MR.ROBOT/ミスター・ロボット 2 #4 初期化

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海外ドラマMR.ROBOT/ミスター・ロボット

 

主なキャスト

会社名 キャスト名 ■死亡
  エリオット・オルダーソン セキュリティ・エンジニア
天才ハッカーでもあり社会に不満を抱いている
亡くなった父ミスター・ロボットが幻覚で見え、会話し、コントロールされている
 

レオン

レイ

地元の友だち

声をかけてきた男

  ■ギデオン・ゴダード

CEO(最高経営責任者)
ゲイ(パートナー:ハリー)

オールセーフ社は倒産
S2、2話で銃殺された(犯人不明)

エリオットの精神科医 クリスタ・ゴードン 精神科医
エリオットは定期的にセラピーを受けている
FBI捜査官 ドミニク・ディピエッロ f・ソサエティ関与のサイバーテロ事件担当
Evil(悪魔)コープ
(世界最大のコングロマリット
フィリップ・プライス

CEO(最高経営責任者)

  スコット・ノウルズ

CTO(技術担当責任者)
■妻シャノン死亡
 (タイレルによって殺害)

  アンジェラ・モス

元オールセーフ社社員
現EコープPRマネージャー

ダーク・アーミー   中国系ハッカー集団
首謀者はホワイトローズ
  シスコ ダークアーミーの一員
ダーリーンの元カレ
f・ソサエティ ダーリーン エリオットの妹
ダークアーミーとコンタクトを取れる
  モブリー
■ロメロ
トレントン

 

現在、逃亡中 タイレル・ウェリック

元Eコープ技術担当上級副社長
妻ジョアンナ
スコット・ノウルズの妻シャノンを殺害
エリオットと共にサイバーテロを起こした首謀者として指名手配中

  アンタラ・ナイヤル

弁護士
ワシントン・タウンシップ有毒廃棄物の被害者集団訴訟の時の弁護士

#4 初期化 init_1.asec あらすじ

コニー・アイランドで“f・ソサエティ”の元アジトを見つけたFBIの女性捜査官ドミニクは、捜査に入る。
ダーリーンはシスコから、状況がかなり危険であると知り、エリオットに助けを求めなければならなくなる。
一方でエリオットは、ミスター・ロボットの幻覚を消す方法として、チェス対決をすることに。

 

まとめ

【過去】計画のはじまり

ダーリーンはエリオットのアパートを訪ねる。
兄妹は久しぶりの再会だった。

現在のエリオットは無職。
勤めていたセキュリティ会社で、あるプロジェクトに参加していたが、サーバーを全部壊してしまい、クビになった。しかしエリオットには、壊した記憶が全くない。
判事から精神科医と面談するよう命令が出た。
今、アンジェラから、オールセーフ社へ来ないか?とオファーが来ている。

(ふたりは母親を嫌っていたが、父親のことは好きだった)

父親の記憶があまりないと言うダーリーンにエリオットは、父親が愛用していた「ミスター・ロボット」のロゴ付ジャケットを見せると、ダーリーンは喜び、「仮面をつけて、ジャケットを着てみて」と言う。

仮面をつけ、ジャケットを羽織って父親のマネをするエリオットは、「オールセーフで働くべきかも。トロイの木馬になれる。悪魔コープを倒すには言い方法だ」と言い出す。

「アクセスを得てマルウェアを仕込む。バックアップを破壊し全データを破棄する。実行した後こそカギになる。後始末だ。データベースの再構築を何としても食い止めないと。本当に終わらせるなら、大衆の信用を失墜させないと。その方法しかない」とエリオット。
壮大な計画を口にするエリオットに、ダーリーンは怖いと言うが、「連中を倒せば世界が変わる」と言う。「本当にあなたが考えたことなの?」ダーリーンは聞くが、エリオットは何も答えなかったー。

 

【現在】実家で

ダーリーンは兄エリオットを訪ねる。
まだ、f・ソサエティの活動を続けているダーリーンにエリオットは、「もう止めるんだ。危険過ぎる。もう想定外の事態になってる。上司が殺された」と止めるが、「はじめる前にあんたが言ったのよ、計画実行は難しくない、実行した後がカギって」とダーリーン。
するとエリオットは、「俺じゃなくて、ヤツだ」と。
だったらヤツを出して。目の前のあんたは役立たずよ」とダーリーンは吐き捨てるように言う。

