グッド・ドクター 3 #12 プロムの夜

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#12 プロムの夜 Mutations あらすじ

ショーンはカーリーの気持ちを受け止め、リアとの同居を解消するが、ショーンの想像と違い、すぐには気持ちが戻らないカーリーに、悩む。
ガンと闘う高校生カップルの担当になったクレアは彼らを応援するが・・。

 

まとめ

ショーン決断

”リアとの同居を止めて欲しい”
カーリーからそう求められたショーンは、同居解消決める。
「これでカーリーとボクはケンカする前の状態に戻れる。カーリーの望みはキミが出て行くことだ」とポジティヴなショーンにリアは、「仲直りには時間が必要かも知れない」と忠告する。

早速ショーンは検体依頼に行った際、同居を解消したと話し、今夜一緒に過ごしたいと言うが、「今夜はムリ」とカーリー。
「リアが言ったんだ。仲直りには時間がかかるって。でもボクは大丈夫だと言った」
ショーンが言うと、「もちろん大丈夫。今夜は友だちと約束をしたから。明日ならOK」とカーリー。
笑顔で安心するショーン。

 

ジェームズ・マクダウェル

ウルトラマラソンが趣味のジェームズが入院して来た。
ジェームズの両脚は腫れ上がり、リンパ管が詰まっているのでは?と考えられた。
持続性抑うつ障害を持つジェームズは、「”走ること”が唯一の薬、結婚生活にも人生にも必要なんだ」と言う。

しかしジェームズの容態は悪化し肺水腫に。
アンドリュースによりリンパ管静脈吻合術の緊急オペとなる。
リムはガンを疑い、リンパ液を検体として検査に出す。

原因

「ジェームズは遺伝子疾患で、リンパ浮腫は遺伝子変異によるもの。41種類あるMEK阻害剤からジェームズにマッチするものを見つけないと。それぞれ副作用も違う」
カーリーは、リム、モーガンそしてショーンに説明する。
リムはカーリーにも治療チームに参加して欲しい言い、カーリーは承諾する。
カーリーも参加し、検討の結果、”ビニメチニブ”での治療が開始する。
ショーンは、カーリーと仕事できることを喜ぶが、「私は患者相手より検体相手の方が気が楽」とフクザツな様子を見せる。

カーリーの反応

その夜、ショーンとカーリーは盛り上がり、いよいよ結ばれるか・・・と言う雰囲気になった時、急にテンションが下がってしまったカーリー。
「キミはボクたちはもう大丈夫だと言ったし、キミには怒る理由がもうない」とショーンは言うが、「そうじゃないの・・・」とカーリーが言いかけた時、ジェームズの急変を知らせるメールが入った。

副作用

ジェームズは消化管出血を起こした。
原因は治療薬の副作用だった。
ジェームズの容態は悪化の一途。
1日も早く治療薬を見つけたいが、まだ選択肢は40種類・・・。

その時カーリーが、ゼブラフィッシュを使って有効は治療薬を探す方法を提案する。
リムは、「すぐにショーンと共に取りかかって!と指示する。

TEST

気まずい空気の中、ショーンとカーリーは実験を開始する。
居たたまれなくなったショーンは、「キミのNOって気持ちは尊重する。セックスしたくないなら受け入れるけど、ワケがわからない。キミが望んだとおりリアは出て行ってもらった。ボクがどうすれば元に戻るの?」とストレートに聞く。
「私にもわからない。平気だと思ってたの」とカーリー。

実験は、結果を待つだけだった。
ショーンは自分の気持ちと重ね合わせるように、「待つのはツラい」と言うが、カーリーは、「反応は勝手に起きるもの。昨夜の私もそうだった。もう障害はないっと思ってたけど、そうじゃなかった」と言う。
「ボクたちの変異は、リアとボクが一緒に故郷に帰ったこと?」とショーンが聞くと、頷くカーリー。
「ボクたちの治療薬も見つかると思う?」との問いにもカーリーは頷く。

急変

ジェームズの容態は益々悪化する。
「もう待つ時間がない。治療薬を1つ選んで」とリム。
カーリーは2つまで絞れた候補の中からショーンとは違う薬を選んだ。

カーリーは泣いていた。
「ナゼ?」と聞くショーンに、「ジェームズSNSを見たの。彼はいい人なのに救えないかも。だから私はラボの方がいいの」とカーリー。
ショーンは、「それは愚かな言葉だ。キミがラボを出なきゃジェームズは死んでた。セブラフィッシュの実験で彼にチャンスを与えた。美しくて完璧なキミのアイディアだ」と励ます。

カーリーの選んだ治療薬はジェームズを回復に向かわせた。
それを見てショーンとカーリーはしっかり手を繋ぎあう。

結ばれる

その夜、ショーンとカーリーは結ばれた。

 

ライアン・クーパー

メレンデス、クレア、アレックスは腎臓ガンのライアンを担当する。
ライアンにはケモ(化学療法)治療中に出会った、同じくガン治療中の彼女アンジーがいて、ふたりは数週間後に開かれる”プロム”を楽しみしていた。

しかし検査の結果、ケモが効果を出し、ガンが消失。退院が決まる。
ライアンとアンジーも、「一緒にプロムへ行ける!」と大喜びするが、突然痙攣発作を起こして倒れてしまう。

