●2019年と1986年のエピソードの両方が進みます。
●ノア、登場
●ミッケルの謎が明らかに
エピソード:5 登場人物まとめ ※ ■=死亡
エピソードごとに加筆、修正しています
なお、加筆、修正した箇所は、黄色アンダーラインを引いてます。
今回からは時間軸のズレも考慮して1986年、2019年の両方表記します
#5 真実 Truths あらすじ
1986年、ハンナはウルリッヒに片想いをしていた。しかしウルリッヒはハンナの気持ちに気づかず、カタリーナと関係を深めるが・・・。
洞窟にいたミッケルは、再び救助され病院へ戻された。
2019年、エリザベートのボーイフレンド、ヤシンが行方不明に。
一方、電話をしても一向に出ないウルリッヒと会うために、ハンナはニールセン家を訪ねる。
5話まとめ
1986年
ミッケル
結局ミッケルは洞窟から救出され、病院へと再び搬送された。
イネスは、「秘密は守る。何かあれば話して欲しい」と言うが、ミッケルは口を閉ざしたまま。
病室に現れた男、ノア
イネスはミッケルのために聖クリストファー教会の司祭ノアを呼んだ。
ノアから、「世界の誕生について知っているか?」と聞かれたミッケルは、科学的に説明するが、ノアは、「人には神が定めた計画がある。キミにも」と言う。
イネスの思い
ミッケルが両親について何も言わないため、ミッケルの身柄は「児童保護サービス」へ移されることに。
イネスは、「カレは特別な子よ、とてもナイーヴなの」とミッケルを心配する。
ハンナとミッケルの接点
クリーニング屋の父のクルマで病院までやってきたハンナは、父親の仕事が終わるのを待っていた。
その時、ベンチに座る少年ミッケルを見つけると、近づき、「私、可愛い?そうでもないか。魔法が使えればって想像する」と話し始める。
ミッケルは、「魔法はすべて幻想。人が変化を起こす。密かに巧みにやれば魔法のように見える」と言って得意の手品を見せる。
「ボクは未来から来たんだ」とミッケル。
ハンナは「クールね」と言うとふたりは握手する。
三角関係
ハンナはウルリッヒに想いを寄せていたが、ウルリッヒはカタリーナが好きで、ふたりは付き合っていた。
カタリーナは、「初体験をするなら相手はウルリッヒと」と言い、学校の片隅で事に及ぶ。
ハンナはそれを盗み見してしまう。
ハンナの行動
「間違ったものを見たらどうするべき?イヤがってるのにウルリッヒが女の子に馬乗りになってた」
ハンナは突然父親に話し始める。
事件性を感じたハンナの父親は、ハンナを連れて警察署へ。
ハンナはエゴン署長に、ウルリッヒがレイプし、首を絞めたと告白する。
その後ウルリッヒはエゴンによって逮捕された。
2019年11月7日
3人目の失踪者、ヤシン 9才
ミッケル失踪から3日後の今朝、登校途中のヤシンが行方不明になった。
シャルロッテはそのことをエリザベートに話し、「何か知ってることがあるなら話して」と言うが、エリザベートは首を横に振る。
シャルロッテは、”ノア”についても聞く。エリザベートは顔立ちを覚えていたため、ノアの似顔絵作成に協力することに。
「8才の娘にあんな言い方はないだろ?」
ピーターは娘を尋問したとシャルロッテを責めるが、「あなたはミッケルが消えた夜、どこにいたの?診療所にはいなかった。ミッケルの失踪とは無関係だって言って!」とピーター所有のナンバープレートが映ったコピーを見せる。
ピーターは、「どうかしてるぞ」と何も話さない。
ノアの似顔絵はエリザベートの協力で描かれた。
三角関係
ハンナの行動
ミッケルの事件以降、何度電話をしても電話に出ないウルリッヒ。
そこでハンナはニールセン家に食事の差し入れを持って、訪ねることに。
ハンナの突然の訪問にカタリーナは驚くが、ハンナを家へ招き入れる。
ウルリッヒも、ハンナの訪問に驚くが、「署に行ってくる」と言う。
するとハンナはすかさず、「送ってくれない?自転車で来たんだけど雨が降って来たから」と言う。
カタリーナはウルリッヒとハンナの関係を怪しんでいる様子を見せつつも大人の対応で、ハンナに感謝のハグをする。
こじれた別れ話し
ハンナを家まで送ると、「もう電話をするな、止めてくれ。これで終わりだ」とウルリッヒ。
「私は何?ただの遊び相手?気持ちは消えない。私はムリだしあなたも別れられない」とハンナ。
しかしウルリッヒはハッキリと、「電話するな。家にも来ないでくれ」と言うとクルマのドアを開き、「消えろ!」と大声を出す。
それでもハンナは、「私は引き下がらない」と言い、去って行くクルマを見ていた。
夜、ミッケルの部屋にいるカタリーナを後ろ抱きにしたウルリッヒ。
カタリーナは、「浮気してる?1度しか聞かない」と。
「オレはキミを裏切らない」とウルリッヒは言う。
