思いもかけない関係者が最後に分かります
#6 ライバル あらすじ
パク・ジョンウの事件にいくつもの疑問を投げかけるウネにカン・ジュニョクは、「ジョンウの記憶喪失は演技ではないか」と言い出す。
一方ジョンウは、懲罰房に書いた自分のメモを知るために、シン・チョルシクと交渉することに。
相関図
まとめ
カン・ジュニョクとソ・ウネ
パク・ジョンウの事件を調べているうちに、いくつもの疑問を持ったウネはカン・ジュニョクを訪ね、なぜ記憶を失ったパク氏を法廷に立たせたのか、また記憶を失っても控訴審に立たせるのか?と問うが、ジュニョクの返事は意外にも、「ジョンウの記憶喪失は演技の可能性がある」だった。
ジョンウはこれまで4回、記憶を失くしているが、1回目は現場検証の日、3回目は一審当日。そして先日12月31日、4回目の記憶喪失になる前日には、「オレがやった」と自白したと言い、「大事な時に記憶を失うジョンウを信じられるか?ジョンウは巧妙に何かを考えているんだ」と言うが、ウネは、「記憶喪失を演じてもパク氏が得るものはない。結局死刑です」と反論する。
ふたりが晴れて検事となった祝の席には、当時友人関係だったジスがいた。
冗談のつもりでジスは、「このコップのお酒を飲み干した人が私の未来の夫」と言い出す。ほんの一瞬出遅れたせいでお酒を飲み干したのはジョンウに。ジュニョクはそれを後悔しているらしい。
ミノ
追い詰める影
控訴放棄すると言っていたジョンウの心変わりに、(何か思い出したのでは)と気になって仕方ないミノ。
そんなある日、ほんの数分部屋を開けたミノが社長室へ戻ると、デスク上に封書が置かれていた。
中身を見たミノは顔色を変える。ミノの先端恐怖症の医療記録だったのだ。
廊下に出たミノは怪しい男を見つけ後を追うが、寸前のところで取り逃がしてしまう。
男の姿はCCDカメラには映っていなかった。
父への恨み
金メダリストのフェンシングの選手と一戦を交えることになったミノは、フェンシングの練習をはじめる。
ミノには父への恨みもあったー。
10代の頃、フェンシングの練習中、兄ソノのサーベルがマスクを突き抜け目に刺さる事故が起こった。幸いにもケガは視力低下で済んだが、ソノは動揺し、泣いてミノに謝る。
だが父親は、「些細なことだ。将来、我がグループを率いる男が泣くな、情けない」と苦言を呈し、ミノを心配することもなかった。
その後、政略結婚でソノと結婚した。
男の正体
ミノに揺さぶりをかけているのは、ジョンウの部下コ・ドンウンだった。
ジョンウから、「捜査に行き詰まったら揺さぶりをかけるんだ」と指導を受けていたドンウンは、ひとりで捜査を続けているのだ。
落書き
ジョンウはシン・チョルシクに、自分が書いた床の落書きを読んで欲しいと頼むが、「知りたければ、オレを懲罰房から出せ。オレは無実なのにお前のせいで刑務所に入れられたんだ」と交渉されることに。
そこでジョンウは、シン・チョルシクに約束を守るよう言うと、看守の義弟テスに”ハヨンをどこに埋めたか思い出した”と言って交渉する。
ほどなくしてシン・チョルシクが懲罰房から出され、ジョンウも懲罰房から出されることに。
「またウソをついたらただじゃおかない」と念を押すテスにジョンウは、「お前には申し訳ないと思ってる」とハグする。
だが保安課長は、ジョンウが何かを隠しているのでは?と訝しがる
駆け引き
運動の時間にシン・チョルシクと接触したジョンウに、「”呼び鈴”」とたった一言のシン・チョルシク。
「他には?」とジョンウが尋ねても、シン・チョルシクは、「焦ることない。1回に1つずつだ」と出し惜しみをする。だがジョンウに”呼び鈴”に記憶はなかった。
ソ・ウネ弁護士
ジョンウに選任されないまま時間が過ぎていた。
だがウネは、パク・ジョンウが妻子殺害をしたと思えず、弁護をしたい気持ちが消えなかった。
そこでもう一度ジョンウと面会することに。
面会を拒絶されると思いきや、ジョンウは面会室に現れるが、開口一番、「もう諦めろ」と一言。
そこでウネは、「質問がある」と、ジョンウの記憶を試す。
やはりジョンウに妻子を殺した記憶はなかったー。
それを知ったウネは、「私の接見を断らないのは、私が何か情報を持ってくるのではと期待しているから。あなたは分かってる、私は力不足だけど、頼れるのは私だけだってことを。記憶もないのに控訴すると決めたのなら、私があなたの手足になります。あなたが言えないなら代わりに言いましょう、”ソ弁護士、助けてください”と」
ウネはそう言うと手を差し出す。
躊躇しながらもウネと握手を交わしたジョンウは、「頼む」と言う。
その夜、就寝直後、記憶が蘇ったジョンウ。
【ハヨンの誕生日の夜、ジョンウが眠ったあとに呼び鈴が鳴ったこと】を思い出した。
確かな記憶
カン・ジュニョク検事と話しがしたいと申し出たジョンウは許可され、地検へと移送される。
カン・ジュニョクはジョンウを見るなり、手錠と拘束を外すよう指示。
酒とつまみを用意させ、「お前と飲みたかった」と酒を注ぐ。
「思い出したことがある。ハヨンの誕生日の夜、誰かが家に来た。確かだ。呼び鈴を聞いた」とジョンウ。
それは捜査記録には載っていない証言だった。
ジュニョクは、「分かった。調べてみる」と約束する。
0:45頃、ジョンウが眠ったあと。
ジスが読書をしていると、呼び鈴が鳴った。こんな深夜に誰かと訝しがるジスだったが、玄関モニターに映った人物を見て、ドアを開ける。そこに立っていたのは・・・・
感想
ネタバレあり
やっぱりカン・ジュニョク検事が怪しいんですかぁ?
いやいや、そんな単純じゃないと思うんですよね。
ジュニョクはジスを忘れられず、何らかのことをジスに求めた。
それをジョンウに知られたくないんだと思うんですよね。
それとミノが仕組んだ妻子殺人が合わさっててフクザツになってるんじゃないかと。
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