ウィッチャー #3 裏切りの月

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今回の内容は・・・
●ゲラルトがテメリア王国の怪物を退治するエピソード
●エイダーン国の王付きの魔法使いをゲットするため、実力行使するイェネファーの凄まじさ
●自分を呼ぶ声に促されひとりでブロキロンの森へと足を踏み入れるシリ王女(最後に少しだけ)

 

#3 裏切りの月 Betrayer Moon あらすじ

イェネファーはアツレザ魔法学校の卒業を迎え、ある王国への派遣が決まるが、ストレゴボルが、イェネファーがエルフの血筋であることを理由に、派遣先を変えようとする。
怪物に苦しめられているテメリア王国へ行くことになったゲラルト。

 

まとめ

1210年 イェネファーエピソード

昇級して

魔法使いの修業をしながら、少しずつ自分に自信が持てるようになってきたイェネファーはイストレッドとも良い関係を続けていた。
それでも醜い容姿から、「宮廷へは行けない」と落ち込むイェネファーに、「望みはなんだ?」とイストレッド。
イェネファーは、「もう無力なあの頃の私には戻らない」と言う。

エイダーン王国のヴィルフリル王付の魔法使いの派遣が決まったイェネファー。

魔法協会の会議

魔法協会は、各王国をコントロールするために、監視役として魔法使いを派遣しているのだが、シントラ王国が魔法使いを国から追放し、ニルフガード王国では女好きのファーガス王が浪費し、国民が飢えはじめているなど問題を抱えていた。

「ニルフガードの状況は正さねばならない」とヴィーゴが言うとストレゴボルは、「エルフのクォーターであるイェネファーが適任では?むしろ、イェネファーをエイダーンに派遣すると、エルフを嫌悪する隣国シントラの心証が悪い。シントラ王国とはこれ以上関係悪化はさけるべきだ」と言い、エイダーン王国に派遣予定のイェネファーと、ニルフガード王国派遣予定のフリンギラを交換してはどうかと提案する。
ティサイアは、「エイダーン王国のヴィルフリル王は同じ国出身の魔法使いを希望しておりイェネファーの派遣が決まっている」と反論するが、フリンギラの叔父であるヴィーゴまでストレゴボルに賛同しはじめ、抗議の甲斐なくイェネファーの派遣先がニルフガード王国に決定されてしまう。

イェネファーの怒り

任務地変更を聞いたイェネファーは、「女の魔法使いを娼婦扱いするようなバカは操れない」とその決定を受け入れたティサイアにキレるが、「理由はあなたに血筋よ。ストレゴボルはあなたがエルフのクォーターだと知ってた。あとは想像して」とティサイア。
イェネファーは、イストレッドが情報を流したことに気づく。

入会式の日。
各国の王が集まるが、そこにイェネファーの姿はなかった。

イェネファーはカモメの塔にいた。
そこへやって来たイストレッドにイェネファーは、”エルフの血筋だとバラしたこと”について怒りを顕わにするが、「利用されていると知らなかった。すまない」とイストレッド。
それでもエイダーン王国への派遣がなくなったことに納得できないイェネファーは、何とかしてと無理難題を言う。
イストレッドは、「調査団に打診されている。入団すればふたりとも宮廷に行かずに済む」とイェネファーとの人生を選ぶと言うが、「それは私の運命ではない」とイェネファーは別れを選ぶ。

魔術師ギルティン

イェネファーはギルティンの元を訪ね、今すぐに自分を創り変えて欲しいと頼む。
ギルティンは、薬草(麻酔)がなければ施せないし、創り変える対価として子どもは産めなくなると言うが、それを承諾したイェネファーは、激しい痛みにもだえ苦しみながらギルティンの施しを受ける。

勝ち取る

王族が集まるお披露目会でエイダーン王国のヴィルフリル王は、フリンギラを紹介される。
首都出身でないフリンギラに不満そうなヴィルフリル王。

その時、美しく創り変えられたイェネファーが堂々と広間に入ってきた。

あまりの美貌に皆が注目する中、言葉を失うティサイアとイストレッド。
イェネファーはヴィルフリル王の前に進み出ると、「ヴァンガーバーグのイェネファーです」と挨拶する。
ヴィルフリル王は、目の前の美女がエイダーン出身と聞き、「そなたのような魔法使いを待っていた」と言うとイェネファーの手を取り、ダンスに誘う。
イェネファーはエイダーン王国の王付魔法使いの座を勝ち取った。
それを忌々しそうな表情で見る魔法協会の者たち。

