主な登場人物
#2 管理職ってツライ Management Suks あらすじ
ケニーは自殺と断定されたが、自殺ではないと思っているイヴは、ケニーの死の真相に迫るため、動きはじめる。
”トゥエルブ”での地位の昇進を望むヴィラネルに、新たな仕事が舞い込む。
まとめ
ケニーの葬儀で
ケニーの死は、【自殺】と断定、葬儀が行われる。
キャロリン宅に集まった参列者の中にはコンスタンティンの姿もあった。
「ケニーは死を選んだ」と言うコンスタンティンにイヴは、「わざとらしい」とけん制する。
イヴは自殺ではないと思っているのだ。
実はイヴは、会社のデスクにあったケニーのスマホをコッソリ持っていた。
ケニーの同僚ベアを見つけたイヴは、情報を聞き出そうと話しかけるが、そこへ現れたのは編集長ジェイミー・ヘイワード。
「ケニーの仕事について聞きたいことがあるなら俺に聞いてくれ」と言われたが、聞こうとは思えずその場を立ち去る。
イヴはキャロリンに見つからないうちの帰ろうとするが、「待ってイヴ。何度も留守電に伝言入れたのに。ちょっと話せる?」と声をかけられてしまう。
「ケニーは自殺だと思う?」イヴが聞くと、「ええ」とキャロリン。
イヴは止めるキャロリンを振り切って帰る。
キャロリン
翌日、キャロリンの姿は職場にあった。
息子が亡くなったのに仕事に出てきたキャロリンに驚いたポールは、「ゆっくり休むべきだ。でないと反動が出る」と言うが、MI6の実権は実質ポールに握られていた。
イヴに会う
キャロリンはイヴの職場を訪ねるが、イヴは怒っていた。
それを見て、「ケニーは自殺じゃない。私もわかってる。でもそう思ってることは隠してる。調べ回ってるのがバレないように。ケニーと最後に話したのはあなたかも知れない。だから話しを聞きたくて・・・」とキャロリン。
イヴはそれを遮って、「ケニーが生き返るなら私は何だってする。それにあなたにも同情はしてるけど、でももうあなたとは組まない。ローマでハメられたんだから」と協力しない意志を示す。
するとキャロリンは、「面白いものを持って来た。興味があるハズ」とあるものを出す。
それはヴィラネルがやった仕事(活動家の殺害)の写真だった。
「カタルーニャで活動家が殺された。犯人は不明。あの女はローマ以来動きを見せなかった。死んだと思ってたけど戻って来て暗躍してる」とキャロリン。
(ヴィラネルが生きてた)
「協力できない」
ハッキリ断ったイヴにキャロリンは、「知りたいかと思ってね」と言って帰って行くが、その後イヴは吐いてしまう。
イヴ
ひとりでパブで飲んでいたイヴは、ケニーのスマホのロック解除しようとするが、そう簡単に解除はできない。
何度かトライしていた時、突然、「UnKnown」から電話はかかる。
イヴが電話に出ないとわかると、次にSMSが届き、【電話に出ろ。キミはイヴ・ポラストリ】と。
再びかかってきた電話にイヴが出ると、「イヴ、黙って聞いてくれ。キミが盗んだケータイには機密情報が入ってる。今、ケータイを追跡中だ。キミはロック解除できない。オフィスに持って来てくれ・・・」と-。
イヴはその電話相手が、ジェイミー・ヘイワード編集長だとわかる。
真相を探る
イヴはビター・ピル社へ行く。
彼らは、ケニーの仕事用のケータイがなくなっていたので、第1発見者のイヴが持ち去ったのだろうとハッタリをかましたのだと言う。
「ケータイは渡さない」と言うイヴにジェイミーは、「ケータイを盗んだのは、キミ自身が関係している”何か”があるからだろう?選択肢は2つだ。キミがケータイを渡さなければ、ロック解除できず、死の真相はわからない。でも、渡せばロック解除できる。調べよう」と。
イヴはケニーのPCのデータ(USB)と交換と条件をつける。
スマホから一部のファイルを開くが、他を見るには2~3日必要だと言うベアにイヴは約束のUSBを渡してと言うが、実は証拠として警察が持っていた。
それを知ったイヴは、スマホを奪い返し帰ろうとするが、ジェイミーは、「謎を解決できるのはキミだけだ。カレが死を選んだとは思えない。そう思ってるなら協力しろ」と言う。