 

FBIの捜査

コニーアイランドのゲーセンには規制線が張られ、FBIの捜索が始まった。
ドミニクは、ロメロがプリントアウトしていた名簿を調べ、名簿の中にNY局の捜査官の名前があり、ギデオン・ゴダードを取り調べていたことに気づく。
他の捜査官が疑う中、このゲーセンがアジトだと言うドミニク。
そう確信する理由を聞かれ、「ゲーム機の裏からこれを発見した」と薬莢を見せる。
ドミニクは、SNSで”世紀末パーティー”の画像をUPしているすべての人を呼んで照合すると言う。

タイレルの妻ジョアンナ

いまだに行方不明のタイレル。
ジョアンナのセックスフレンド、カリームは、警察から何度も尋問を受けた上、ギデオンが殺害されたことで恐怖が募り、「手伝ったのが間違いだった。最初から正直に話しておくべきだったんだ!」と怯える。
ジョアンナは、「夫が帰ればすべて終わる」と言って大金を渡す。
カリームは金を受け取り、「話しを合わせてやる。でも捕まったら全部吐く」と言う。

黒服の男(元タイレルのボディガードで、今もジョアンナの側にいる男)は、「資金が減っている。払い続けられない。タイレルの解雇手当も未払いです。FBIよりあの男の方が問題だ」と言う。

スコットと対峙する

ジョアンナはスコットに会いに行き、酒浸りのスコットに、タイレルの解雇手当を出して欲しい。子どものためにもお金が必要だと言うが、「妻を殺した男が見つかってない」とスコット。
ジョアンナは、「私の目的はお金。協力しましょう。警察にあの日、夫は自宅に戻らなかった。解雇手当を払うなら、そう証言する」と持ちかけるが、スコットは、「タイレル・ウェリックの子ども払うものなど何もない」と凄むだけだった。

お金がない

カリームと逢瀬を楽しむジョアンナ。
スペインへ行こうと夢のような話しをするカリームにジョアンナは、「私があなたと会う理由はなんだと思う?あなたはバーテンダー、時給は15ドル。マドリード旅行なんて絶対ムリ。私には何も与えられないの。だけど贅沢をしたって幸せにはなれない。あなたを好きなのは何もないから。今のままでいてくれたらいい」そう言ってキスをした。

 

アンジェラ

出勤するアンジェラの目の前で、チャトニー上級副社長とワインバーグ本部長が逮捕される。

詳細はココ

アンジェラは、プライスの指示どおり、証拠のCD-ROMをナイヤル弁護士に渡し、彼らを逮捕へと導いた。

ナイヤルを呼び出したアンジェラは、「カレ(プライス)は私に貸しを作っておきたいの。貸しを作っているのは交渉するため、つまり私に頼みがあるのよ。和解書に何か見落としがあるのかも。私に関することが書かれているハズ。それを見逃してる」と言う。

賭け

地下駐車場でハイヤーを待つプライスに、「20Fに私のオフィス、メリッサにも役職を下さい」と声をかけたアンジェラ。
「続けて・・・」とプライス。
「法則を見つけた。ワシントン・タウンシップの訴訟の和解書をすべて読んだ。あなた方がどうしても和解しない点が1つ。”ワシントン・タウンシップの工場の調査は、第三者の会社により行う事”。あなたは私に、この条項を撤回するよう原告側を説得させるためですね?それは引き受けましょう。だって、私の望みをすべて叶えてくれるんでしょう?望みを伝えました」と。
しかしプライスは、「キミには感心させられるが、残念ながらすべてキミの妄想だ」と一笑し、去って行く。

 

レイとエリオット

レイの助言

レイとチェスをするエリオットだが、レイに勝てない。

レイはエリオットに、「何かが引っかかってるんだろ?重荷なんだな。カトリック教徒ではないが、告解は有益だ。キミが望むなら手を貸そう。聞いたことは誰にも言わない。このまま頭の中で話し続けても無駄だ。まずは理解しないと」と言う。

