「グリッチ」が面白くなって来ました~
#4 理不尽な世の中 There is No Justice あらすじ
娘の墓石の前で泣いていたマリアを見つけたヴィクは、「力になろう」と言うが思わぬ行動を取り始める。
記憶を取り戻したカースティの事件を追うジェームス。
ケイトは思わぬ行動を取る。
相関図
まとめ
ヴィク
アンナを懐柔するヴィク
墓地でマリアを見つけ、「力になろう」と言ったヴィクは、「キミらが生き返った方法が解明できたら、キミの娘アンナを生き返らせることができるかも知れない」とマリアをその気にさせると、「エリーシャは信用ならない。皆を捜して専門家のところへ行こう」と協力を頼む。
【アンナを生き返らせる】と言われ、マリアは協力することに。
レオンとの約束
マリアは夫レオンに会いたいと言うので、老人ホームにやって来たヴィクとマリア。
「あなたが止めるのも聞かずクルマを運転したせいでアンナの命まで奪ってしまった」と謝るマリアの”アンナ”に反応し、正気に戻った様子のレオン。
マリアは、「カレ(ヴィク)が助けてくれる。アンナを取り戻せるかも知れない。また家族で暮らしましょう」と約束する。
凶暴
老人ホームを出たマリアは病院に向かってと言い出す。当然ヴィクは、「仲間を捜す方が先だ」と言うが、「いいえ、アンナを生き返らせるのが先」とマリア。
マリアはヴィクとのやりとりで、カレの目的が”死者を蘇らせること”ではないと気づき逃げ出すが、ヴィクはマリアを捕まえ、医者のところへ連れて行け命令する。
マリアは隠れ家に案内すると見せかけ、自分の事故死現場へとヴィクを誘導したマリア。そんなマリアの態度にヴィクは躊躇なくマリアの首の骨を折って殺害すると、マリアの服から手がかりを見つける。
カースティ
蘇った記憶
夜、森で開かれている”野営パーティー”に気づいたカースティはチャーリーを誘い、パーティーに加わる。
お酒を飲みながら腰をくねらせ踊りチャーリーを誘うカースティについていけないチャーリー。
するとカースティは参加者の青年と親しくなり姿を消してしまう。
カースティは青年と湖へ行くと、下着姿になり湖へと青年を誘うが、湖に入ったことがキッカケで記憶がフラッシュバック、自分が湖で男に首を絞められ殺害されたことを思い出した!
チャーリーから、「カースティがいなくなった」と助けを求められたジェームスはカースティを湖で保護するが、カースティから、「私は殺されたの。だけど犯人はわからない」と聞き、殺害されたのなら署に調書があるだろうと調べる事に。
カースティの正体
カースティ・マーガレット・ダロウは、湖で当時付き合っていた恋人ケヴィン・ジェームズ・ブルナーに絞殺された。原因はケヴィンの嫉妬で、口論の末の犯行と断定。18年の刑期を終え2006年に服役を終えていた。
ジェームスから調書を見せられ、怒りが湧き上がったカースティは、「ケヴをここ連れてきて!顔が見たい」と言うが、「別の町に住んでいるし刑期を終え釈放されたケヴィンはもう無罪だ」とジェームス。
ケヴィン
蘇った者たちと関わりのある人物から”何か”手がかりが欲しくてジェームスはケヴィンを訪ねる。
突然現れた警察官に警戒するケヴィンだが、カースティの事件と分かり、「誰とも連絡を取っていない。1度もカースティの墓へは行ったことはないし、行くつもりもない」と言う。
カースティの行動
恨みを晴らしたい気持ちが募ったカースティはケヴィンに電話をすると、「私と会って話さない?あの場所で22時に。チャンスは1度きりよ」と誘い出す。
動揺を隠せないケヴィン。
ケヴィンは約束どおりの時間に湖のほとりにやって来た。
「久しぶりね」と当時とまったく変わらない容姿で現れたカースティに、「信じられない。幽霊か?」と動揺するケヴィン。しかしカースティから、「私を殺した理由を教えて」と言われケヴィンは、「オレがやってないって知ってるはずだろ」とカーティスの頬に触れるー。
その瞬間、記憶がフラッシュバックしたカーティスは、ケヴィンが犯人ではなく、ケヴィンに殺されていないことに気づく。
ケヴィンの元に戻ると、「あなたは私を殺してない」とカースティ。「警察もキミの家族もオレの両親さえオレを疑った」と。
本当の犯人は、ケヴィンのえん罪のおかげで逮捕されないまま普通に生活している事実に、「この世に正義はない。世の中は不公平だ。だからオレは目立たないように生きてる」とケヴィン。カースティは、「あなたが無実だって証明できれば」と言うが、ケヴィンは、「21才の頃に戻れたら人生をやり直せるかも知れない。キミと結婚し子どももいるかもな。だがムリなことだ」と言うとクルマで走り去ってしまう。
ジョン・ドゥ
隠れ家を出たジョン・ドゥはスーパーで支払いしていないミルクを店内で飲む始末、それを見つけた店員から、「出て行け!」と注意を受けると、ジョンは店員に殴り倒してしまう。
プールで自殺未遂をした男を保護したと連絡を受けたエリーシャ。
ジョン・ドゥだった。
ジョンは、「何も思い出せない。自分が誰かもわからない。オレの居場所はない」と言う。
ジョン・ドゥの正体!?
