ラスト・キングダム 3 # 2 (相関図)

海外ドラマラスト・キングダム

シーズン3の1話。ようやくアルフレッド王はウートレッドを認めたのか・・・と思っていたのに。

 

#2 あらすじ

ウートレッドはキリスト教徒の墓に埋葬された妻ジゼラを掘り起こし、火葬、神々の元へと送る。
アルフレッド王亡き後、ウェセックスの王に就こうと企むエゼルウォルドは、ウートレッドの行為を、神の冒涜だとゴドウィン神父に進言、アルフレッド王の耳に入り、大きな問題となりウェセックス王国から逃亡するウートレッド。一方、最強戦士ウートレッドを失い弱体化するアルフレッドから王位簒奪を目論むエゼルウォルドが動きだす。

相関図

まとめ

ウィンチェスター ウェセックス王国

妻ジゼラを神々の元へ葬る

ウートレッドは、キリスト教徒の墓に埋葬されたジゼラを掘り起こし、火葬する。

だがその行為はキリスト教において神への冒涜だった。
エゼルウォルドの企み

アルフレッド王亡き後、ウェセックス王に就くことを目論むエゼルウォルドは、「ウートレッド卿は不信心であり、神聖な墓地を荒らし、神を冒涜した。エドワードを導くべきではない」と進言、アルフレッド王に報告するよう言う。

アーケンウォルド司祭、ゴドウィン神父からの告発を受け、アルフレッドはウートレッドを呼び出すと、「墓荒らしは神の冒涜、大罪だ」と責めるが、「神を冒涜する気はなかった」とウートレッド。

するとゴドウィン神父は、「ジゼラは異教徒のアバズレ。聖なる土地に埋葬するべきではなかった。魔女スケードとその価値は同じ、ウートレッドの子どもたちも不浄だ」と妻子を罵倒しはじめる。

ウートレッドは我慢できずゴドウィン神父を殴ってしまうが、打ちどころが悪かったのかゴドウィンが亡くなってしまう。
アルフレッドは、「ウートレッドを捕らえよ!」と命令を出すが、ウートレッドは逃げ出し、自宅に立て籠もる。

説得

ウートレッドの家はアルフレッドの兵士に取り囲まれ、ステアパが、「出てこい。さもなくば強硬手段に出る」と叫ぶ中、やって来たヒルドは、「処刑されるわけじゃない、話し合うべき」と言うが、「オレは悪くない。殺すつもりなどなかったんだ」と頑ななウートレッド。
両手を拘束されたスケードは、「今夜、あんたは王への忠誠を捨て、新たにはじまる」と予言めいたことを呟く。

そこへベオッカがやって来た。(なぜかエゼルウォルドも一緒)
ベオッカから、「陛下とエドワード王子が話し合い、お咎めなしになった。ただし教会に謝罪金、銀100枚と、エドワード王子への忠誠が条件だ」と言われウートレッドは、「エドワード王子は若い。忠誠を誓えば、この先の人生のすべてを捧げることになる。それはできない」と言うが、「選ぶのだ!要求を蹴って皆に殺し合いをさせるのか、それとも王子に忠誠を誓い人生を捧げるかだ」と決断を迫る。

アルフレッド王との決別

ウートレッドはアルフレッド王に面会すると、「私はエディントンや各地で陛下に尽くしました。贖罪金は払います。だが王子への忠誠は誓うことができません。残りの人生を捧げることになる」と訴えるが、「だからこそ王となる息子をお前に託すのだ。交渉の余地などない。生きていたければ従え」とアルフレッド。

ウートレッドのことをまったく理解しようともせず、高い要求を続けるアルフレッドにウートレッドは、「断る」と言うとアルフレッドの首に短剣をあてがい、王を盾に取ると、「王の命が惜しければ誰も動くな!」と部屋のドアを開けさせ、隣に移り・・・・