エリオットの中で、(話してしまえば、救われるかもしれない)と言う考えがよぎったその瞬間、

ミスター・ロボットが現れ、「何も話すな!話せば密告される」と言う。
(捕まってもいい。それでダーリーンを止められるなら。このままじゃギデオンの二の舞になる)とエリオットは言うが、「お前が裏切ったとダークアーミーに知られたらどうなる?話せば死んだ仲間や家族を見捨てることになるんだ」とミスター・ロボット。

頭の中のミスター・ロボットと会話するエリオットは、レイの前でただ黙って一点を見つけている状況だった。

頭の中のミスター・ロボットと会話する

チェスを練習するエリオットの前に現れたミスター・ロボット。

「俺たちの駆け引きを終わりにする勝負をしよう。勝った方がすべてを得る。お前が勝ったら、好きに告白すればいい。俺はもう2度と現れない。でも、お前が負けたら、今後はすべてを俺がコントロールする」と言い出すミスター・ロボット。
「俺はどうなるんだ?」と聞くエリオットにミスター・ロボットは、「ハッキングをしたあの夜、何が起こった?」と聞く。
「分からない。3日後、タイレルのクルマで目が覚めた」と言うエリオットに、「それさ。意識の喪失だよ。時間を永遠に失う。心も身体も記憶もなくなる。完全なる無。俺だって平穏を望んでる。でも和解できないなら決着をつけよう」と。

 

精神科医クリスタのセラピー

クリスタのセラピーを受けるエリオットは、「ミスター・ロボットからの提案(チェスで闘うこと)を考えている」と打ち明ける。
「その人と話をさせて」とクリスタは言うが、「それをすると存在を認めることになり、力を与えてしまう」とエリオット。
「でも解決するためには、まず認めないと・・・」と言うクリスタに、突然感情を高ぶらせたエリオットは、「何が望みなんだ。全部知ってるだろ?死んだ父親の幻覚が見えていて、話しもしてる。たまに記憶がなくなって、空白の時間があること。俺はイカレちまってて妹すらわからない。コントロールの仕方も止め方も分からない。認めてるさ、だから早く俺を助けてよ!」と訴える。
クリスタは、「あなたがやろうとしてるそのゲームは危険過ぎる。勝っても負けても自分の一部を破壊することになる。幸か不幸かカレもあなたの一部なのよ。それを消しても解決しない」と言う。

(間違いだ。消すしか解決法はない。クリスタは間違ってる)
エリオットはやはりミスター・ロボットを消す決意をする。

 

勝敗の行方

レオンはエリオットが何かに迷っていると気づき、「闘ってでも手に入れたい未来を見つけるんだ。目を閉じて想像してみるんだ。もしもその未来が気に入れねぇなら今、消えた方がマシだ」と言う。

エリオットにはその言葉が響いた。
ベッドで横になり、目を閉じたエリオット。
浮かんだのはアンジェラや昔の友人との再会、ダーリーンが幸せになる姿、タイレル一家との食事などどれも幸せなものばかりだった。
「ずっと求めていた世界。そのためなら喜んで戦ってやる」エリオットの心は決まった。


エリオットはミスター・ロボットとチェス対決をする。
一局目は引き分け、続けてもう一局・・・3回連続で引き分けとなった時、エリオットは気づく、(互いに倒せないんだ…。何度やったって袋小路に入るだけだ)と。
ミスター・ロボットは「俺との戦いがムダと分からせるためだ」と言う。
エリオットは必ず倒すと言ってまた勝負を始めようとするが、ミスター・ロボットはチェスをひっくり返し、「俺の存在には意味があるっていい加減、認めろよ。逃げるな!望む未来はチェスじゃ手に入らん!仲間と大義を果たせ!俺は存在していたい、お前と一緒にな」と言う。

 

追い詰められるダーリーン

尾行されてる気がして怯えるダーリーン。

仮面を被った男がダーリーンに接触する。元カレのシスコだった。
シスコは、
・FBIがゲーセンを捜査したこと
・ロメロは何か掴んでいたようで、ある作戦の参加者の名簿を印刷していたこと
・その作戦は”ベレンスタイン作戦”で、極秘の監視捜査であること
を話す。

