※ 記事を訂正、加筆しています
エピソードをまとめ、説明は青文字で付け加えています
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今回出てくる用語集
地域名前 物の名前 | 人物 ■は死亡 | 説明 |
---|---|---|
王都 | 娼婦のロス | 北部出身の娼婦 ベイリッシュの娼館にいる |
ブラックウォーター湾 | 王都 (キングス・ランディング)前の湾 |
|
壁の向こう | 鎧骨公 (ロード・オブ・ボーン) | マンス・レイダー率いる野人の頭領 |
ドラゴングラス (黒曜石) | ドラゴンストーン城の地下にある黒曜石 ホワイトウォーカーを倒すことができる |
#8 決戦前夜 The Prince of Winterfell あらすじ
ブランとリコンを守るため、城を脱走したオシャ、ホーダーは、思わぬ行動を取っていた。
北部軍の野営地では、また大きな出来事が!
ロブは、苦渋の選択を迫れる。そして、止めることができない感情が・・。
ハレンの巨城(ホール)では、タイウィン公が兵を率いて兄ロブを討つためキャスタリーの盤城(ロック)へ出陣することを知り、ジャクウェン・フ=ガーを捜す。
ティリオンは、スタニス艦隊の攻撃を前に、兵力で及ばない王都をどうやって守るかと頭を悩ませるが、ジョフリー王もサーセイも自分たちのことしか考えていないのだった。
壁の向こうでは野人に捕まったジョンが連れて行かれた先に、二本指(ハーフハンド)のクォリンもいた。
まとめ & 感想
ウィンターフェル
ヤーラが兵士を連れてウィンターフェルへとやって来た。
シオンは20人で城を制圧した息巻くが、ヤーラはスタークの子を殺したことを非難する。
「丁重に扱ったのにヤツらは裏切った」と言うシオンに、逃げたことは裏切りじゃなく、むしろ勇敢だとヤーラ。
「一緒にパイクへ帰るぞ。ここは海から遠く離れすぎている。それなのにスタークの子らを吊したから、あんたは北部の諸公すべてに狙われるんだぞ。」
ヤーラにそう言われてもシオンは、「ロブ・スタークに知られないよう使い鴉は殺し、馬は押収した。この城は俺のもんだ。このまま俺が保持する」と言う。
ヤーラは家臣たちを部屋から出し、「海から離れて死ぬな」と声をかけた。
シオンは吊している2遺体を下ろして埋め、迷惑をかけた農主に金を渡してくるよう指示する。
その傍らでルーウィン学匠は、食料を持って地下墓地へと入っていくオシャを目撃する。
農場まで行ったが、引き返してきた。地下墓地は捜さないだろうと考えたとオシャはルーウィンに話す。
ルーウィンは子どもの焼死体は農場に送った孤児ふたりだろうと言う。
ブランはその話を聞いてしまう。
壁の向こう 霜の牙(フロスト・ファング)
野人に拘束されて仲間の元に連れて行かれたジョン。
そこには既に捕らわれの身の ”二本指(ハーフハンド)のクォリン” がいた。
イグリットは、頭領の ”鎧骨公(ロード・オブ・ボーン)” に、ジョンに鴉(クロウ)の計画を吐かせようと言うが、鎧骨公は、「ハーフハンドがいる、コイツは不要だ」と言い、殺すよう命じる。
イグリットは、ジョンはエダード・スタークの落とし子だ。マンス・レイダーが欲しがると進言。
鎧骨公は少し考え、逃げたら殺すと脅し、イグリットの意見を受け入れた。
「借りは返したぞ、ジョン・スノウ」イグリットはジョンにそう言うのだった。
ジョンを探しに出た仲間は殺され、ハーフハンドだけが捕らわれたと聞き、ジョンは自分の未熟さに唇を噛む。
ハーフハンドは「死をムダにするな」と言うのだった。
彼らの本拠地に向かって移動が始まった。
ハーフハンドは、このままではマンス・レイダーが壁を攻めてくる。時間を稼がなければ・・・と言い、ジョンにキレた芝居をして、隊列からジョンを突き飛ばし、谷へと落とした。
隊列から外れたジョンをイグリットは見つめるー。
壁の向こう 最初の人々の拳(フィスト)
この場所で野営を続けるレンジャー(哨士)たち。
トイレ用の穴掘りをするサム、グレン、エドは、雪の下から石箱を見つける。
「これは ”最初の人々” の紋章だ」と言うサム。
グレンが石箱を開けると、冥夜の守人のマントに包まれたドラゴングラス(黒曜石)が出て来た。
リヴァーラン ロブの苦渋と、止められぬ想い
岩山城(クラッグ)にタリサを帯同させたロブは、双子城(ツインズ)のフレイ公の娘と結婚しなければならないとこと、父エダードへの想い、そして今、戦っている大義についてタリサに話した。
その時、スタークの兵士が駆けつけ、「”王殺し(キングスレイヤー)が脱走しました」と!!
