「リッパー・ストリート」を観る前に”切り裂きジャック”事件について

リッパー・ストリート
リッパー・ストリート

 

イギリスの時代劇ドラマ

「ガンパウダー」ですっかりイギリス歴史ものに興味が湧いてしまいました。

英国ドラマ「リッパー・ストリート」は、”切り裂きジャック” をベースにしたドラマです。
”切り裂きジャック”を英語で言うと、「Jack the Ripper(ジャック・ザ・リッパー)」。

ジャックとは、犯人の名前ではなく、”名無しの権兵衛” と同じような意味だそうです。
アメリカで言うところの、”ジョン・ドゥ(John Doe)、ジェーン・ドゥ(Jane Doe)”の意味ですね。

 

実在の場所がドラマの舞台

ホワイトチャペル地区は、現在も実在する場所です。
近くには観光名所のロンドン塔、タワー・ブリッジがあります。
そこから徒歩20分ほどの場所がホワイトチャペル地区。
ドラマの中で出てくる「リッパー通り」、「リーマン通り」なども実在する通りです。

治安が悪いイメージですが、そうではないようです。
もちろん海外ですから、夜は危険を伴うのは当たり前ですが、ホワイトチャペル地区は、多国籍料理店が多く、美味しいお店がたくさんあるようですよ。

 

「切り裂きジャック」事件とは

1888年~約3年間、11件の殺人事件がホワイトチャペル地区周辺で発生。
そのうち、1888年8月末~11月までの2ヶ月間で、ホワイトチャペル地区において5人もの売春婦が殺されました
それは、英国殺人事件の中でも、最も残虐、猟奇的な犯罪でした。
被害者の喉を鋭利な刃物で切り裂き、少なくとも3人の被害者はその後、腹部を開かれて内臓が摘出されていたそうです。

それ以降、1892年まで、トータル11人が殺されましたが、”切り裂きジャック” の犯行では?と考えられているそうです。

被害者の名前は以下、
(エマ・スミス、マーサ・タブラマ、メアリー・アン・ニコルズ、アニー・チャップマン、エリザベス・ストランド、キャサリン・エドウッズメアリー・ケリー、ローズ・マイレット、アリス・マッケンジー、フランシス・コールズ)

1話で切り裂かれた遺体が見つかりましたが、その惨殺死体は、エドウッズケリーに似ていると主人公のリード警部が言ってました。

これまでに100人以上の容疑者があがりましたが、1世紀余り経った現在でも犯人は捕まっていません。
一説には、理髪師のアーロン・コリンスキーとのウワサもありましたが、確定には至ってないようです。

 

 

リアル ”切り裂きジャック” を体験する

”LONDON WALKS” と言う会社が、”切り裂きジャック”の現場をウォーキング・ツアーする企画をやってます。
人気の体験型ツアーのようです。
夜7時半に集合場所に集まって、2時間街歩きをするようですよ~
英語がもっと堪能なら、参加してみたいなと思います。

 

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