ハンドメイズ・テイル シーズン2 #10 最後の儀式

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今週も果てしなく虚しくツラいエピソード・・・
だけどやっぱり、司令官夫人の出産デモストは、滑稽以外の何ものでもない

#10 最後の儀式 The Last Ceremony あらすじ

オブフレッドのお産が近づいてきた。1日も早い赤ん坊の誕生を願うセリーナは、夫にある相談をもちかける。ニックとイーデンの溝が深まる一方でフレッドはご褒美だとジューンをある場所へと連れて行く。

相関図

まとめ

マーケットで

エミリーの司令官ロイが儀式の途中に倒れ死亡したとのウワサでもちきりの侍女たち。ジューンはエミリーがすぐに新しい司令官宅に派遣されると聞き、「モイラが脱出に成功してカナダにいる。諦めちゃダメ、きっと息子さんに会える」と励ますが、エミリーはすっかり諦めている様子。ジューンは、「どうしちゃったの?」と発破をかけようとするが、激しい陣痛が来てしまう。

ウォーターフォード家の新しい守護者アイザックはイーデンに気がある様子。

 

出産の準備

救急車で戻ってきたジューンを労るニック。それを見たイーデンの気持ちは複雑に。
セリーナはお腹を触り、神に祈りを捧げると、「神の御心よ、この祝福を心から喜び合いましょう」と言うが、「神の心は誰にもわからない」とジューン。

忌まわしいことに出産は儀式のベッドでしなければならなかった。
そこへリディアは侍女たちを連れてやって来た。
キッチンでは女中(マルタ)たちが料理を作り、書斎では司令官たちが祝会を始める中、司令官妻たちはセリーナを囲み、出産の儀式を始める(産まないのに、まるでセリーナが産んだような行為)

苛立ち

だが今回の陣痛は前駆陣痛だった。
期待ハズレの状況に苛立ち、「今日産ませて」と無理難題を言い出すセリーナに、「薬は使うべきじゃない」と医師。リディアにも「焦らなくてもじきに滞りなく生まれ、オブフレッドは任務のために次の場所へ移動する」と諭されると、「次の任務先は別の地区にして」とセリーナ。ジューンも、「ええ、お互いのために私たちは二度と会わない方がいい」と言い返す。

 

ジューンの行動

セリーナの態度にジューンは子どもを守るためフレッドを利用することに。
真夜中、書斎の前でフレッドを待ち伏せしたジューンは、「出産後この家をすぐ追い出される憐れな母親を助けて欲しい。私は子どもを失ったのにもうひとり失おうとしてる。次の任務地を娘ハンナの地区にして欲しい。娘には近づかないと約束する」と言うが、「図に乗るな、出ていけ」と怒鳴りつけるフレッド。

ジューンは、「期待するべきじゃなかった。あなたに血肉を分けた子どもを持つ気持ちがわかるわけがない。永遠に持てない」と言い放ち部屋を出る。

 

フレッドとセリーナ

空振りの出産に苛立ったセリーナは、「出産を早めるためにやって欲しいことがある」とフレッドにあることを頼む。それは性交渉だった。
夜、セリーナはジューンを呼びつけ、「赤ちゃんが自然に生まれるように力を貸してもらう」と儀式を行おうとする。ジューンは、「こんなこと止めて、お願い」と抵抗するが、ふたりは力ずくでジューンを押さえつけ、「やめて、やめて、やめて」と叫ぶジューンをレイプ。ジューンは自分を守るために身体と心を切り離そうと努力する

 

イーデン

心が通わない夫に虚しさを抱えるイーデンは、自分に興味を示すアイザックに自分からキスをするが、それをニックに見られてしまう。
それに気づいたイーデンはひざまずき、「どうか許してください。神とあなたに背いた」と謝るが、ニックは怒るどころか、「気にするな」と言うだけ。そんなニックの態度に、「どうして怒らないの?妻が他の男とキスしてたのに。あなたは見てもくれない。キスもしたこともない。あの侍女が好きなのね」とイーデン。ニックは、「バカなことを言うな。侍女と関係を持てば自殺行為だ」と言うが、イーデンは、「私を愛せないのね」と泣き崩れる。「すまない」と言うしかないニック。

 

フレッドからのご褒美

翌日、「サプライズを用意した。きっと気に入る。ご褒美だ」と言うとジューンをクルマに乗せ、「セリーナに気づかれぬよう3時間で戻れ、誰にも見られるな」とニックにメモを渡したフレッド。

目的地へ向かいながらニックは様子のおかしいジューンを心配し、何があったのか?と聞くが、ジューンはもう答える気力さえない状態だった。
フレッドが指示したのは市内から離れた邸宅だった。
邸宅に入ると、「10分だ」と守護者。そこは女中(マルタ)と遊ぶハンナが

ジューンは駆け寄るとハンナを抱きしめるが、驚き女中(マルタ)の後ろに隠れてしまうハンナ。ハンナは名前を【アグネス】に変えられていた。
「ママを覚えてる?どんなに会いたかったか」と言うジューンの言葉に頷き、「痛かった?頭を打たれたでしょ?私を捜した?もっとちゃんと捜してよ、ずっと待ってたの」と守護者に捕まり引き離された時のことを話し出すハンナ。ジューンは、「あなたを守ってあがられなくてごめん、ママ失格ね」と言うが、ハンナは、「いいの、新しいパパとママがいる」と。
ハンナの手を握り、新しいパパとママは優しくしてくれるかと尋ねるジューンにハンナは頷き、「赤ちゃん生まれるの?」と聞く。ハンナはそうだと答えるジューンに、「でも育てられない」とハンナ。

ハンナはギレアドの状況を理解している様子

別れの時、涙を見せるハンナにジューンは、パパとママはハンナをいつだって心から愛していると伝えると、「楽しく生きて!ご両親を大事にして言いつけを守って。気をつけて」と伝える。泣きながら「またいつかママに会える?」と言うハンナにジューンは、「会えるように頑張るわ」と抱きしめるが、それを引き離す女中(マルタ)と守護者。

「ママ、ママ、ママといる」と泣き叫びながら連れ去られていくハンナを追いかけ、ハンナを抱きしめたジューンは、「大丈夫。家に帰らないと。強くならなければ」とハンナを励ましキスし送り出した。

ニックは泣き崩れるジューンを抱きしめるが、そこへ守護者のクルマがやって来た。
ニックはジューンを邸宅に隠し対処しようとするが、ニックの行動を怪しんだ守護者はニックは連れ去ってしまう。出産を直前にして無人の屋敷にひとり取り残されることになってしまったジューン。

 

感想

ジューンはこの屋敷でひとり出産することになりそうな・・。しかもこの状況にしてしまったフレッドは間違いなくセリーナに責められ、司令官の立場も危うくなる予感。
守護者に拉致られたニックはどうなるんでしょう?
愛する娘ハンナとの出会いと別れはほんとうに心が引き裂かれる気持ちでした。

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