「あなたに栄光を与え、あなたの神も守った。それでもまだオレを犬扱いするのか」と抗議するが、「野蛮な異教徒め、私は天国だがお前は地獄へ行く。ヴァルハラなど存在せん」と冷酷な言葉を放つアルフレッド。
その言葉にウートレッドは、「あなたへの忠誠は終わった。ウェセックスの幸運もこれまでだ」と宮殿から走り去る。すぐさま、「彼を探し出し、殺せ」と命じるアルフレッド。

王兵士に負われたウートレッドは、ステアパの投げた槍で左腕を怪我するが、フィナン、シトリック、オフファースらと馬でウィンチェスターを出る。

アルフレッドは、ウートレッドがウィンチェスターを出たと聞き、切望したイングランド統一の夢が消え入ることを感じるのだった。

王の力を示すために

【アルフレッド王がウートレッドに裏切られ弱体化している】とのウワサが出回りはじめていた。
実際、立ち去るハズの血染めの髪シグードもまだ野営地にとどまり続けており、ウワサを打ち消すために宴を開き、王の力を顕示しては?とベオッカ。
アルフレッドは、イングランド統一のためにエドワードを結婚させることに。だがエドワードは商売女に夢中だった。

 

エゼルウォルド

エセルレッドを訪ねる

王位を狙うエゼルウォルドは、ウートレッドが去った今をチャンスと考え3人の戦士を護衛に雇うと、マーシア王国イーグリスバーグ(アリスバーグ)のエセルレッドを訪ね、「アルフレッドへの忠誠を忘れて欲しい。アルフレッドは弱ってる。最強の戦士ウートレッドはウェセックスを捨てた。私はウェセックスの王位を狙っているが、マーシアを統治する気はない。キミがマーシアの王になり、同盟を結ぼう」と提案する。

アルドヘルムは、「エセルレッド様には領地も兵もある。なのに護衛が3人のあなたと同盟だと?」とエゼルウォルドの申し出を冷たく拒否するが、エゼルウォルドは、「いずれ軍は用意できる」と言い切ると、「ウワサじゃマーシア兵を率いているのはエセルフリーダでは?」と一言。
バカにされ、怒りに火がついたエセルレッドは、「兵はオレのものだ」と迫るが、「用心しろ。エセルフリーダや娘が殺されることがあれば。アルフレッド王はますます弱る」とヒントを与えるエゼルウォルド。

エゼルウォルドの意見を聞き、妻エセルフリーダと娘を殺害することを決めるエセルレッド。
”血染めの髪”シグードを訪ねる

次にエゼルウォルドが訪ねたのは、血染めの髪シグードの野営地だった。
野営地にはヘステンの姿も。(ヘステンはシグードと同盟を結んだらしい)

「スケードはウートレッドの女になったがウェセックスにはいない。追放され王の敵になった。こんな好機を見逃す手はない。ウートレッドはいなくなり、王は病弱、今こそデーン人がひとつの軍勢になる時。私も加わるし、ラグナル、ウートレッドも引き入れる」と提案するが、シグードは、エゼルウォルドの喉元を掴むと、「要求だと?決めるのは私だ」と凄む。

 

逃亡

呪い

ラグナルの砦ダンホルム(現ダラム)に向かう途中スケードは、「私をあんたの女にして」と言い出す。ウートレッドは、「妻に代われると思うな」と拒絶するが、「私を抱きたいはず。あんたは血染めの髪より強い。偉大な王になれる。苦しむか手を組むかよ」と誘惑する。だがウートレッドは、「お前は最後尾だ」と突き放す。
スケードは、「呪いは続く、自業自得さ」と脅す。

ウートレッドの体調がどんどん思わしくなくなって来た。
ステアパに槍で射られた傷口が痛み、熱が出始めたのだ。
フィナンは、「あの女を殺すべきだ」と言うが、ウートレッドは、「あの女には力がある。あの女を殺しても呪いは消えない」と言う。
しかしステアパに槍で射られた左腕はますます悪化、意識朦朧となったウートレッドは落馬してしまう。
薄れる意識の中でウートレッドは、「これはあの女の呪いだ。オレを荷車に乗せてダンホームのブリーダの元へ運んでくれ」と頼む。

