ペーパー・ハウス 1 #1 スペイン発、頭脳派強盗団ドラマ

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海外ドラマペーパー・ハウス

悩み、迷走し、いくつかのドラマを見かじった結果、スペインドラマを見ることにしました~。

【簡単あらすじ】

教授と名乗る男が長年熟考してきたスペイン王立造幣局の襲撃を実行するため、教授は8人の犯罪プロを集める。
彼らは計画どおり実行するが、想定外のことが色々と起こり・・・

アメリカやイギリスドラマとが違う、スペイン独特の個性が魅力。
8人の個性的な強盗団に興味を惹かれるドラマのようです。

相関図

#1 合意し実行

自らを教授と名乗る男が強盗犯の女と7人の犯罪プロを集め、スペイン王立造幣局を狙う大規模な強盗計画を決行する。

 

まとめ

スカウト

トーキョー

彼女の現在の呼び名は【トーキョー】。
これまで恋人と15件もの強盗事件を起こしたが、今回、恋人が警官に射殺され、トーキョーも警官に発砲したため、スペイン全土で指名手配犯となり、逃亡せざるを得ない状況に。

国外逃亡を決めたトーキョーは母親に電話をするが、「二度と会えないのか?」と言われ、「マーケットに向かって。私が見つけて声をかける」と約束してしまう。
しかし母の元には既に警察の特殊部隊が待機し、母親を誘導していた。

そんなトーキョーにクルマで接触を図ってきた男、【教授】。
教授は、「マーケットにはすでに特殊部隊が待機してる。行けば殺される」と言うと、トーキョーの母親に接触する警察官の証拠写真を見せ、「キミを助けに来た。これはビジネスのオファーだ。一緒に強盗しないか?今、メンバーを集めてる。24億ユーロ強奪しよう」とスカウトする。

24億ユーロ≒3100億円

集められたメンバー

教授は8人のメンバーを人里離れた場所へと集めると、「今から5ヶ月間、強奪計画を学んでもらう」と言う。
教授は長年に渡って計画してきた”スペイン王立造幣局襲撃”を実行するつもりだったのだ。
そして教授は、「誰のカネも盗まない。注意して欲しいのは1滴の血も流さないこと。犠牲者が出れば我々は義賊ではなく犯罪者に成り下がる」と言い、メンバー同士、素性を明かさず、詮索せず、個人的関係も持たないと言うルールを決め、各々をコードネームを付ける。

トーキョー、ベルリン、モスクワ、デンバー、リオ、ナイロビ、ヘルシンキ、オスロ
8名は都市名をつけられる。

義賊とは、国家や領主などの権力者からは犯罪とされても、大衆から支持される個人または集団のこと

強盗決行日

5ヶ月の準備期間を経て、決行日となった。
8人はワゴン車の乗り込み、サルバドール・ダリのマスクを被ると計画をスタートさせる。

彼らの計画は、

⑴ 王立造幣局へ向かう紙幣印刷用紙を運ぶトラックと、それを警護するパトカーを襲撃、奪取する。
⑵ パトカーの運転手1名、トラックの運転手1名以外はトラックの荷台に拘束。
⑶ ベルリンは警官になりすまし、パトカーに同乗、トラックと一緒に造幣局のゲートを通過。
⑷ IT担当リオは遠隔で警備システムを解除

教授は離れた場所からこの様子をモニタリングし、指示を出す。

造幣局の中にいたもの

社会見学の高校生たち

高校生を乗せたバスが造幣局内へと入ってきた。
アリソン・パーカーは男子生徒のパブロから告白され、付き合うことに。
見学中、パブロに誘われるままにトイレでイチャつくふたり。

パブロのアピールは、ネットにアリソンの裸を投稿するイジメ行為だった

トーキョーはアリソン・パーカーを探す役目を担っていたが、見学の高校生の中にアリソンが見当たらず、構内を探し回るハメに。 
その時トイレから、「やめて!返して!」と女性の声が。
男子生徒が、アリソンの裸の写真をネットにバラまこうとして揉めていたのだ。
トーキョーはアリソンを見つけ出し、ふたりをロビーへと連れて行く。