それでもイヴは立ち去る。
コンスタンティン
トゥエルブ(と思われる)からの指示は、【ロンドンに留まって、MI6の古い友人を監視しろ】と言うものだった。
コンスタンティンはその指示を実行するべく、キャロリンの娘ジェラルディンに接触。
上手く話しを合わせて、ロンドンのマグネットをプレゼントする。
そのマグネットには盗聴器が仕掛けられていた。
真相を知りたい
キャロリン
ケニーの恋人オードリーから、ケニーは幸せだったと思うと聞いたキャロリンは、クルマの中で音楽を聴きながらサンドウィッチを食べている。
部下のジャファリから、「どうしてクルマに?」と聞かれ、「オフィスに行く意味がない。仕事をさせてもらえない。家にも帰る意味がない。娘がいて仕切ってる。だからクルマにいるの。今回の件、私は解決できない。捜査したくも手出しできないの。息子のことよ、なのに私は解決できない」そう言って涙を浮かべる。
イヴの決断
イヴはキャロリン宅へ行き、「ケニーのケータイを持ってる。死の真相を突き止めたい」と言う。
その言葉にキャロリンは、「何をすればいいい?」と。
イヴは、警察が持っているUSBを手に入れてデータを調べたい。捜査はコッソリやると言う
コンスタンティンはマグネットに忍ばせた盗聴器ですべて聞いていたー。
ヴィラネル
バルセロナ
ヴィラネルの仕事ぶり(活動家の殺害)はトゥエルブを満足させたが、次の依頼は、「新人のフェリックス・ティレペとペアを組んで監督、指導し、管理者としての能力を見せること」と要求される。
話しが違うと言うヴィラネルにダーシャは、「管理者は楽じゃない。忍耐力と責任感の両方いる。評価されてるんだ。あんたを信じてるよ」と。
フランス、コートダジュール
ヴィラネルは新人フェリックス(19)を見て、そのあまりに子どもの姿に、「殺しには才能がいるのよ」と言うが、フェリックスは人を殺したことがあると言う。
殺しをやった理由を聞いたヴィラネルにフェリックスは、「彼氏のためにやった。好きだったんだ。でも、事件を起こしたあと冷たくされた。好きな人に愛してもらえないかった。ツライよね、なんて言うか・・・」と言うフェリックスに、「ショックだね」とヴィラネルは共感する。
仕事を敢行するために誕生日パーティーにクラウン(ピエロ)スタイルで潜入したふたり。
ヴィラネルはターゲットを確認し、「作戦通りやるのよ。耳の後ろを。一気にキメて!行って!」と送り出す。
しかしフェリックスはヴィラネルの指示どおり動かない。
業を煮やしたヴィラネルが様子を見に行くと、まったく違う殺人方法で男を殺していた。
「何やってるのよ?」と聞くヴィラネルに、「アドリブだ」とフェリックス。
ヴィラネルは躊躇なくフェリックスをサイレンス銃で撃ち殺し、「あー、管理職はツライ」と呟くー。
思わぬ再会と事実
ヴィラネルが家に帰ると、そこには勝手に侵入していたコンスタンティンがいた。
彼を見るなりヴィラネルは物を投げつけ、怒りを顕わにする。
「聞いてないの?私は昇進して管理者になるの」と言うヴィラネルに、「ダーシャのことは信じるな。お前が”トゥエルブ”に戻ったから言うが、用心しろ。それからイヴが生きてた」とコンスタンティン。
「そんなのあり得ない。撃ったのよ?」と言うヴィラネルに、「ロンドンには行くな。危険だ。俺はまだ”トゥエルブ”と繋がってる。お前を心配してる」とコンスタンティン。
コンスタンティンが去ったあと、ヴィラネルは思わず涙を流す。
(イヴが生きていたことに)
感想
ジャスティン・ビーバーみたいな可愛い男子が登場!と思いきや、速攻で始末したヴィラネル(おぃ!)フェリックスの登場の意味~(笑)
結局、フランス、コートダジュールの仕事は一応上手くいったんでしょうね。
イヴはケニーの死の真相を突き止めるために動きだしました。
トゥエルブについて調べていたケニーだから、トゥエルブに殺されたと考えるのが妥当だけど、それがイヴとヴィラネルの接点を作るのかな?と想像してます。
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