ザ・クラウン 6 #1 ペルソナ・ノン・グラータ(相関図)

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いよいよ「ザ・クラウン」もファイナル・シーズン突入。
シーズン6は全10話。

#1 ペルソナ・ノン・グラータ Persona Non Grata あらすじ

モハメド・アルファイドの誘いを受け、サン=トロペで夏季休暇を過ごすダイアナはモーモーの息子ドディと交流を深める。チャールズはカミラ、50才の誕生日を祝いハイグローブハウスでパーティーを開くことに。チャールズは母エリザベスを招待するが、エリザベスからの返事がないため、直談判しに行くが・・。

相関図

まとめ

【ダイアナの最期】
このエピソードから8週間後の1997年8月31日、パリ。アルマ橋のトンネルで事故を起こしたクルマに乗車していたダイアナ、ドディ・アルファイド、運転手のアンリ・ポールが死亡。(ボディガードのトレヴァー・リース・ジョーンズは重傷)

エリザベス女王

ブレア首相はエリザベスとの謁見で、ブレアの別荘にダイアナがウィリアムを連れて遊びに来たと言い、楽しい時間を過ごしたのちダイアナから、「公人として国に貢献したい」と言われたと言う。
ブレアは、「ダイアナ元妃は不可能だと思われていた”国際地雷禁止条約締結”に100カ国の同意を取った。彼女には力がある。彼女は政府がダイアナに公的な仕事を与えてくれるならうれしいと言っている」と言うが、エリザベスは、「ダイアナは王子の母親として今も宮殿で暮らしている。でも離婚、皇太子妃の肩書は失った。彼女は王室の一員でいるか、いないかの違いを痛感していることでしょう」と牽制する。

ダイアナ

サン=トロペ

モハメド・アルファイドの誘いで子供たちとサン=トロペで夏季休暇を過ごすことになったダイアナ。
モーモーはケンジントン宮殿にヘリをつけ、その後はプライベートジェットとモーターボートでダイアナたちを別荘へと招く。ウィリアムは行きたくなさそうな様子を見せるが、「お父様がカミラのバースデーパーティーを開くイギリスに居たくない」と言う母の気持ちを理解し、夏季休暇を楽しむことに。
だがパパラッチは容赦なく休暇を楽しむダイアナ一家を狙い続けた。

 

ドディ

結婚を3週間後に控え、パリでフィアンセのケリーと買い物を楽しんでいたドディに、「今すぐサン=トロペに来てゲストのもてなしを手伝え。女は連れて来るな」と半強制的な父親の呼び出しが。
別荘に着いたドディは、「どういうことなの」と言うが、モーモーは、「お前に礼を言ってもらわんとな」と言うとダイアナ元妃を紹介すると、「残念だが仕事がある。後のことはドディに任せる」と言い出す。

ドディは、「どういうつもり?こんなバカげたことを考えるなんて。ボクは結婚するんだ。それに彼女はボクに興味なんかない」と言うが、「その気にさせることぐらいお手の物だろ。私の自慢の息子になれるチャンスだ」と言われてしまう。

仕掛けたダイアナ

思春期のウィリアムは、「マスコミがいるから」と部屋に閉じこもってゲーム三昧。
一方、雑誌にはカミラのファッション特集が・・・それを見たダイアナはあることを思いつく。

水着姿で海に待機しているパパラッチに近づくと、「いつまで追いかけて来る気?子供たちが怯えてる」と取材姿勢に苦言を言うダイアナ。だがパパラッチからは、「素敵な水着姿はわざとですか?今夜、パーカー・ボウルズ元夫人のバースデーパーティーがある」と声がかかる。だがダイアナは、パパラッチの質問には答えず、「私たちを放ってくれたらサプライズを用意する」と言うとポーズを取る。一斉にシャッターを切るパパラッチ
だがそれには意図があった

 

チャールズ

離婚後1年(別居5年)

50才を迎えるカミラのバースデーパーティーをハイグローブハウスで開くことにしたチャールズ。チャールズは世論を動かすためにも母エリザベスの出席を期待するが、出欠の返事さえなかった。そこでチャールズは直訴することに。

母の態度

だがエリザベスは、公務を理由に出席を辞退すると言う。チャールズは、「女王が出席すればカミラの立場が変わる。母さんが認めれば世間も受け入れる」と説得するが、「私は認めていない。いい人だと思うけど道徳的に問題がある。2つの幸せな家族が壊された。これ以上の議論は意味がない」とシャットアウトしてしまう。

チャールズは母の冷酷で頑なな態度に落ち込むが、「いつか認めてくれる」とカミラ。マークも、「ミラー紙は2/3がお二人の結婚を認めていると言ってる。あのBBCのインタビューで変わった」とチャールズを励ますが・・・。

 

カミラのバースデーパーティー

ハイグローブハウスでカミラのバースデーパーティーが開かれた。
集まった報道陣が一斉にカミラにシャッターを切る
出席したマーガレット王女(チャールズの叔母)は、カミラと楽しそうに談笑するチャールズを好ましく思う。チャールズはカミラへのスピーチで、「人生で本当に価値あるものに気付かされる。健康、家族、友人、そしてカミラは私にはなくてはならない人だ。彼女は勇敢な人でもある。何年にも渡って彼女を知りもしない人々から冷酷で不当な言葉を投げかけられて来た。逃げ出せば楽だったろう。だが彼女は逃げずに側にいてくれた。そのことに生涯感謝する。カミラ、キミだけを愛す、今もこれからも」と最大の愛を皆の前で告げた。