「見せたいものがある」
エリーシャがジョン・ドゥを連れて行ったのは博物館。
デスマスクの展示を見せ、「1830年の脱獄者のひとりがあなただと思う。盗みと大量殺人の刑で絞首刑を受けヨラーナに埋葬された」と言う。
しかしそれを見ても何の記憶もないとジョン。エリーシャは、「記憶が戻らないなら自分の物語を作ればいい」と言うー。
エリーシャはジョン・ドゥを連れて戻って来た。
隠れ家に戻ってこないマリアを心配し、「皆を監禁したくなかったけど、こうすることが1番だと思ったの。だけど事態を悪化させた」と落ち込むエリーシャにキスするジョン、エリーシャもまたキスを返す。
パトリック・フィッツジェラルド
連行されたボゥ
不法侵入で警官クリスに逮捕されたボゥ。署にはボウの母親も呼ばれたが、ルーシー・フィッツジェラルドが”訴えない”と言うことで、ボウは無罪放免に。
しかしクリスはそれだけで終わらず、パトリック・フィッツジェラルドとやったスーパー強盗について聞く。
ボゥはしらばっくれるが、クリスから、「防犯カメラにキミが男と商品を山分けする映像が映ってた、あの男は出誰なんだ?」と聞かれ、観念したボゥは、「信じてくれないと思うけど、クラーク通りの銅像の男だよ」と告白するー。
署でカースティの事件を調べていたジェームスに、「ボゥは大人をなめてる。スーパー強盗の犯人は銅像のパトリック・フィッツジェラルドだってさ。その男が野宿してるらしいぞ」とクリス。それを聞いたジェームスは、「オレが様子を見てくる」とその案件を引き受ける。
それが墓地から蘇った男パトリック・フィッツジェラルドだと気づいたのだ。
パトリック・フィッツジェラルドを見つける
パトリックを探しに行ったジェームスは、パティからナイフを向けられるが、「墓地から蘇った人たちを保護してる」と説明、エリーシャの隠れ家にパティを連れて行く。
大切な箱の中身
パティはコロナ・ヒルから持ち出した箱を持って隠れ家へとやって来ると、工具を使って箱を開けた。
中に入っていたのは、古い女性のドレスだった。
愛するものの子孫
パティはボゥの家を訪ねると、警察に連行されていくボゥを助けなかったことを詫び、「見せたいものがある」と”古いドレス”を出す。
「これは愛する人”カリンダ”に贈ったものだ」とパティ。
それに反応したのはボゥの祖母。古い先祖の写真を持って来た祖母は、「この写真と同じドレスよ」と。
それを見たパティはアボリジニの言葉で、「カレは私たちの先祖、カリンダは私の妻だ」と言う。
蘇った者たちとエリーシャを見つけ出すために
立ち尽くす
マリアの服のポケットから”クリーニング屋のレシート”を見つけたヴィクは、クリーニング屋にやって来たが、店は閉まっていた。
ヴィクはなんとクリーニング店が開店する朝まで店の前に立ち続けてその時間を待ち、やって来た店主にレシートを見せて、5年前に亡くなったライト夫人の住所をゲットする。
突然現れた過去のひと
サラの妊婦健診に付き添ったジェームスは、エリーシャから、赤ちゃんは女の子だと教えられる。
最近ジェームスの様子がおかしく、その上、妊婦健診のあとエリーシャとコソコソ話しているのを見たサラは不安に駆られ、「赤ちゃんに問題があるなら話して」と言う。
覚悟決めジェームスは、「ケイトのことだ」と言うが、勘違いしたサラから、「ツラい気持ちは分かる。でももうすぐ女の子が生まれる。私たち3人なるの!」と言われてしまい、ケイトが蘇ったと言えなくなってしまったジェームス。
その後、スマッジ(犬)の鳴き声でドアを開けたサラは、「久しぶりね」と家の前に立つケイトを見て言葉を失う。
呆然とするジェームス。
感想
一気に面白くなって来ましたね
カースティの話しを見て、マリアが言うように、過去を正すための蘇りもあるのかも知れませんね。
とは言え、その後ろには謎の組織(ノアガード)があるので、ファンタジーではないと思いますけど。
理解できないのは、ジョン・ドゥとエリーシャが惹かれ合うこと(笑)
なんで~?ただの博物館のマスク男でしょうよぉ~
時々挟んでくるロマンテックシーン、いらんわ~(笑)
もしかしてエリーシャも蘇りさん??
で、ケイトさん。
わかるよ~、わかるけど急に現れちゃ~マズイよね。
展開的には面白くはなるんだろうけど。男は煮え切らないですからね、これぐらい大胆に行動して吉なのかも。
んでヴィク。
イヤイヤ~、1番まともに見えた男の変貌ぶり~。
カレは善人なのか悪人なのか、気になるところです。
同じ姿勢でクリーニング店の前で8時間以上立ち続けていたヴィクは人間じゃないのかも。
カレも蘇った者だったりして。
面白かったのはパティ。
150年前に死んでるワケですから生きてたのは200年前。
バリバリの差別発言をする男が、200年前に心から愛した女性が、アボリジニだったと言う事実!
しかもボゥの祖先の女性だって。この展開、面白いな~。
あと、気づいたんだよね~。ボゥのお母さんの働いてる場所は、「ノアガード」だ。
なんか気になる繋がりですね
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