荷車に乗せられたも、ウートレッドの容態は悪化の一途で、とうとうレオフリックの亡霊に苦しめられるはじめる。

【レオフリックとは】
アルフレッド王に仕えた戦士。オフファースの叔父。
878年エディントンの戦いで戦死。ウートレッドとは強い絆があった。

フィナンは衰弱したウートレッドを、「過酷な奴隷船を耐え抜いたんだ。今回も乗り切れる」と励ますが、ウートレッドはこの病は、スケードの呪いだと言う。フィナンは、「それなら女を殺すしかない。オレが代わりにやってやる。このままじゃお前が死ぬ」と言うが、スケードを殺しても呪いが解けないとわかっているウートレッドは、スケード殺害の許可を出さない。

 

ダンホルム(現ダラム) ノーサンブリア王国

熱に浮かされ、レオフリックの亡霊に苦しめられ、食事を取ることもできなくなったウートレッドを助けたのは、
ブリーダだった。

ブリーダ、クヌートたちはダンホルムの戦士たちは、砦に向かってくるサクソン戦士を尾行。その一行がウートレッドの仲間であり、ウートレッドが死の淵にいることに気づき、手を差し伸べたのだった。

【クヌートとは】ラグナルの母方の従兄弟、ブリーダのことを気に入っている

投獄されたスケード

投獄されているスケードは、「ウートレッドに会いたい」と要望するが、ブリーダは”まじないのポール”を地面に突き刺すと、「ここで呪いは使えない。このポールでお前の力を封じる。ここはフレイアの土地、私たちの女神が守ってくれる。妙なマネをすればフレイアの末裔を連れてくる。会えば命はない」と言うは、「覚悟しな。いずれあんたも殺す」とスケード。

デーン人として生きる覚悟

ブリーダの介抱のおかげでウートレッドは回復した。
クヌートはこれまでウートレッドがデーン人を殺してきたことを責めるが、ラグナルは、「オレの弟に無礼だ」とクヌートを制すると、「いるべき場所に戻った。お前はずっとデーンだった」とラグナル。
ずっと自分のアイデンティティに悩んできたウートレッドは、はじめて、「オレは死ぬまでデーン人だ」と宣言する。喜んで受け入れる兄ラグナル。

ラグナルの野望

ラグナルから、「ウートレッド抜きのアルフレッドなど恐れるに足りない。ウェセックスを奪いたい。それだけの価値がある」と言われ、ウートレッドとフィナンは、「ウェセックスには子どもや仲間の家族、友人もいる」と言うが、ラグナルはウェセックス襲撃を本気で考えているらしかった。

この状況に、「オレがここに来たのは王を倒すためじゃない」とフィナン。

ウートレッドとブリーダ

ブリーダから、スケードを殺すべきだと言われたウートレッドは、「呪いを断ち切れる殺し方がわからない」と言うが、「あんたが信用できると思えたら、もっと強い予言者にその方法を聞く」とブリーダ。

ブリーダとラグナルの関係は続いていたが、ブリーダは子どもを生むことができなかった。
(ウートレッドとの子どもも流産している)
ラグナルは他の女に産ませた子どもをブリーダに世話させているらしい

ブリーダは、「ラグナルを裏切ったら殺す。デーン人になるなら、過去を償って。アルフレッドを倒すのよ」と言い切る。

感想

シーズン3、早々とアルフレッド王とウートレッドが決裂しました。
1話ではアルフレッドからも王妃エルスウィズからも信頼を得たのか?って流れだったんですけど、はやっ。
アルフレッドは側近のウートレッドがいるのといないのとじゃ自分の力に相当の違いがあることはわかっているので、決別するのは本意ではなかったのでしょうけれど。

 

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