モニカとアルトゥーロ・ロマン

職員のアルトゥーロ・ロマンと不倫中のモニカ・ガスタンビデは妊娠する。
しかしその事実を告げられたアルトゥーロは躊躇することなく、「堕ろしてくれ」と言い出す。
アルトゥーロ曰く、家族を捨てられないと言うのだ。
それまで妻とは上手くいっていないと聞かされていたモニカはアルトゥーロの態度に、「結婚も認知も養育費も要らない。愛されていると思ってた。でも違ったのね」と立ち去るが、アルトゥーロはモニカを追いかけ、「堕ろさないでくれ」と言った瞬間、銃声が1発鳴り響いた。

 

人質

ベルリン、ヘルシンキ、オスロは、造幣局内にいた全員(職員、見学者等)67人を人質に取り、アイマスクをつけさせる。
人質の視界を塞いだあと、マスクを外したベルリンは、「キミたちは人質だが私に従えば生きて返す」と説明。
他のメンバーは人質全員のケータイを集め暗証番号を聞き出す。

人質の中には妊娠8ヶ月の妊婦もいたが、ベルリンは丁重に扱い、「落ち着いてくれ。深呼吸をするんだ」と人質の気持ちをコントロールする。

その時、受付の電話が鳴る。
「担当のモニカ・ガスタンビデはどこだ?電話対応しろ」とベルリン。
アルトゥーロは知らないフリをしろと小声で指示するが、それを無視して前に進み出たモニカ。
電話の内容は、【アルトゥーロ・ロマンを呼び出してくれ】と言うものだったが、モニカはベルリンの指示どおり上手く対処する。

造幣局の通信手段はすべて切断、すべてのドアは解錠され、警報も解除された。
彼らは造幣局を完全に手中に収めた。

20分後、アナログ方式で教授と通信を再開する。

金庫破り

金庫を破るのはモスクワ。
見事な腕前で金庫を破って見せる。

デンバーは父親の見事なスキルと、大金を前にテンションがあがりまくるが、「勘違いするな。俺らは小物だ。12年も刑務所を出入りしたのは賢くなかったからだ。お前も同じだ。このヤマなら他人が考えてくれる。バカをやらなきゃ人生は好転する」と息子に言い聞かせ、作戦どおり事を進める。

トーキョーとリオ

5ヶ月の準備期間中、トーキョーとリオは関係を持っていた。(当然ルール破り)
計画決行の前夜、トーキョーの部屋をノックしたリオは、「オレはキミに本気だ」と言い、自分のドッグタグ(認識票)を、「オレの本名が彫られてる。計画が成功したら大きなダイヤを送る」と言ってトーキョーに渡すが、トーキョーは、「恋人になることはムリだと思う。明日までは生きることだけを考えるのよ」と言うと、互いを求め合う。

リオはトーキョーより12才年下。

山場

モスクワとデンバーが仲間と合流したのを確認しベルリンは、「脱出の準備が出来たら警報を起動する」と合図、
メンバーはマスクをつけ、準備する。

教授の計画は、
警察に、強盗に入り、金を奪って逃走しようとするが、警察に包囲されてしまい仕方なく造幣局に立てこもる】と言う状況を作ることだった。
そのため彼らは、金をもって造幣局の外に出たが、駆けつけた警察に焦り、造幣局に立てこもると言う演技をしなければならなかった。

警報装置を起動させたリオ。教授から、「2分だ」と連絡が入る。
2分とは造幣局に警察が駆けつける時間だった。

しかしトーキョーは気持ちがはやり、計画より早めに向かって来るパトカーに向かって発砲してしまう。
するとそれを機に銃撃戦がはじまってしまい、リオが撃たれてしまった。
想定外の状況に激高したトーキョーは警官に発砲、負傷させてしまう。
トーキョーはリオを引きずり造幣局内へと戻り、ドアを閉めるが、予想外の出来事に困惑してしまう。

 

感想

教授が長年温めてきた造幣局襲撃を実行。
しかしやっぱり計画どおりにはいかないワケです。
1話目から、予想外の展開になったけど、これ、どうなるんしょうかね~。
思ってたより面白いかも知れません。

教授役のアルバロ・モルテ。
過去に見たことがあると思っていたら、「The Head」のラモン役の俳優ですね。

スペイン王立造幣局はマドリードにあるようです。
そうか、あのあたりの話しか~と思うだけでうれしい私。

ちなみにスペイン題は、「La Casa de Papel(紙の家)」の意味。
そこから邦題は、「ペーパー・ハウス」となったようですが、英語表記では、「Money Heist(カネの強奪)」になってます。
さすがに英語は直訳~(笑)

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