ザ・クラウン 5 #5 前途(相関図)

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ダイアナ役のエリザベス・デビッキが、かの有名ダイアナのリベンジドレスを着こなすシーンがあります!
そっくりで驚きでした

#4 前途 The Way Ahead あらすじ

チャールズとダイアナはとうとう正式に別居を発表、それと同時にデイリー・ミラーが3年間保管していたチャールズとカミラの電話の内容がスクープされた。セクシャルな会話内容に追い詰められるチャールズ。

相関図

まとめ

別居

チャールズとダイアナは正式別居を決断。報告を受けたエリザベスは認めるしかなかった。

1992年12月9日、メージャー首相及び英国国教会大主教は皇太子夫妻の別居を発表、あくまでも別居であり、離婚の予定はないとされた。

”ザ・ウェイ・アヘッド”対策本部の設立

ウィンザー城の火事、アン王女とアンドリュー王子の離婚に加え皇太子夫妻の別居が続く中、宮内長官はフィリップ、エリザベスと協議し、王族を集めると、王室を存続させ前進を目指す非公式の【対策本部】を設立する。
会議ではいくつかの小さな変更点が決まったが、当然ながら憲法改正に触れず、君主は国家元首で英国国教会の最高権威のまま。チャールズは、「教育、環境への脅威、困窮する若者たちへの支援、ボクは何年も前から重要性を訴えている。王室は現実に疎く国民をわかっていない。もう王室に神秘や謎、王権神授説は必要ない。それより社会に役立つ方法を考えるべきだ」と意見するが・・・。

チャールズに降りかかる大スキャンダル

そんな中チャールズの元にデイリー・ミラーが”カミラとのセクシャルな電話内容をスクープするとの連絡が入る。チャールズは、「私的会話の盗聴は法的に問題はないのか」と言うが、意図的ではなく偶然に傍受したものである以上、反証はむずかしいと秘書官のエイラード。

【盗聴】
3年前、アマチュア無線家が偶然にもチャールズとカミラの電話を盗聴、テープに録音したものをデイリー・ミラーに持ち込んだ。テープを聞いた社長は、そのあまりにもセンセーショナルな会話内容に、「公表は危険過ぎる。王室の結婚を破綻させる可能性がある。テープを買い取り保管、世に出すチャンスを待とう」と決断。今回、チャールズとダイアナの正式別居したタイミングで掲載を決断したと言う。
デイリー・ミラーのスクープ記事

デイリー・ミラーのスクープは一大センセーションとなった。
その記事をダイアナ、エリザベス、フィリップ、マーガレット、アン、メージャー首相、カミラの夫アンドリュー・パーカー・ボウルズも読み、TVでは、「会話はひどく下品であり皇太子にはダメージが大きい。次期国王にふさわしい品格を備えているか疑問、度重なる王室スキャンダルに君主制が揺らいでいる」と報道した。

ショックで体調を崩したチャールズは、見舞いにやって来たアン王女に、「暗殺同然だ。完全に人格を破壊された。努力がすべて台無しだ」と言うが、「兄さんの苦しみの大半は自業自得だけどこれは酷い。確かに会話の内容に私も吐き気がしたけど、意外な感情も残った。まるでティーンエイジャーのようなふたりがピュアに愛し合ってて感動した」とアン。

フィリップの怒り

だが父フィリップは怒り心頭で、「王室の信用は一気に地に落ちた。お前にはいくつかの称号があるが、特に不相応なのは”ウェールズ王立連隊名誉連隊長”だ。彼らのモットーはなんだ?」と問う。「【不名誉より死を】」と言うチャールズにフリップは、「その意味を今一度顧みるべきだ」と言うとチャールズを退出させてしまう。

動き出したチャールズ

(もう自分で自分の未来を守るしかない)と決断したチャールズは側近を集めると、事態を変える方法はないかと意見を募る。秘書官エイラードは、「世論調査でも王室のマンネリは明白。重要なのは国民に明るい未来を信じさせること。王室の未来は殿下だ。でも問題は国民が本当の殿下を分かっていないと言うこと。テレビの公開番組出演してはどうでしょうか」と言うと、インタビュアーに”ジョナサン・デインブルビー”を推薦する。