 

1243年 ゲラルトエピソード

怪物が暴れるテメリア王国

炭鉱夫の息子ミカルが怪物に殺された。父親はウィッチャーに大金を払い、退治を頼むが、ウィッチャーは怪物に殺されてしまい、怪物は暴れ続けていた。

ひと月後、娼館で3日を過ごしていたゲラルトは、カネが足らず、愛馬ローチを人質にして、テメリア王国の怪物退治でカネを稼ぐために向かうことに。

同じ頃、一向に怪物退治に動かないフォルテスト王に不満が爆発した炭鉱夫たちは、決起集会を開き、「王を殺そう」と盛り上がるが、「怪物を殺さず王を殺すのか?」とゲラルト。
ゲラルトがウィッチャーだと気づいた炭鉱夫は、「ウイッチャーは信用できない」と一蹴するが、ゲラルトは、報酬は1/3の後払いと提示し、依頼を完結できなかったウィッチャーについて謝罪したため、その条件ならと炭鉱夫はゲラルトに退治を頼む。

そこへ兵士を率いてやって来たオストリフト卿は、「決起集会は王への裏切り行為だ。解散しろ」と命令し、「テメリアはウイッチャーにウンザリしている」とゲラルトを国から追い出す。

魔法使いトリス

ゲラルトは騎馬兵の誘導で国境まで送られるが、突然、兵士らがバタバタと落馬しはじめた。
異変に剣を構えるゲラルトに、「剣を下ろして。敵ではない」と声が。
その声の主は、テメリア王国フォルテスト王付の魔法使いトリスだった。
トリスは、「怪物を殺さないで救うために協力して欲しい」と言う。

怪物の正体

・国に異変が起こり始めたのは6年前
・怪物はフォルテスト王の妹アダ王女の墓から出没
・アダ王女は妊娠していた
・トリスは、怪物の治療のために魔法協会から派遣された
と状況を説明し、怪物に殺害された者たちの遺体安置所へとゲラルトを連れて行くと、怪物の正体を知りたいという。
そこでゲラルトはウィッチャーが怪物に殺されたことを知る。
ゲラルトはウィッチャーの遺体を調べ、心臓と肝臓がないことから、「こんな食い方をするのはストリガだけだ。ストリガは呪いによってのみ生まれる」と言う。
このことから、アダ王女は何者かに殺害されただけでなく、胎児だった姫にも呪いが宿ったとわかる。(ストリガは女の怪物)

フォルテスト王

トリスとゲラルトはフォルテスト王と面会し、【アダ王女は何者かの呪いで殺され、胎児だった姫にも呪いが宿っている。アダ王女の子宮を食って育ち、怪物ストリガになった】と伝えるが、側近のセグリンは信用せず、誰の呪いかを知るため城内を調べたいと言っても却下し、王は「出て行け!」と話しさえ聞こうともしない。
それでも姫の父親はフォルテスト王では?と疑っているゲラルトは、王を問いただすが、王は、「テメリアを去れ。2度と戻るな」と拒絶の姿勢を貫く。

テメリアの秘密を探る

しかしゲラルトはテメリアから去らず、ストリガとなった姫を助けるためトリスと共に城へと侵入する。
城内は廃墟のような状態で、ストリガの餌食となった者の白骨体が散乱していた。
アダ王女の寝室でゲラルトは、ウィッチャーの特徴である臭覚で、ある臭いに気づく
トリスはカギのかかったオルゴールから、フォルテストとアダの母、サンシア王妃からの手紙を見つける。そこには、「罪を犯してもあなたの母親」と書かれていた。

オストリフト卿

トリスとゲラルトは、王の側近オストリフト卿に、【サンシア王妃が何度も堕胎を迫ったが、アダ王女が拒絶し続けた】事実を伝え、呪い殺した者に心当たりはないかと聞くが、「王とアダとの関係は知らなかった。合意の元ではなかったのではないか?」とフォルテスト王の仕業ではないかと匂わせるオストリフト卿。
しかしゲラルトは、「アダ王妃のベッドにあんたに臭いがあった。何をした?」とオストリフト卿に迫る。

観念したオストリフト卿は、「王には資格はない。地位を利用して彼女を誘惑した。王はアダを苦しめるばかりで愛してなかった。だからフォルテスト王を呪ったのだ」と暴露する。
ゲラルトが呪いの解き方を言えと迫っても、オストリフト卿は、「フォルテスト王をもっと苦しめてやる」と口を割らないのだった。

