フィアー・ザ・ウォーキング・デッド8 #2 ブルージェイ(相関図付)

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海外ドラマフィアー・ザ・ウォーキング・デッド

シーズン7から7年後。
今回のエピソードは、ジューン、ドワイト、シェリーが登場です。

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#2 ブルージェイ Blue Jay あらすじ

パドレから逃げたジューンは独りで、ある復讐を続けていた。そんなある日、エイドリアンと名のる男がジューンに娘のハナをパドレから救出するのに手を貸して欲しいと接触する。
一方ドワイトとシェリーはパドレからひとりの少年を連れてやって来ていた。

 

相関図

まとめ

現在のジューン

ジューンはパドレを脱出していた。
これ以上犠牲者が増えないようにと周辺の木々に、「パドレに騙されるな」「引き返せ、子どもが奪われる」と注意喚起し、パドレの無線を傍受しては待ち伏せ。ボートでやって来たコレクターたちを麻酔銃で眠らせ、武器を奪い、銃爪を引く指を切断。指をホルマリン瓶に保管する毎日を送っていた。

そんなある日、ジューンの隠れ家にひとりの男がやって来た。
男はエイドリアンと名のり、「助けて欲しい。娘のハナを数年前にパドレに連れ去られた。あんたがヤツらの指を切断してるのを知ってる」と言う。

ジューンは銃を向け、「誰とも関わらない。出て行って!」と迫るが、エイドリアンはハナの写真を見せると、「同志がたくさんいる。パドレを倒す軍隊に加わって欲しい」と言う。
だがジューンは、「パドレから娘を取り戻すのはムリよ。ヤツらは愛するものを敵対させる」と言う。
それでもエイドリアンは、「オレは諦めない。また来る」とハナの写真を置いて去った。

思わぬ再会

今日もパドレの無線を傍受し、麻酔銃でコレクターらを眠らせると、ボートに近づくジューン。
だがジューンは麻酔銃で眠っているふたりの目隠しをとり驚く。ドワイトとシェリーだったのだ。

その時、「動くな」と声が。
振り向くと、ライフル銃を構えた少年が!少年はシートの下に隠れていたと言う。
少年は無線で襲撃されたことを知らせるが、ジューンは隙を見て少年から銃を奪う。だが弾丸がゴムボートをかすり、ゴムボートの空気が抜けてしまった。

銃声で意識を取り戻したドワイトとシェリーは、眼の前にジューンがいることに驚くが、「助けてくれ。この子は虫垂炎で手術が必要なのにキミに襲撃され診療所に行けなくなった」と助けを求める。
「できない。場所も道具もない」とジューンは拒否するが、ドワイトは、「協力しないならパドレに指の切断はキミの仕業だと報告する」と脅し、シェリーは手術と引き換えにボートを調達すると言い出す。その必死の様子にジューンは、フィンチがふたりの息子だと気づく。

ドワイトのパドレ名はレッドカイト。子どもたちに戦闘訓練をしている。
シェリーのパドレ名はスターリング。保育所で働いている
パドレはドワイトがフィンチの父親だとは知らないし、当然フィンチも知らない
ドワイトとシェリーはこれまで別々だったが、フィンチを診療所に連れて行くと聞き、シェリーは所属を変えて今回の任務に就いたのだと言う。

ジューンは、「ある場所に連れて行く。だけど質問には一切答えない。あの子を手術して終わったたボートを調達して」と言う。

列車

ジューンはドワイトたちを列車へと連れて行く。
シェリーはオペの準備に入るジューンを手伝うが、「研究記録」のようなものを見つけてしまう。
「これは何?」と聞くシェリーに、「質問には答えない約束」とジューン。

そこへ、「手を挙げろ!」と銃を構えたエイドリアンが侵入して来た。
「どうしてコレクターを助けてる?娘のハナはどこにいる?」と言うエイドリアン。
だがドワイトがエイドリアンの隙を突いて銃を奪い取ったため、形勢が逆転する。

だがもみ合った拍子に銃弾が電気の制御盤を撃ち抜いてしまい、電源が落ちてしまった。
痛がるフィンチ。
ジューンはオペをするためには列車後方にある復旧スイッチをONにしければならないと言う。
そこでドワイトはエイドリアンとは休戦し、シェリーと一緒に向かうことに。
だがジューンは、「列車の中は通れない」と言う。
「どういうことだ?」と言うドワイトにジューンは真実を語り始めるー。

パドレの研究室
この列車はパドレの極秘プロジェクトの実験室で、ジューンはここに勤務していた。
ジューンは、シュライクが転化しない方法や転化を防ぐ放射線治療をここでやっていたと言い、「私は患者が苦しむのを見るのがイヤで逃げた」と言う。

痛みに苦しむフィンチ。だがさっきの銃声で列車の周りはゾンビだらけだった。
ドワイトは列車の屋根を使うことに。

ドワイトとシェリーの決断

電気の復旧スイッチを押し、電力を回復させたドワイトとシェリーは再び列車の屋根を使ってオペ室へ戻ろうとするが、「フィンチに会って昔の生活を思い出した。息子にとってパドレは安全な場所だと思うからルールに従って来た。でもパドレは安心できる場所じゃない。逃げよう。落ち着ける場所を捜して、パドレの真実を皆に知らせよう。私たちは家族になろう」と言い出すシェリー。最初は躊躇していたドワイトも、パドレを脱出し家族で生きることを決断する。

