ナビレラーそれでも蝶は舞うー #1 (相関図付)

海外ドラマ
海外ドラマナビレラ-それでも蝶は舞う-

このドラマを選んだ理由はひとつ
ソン・ガンがイケメンだから
そんな軽い気持ちで見始めたドラマだったけど、STORYが素敵だったので、レビューすることにしました。

 

#1 

70才、古希を迎えたドクチュルは、「1日が長い」と感じる虚しい毎日の中、偶然見つけたバレエスタジオで、熱心に練習する青年に魅せられ、幼い頃の夢、(バレエを習いたい)を思い出す。
一方、バレエダンサーを目指す23才のチェロクは、スンジュコーチが逸材と認めるほどの才能を持ちながらもスランプに陥っていた。
そんないくつかの問題を抱えるチェロクがドクチュルと出会うことに・・・。

 

相関図

まとめ

シム・ドクチュル

70才古希を迎えたドクチュルは、妻へナムと3人の子どもに恵まれ、幸せな老後を過ごしていたが、久しぶりに仲間と会うのは、仲間の葬儀と言う老いが忍び寄る年齢になっていたー。

ドクチュルは、50年来の友人で、妻子に見放され、介護施設に入所したギョソクを見舞うため、お菓子を買いに行ったビルでバレエスタジオを見つけてしまう。
引き寄せられるかのように覗いたスタジオには、熱心にバレエを練習する青年がおり、ドクチュルは青年に魅せられてしまう。
実はドクチュル、バレエに憧れたが、父親に反対され出来なかった過去があったのだ。

ギョソクから、「夢を果たせなかったことを後悔してる。やり残したことがあれば遅くない。やれよ」と言われ、心揺れるドクチュルは、たまたま「韓国芸術大学舞踊院白鳥の湖公演」のポスターを見て公演を見に行く。
再び、バレエに魅せられたドクチュルは、バレエに挑戦してみたい気持ちがわき上がる。

そんな時、ギョソクが飛び降り自殺し、亡くなったと連絡が入る。
ドクチュルに宛てた手紙を残しこの世を去ったギョソクを思い、涙するドクチュル。

家族構成等は相関図を参照

 

イ・チェロク

高校を卒業してからバレエをはじめた23才のチェロク。
指導するキ・スンジュ先生から、逸材と言われる天性の才能を持ちながらもスランプに陥っている。
オーディションが目前だと言うのに、調子があがらないチェロクにスンジュは、「何を躊躇ってる?話してみろ、父親のせいか?」と聞くが、「父親なんていません」と心を開こうとしないチェロク。

【チェロクの背景】
母ファン・イェウォンは亡くなっている。
父ムヨンは、高校のサッカー部監督で、チェロクも高校ではサッカー部だった。
しかしムヨンの体罰が問題となり実刑受けたムヨンは刑務所に。
奇しくもチェロクのオーディションの日が父の出所日だった。
その事件がキッカケでサッカー部は廃部に。
また、父の体罰の被害者、元同級生ホボムは、毎日のようにチェロクに、「お前は幸せになるな」とメールを送信してくるほど恨み続けている。

オーディションの日が近づく中、焦って練習するチェロクにスンジュコーチは、「お前は機械的に踊ってるだけだ。それで見る人に何を感じろと言うんだ?自分を追いつめ続けるならバレエを止めろ。踊る資格はない」と厳しい言葉を受けてしまう。

【キ・スンジュ先生】
元有名バレエダンサー。
元妻ソリもバレエダンサーで、韓国芸術大学舞踊院の講師をしている。
離婚したものの、つかず離れずの関係が続いている。
スンジュはチェロクを天性の逸材だと確信しているが、スランプの原因が分からず、指導を悩んでいる。

バイト先

スンジュコーチは、チェロクがバイトをしていることを反対していた。
理由は、練習時間が不足していることと、バレエダンサーの寿命は短く、チェロクにはもう多くの時間がないからだったが、チェロクは生計を立てるためにバイトを辞めるワケにはいかなかった。