姉への助言

その夜マーガレットはエリザベスに電話で、「バースデーパーティーは大盛況だった。ふたりは幸せそうだったし、あんなに自信に溢れ自然体なチャールズを初めて見た。息子を応援してもバチは当たらない。あの子はいつか国王になる。幸せな国王と王妃になって欲しいでしょ」と伝える。
翌朝エリザベスは、「私が認めなくてもチャールズは諦めない。私が意固地だと思われてしまうし、カミラを悪女だと思わせるのもちがう」と言うが、「キミが参加すればカミラを認めたと言う意思表示になってしまう。カミラは悪女ではないが不適切だ」とフィリップ。だがエリザベスは、「あの子の最愛の人として受け入れるべき時かも知れない」と言う。

ハズレた思惑

カミラのバースデーパーティーの翌日朝刊の1面は、「カミラのバースデーパーティー」ではなく、サン=トロペでバカンスを楽しむ水着姿の元妻ダイアナだった。

この現実にチャールズは、「ダイアナに一瞬で上書きされる報道は無意味だ。完全勝利じゃないと意味がない。これは戦争なんだ」と憤るが、マークは、「カミラ様に好意的な記事が多い。王妃について言及してる記事もある。ダイアナの報道をコントロールすることはできない。だが彼女は注目を集められても共感は得られていない」と反論するが、「求めているのはカミラの肯定的な報道で疑いようのない称賛だ」と声を荒げるチャールズ。その姿は焦っているかのようだった。

母の電話

エリザベスはチャールズに電話、孫たちがいつ帰宅するかなど他愛もない話しをしたあと、「あなたが幸せそうで私もうれしい」と伝えた。

 

不幸な三角関係再び・・・

フィアンセの立場

報道でアルファイドの別荘にダイアナが滞在していると知ったケリーは、ドディが父親に呼び出された理由に気づき、「イヤな予感がする。私もサン=トロペ行く」と言い出す。突然のことにドディは躊躇、結局は、「キミがそうしたいなら」と言うが、その言葉にケリーは傷つく。
それでもサン=トロペにやって来たケリー。だが通されたのは大型クルーザーではなく離れた場所に停泊する小型クルーザーだった。

夜、ようやく小型クルーザーにやって来たドディにケリーは、「何度も電話した」と怒りをぶつけ、大型クルーザーでドディがダイアナと過ごしていることに嫉妬、大喧嘩になる。
何とか仲直りをしたものの、翌朝ドディはケリーを小型クルーザーに残したまま大型船に戻ってしまう。

ダイアナとドディ

少しずつダイアナに心惹かれはじめているドディは、ケリーとの関係に悩み始める。
そんなドディに、「大丈夫?」と声をかけたダイアナ。
ドディはフィアンセがいるが、一族にふさわしくないと父親が反対、この船に彼女を近づけせない。彼女はボクに怒り失望、父親もボクに失望してる打ち明ける。
ダイアナは、「お父様に愛されてる。私はそうじゃなかった・・」と自分の生い立ちを話し・・・
「3週間後に結婚式をする」と言うドディに、「お父様と彼女との間で板挟みになるのは彼女を愛しているからよ」と励ますダイアナ。

芽生えた愛

サン=トロペでのバカンスを終え、ロンドンへと戻ってきたダイアナの部屋には、大量のバラの花束とカルティエの腕時計に、「来週、パリはどう?」と言うドディのメッセージが・・・。

感想

ダイアナ元妃がパリでの交通事故死したニュースはリアタイで知ってるし、衝撃だった。
でも時間軸で考えると、チャールズと離婚してたったの1年後に亡くなったんだって驚いた。そうやったんや~って。しかもドディとの関係なんて2ヶ月もなかったわけで。この事実に、驚いたわ。ドディとダイアナはもっと深い関係だと思ってたので。
当時、王室関係者がダイアナを暗殺したのでは?なんてウワサもあったような・・。検索したらそのきっかけはドディの父モハメド・アルファイドの発言だったみたい。モハメドは、「パパラッチが衝突事故の直接的な原因」と主張、最高裁に退けられたが、今度は、「ダイアナ妃と息子は王室によって故意に殺害された」と反論を続け、2004年1月にロンドン警視庁が独自の再捜査プロジェクト「パジェット作戦」を立ち上げたそう。その結果、事故は運転手のアンリ・ポールの飲酒とスピード違反が原因で、乗員がシートベルトをしていなかったことが事態を悪化させたとされ、ダイアナ妃が妊娠しているという証拠はなかったと結論付けたようだけど、この結果にモハメドは、「私はイギリス王室が、MI6の力を借りて計画したものだと100%思っている」と言ったらしい。陰謀を感じないでもない。結局、ダイアナが亡くなったことで2005年にチャールズはカミラと結婚できたわけだし、一方、一族のプライドなのか、ダイアナファンのモーモーが息子の妻にと望んだのかはわからないけど、ふたりを結びつけたのは父モハメド。それが交通事故死と言う悲劇を生んだのだからやりきれない思いのはずですよね。

ちなみにドディの婚約者ケリー・フィッシャーは実在の人物で、ダイアナ妃とドディの交際報道があった1997年8月7日に電話で一方的に婚約破棄を告げられたと主張、破局後にドディを相手に訴訟を起こしたが、ドディが事故死したのち訴訟を取り下げているそうです

 

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