ダーリーンは、自分たちが監視されていたかも知れないと知り、「街を出ないと」と言うが、「そんなことをしたら確実に殺される。お前がタレこんだと思われる。FBIが動けばマジでヤバい」と言い、「今回はイヤだろうが俺を頼れ」と言う。
「どうしてこんなことになったの・・・」と言うダーリーンにシスコは、「本気で言ってんのか?自分が何をしたと思ってんだ?」と言い返す。

 

再始動

”必要なのはあんただけ”

ダーリーンからの電話に出たエリオット。
「最初に私に教えたクラッシュへの対処法は初期化よ。私たちはクラッシュしてる。力を貸してちょうだい。前のあんたに戻って。生死にかかわることよ。皆マズい状況にいる。バレてるかも。それを知りたい」とダーリーン。
必要なのは俺じゃなくアイツだと言ったよな?あれは本気か?どうだ?」
エリオットはダーリーンに聞くと、ダーリーンは、「必要なのはあんただけ」と。
「心配するな、任せろ」とエリオット。

 

レイの仕事

エリオットはレイの事務所に行く。

ミスター・ロボットはそこにいた。
「罪の告白なんて絶対にするな。ダーリーンを助けるどころか破滅させるぞ!」
必死にエリオットを止めるミスター・ロボット。

しかしエリオットは幻想のミスター・ロボットをよそに、「パソコンの件、俺に手伝わせてくれ」と言う。
エリオットのスキルが喉から手が出るほど欲しいレイは、「心変わりの理由を聞きたいが・・」と前置きした上で、「モーゼやキリストなど多くの預言者にも声が聞こえてたそうだ。キミは選ばれし者だ。神のお告げかも知れない。耳を貸せばな」と言い、エリオットをデスクに座らせる。
エリオットは久しぶりにキーボードに触った。

レイの依頼は、単純なサイトの移転だった。
「始める前に分かって欲しいことがある。俺はビジネスを大事にしてる。君と同じで俺も秘密主義だ。だから必要な作業だけをして余計な詮索はするな」レイはそう釘を刺す。
そして部下のローンスターを部屋に呼び、「何かあればローンスターに言ってくれ。俺ともすぐに連絡が取れる。感謝するよ」と言って出て行った。

エリオットはパソコンに触れるとダーリーンと連絡を取り始める。

ダーリーンからは、
・ゲーセンをFBIに捜査された
・ベレンスタイン作戦と言う違法な監視プログラムが存在する
・ロメロが殺害された
が打ち込まれてきた。
エリオットは、自問自答しながらも、(妹がヤバいんだ。他に選択肢はない。何者かが迫ってきているなら相手の情報を確かめるしかない。FBIをハッキングする)と呟くー。

プライスとホワイトローズ

電話で会話するプライスとホワイトローズ。
「私にはわからない。他の選択肢を捨てて彼女に賭ける?このままだと時間がかかる。それでは問題になる。工場の閉鎖は認めない。政権とはコンタクトを取った?」とホワイトローズ。
プライスは、「すべてをはじめたのはキミだぞ?私は辞任を求められ、市場の信頼も失っている。なのに何を企んでる?少しは力を貸せ。私は約束どおり、すべてを仕切ってる。政権とはまだだ。大統領はそこまで追い込まれてない。時間がかかるのは必然だ」と言う。
アラームが時間を知らせると電話をいきなり切ったホワイトローズ。

部屋に入ってきた青年(恋人らしい)に、「Eコインの計画を進めるつもりよ。次のステージには、半年の時間がいるのね?忍耐がいる」そう言うと、FBIの捜査状況を把握しておいて言う。

感想

イヤ~エリオットの妄想世界を見せられ続けるのにも、本気で飽きてきましたー。
面白くなるって言うから辛うじて耐えてる(笑)

そもそも、私には幻覚、幻聴を感じた経験がないので、エリオットに共感できない。
タイレルが全然出てこない。
タイレルの妻ジョアンナの行動も理解不明
アンジェラが狙おうとすることは分かるが、コングロマリット相手にひとりの力で何ができるねん?と思うし、キャラ変わり過ぎ

ようやく、エリオットがパソコンを触り出しました(4話目にしてやっと

私は、エリオットとタイレルがサイバーテロを実行し、その後3日間、記憶がないと言うその3日間のことが知りたい

エリオットじゃないけど、何があったんだ

 

 

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