レストランでバイトをしているチェロク。
そこへ素行の悪そうな仲間4人とやってきた元高校の同級生ホボム。
帰り際、スタッフにも聞こえるような声で、「父親が出所だってな。人の人生をぶち壊しておいてもう出所とは不公平だな。チェロク、お前は幸せになるなよ」とあからさまな嫌がらせをすると、支払いもせず帰って行く。
それでもチェロクは反論せず、ホボムの食事代を払うのだった。

そんなある日、新入社員の研修でシム・ウノとチョ・ミンジェがバイト先に派遣されて来た。
慣れないホールの仕事で客からのオーダーで戸惑っているウノを助けるチェロク。

シム・ウノはドクチュルの孫

 

オーディション

チェロクの姿はオーディション会場にあったが、直前で会場を飛び出してしまう。
出所する父を迎えに行くことを選んだのだ。

しかしどれだけ待っても刑務所から出てこない父。
刑務官は、イ・ムヨンは朝1番で出所したと言う。
その時、チェロクのケータイに着信が!
「後輩に仕事を紹介されて”テチョン(大川)”にいる。また連絡する」と言うと一方的に電話を切った父。
父からは謝罪も心配する言葉もなかった。
「他に言うことはないのかよ?」チェロクはリダイヤルするが、もう父は電話には出なかった。

スンジュからオーディション会場から消えた理由を聞かれても、言えないチェロク。
スンジュから、「もう止めよう」と指導をしないと言われ、やっと「父に会いに行ったんです。でも会えなかった」と真実を打ち明ける。スンジュは言葉を失う。

出会い

チェロクがひとりで練習していると、廊下からそれを見つめるお爺さん(ドクチュル)が。
「この前も見てたでしょ?何故見てるんですか?」と咎めるように聞くチェロクにドクチュルは、「バレエを習いたい。踊りたいんです」と言い出す。

ドクチュルの話しを聞くためにやって来たスンジュに、「キ・スンジュさんですか?あなたに会えるとは夢みたいだ。来韓公演の度に見に行ってました」とドクチュル。
しかしスンジュは、「ここはバレエ教室ではない」と断る。
それでも、「断られるのは覚悟で来ている。バレエを踊りたい」と熱心に頼まれ、見学だけと許可したスンジュ。
ドクチュルはその日以降、毎日スタジオに通い、熱心にチェロクの練習を見ては動きを真似たり、スタジオの掃除を手伝いはじめるー。

ドクチュルのその姿は、「4年前のチェロク」のようにスンジュには見えたが、明日からの見学は遠慮して欲しいと断る。
それでも翌日もドクチュルはやって来た。
どうしてバレエを踊りたいのかと聞いたスンジュにドクチュルは、「これまでの人生、一度も好きなことをやったことがない。生計を立てるので精一杯で夢を持てなかった。今からでもやりたかったことをしてみようと思ったんです。結果がどうあれ、はじめたい」と胸の内を話す。
その言葉はスンジュに心を動かした。
スンジュはドクチュルの指導をチェロクに任せると言い出す。
チェロクは納得できないまま、ドクチュルを指導することに。

 

感想

このドラマは韓国の同名コミックのドラマ化だそうです。

個人的には、チェロク演じるソン・ガンが、ただただイケメンと言うただ1点で見ることに決めましたが、70才が夢だったことに挑戦すると言うそこが素敵だなぁ~と。
私も、いつまでもそういう人でありたいと思っているしね。

50年来の友人の言葉に背中を押され、勇気を出して飛び込んだバレエの世界。
1話目では明らかにされていませんが、チェロクは高校時代はサッカーをやっており、その高校のサッカー部監督がチェロクの父ムヨンで、体罰問題を起こして有罪となり、刑期を終えて出所した・・・。と言う流れのよう。
チェロクに、「お前は幸せになるな」とメッセージを送ったり、バイト先まで押しかけて嫌がらせをするホボムの存在も、この先、明らかにされるでしょうね。

「ナビレラ」とは、”蝶のように羽ばたく”の意味だそうです。

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