ジェイミーを脱走させたのはキャトリンだった。
キャトリンは、娘たち、息子たちのためにと言うが、復讐の機会を奪われたカールスターク公の怒りは収まらない。
ロブは、ジェイミーにそそのかされ、我々の立場を弱め、不和をもたらした。そして私を裏切ったと言い、衛兵にキャトリンを見張れ!と命を下した。
夜、テントでルース・ボルトンと話すロブ。
ボルトンは何羽も使い鴉(レイブン)を送ったが、戻って来ないと言い、ウィンターフェルの状況はわからないままだった。
ウィンターフェルには、ボルトンの落とし子が向かっているハズだと言う。
ロブは、鉄諸島の兵士については降参すれば帰すが、シオンとは自分が決着をつけると言う。
その時、テントにタリサがやってきた。
ボルトンは去り、ふたりになったロブ。
何もかも思い通りに進まない状況に苦悩するロブをタリサも放っておけなかった。
タリサは自分の身の上や、治療師となるきっかけの話しをする。
ロブは、タリサへの募る想いにウソをつけなくなり、「フレイ公の娘と結婚するのはイヤだ」と言う。
タリサは「私もです」と言ってふたりはキスをし、お互いを求め合うのだった。
三叉鉾河(トライデント)
キャトリンからジェイミーを王都へと送り届ける命を授かったブライエニーは、ジェイミーを連れてボートと徒歩で王都を目指す。
赤の王城(レッドキープ)決戦を前に
スタニス艦隊の襲撃を数日後に控え、ティリオンは王都の防衛を考える。
王都の守人(シティ・ウォッチ)指揮官のブロンは、勝ちたいなら食料を蓄えておけと進言。
ティリオンは地図を広げ、王都を知り尽くしているスタニスが襲撃するとしたら、「泥の門」だろうと推測。
しかし、兵力が全く及ばない状況に、頭を悩ませる。
兵士の士気を高めるため、ジョフリー王も戦線に立ってもらうと言うティリオンにサーセイは「まだ早い」と反対する。
サーセイは、ミアセラをドーンに送られ、この上ジョフリーまで失えないと食い下がるが、「王の楯が守る」と言うティリオン。
サーセイは、「あなたの娼婦を捕らえたわ。ジョフリーが傷つけば娼婦も傷つく。ジョフリーにもしものことがあれば、娼婦はこの世で最大の苦しみを味わせて殺す」と言い出す。
顔色が変わったティリオン。
しかし、兵士に連れて来られた娼婦はロスだった。
ティリオンは、「約束する。必ず自由にすると」と伝えた。
ティリオンが苦しむ姿を見るのが楽しくて仕方ないサーセイはほくそ笑むが、ティリオンは「思い知らせてやる」と言うのだった。
すぐに部屋に戻ったティリオン。
シェイの無事を知り、安心するティリオン。
シェイへの想いが募りティリオンは、「おまえは私のものだ。約束してくれ」と言う。
シェイは「私たちはお互いのものよ」と言って優しくキスをするのだった。
スタニス艦隊の決戦を前に、準備が進む中、ティリオン、ヴァリス公と共に偵察をするジョフリー王は、スターク軍が動揺している今は討伐の時だと言い出す。
現状を分かっていない、わかろうともしないジョフリーにティリオンは対処方法さえわからなくなる。
そんなティリオンにヴァリス公は、”王の手”として良くやっておられると言う。
門を破られたら終わりだと言うティリオン。
ヴァリス公は、クァースから報告がありデナーリスは生きている。3頭のドラゴンと共にとティリオンに伝えるが、「世の果ての少女は脅威ではない。ゲームはひとつずつだ」と言うのだった。
ハレンの巨城(ホール)
スタニス・バラシオンの艦隊が王都を襲撃する日が近いと報を受けたタイウィン。
タイウィン公は、ロブ率いる北部軍の襲撃から本拠地キャスタリーロックを守るため、リヴァーランへ向かい、北部軍と直接対決を決意。
