ニックの過去が少しわかります
#8 イゼベルの店 Jezabels あらすじ
司令官に秘密の冒険を持ちかけられたジューンは彼についていった先で思わぬ出会いをする。一方、問題を抱えていたニックが“ヤコブの息子たち”に勧誘された経緯が明かされる。
相関図
まとめ
過去:ニックのStory
プライスとの出会い
酒に溺れる弟ジョシュアを放っておけず、仕事を転々とするニックは職を捜して州の職業安定所を頼るが、不況下、まともな仕事がない。
そんなニックに声をかけたのは職業安定所職員のプライスだった。
プライスは、この世を良くするために活動している「ヤコブの息子たち」の支部長のひとりだと言い、「州に30支部ある。集会に参加してみないか?仕事も斡旋できる」とニックを誘う。

”目(eyes)”
ウォーターフォード家の運転手となったニック。
上級司令官であるプライス、ガスリー、ウォーターフォードは赤ん坊が生まれない世界を【司令官の侍女制度】を導入することで解消しようとする。
だがその後ガスリー司令官は逮捕されることに。ニックがガスリーの不正行為(侍女を愛人にし、経費の使い込みをしていたこと)をプライスに報告したのだ。ニックの本当の任務は”目(eyes)”。プライスは、「次は侍女が首吊り自殺を図ったウォーターフォードの行動を監視してくれ」と次の任務を与える。

ギレアドの現実
アメリカの救助活動組織に協力しているメキシコ通商代表団補佐官フローレスから夫ルークが生きていてカナダにいると聞き、心から安堵しよろこぶジューンだったが一方で、自分が置かれた過酷な状況と孤独に耐えきれず、快楽に逃げるかのようにニックとの関係を続けているジューン。ニックもジューンを求めていた。
イゼベルの店
フレッドの提案
そんなある日フレッドは、「いつもと違うことをしよう」と言うとジューンの足のムダ毛を処理、メイク道具とドレスとヒールを渡すと着替えるよう言う。
そのドレスは娼婦が着るようなセクシードレスだったが、ジューンを見るなりフレッドは、「キレイだ」と言うとジューンの髪をほどき、「今夜は外出しよう」と言い出す。
ニックの運転でフレッドは1つ目の検問をウォーターフォード夫人として、2つ目の女性の通過を禁止されている検問は隠して通過すると、「キミは”密輸品”だから裏からしか入れない」と言うと手をつなぎビルの中へと入って行く。

そこは倒錯した世界が広がるいかがわしい店だった。
「自然に振る舞え」と言うフレッドに、「こんな店はもうないと思ってた」とジューン。するとフレッドは、「公には禁止だが息抜きは必要だ。ここにいる男たちは将校や政府の高官だ。海外の客を接待することもある。女性たちは”同化できなかったもの”。元娼婦、教授、CEO、ジャーナリストもいる。話をするには面白い」と言う。
思わぬ再会
フレッドに誘われてバーカウンターでお酒を飲んでいたジューンが見つけたのは、死んだと思っていたモイラだった。口実を作りトイレで再会したふたり。

モイラはジューンを置き去りにしたことを謝るが、店で働いてるモイラには時間がなく、「中2階で寝泊まりしているから後で来て」と言う。
”目(eyes)”の任務
一方ニックはイゼベルの店で働く女中(マルタ)と、物々交換をしていた。
オキシコドン、ケタミン、妊娠検査薬などと密輸された酒を交換したニックに女中(マルタ)はいつものようにキスしようとするが、「今夜はいい」とニック。

フレッドの誘い
中々戻らないジューンに不機嫌になっているフレッド。ジューンは腕を回して甘えてみせることで機嫌を取るが、フレッドはすでに部屋を取っていた。もう従うしかないジューン。
部屋に入ると酒を飲み、他の司令官の悪態をつき、「誰も信用ならない。他の地区で粛清があった。私も目をつけられている気がする」と不安を口にするフレッド。ジューンは、「それはあなたが大物だから」と機嫌を取るジューンに、「キミは私の理解者だ」と満足気なフレッドは、「ここへ来たのはキミとふたりで過ごすためだ」と身体を愛撫しはじめる。フレッドに抱かれるとわかり涙を流すジューン。

モイラのはなし
拷問のような時間を耐えたジューンはフレッドが眠っている隙に部屋を出るとモイラを探す。
ボストン行きの列車に乗ったモイラはクェーカー教徒を頼った。そこから侍女を国外へと逃がしている女性救済組織に紹介してもらい、協力者と逃亡を図るが協力者は撃ち殺されモイラも捕まってしまった。モイラは周りを堕落させる分子と判断され、コロニーかイゼベルの店かの2択を迫られイゼベルを選んだと言う。

ジューンは、「ここを出る方法はあるはず」と言うが、「出る時は死んだとき」とモイラ。それでもジューンはルークが生きてカナダへ渡ったと言うが、「私たちはルークとは違う、頼る人はいない」とモイラ。
孤独
翌日セリーナが帰宅。フレッドは、「寂しかったよ」とセリーナをご機嫌に迎える。
一方でニックはよそよそしい態度を見せ、「あとで会える?」と聞くジューンに、「これ以上は危険だ。処刑されてしまう。もやめよう」と言い出す。
ジューンは、「昨夜は行くしかなかった。断ることなんてできなかった」と言うが、ニックは黙ったまま。
とうとうジューンは、「これでいいの?こんな惨めな人生に満足してるの?司令官のクルマを磨き。ときどき侍女を妊娠させる、そんな人生でいいの?」と詰め寄るが、ニックは、「危険すぎる、処刑される」と言うだけ。ジューンは、「それでも誰かの記憶には残る。大切で意味があること」と言い切る。

セリーナの贈り物
「子どもの頃、部屋に飾ってたものよ」とカギ付きのオルゴールを手渡したセリーナ。
ジューンはそのカギで、前のオブフレッドのメッセージの上に「あなたはひとりじゃない」とメッセージを彫った。
感想
モイラが生きていることがわかったけれど、モイラはギレアドから逃げることはできなかったんですね。
ジューンをイゼベルの店へ連れて行き、楽しんだフレッド。前のオブフレッドにもやったことなのかな。
結局、咎められることのない愛人ですよね、侍女って。




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