言する。
アルフレッドはウートレッドの計画を実行することに。
まずマーシア軍をフィアンハムの丘で待機させるため、フィナンが砦を出発、続けてウートレッドはスケードを伴いアルフレッド王と砦を出発する。
それに気づいたシグードはウートレッドとアルフレッド王のあとを追いはじめる。
シグードが後を追ったのを確認したアルフレッド王は、今後はシグードたちを追って出発する。
ウートレッドの計画は、シグードたちを挟み撃ちすることだったのだ。
フィアンハムの丘
フィナンがマーシア軍を連れてフィアンハムの丘へとやって来た。
第一陣のウートレッドたちは、マーシア軍と合流。
戦うしか選択肢のないシグードは、仲間を鼓舞し、突撃する。
その時、角笛が!
アルフレッド王のウェセックス軍がやって来たのだ。
ステアパの合図で突撃するウェセックス軍は、シグード軍を挟み撃ちする。
不利と見たシグードは仲間数人と戦場を逃げ出してしまった。
凱旋
シグードたちを撤退させたウートレッドはアルフレッドと共にウィンチェスターを凱旋、民衆から盛大な歓迎を受けるが、その一方でツライ現実(ジゼラは難産で亡くなっていた)と直面することに。
生まれた赤ん坊は男の子だった。
感想
シーズン3に突入です。今回は全10話。
1話目から戦闘シーンが登場し、見応えのあるエピソードでした。
妻ジゼラと良い関係だったのに、出産で亡くなってしまいました。
シーズン3はどんな展開になるのかな。
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