アンジー・バレンズ

アンジーの病状

検査の結果、脳腫瘍の再発でステージⅢと判明したアンジー。
メレンデスは、手術と放射線化学療法をすると説明し、治療は8ヶ月は必要だと言う。
するとアンジーは、「ライアンとプロムへ行ってから治療をはじめたい。普通のカップルのようにプロムに出たい」と言うが、痙攣発作を起こす可能性があると聞き、アンジーの母親は反対し、オペは金曜日に決まった。

メレンデスは専門医のグラスマンに高診を願うが、かなりシビアな症例だとわかる。
「一緒にオペに入ってもらえないか」とメレンデスは頼むが、グラスマンは1年以上オペをしていないと断るが、立ち合うことはOKする。

アンジーの気持ち、母の気持ち

ライアンがアンジーのお見舞いに来たが、アンジーの母親は、なにかと理由を並べ、「術後は必ず会わせるから」と面会を阻止し、今後は「面会謝絶にして」とクレアに言う。

しかしそれを知らないアンジーは、「あれからライアンが来てくれない。一緒にガンに勝とうと約束したのに、彼は裏切った」とクレアに打ち明ける。
クレアは事実を話そうとするが、それを止めたのはアレックス。
「母と娘が揉めるのは避けたい。言うべきじゃない」と。

(このまま見て見ぬフリはできない)そう思ったクレアはアンジーの母親に、アンジーの気持ちを伝え、16才には恋愛も大切だと言うが、「彼に会えば元気になるとは限らない。私が励ます」と態度を変えようとしない。

クレアがふたりの恋愛に心を痛めていると知ったメレンデスは、「母親を怒らせずにできる方法があるならやってみろ」と言う。
クレアは病院でふたりのためだけに”プロム”を開くことを計画する。

ふたりだけのプロム

クレアとメレンデスが立ち合う中、病院のバルコニーでプロムが始まった。
幸せそうにダンスするふたり。

その時、アンジーの母親がやってきて、プロムを見てしまう。
クレアは説明しようとするが、母親は怒ることなく幸せそうな娘の笑顔を見て、涙を浮かべながら「早く休むように言って」と黙って帰って行った。

翌朝、手術に向かうアンジー。
「もし麻酔から覚めたとき、ライアンのことを忘れちゃったら・・・」と不安を口にするアンジーにクレアは、「もう1度、恋に落ちればいい」と言う。
アンジーはオペに望む。
グラスマンが立ち合う中、オペは進むが、腫瘍を取り除くことは出来なかった。
その事実を告げられた母親は、「やれることはなんでも試して!」と言うが、その最中に大痙攣発作を起こしたアンジーは、帰らぬ人となる。

悲しみの母親に寄り添ったのは、ライアンだった。

 

クレア

クレアは、ライアンとアンジーを見て、「また恋がしたくなった」と言えるほど、セラピーの効果が出始めていた。

クレアは、「お父さんを亡くしてどう?」とショーンを気遣うが、「考えないようにしてる」とショーン。
「実は私も母を亡くしたの。でもいつでも頭から離れない。イヤな思い出なのに」とクレア。
するとショーンは、「親を愛せなくても気にすることはない。いい親ばかりじゃない」と言うのだった。

しかしアンジーが急死し、悲しむ母親と、それを支えようとするライアンを見て動揺してしまう。

メレンデスはクレアを気遣うが、「死んじゃった人に怒ることなんてできないんです。長年の母への怒りを克服するチャンスを奪われた今、どうすればいいのかわからない。どうやったら気持ちが治まるのかわからない」とクレア。
メレンデスは、「キミはお母さんに怒ってもいいんだ。カウンセリングと時間が癒やしてくれる。そしてもうひとつ方法がある」と言う。

それはふたりでランニングすることだった。

 

モーガンとグラスマン

皆に気づかれぬようクリニックにやって来たモーガンは、「薬が良く効いてる。食後に少し吐き気があるけど」とグラスマンの診察を受ける。
グラスマンは、「薬が合わないなら、他にも試す薬はある」とアドバイスするが、「手の調子が良ければそれでいいです」とモーガン。

しかしモーガンは薬の副作用で、嘔気、嘔吐に苦しみ、ほとんど食べられていなかった。
固形物を食べると吐いてしまうモーガンだったが、アンドリュースと一緒に論文発表することになり、「ランチしながら毎週論文について話しあおう」と言われ、勇気を出して、「新しい薬を試してみたい」とグラスマンに言う。
グラスマンは薬を処方してやる。

 

感想

もぉ~メレンデスとクレアがその関係にと思わせといてのランニングか~ぃ(笑)
ふたりは良い関係だけど、リムへの思いを残したままクレアとは進まないで欲しいので、これでいいのかな。

ショーンとカーリーは互いに尊敬しあってるステキなカップル。
私も偏見の目で見てました(反省)
こんなにピュアに恋愛してるふたりを見ると、応援したくなりますね!
まずは大きな壁をひとつ越えたふたりってところかな。
だけど、このままリアがすんなり消えるとは思わないなー。
次エピソードではセックスの大切さが話しの中心になるようです。

 

 

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