ジョナサン・デインブルビーのインタビュー

チャールズはデインブルビーのインタビューに応じ、君主制を発展させるためには王室が時代に適応するべき国王になった暁には英国国教会の最高権威だけでなく、信仰全般、ユダヤ、カトリック、シーク、イスラム、ヒンズー教などの擁護者でありたいと発言。
またカミラ夫人と不倫がダイアナ妃との婚姻を破綻させたのではないかと問われ、カミラとは友情関係であると強調、ダイアナとはある時点で結婚は維持できないと気づいた。ふたりとも努力し義務を果たそうとしたが打つ手がなかったとし、「古い友情が再燃したことは否定しない」とカミラと恋愛関係にあると言うと、「過ちを犯しても学び成長し変化の必要を求めビジョンを持てる者か、それとも同じ過ちを繰り返し現状維持して変化を拒み続けるものか」どんな指導者を求めるのかと国民に問うた。

インタビューの翌日、公務にやって来たチャールズを国民は歓迎するが、チャールズが際どい質問にも真摯に答えたことを評価する一方、判断を誤ったのではないかとの世論も。

ダイアナは沈黙を守り、毎夏恒例公務”サーペンタイン・ギャラリー”のパーティーに大胆な黒のドレスに真っ赤なマニキュア姿で現れ出席者たちを魅了。不倫を認めたチャールズへの”リベンジ(復讐のための)ドレス”ではと報道された。

その裏でカミラは取材陣に囲まれながら自宅を出た

エリザベスとメージャー首相

昨夜のインタビューについてメージャー首相は、「インタビューの反応は二分されているが、皇太子の信仰全般の擁護者でありたいと言うご発言には高い支持が集まっている。それはこれまで王室が伝統的に手が届かなかった層にも確実に届いた」と評価するが、エリザベスは、「王室支持者を増やす必要などない。君主自体が国家統一の象徴。王室は4つの国とイギリス連邦を束ねている。チャールズが不満なのは国王が動かざる者として機能すること。あの子は活動的だけど下手に動いたら失敗することも増える」と辛辣だ。

王室の中のチャールズのポジション

アン王女

チャールズが本を出版すると知り、フリップ、エリザベスから探りを入れるよう言われたアンはハイグローブを訪ねると、「王室内にライバルは要らない。女王のために結束するだけ」と釘を刺すが、「最終目的はみんな同じだ」とチャールズ。

アンは、「兄さんは弱い人だと思っていたけど誤解だった。兄さんは変わり者だけど皆が思うほど弱くない。今日の兄さんは強かった。自信に満ちた大人だった。国王の資格があるだけでなく既に力を発揮してる。チャールズは良きアドバイザーを据え、現代的で進歩的な課題に挑んでる」と報告する。

プリンス・トラスト設立

チャールズは若者に技術、自信を与え夢や野心を持たせるために”プリンス・トラスト”を設立。「見過ごされ拒まれた人々に手を差し伸べたい。平等にチャンスを与えたい」と演説、惜しみない拍手が送られる。

”プリンス・トラスト”は100万人の若者を支援、夢を実現させ、14億ポンドの価値を社会に還元している

感想

ダイアナ妃のリベンジドレスの話しは有名、と言うかほとんどの人がこの写真をどこかで見たことがあるはず。
後々このドレスと赤いマニュキュアがカミラとの不倫を認めたチャールズへの静かなる抵抗=リベンジだったとの記事を読み、(へぇ)って感じでしたけど。
今回、ダイアナ役のエリザベス・デビッキがリベンジドレスを再現して着こなしているのだけど、もうそっくり。

邦題は「前途」になってますが、「The way ahead=今後の道」ってエピソードタイトルですね。
最後はチャールズ皇太子はこんなに素晴らしいんだよ~的な宣伝になっているのがなんで?って感じでしたけど。

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