ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ 2 #6 正しき右手

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そんなエピソードってありますね

 

#6 正しき右手 Righteous Right Hand あらすじ

ERに交通事故でケガをした女性たちが搬送されてきた。彼女たちは皆、同じ教会のメンバーだったが、多くのメンバーに、ケガ以外に病気があることがわかるー。
ヘレンはマックスを助けたいと言うが、それを素直に受け入れられないマックス。

 

まとめ

午前5時代のER

深夜になりカンデラリオと勤務を交代したが、「こんな夜は珍しい」と言うほど患者搬送もなく、時間を持て余すブルーム。

午前5時代ー、その静寂を破るように、バンの単独事故が発生、バンに乗っていた女性たちが次々と搬送されて来た(計8人)。

ケイ・ヘイリー

彼らは皆、同じ教会のメンバーで、クルマを運転していたケイ・ヘイリーは、顔面をケガしていたが、命に別状なく、仲間を気遣うように、「みんな保険に入っていてどんな治療も受けられる」と言う。

 

カプールとシャープ

ミス・ヴァーディーン

ケガが軽症だったが、ヘソの横に結節が見つかる。
ブルームはヘレン・シャープに高診を頼む。

ヘレンは、「リンパ節感染を起こしてます。糖尿病で感染が悪化してるから少し厄介です」と言うが、1番近い病院まで自宅から1時間以上かかると言うヴァーディーンは健診を受けたこともなく、糖尿病だと言うことも知らなかった。
その会話中、ヴァーディーンは欠神発作を起こす。

アルフリーダ

ブルームはアルフリーダの足に神経症状を見つけ、カプールに高診を頼む。
カプールは、「症状はずっとあるけど、高齢者用の保険に入れるまでガマンする」と言うアルフリーダを説得し、検査を勧めカプール。

カプールとシャープは互いの患者を交換して、再度診察することに。

姉妹の関係

ヴァーディーンの欠神発作は糖尿病が原因だった。
カプールは糖尿病の治療が必要だが、発作が起きる可能性があるから運転は控えるようにと言うと、「片道1時間以上かかる病院にどうやって通えと言うの?」とヴァーディーン。

一方アルフリーダは腎不全で腎移植が必要な容態だった。
シャープから、「ご家族はいますか?」と聞かれ、「家族は来てない」とアルフリーダが答えた瞬間、仕切りカーテンが開かれた。
「私はこの人の妹よ」とヴァーディーン。
ふたりは姉妹だったのだ。
「腎臓をあげようと思ったけど、姉に頼まれなきゃイヤよ」とヴァーディーン。
アルフリーダは、「あんたの助けはいらない」と言ってしまい険悪なムードに・・・。

カプールとシャープ

カプールは、「姉が頼めばいい。ヴァーディーンに敬意を払え」と言い、シャープは、「妹が素直にあげればいいこと」と姉妹が見ている前で、言い合いのケンカをするふたり。

しかしそれはカプールとシャープの演技だった(らしい)。

結局ヴァーディーンは姉アルフリーダに腎臓をあげることに。

 

レイノルズ

タマラ・ロビンソン(32)

呼吸状態が悪く重症で搬送されてきたタマラが心停止を起こした。
ブルームは、胸部腫瘤の影響で心タンポナーデを起こしていることに気づき、レイノルズに高診を頼む。

緊急でオペが必要と判断したレイノルズ。
レイノルズが手術室へ入ると、麻酔がかかっているハズのタマラが賛美歌を歌っていた。
その歌声が素晴らしい。
デュークは、「母が良く歌ってくれた歌だ」と懐かしむ。

タマラの腫瘤は心臓壁まで浸潤していた。
レイノルズは、心臓を一度摘出して、腫瘍を完全に切除し戻す方法を選択するが、それはかなり時間的に厳しいオペだった。
レイノルズはスタッフに、「これは普段のオペとは違うが、我々にはスキルがある。患者を救おう」と一致団結を呼びかけ、心臓を摘出する。

最後はデュークも手伝い、なんとかギリギリでオペを終わらせたレイノルズ。
心拍は再開したが、脳波がフラットのままだった。

レイノルズはタマラの意識を呼び起こそうと、タマラが歌っていた賛美歌を歌う。
タマラの意識は戻った。

 

シャンテ

ブルームはフロムの高診を頼む。
妊娠していることを告げられたシャンテは、「妊娠してることに何か問題があるの?」と言う。
レイプされたのでは?と心配するフロムだったがシャンテは、「計画してないけどセックスは同意した。セックスは大好き。私が望んだことだけど、コンドーム忘れたの。中絶したい。赤ちゃんは欲しくない」と言う。

