ブレイキング・バッド4 #5 ハンクの推理(相関図あり)

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海外ドラマブレイキング・バッド

ガスの手のひらで転がされるウォルターとジェシー

 

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#5 ハンクに推理  Shotgun あらすじ

行方不明になったジェシーを必死で探すウォルター。一方ジェシーはマイクとロングドライブをするハメに。

 

相関図

まとめ

ジェシーを探す

ジェシーの行方がわからなくなった。
ウォルターは猛スピードでクルマを運転しながらソウルに電話し、24時間経っても私から連絡がなければ、すべての金をスカイラーに渡してくれと頼むと、自宅の留守番電話に、「スカイラー、愛している」とメッセージを残し、”ロス・ポジョス・エルマノス”チキン店へ。
ウォルターは上着のポケットに銃を忍ばせると店員に、「グスタボ・フリングを呼んでくれ。ウォルター・ホワイトが来たと伝えろ、それで通じる」と言うが、「フリングは不在です」と店員。しかしウォルターは、「カレのクルマが停まっている。いるはずだ」と一歩も引かない。

店内に複数の監視カメラがあり、店の客さえ刺客に見えてナーバスになるウォルター。
・・・そこへマイクから電話が入る。
マイクは、「ジェシーと一緒にいる」と言うと、電話を代わる。
いつもと変わらず落ち着いた様子で電話に出ると、「マイクとドライブしてる」とジェシー。
状況が飲み込めないウォルターにマイクは、「ジェシーはオレが借りる。あんたはラボに戻って仕事しろ」と電話を切る。
納得できないウォルターは店員の制止を振り切りガスの事務所へ乗り込むが、そこにガスはいなかった。

 

ジェシー

ロングドライブ

ただクルマを走らせるだけのマイク。
ジェシーはマイクに殺されるのではないかとカギの束を握りしめるが、マイクがクルマを停めたのは砂漠の真ん中だった。
マイクは突然トランクからショベルを持ち出すと土を堀り、そこから袋を取り出す。袋に中には札束が。

札束を回収すると、「クルマに乗れ。こんな調子であと6箇所回らなければならないんだ。日没までに片付けたい」とマイク。ジェシーは仕方なくそれに従うが、カネを回収してまわるマイクを見ているうちに、”見張り”が自分の仕事だと理解し、行動しはじめる。

しかしマイクは、「見張りは不要だ」と仕事をさせず、タバコ、音楽も禁止する。
そしてとうとうジェシーは、ただ助手席に座ってるだけの状況にガマンできず、「説明しろよ」と騒ぎ出す。
するとマイクはクルマを停め、「お前は護衛じゃない。その能力もないしオレはお前を認めていない。コレはオレの意思じゃなく命令だ。命令に従ってるだけだ。黙って従え!」と言う。

襲撃

6箇所目、最後の集金場所へと着いた。
マイクが集金に向かった後、ジェシーがクルマで待っていると、ショットガンを持った男がクルマに近づいてくるのが見えた。
焦ったジェシーは身を屈め、クルマにキーがささったままなのを確認すると、急発進バックでショットガンの男を跳ねると、道を塞いでいたクルマに体当たりし、全速力で逃げた。

程なくしてジェシーはマイクを迎えに行く。
「ショットガンを持った男が近づいて来たんだ。クルマで道を塞がれ、カネを狙ってきたからバックで突っ込んだ・・仕方なかった。ヤバかったよ」とイッキに話すと大きなため息をつく。
マイクはジェシーにタバコを吸うことをOKしてやる。

 

ウォルター

売買契約

一方、ひとりラボでメスを作るウォルターは、その重労働に疲労困憊だ。

その合間急いで帰宅し、洗車場売買契約を成立させた。
「緊張してる。不安だし上手くいくか・・」と不安を口にするスカイラーに、「大丈夫だ、うまくいく」とウォルター。
その言葉に励まされたスカイラーは、「やり抜くためにも約束して。隠し事はなしよ。同じ間違いをしないで。正直でいて」と言う。