王の決断

夜、ゲラルトは城へと向かうが、城門前には兵士が大挙し、侵入を阻止しようとしていた。
仕方なく剣を抜いたゲラルト。
そこへ現れたフォルテスト王は、「トリスはお前を信じろと言うが、成功するのか?娘は元に戻せるのか?」と問う。
ゲラルトは、「今の彼女は獣だ。分かるのは怒りと空腹だけだ。呪いが解けた時、姫君にこれを渡して欲しい」とレンフリの紋章を王に手渡した。
フォルテスト王は、「アダも私も気持ちを抑えようとしたが、出来なかった。愛を知らずに生きられるお前が羨ましい」と言い、ゲラルトにすべてを任せる。

ストリガとの戦い

城に入ったゲラルトは、オストリフト卿を拘束し、「呪文の解き方を言え」と迫るが、中々口を割らないオストリフト卿。
ようやく口を割ったオストリフト卿は、「魔法協会から追われた魔法使いから呪文を教えてもらい、それを唱えただけだ」と言う。
エルフ語の呪文を聞いたゲラルトは、朝までストリガを墓から遠ざけるしかないと判断。長時間の戦いを覚悟する。

その時、墓石がズレる音がし、苦しそうな赤ん坊の叫び声が聞こえた。
「助けてくれ」と懇願するオストリフト卿に、「お前は人間じゃない」と言うと、そのまま放置してはストリガとの戦いへと向かうゲラルト。

ストリガはまず、オストリフト卿を食い殺す。
へその緒を引きずりながら絶叫するその姿はおぞましい怪物だった。
ゲラルトはストリガに鎖を巻き付けるが、ストリガはそれを簡単に引きちぎり、ゲラルトに飛びかかる。

ゲラルトは魔法を屈指し、ストリガを殺さずに救済しようと試みるが、その戦いは壮絶だった。
日の出の時間が近づいてきた。
日の光を感じたストリガが墓へと戻ろうとするー。
ゲラルトはそれを阻止し、自分自身が石棺に入り、フタを閉め、決して開かないよう魔法をかけた。

夜が明けた。
墓石から出て来たゲラルトは、床に倒れ、息をしている王女を発見し、助けようとするが、まだ凶暴な姫君はゲラルトに襲いかかり、首元に噛みつく。
首から出血しながら意識を失うゲラルト。
王女は震えながらゲラルトを見つめるー。

戦いのあと

トリスの介抱のおかげ意識を取りもどしたゲラルト。
姫君は、メリテリ寺院に預けられ、フォルテスト王は、オストリフト卿が怪物を退治し死んだと声明を出したと言う。トリスは、「他のウィッチャーなら姫を殺してた」とゲラルトを讃える。
そして、「うなされながら何度もレンフリと呼んでいたけど、誰?」と尋ねる。しかしゲラルトはそれには答えず、「報酬くれ。ローチ(馬)を迎えに行きたい」と言う。
トリスは報酬を渡すが、その中にはレンフリの紋章も入っていた。

1263年 シリ王女エピソード

森の中で眠っていたシリ王女は、自分の名前を囁くように呼ぶ声で目を覚まし、魔法にかかったように声がする方向へと進みはじめる。
目を覚ましたダーラはシリが居なくなっていることに気づき、後を追いかけ、「シリ、行くな!」と止めるが、シリはダーラの声に反応することなくブロキロンの森へと進んで行く。
野原には無数の白骨死体が・・
ダーラはどこからか飛んで来た矢に射られ倒れてしまう。
シリはひとりブロキロンの森へと入っていく

感想

いまだにエピソードの関連性があまりないまま進んでます。
今回も時系列順でレビューを書いてみました。

1210年のアツレザエピソード。
イェネファーの執念は凄まじいものでしたね~。
持ち前の強いハートでエイダーン王付き魔法使いの座を手に入れたイェネファーですが、その代償は大きいだけでなく、魔法協会も敵に回したようです。
これからどうなるのかな。

舞踏会のシーンでは、テメリア王国の来賓者の中に、幼きフォルテストとアダの姿もありましたね~。

テメリア王国のエピソードは最初難しかったです(理解しにくかった)
しかし2度観たら、わかった。
理解した上でレビューをまとめたつもりです。

 

 

 

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