バルトッシュ
ミッケルが失踪して以降、バルトッシュはマルタに何度も電話をするが、マルタは電話に出ようとしない。バルトッシュはマルタへの気持ちを募らせる。
その時、エリックのドラッグの袋に入っていたスマホに電話がかかった。
バルトッシュは、”非通知”のその電話に迷いながらも出ると、「ハロー、バルトッシュ。私はノアだ」と。
電話の相手ノアは、ナゼかバルトッシュの名前を知っていたー。
行動力
バルトッシュの家でゲームをして遊ぶヨナス。
マルタが電話に出ないと悩むバルトッシュにヨナスは、「そのうち落ち着くよ」と言葉をかける。
するとバルトッシュは突然、「お前を信用できるか?秘密は守れるか?」と言い、「エリックの売人と今夜会う。一緒に来てくれないか」と。
ヨナスは、「もちろんだよ」とOKする。
謎の男
配達を頼んだ荷物
日付を確認した謎の男は、”森のホテル・ヴィンデン”のフロントでレジーナに、「これを今晩までに届けて欲しい。数日留守にするが、部屋はそのままキープで」と言うと外出する。
その荷物の宛先は、”ヨナス・カーンヴァルト”。
ヨナスと謎の男
ヨナスの姿は父の墓にあった。
ベンチに座って父の墓を見ていたヨナスに、「似てるな、父親に」と謎の男が話しかける。
「父さんを知ってるの?」と言うヨナスに謎の男は、「キミの父親を知っていた。カレは命の恩人だ。あとから分かった。死は理解不能でも受け入れられる。それまでは自分の決断が正しいか問え」と言うと去って行く。
その後の行動
その後、謎の男は洞窟へ行き、夜、洞窟から出ると、H.G.タンハウス博士を訪ね、「時間について話がしたい」と言うー。
ヨナス
ヨナスはマルタにほんとうのことを話そうと決めた。
バルトッシュから電話がかかるが(ノアと会うのに付き合って欲しい件)ヨナスはそれを無視し、「2か月学校を休んだのはフランス留学ではなく、PTSDで精神科病院に入院していたんだ。夏のことは遊びじゃないよね・・」と。
マルタはヨナスが自分を無視したのではないと知り、キスをする。
33年周期、月・太陽周期
失踪事件を検証しているシャルロッテとウルリッヒ。
ウルリッヒは、「オレが警察官になろうと思ったのは、弟のマッソが行方不明になった時、捜査主任が無能な酒飲みだったからだ。オレはその時、警察を変えると誓った。なのに今のオレを見ろ。マヌケだ。妻を裏切り、息子は行方不明に。33年前のあの時とすべて同じだ」と言う。
「33年周期を知ってる?」とシャルロッテ。
実は1年は365日ではない。そのため常にズレが生じていて、33年に1度戻る。それを”月、太陽周期”と言うらしい。
「子どもの頃、この町は何か変だと思ったけど、過去に起きたことがまた起こってる。大規模なデジャブみたい」と言うのだった。
ノアとバルトッシュ
夜、バルトッシュはヨナスを待つが、約束の時間になってもヨナスはやって来ないどころか、電話にも出ない。
仕方なくバルトッシュはひとりでノアに会う。
黒のセダンでやってきたノアは、バルトッシュを知っているというと、クルマに乗るよう促す。
バルトッシュはクルマに乗ったが・・・その後降りる。
バルトッシュは何かを聞いた様子を見せる。
ヨナスに届いた箱の中身
自宅に戻ったヨナスは、ベッドの上の段ボール箱に気づく。
ヨナスが箱を開けると、丸いタッチライト、電磁計測器?そして、「親愛なるヨナスへ」で始まる父の遺書が入っていた。
これを読む頃はすべてが起きたあとで、変えられない。すべては繋がっていると分かれば理解してくれるだろう。2019年11月4日、ボクは1986年にタイムスリップした。これを読む頃にはボクはもういない。ボクを許して欲しい。ミッケルはミハエル、ミハエルはミッケルだ」などと書かれていた。
感想
謎だったことがいくつか明らかになりました。
まずミッケルはミハエルだったと言う事実。
ん~・・・卵が先か鶏が先か論で行けば、どっちが先なの????
過去と未来の関係がよく分からなくなるよね、コレって。
遺書によれば、「2019年から1986年にタイムスリップした」らしいけれど。
「2話目から気づいてた」と言うコメントも見ましたけど、私はまったく想像すらしてなかった(笑)
今後、イネスがミッケル(ミハエル)の養母になると言うことなのね。
でも今回のエピソードで、何よりも怖かったのはハンナのウルリッヒへの執着心。
1986年は、ウルリッヒを手に入れるために?カレをレイプ犯に仕立て、33年後の2019年は、「私は引き下がらない」と言う言葉を残して、この状況下でも別れない宣言。
この先、絶対何かするよねその執着心が恐ろし過ぎる~。
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