祝杯をあげようとキッチンに入ったスカイラーはウォルターの留守番電話のメッセージに気づく。
「スカイラー、愛してる」を聞いたスカイラー・・・ふたりは盛り上がり久しぶりにセックスを楽しむ。
そこへジュニアが帰宅、ふたりは慌てるが、「家に戻って来ない?」とウォルターに打診する。
その時、アラームが鳴った。「仕事に戻る」とウォルター。

疲労困憊

ウォルターはフォークリフトを使って一斗缶を運ぶが、上手くできずに難儀し、苛立ちのあまり監視カメラに向かって、「これは2人でする仕事だ。一人でムリだ。パートナーが戻るまで何もしない!今日は終わりだ!」と啖呵を切ると仕事を辞めてしまう。

程なくしてラボに誰かがやって来た。
やってきたのはガスの部下タイラス。
「この仕事はひとりではムリだ。ジェシーがいる。フォークリフトはジェシーの担当だ」と抗議するウォルターをよそにタイラスはフォークリフトを巧みに操り、手伝いはじめる。

 

ガスの手のうち

翌朝

ウォルターがラボへ行くと、ジェシーが既に仕事をはじめていた。
「昨日はどこで何をしていたんだ?」と聞くウォルターに、「回収の手伝いをしてた。オレが護衛したんだ。二人組の男に襲われたけどオレがカネを守り、役目を果たしたんだ。午後またマイクと出かけるから、急いで仕事をする。護衛の仕事も増えた」となにやらご機嫌のジェシー

筋書き

ロス・ポジョス・エルマノスの駐車場にいるマイク。
そこへガスがゴミ出しを装いやってきた。
マイクは、「だいたい筋書きどおりにことが運んだ。ガキに手柄をやった」と報告。

ガスは完全に腐っていたジェシーに、”マイクの護衛”と言う新しい任務を任せることで、やる気を引き出したのだ。すべてはガスの手の内

 

ハンク

ゲイル殺害事件のその後

ロバーツ刑事が新たな資料を持ってやって来た。
「ハイゼンベルクは既に逮捕済だ」と言うロバーツに、「逮捕した男はニセモノで、ゲイルがハイゼンベルクだろう。力になりたいが、ブルーメスの関係者は2人しかしらない。ブランドン・メヒュー。通称バッジャーとジェシー・ピンクマンだ」とハンク。
ハンクはロバーツから犯人の似顔絵を見せられるが、ハンクの知っている顔ではなかった。
ロバーツは、情報があればまた報告すると言うが、ハンクは、「ハイゼンベルクはもう死んだ。オレも幕引きしようと思う」と引退の意向を示す。

プライド

ハンク宅で食事をするウォルターたち。
スカイラーは洗車場を経営するとハンクたちに報告するが、ウォルターは黙ったまま、いつもより早いペースでお酒を呑み続ける。

ハンクの捜査に興味津々のジュニアは、ゲイルの殺人事件のその後について聞くが、「オレは手を引いた。だがゲイルは天才だった。その頭脳を良いことに使っていれば人類を救うようなことをしていたかも知れないのに」とハンク。
しかしウォルターは、「悪いが私に言わせればヤツは天才なんかじゃない。あのノートには推論も結論もなかった。ただのコピーだ。あんたが追ってた天才は、おそらくまだ生きてるよ」と酔い任せて口走ってしまう。

ハンクが注目したもの

(ハイゼンベルクはまだ生きてる)と言うウォルターの言葉で、意欲を取り戻したハンクは、ロバーツ刑事が新たに届けた資料に目を通す。
そこでハンクは、ベジタリアンのゲイルの部屋にあった”ロス・ポジョス・エルマノス”の紙袋に注目する。

 

感想

思いもかけない方法でジェシーのやる気を取り戻させたガスは、侮れません
結局、ウォルターもジェシーも、ガスの手のうちに転がされていると言うことですよね。
そして、ゲイルを天才と言われ、ムカついたウォルターの不用意な一言で、ハンクの捜査官の魂に火をつけることに。アホよね、ウォルターは必要以上の自尊心を持ってるわ~

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