グレイズ・アナトミー 17 #14 たどり着いた答え(相関図付)

海外ドラマ
海外ドラマグレイズ・アナトミー

ジャクソンのエピソード。

シーズン16を配信中

シーズン1~13まで配信

#14 たどり着いた答え Look Up Child

有色人種の置かれている状況に、何かできるんじゃないかと悩んだジャクソンは、モンタナまで父に会いに行く。そこでジャクソンは大きな決断をすることに。

 

相関図

まとめ

ジャクソン

ジャクソンが向かった先

突然休暇を取り、11時間かけてジャクソンがやってきたのはモンタナ。
父ロバートに会うためにやって来たのだ。
ロバートは突然やってきたジャクソンに、「ずっと気にしてた。連絡しようとも思ったが、お前が嫌がると思って控えていた」と言うが、「近況報告に来たんじゃない。答えを知るために来た」とジャクソン。
ロバートは、「150人分のランチを作りながら聞く。手伝ってくれ」と言う。

ランチ作りを手伝いながら、「生まれて始めてお袋から、”父親そっくり”だと言われた。財団のことで問題提起した。制度が壊れている。一から立て直すべきだって」とジャクソン。
ロバートは、「オレは反体制の立場を取ってきた。制度に不満を持っていたんだ」と言う。

【シーズン13 #16】
モンタナにあるエイヴリー財団病院でのオペにやって来たジャクソン。
ジャクソンは母と自分、エイヴリー家を捨てた父親に会うため父親が経営するダイナーへ行く。
ジャクソンは、自分を見ても息子だと気づかず、エイヴリー家に馴染めず、すべてを捨てた今を幸せに暮らしていると言う父ロバート・エイヴリーに怒りを感じ、「二度と会うことはない。あなたは父親でも娘ハリエットの祖父でもない」と言って別れた。
吐露

「オレの中に二人のオレがいる。ひとりは努力して成功を手にした外科医。財団を進歩的な組織に変えようとしてる。もうひとりはウチの事業に渋々参加した男。財団をやめた方が力を発揮できる気がしてる。もし別の道を選んでたらって考えることはないか?」とジャクソンはロバートに尋ねるが、ロバートの返事は、「オレは過去を振り返らない」だった。
その返事にジャクソンは、自分を捨てたことを後悔していない父にとてつもない哀しみとショックを受け、「あんたが何で出てったか知りたい。あんたに見捨てられたせいでオレはぶっ壊れた。人間関係を続けていくのが苦手だし、何かあるとすぐに逃げ出す。逃げても何も解決しないのに。努力してきた。克服しようとしてきた。結婚生活も財団の仕事も努力を続けたけどキツくなると逃げ出してしまう」と気持ちをぶつける。

「オレは心のままに家と出た。そういう人間だからだ。安心できるからここを選び、ダイナーをやってる。だがここも未練なく出ていける。オレがいない方がお前のためになると考えたんだ」とロバート。

その言葉にジャクソンは、思いの丈をぶつける。「オレには父親は不要だって思ったのか?誕生日も卒業式もオレの側に父親はいなかった。結婚式も娘が生まれた時も離婚した時もだ。そう言うときこそ助言がほしかった。ハグしたり決断を後押ししてくれることもない。しかも俺の人生にあんたは皆無だった」と。
ロバートは、「ジィさんはオレを負け犬だと。オレもそう思ってた。お前に悪い影響を与えたくなかったんだ。だがオレは皆を傷つけた。お前もキャサリンも。お前を置いて出ていったことを悔やまない日はなかった。本当にすまなかった。謝ったところで償うことはできない。オレは一生悔やみ続ける。ジャクソン、お前は今、人生の岐路に立ってる。だが、どの道を選んだとしてもお前はきっとだいじょうぶだ」

「だがあんたの息子だ。何もかも捨てて逃げたいって気持ちもある」とジャクソン。するとロバートは、「お前はオレと違う。お前は献身的だ。逃げ出したいって気持ちはみんなある。オレは正しいことをする勇気がなかったが、お前は財団を立て直した。正しいことをし物事を解決する。お前はそういう人間だ」と。

決断

ジャクソンは母キャサリンを訪ねると、「グレイ+スローンにもう居られない。コロナ感染で多くの有色人種が亡くなった。制度に問題があるからだ。でも俺たちが変えていける。それを行動で示す時だ。俺たちのやり方で公平性を実現すべきだ。オレが財団を引き継ぐ。覚悟はできてる」と宣言する。

 

エイプリル

嵐の夜、突然やって来たジャクソンに驚くエイプリル。
実は2~3日前からハリエットが高熱を出し、「コロナのせいで大げさに考えてしまう」とパニック状態になっていたのだ。(コロナは陰性)
ジャクソンは散らかりっぱなしの部屋とエイプリの状況を見て、「ハリエットを看るから落ち着け」と手伝うことに。ジャクソンはハリエットを寝かしつけた。

提案

ジャクソンはエイプリルに、「財団の運営を引き継ぐ。ボストン(財団本部がある)に引っ越すことになるが、キミに一緒に来て欲しい。ハリエットと離れたくない。キミとマシューは財団に雇う」と提案する。

ハリエットは、「気持ちは尊重したいけど、今の生活を捨てるのは迷惑どころじゃない。これまであなたは財団の仕事に興味なんかなかった。有能な外科医なのにそれをすべて捨てる理由が分からない」と言うが、「思いつきじゃない。使命を果たしたい。オレは財団を再生させる。医療において人種的公平を実現する。ハリエットがより良い世界で暮らせるよう頑張りたい」とジャクソン。
それを聞いて、「あとは私の人生を変えればいいだけね」とエイプリル。

エイプリルの決断

一晩悩んだエイプリルは、ボストンに行くと決断する。
実はエイプリルはマシューと別居していたのだ。
エイプリルは罪悪感を乗り越えたかったし、マシューは妻の死を乗り越えようとしていたが、できなかったらしい。

エイプリルはマシューとの結婚式当日、ジャクソンから告白を受け、ふたりで逃げ出した。その後、ジャクソンと結婚、娘ハリエットを生むが、息子を亡くし、離婚に至った。
マシューはその後知り合ったカリンと結婚したが、出産による出血で死亡。マシューはルビーと名付けた娘をひとりで育てることに。ふたりは結婚に至った。

 

感想

ジャクソンを演じているジェシー・ウィリアムズがシーズン17をもって降板することに。
カレの最後を飾るエピソードと言うことなんでしょうね。
これまで、大富豪であり、医療業界で絶大な力を持つ”エィヴリー家”の息子として生まれ育ったジャクソンは、恵まれた環境でありながらも、両親の離婚(父親に捨てられたと思っている)、財団の指揮(定められた運命)を受け入れることに苦しんできたワケで・・。
今回のエピソードでそれを乗り越え、立ち向かう覚悟をし、動き出したと言うことのようですね。

 

 

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