しかし次の瞬間、列車の屋根が底抜け、ふたりはウォーカーだらけの中へと落ちてしまう。
何とかあみ棚に逃げたふたりはジューンに状況を報告するが、ドワイトは救出に向かうと言うジューンを止め、「フィンチにはすぐに手術が必要なんだ。優先してくれ。もしも戻れなかったらフィンチのことを頼む」と言う。だがジューンは、「そこにいて」と救出に向かうことに。
エイドリアンはひとりで行くジューンを止めようとするが、ジューンはエイドリアンに銃を向けると、「ついてこないで」とひとりで向かう。

救出

ドワイトとシェリーの救出に向かうジューン。
列車の中には実験に利用されたゾンビが手かせ、足かせを付けられ留置されていた。

だが隣の車両へのドアには南京錠がかけられ、開けられない。
ゾンビたちは音に反応し、力ずくでどんどんとジューンに近づきはじめる。
ジューンは銃で応戦するが、ゾンビも襲われ・・・それを助けたのはエイドリアンだった。

そこへ、「ボクも戦える。レッドカイトに習った」とフィッチもこん棒を持ってやって来た。

フィンチはレッドカイトの指導どおりこん棒でゾンビを始末すると、笑顔で、「見てた?パドレに褒めてもらう」と言うが、「もうパドレには戻らない。オレたちはキミの両親なんだ」と告白するドワイト。

フィンチは、「そんなのウソだ・・」と動揺するが、シェリーは、「すぐに受け入れなくていい、一緒に考えていこう」と言うが、フィンチがお腹を痛がり出したため、急いでオペ室へと戻ることに。
だがその時エイドリアンは、隣の車両にいるゾンビに転化したハナを見つけてしまうー。

娘ハナの真実

エイドリアンはジューンの胸ぐらを掴み、「最初から知ってたんだな。お前が殺したのか?」と責めるが、「助けようとした。ハナは偵察中にゾンビ噛まれたけど背中だったから切断することができなかった。死人に噛まれても放射能を浴びた人の中には死ななかった人がいたから、ハナにも有効かも知れないと放射線治療をした。発症は押さえられたけど、大量の放射能のせいでハナの体調は悪化した。そのままハナを逝かせたかったけどシュライクが研究のためにハナが転化するタイムを測れと私を脅した。やるしかなかった。だからシュライクが、二度と銃爪を引けないよう指を切断し、ここを去ったの。私がいなくなれば実験はできない。誰とも接触しなければみんなを傷つけずに済むから」とジューン。
エイドリアンは、「ハナは唯一の希望だった。今ならキミの気持ちがわかる」と言うと、自らハナに噛まれる死を選んだ。

共に

フィンチのオペは成功した。
ジューンは約束どおりボートを用意してと要求するが、「私たちもボートに乗せて欲しい。フィンチとここから逃げ出す。家族としてやり直したい。ジューン、一緒に行こう。生きる意味を失って欲しくない。キミとジョンのおかでげ俺たちは家族を持てた。キミにも家族で居て欲しい」とドワイトとシェリー。
ふたりの説得でジューンはドワイトたちと行くことを決める。

だが突然列車の前後ドアから武装した集団が突入してきた。シュライクとパドレの仲間だった。

ジューンのパドレ名はブルージェイ
実験

殴られたジューンが意識を取り戻すと、ドレイクとシェリーが拘束されていた。
この状況に驚くジューンに、「コレクターの指が切断されはじめた時、あなたの仕業だとすぐに分かった。そして搬送中の病気の子どもが襲撃され、ここにいるとわかった。あなたは治療を投げ出して逃げたけど、今回は成功すると信じてる。パドレには壮大な計画がある。実験を再開して」とシュライク。もちろんジューンは、「私はやらない」と拒否するが、「きっかけを作る」とシュライクは部下に指示を出す。

部下はエイドリアンの頭部を持って来ると、それを機械にセット、シュライクはリモコンを操作し、その頭部をフィンチに近づけはじめるー・・・ドワイトとシェリーは半狂乱になり、「止めろ!」と叫ぶが、シュライクはそれを無視し、ゾンビにフィンチの肩を噛ませてしまう。

シュライクは、「ぶっ殺してやる!」と言うドレイクに、「この子を救えるのは私とジューンだけよ」と言いふたりを連れ出すと、呆然と立ち尽くすジューンに、「すぐに始めてブルージェイ。新しい患者もこっちに向かってる」と言うが、その前にやることがあると言うと、ジューンの指を切断する。

マディソンとモーガン

ふたりは両手に手枷をつけられトラックで輸送されていた。
マディソンはモーガンが娘を奪還することをためらう理由がわからないと言い、行動を起こすべきだと言うが、それでも躊躇するモーガン。
すると突然呼吸困難でマディソンが倒れる。
モーガンは慌ててパドレのメンバーを呼ぶが、それはマディソンの演技だった。
マディソンは様子を見に来たスタッフを押し倒すと、「逃げて!やるべきことやるのよ!」とモーガンを逃した。

 

感想

今回のエピソードは面白かった。
モーガン、グレースに続き、ドワイト、シェリーもパドレの一員として生きてましたね。
この先、他のメンバーも登場するんだろうな。
シーズン7から7年後なのでシェリーも出産を終え、その息子が7才になっていると言う現実~。
だけど、実験台にされることに。
あまりにも惨いシーンでした。

 

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