ハレンの巨城(ホール)を ”マウンテン”に任せ、”旗印なき兄弟団”を必ず壊滅させろと命令した。
給仕をしながら、戦略を聞いたアリアはジャクウェン・フ=ガーを捜すが、巡回の任務に当たっていたため見つからなかった。
そうこうしているうちに、タイウィンは兵を率いて出陣してしまう。
巡回から戻って来たジャクウェンは、「残りは一人だ。好きな名を言え」と言う。
アリアは、兄を攻撃に行った。今すぐ死なせたいとタイウィンの名を言うが、死は確実だが ”いつ” は確定できないと言うジャクウェン。
「他に誰かいるだろ?」と言うジャクウェンにアリアは「ジャクウェン・フ=ガー」と言う。
ジャクウェンは表情を変え、「私自身を殺せと?冗談は神々に失礼だ。取り消せ。頼む」と言う。
アリアは、取り消す代わりに脱走を手伝ってと要求。
それでは約束が違うと言うジャクウェンに、「じゃ、ジャクウェン・フ=ガー」とまた名前を言うアリア。
ジャクウェンは、「本当にやるなら、私に従え。真夜中に門を歩いて出て行け」と言う。
真夜中、アリアはジェンドリーとホットパイに声をかけ、城門の近くで待機する。
ジェンドリーは、信用できないと言うが、アリアは実行する。
ジェンドリーとホットパイもアリアのあとを追う。
見張りの兵士たちは殺されており、アリア、ジェンドリー、ホットパイは城を抜け出した。
ブラックウォーター湾 スタニス艦隊
王都軍の4倍の兵力を持つスタニス軍は、あと1日ほどで王都へ着くところまで来ていた。
成り上がり騎士のダヴォスは、玉ねぎの騎士と揶揄され、諸侯たちからバカにされていた。
スタニスは、兄ロバートが七王国の王となる戦いに参戦している中、兄に頼まれ、嵐の果て城(ストームズ・エンド)を守り続けた。食べるものもなくなり、馬、猫、犬、ネズミ・・なんでも食べるしかない苦境から助け出してくれたのがダヴォスだったと感謝し、「正統な権利で王座に座ったら、”手”はおまえだ。漁師の息子が初めての”手”になるのだ」と言う。
ダヴォスは、あまりに言葉にひざまずき、「精一杯お仕えします」と言うのだった。
クァース
「船と船長を見つけました。明日、アスタポアへ」と言うジョラー。
「子どもたちを置いて行けない!」と言うデナーリスにジョラーは、ほんとうの子どもではないと説得するが、デナーリスは「不死者の館」へ連れて行って欲しい。焼けずの力は黒魔術にも負けないかも知れないと言う。
ジョラーは「黒魔術師パイアットの思うツボです」と言うのに・・・。
まずはブランとリコンが無事で良かった♪
シオンは、姉の手前ふたりを処刑したと見せたかったんですかねぇ~?
オシャも賢い!
地下墓地まで探さないと思うものね。
だけど、いつまでもここにいるワケにも・・ね?
ルース・ボルトンの落とし子が、2~3日中にはウィンターフェルへ・・って言ってたし、ウィンターフェルもどうなるのかな。
まぁ当然と言えば当然。
ロブとタリサが
でも、ロブはフレイ公の娘と結婚する約束があるワケです。
これを破ると大変なことになりそうだけど・・・
母親キャトリンが、ロブの足を引っ張るようなことばかりするから、ロブも自分の気持ちに従え!ってなりますよね、そりゃ。
ティリオンも大変です。
まったく王政に興味を持たないジョフリーとサーセイを相手に、スタニス艦隊と戦うワケですから。
次は決戦ですか??
気になります。
あ、ハレンの巨城を脱走したアリア、ジェンドリー、ホットパイのことも気になります。
この3人、どこへ向かうの??
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