神の手

疑惑

マックスは、バンの交通事故患者たちが皆、ケガは軽症なのに、それ以外の疾患があることに気づく。

タマラの容体を報告するマックスにケイは、「どんな治療も可能な保険に入っている。1番いい治療を受けさせてあげられる」と言う。

マックスがブルームに意見を求めると、ブルームも同じことを推測していた。
マックスは、「神じゃない誰かが介在してる」と言う。

神の手

マックスはケイ・ヘイリーがこの事故を画策したことに気づいたと匂わし、それをした理由を尋ねる。
「これまで治療を受けられずに多くの仲間を失った。どうやれば祈りは届くのかと思ってきたが、レンタカーをした時に、傷害保険に7ドル50セントを付けるだけで特約が付くと知った。あとは1回だけ怖いことをすれば祈りが叶えられるー。神の右手を待つだけではダメ。自らが右手になれと」とケイ。

 

ケイとシャンテ

中絶に反対するケイ

フロムからシャンテの妊娠を聞いたケイは、「叔母さんがついてる。大丈夫よ」と出産する方向で話しを進め出すが、「シャンテの気持ちは明確です。シャンテに聞きましょう」とフロム。
シャンテは、「中絶したい」と言うがケイは、「私はこの子の法定後見人で、この子の判断は私に任されている」と中絶に反対する。

シャンテの気持ち

フロムとブルームはシャンテの気持ちをもう一度聞くが、シャンテは、「ケイ叔母さんを怒らせたくない。でも中絶したい」と意思表示した。
フロムは、「望みどおり中絶をすれば、ケイとの関係が変わるかも知れない」と言う。
するとシャンテは、「一緒に暮らせなくなる?叔母さんと一緒にいたい」と言う。

裁判所はシャンテに選択する権利を認めたが、シャンテはケイとの関係が怖くて決めかねていた。
「叔母さん、まだ私を愛してる?」と聞くシャンテに、「もちろんよ。でもあなたは神の祝福を拒んだ」とケイ。
しかしシャンテは、「ちがうよ、神様と共にいる。赤ちゃんは要らないと祈ったら、事故に遭ったの」と言うのだった。

ケイはシャンテの意思を尊重することに。

 

警察の介入

「事故のことで運転手と話したい」刑事ふたりがやってきて、ケイ・ヘンリーから事情聴取したいと言う。

マックスは、警察が来たことを伝え、「故意の衝突だとバレたら大変なことになる」と言うが、ケイは、「真実を話すしかない。だけどみんなは悪くない。何も知らない」と言うが、「たとえそうでも故意の事故なら保険は無効になる」とマックス。
「神の意思代行をしてるつもりだった。でも私が間違ってたのかも。今こそ正しいことをする時です」とケイ。

ケイが警察署に連行された。

しかし程なくしてケイはパトカーの中で発作が起きたと言ってERに運び込まれた。
マックスは、「彼女は不安定型糖尿病だ。事故も突然発作が起きた可能性がある」と説明した。

 

マックスとヘレン

ヘレンはひとりでルナを育てているマックスに、「手伝わせて。ルナの面倒をみる」と言うが、「ありがたいけど頼めない。ボクたちはなんとかやってるから。もしもキミの助けが必要な時はボクから頼む」と言い、ヘレンの助けを拒否する。

しかしマックスは、「ボクは人の好意を素直に受け入れるべきだね。イヤなヤツになるのもやめる」と少し心を開く。
ヘレンは、「あなたが驚くようなプレゼントをする」と言う。

マックス宅にやってきたのは掃除サービスだった。
しかしマックスはそれを断る。

実はマックスはジョージアの出血のあとを掃除せずにいたのだ。
ヘレンからの電話がかかるが・・・マックスは電話に出ない。

 

フロム

恋人の許可を得ないまま養子縁組の話しをすすめる。

 

 

感想

マックスのヘレン拒否も、ここまで来るとちょっと過剰反応な気もしないではないけど・・・
ジョージアに対してもマックスは(悪かった、すまなかった)って気持ちがベースにあるから、どうしても自分に厳しくなってしまうんだろうな。
だけどね、子どもはたくさんのオトナで育てるべきものだと思う。
マックスに心の傷が癒えるのは、しばらく時間が必要だろうけど、マックスを大切に思う愛する人たちの気持ちを素直に受けられる時が早く来ることを願わずにはいられないなー。
人はひとりじゃ生きていけないんだもんね。

 

 

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