SUITS シーズン8(全16話)#15, #16(最終話)

SUITS / スーツ
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#15 当て馬 Stalking Horse あらすじ、まとめ、感想

トーマスとドナ、そしてハーヴィ

ドナから、トーマス・ケラーと順調な交際をしていると聞かされたハーヴィは、心からドナの幸せを祈っていると言う。

大口クライアントのサイモンから呼び出されたハーヴィは、トーマス・ケスラー家具との契約が欲しいと相談される。
最近までサイモンは、レストレーション社との契約を進めていたことを知っているハーヴィは、確認するが、「その話しは破談になった」とサイモン。
サイモンは、かなり良い条件を提示したため、トーマス・ケスラーの顧問であるアレックスに、この話しを通すハーヴィ。
トーマスは、ある企業と契約寸前だと言うが、サイモンの好条件を見たアレックスは、トーマスに話しをすることに。

夜、サイモン、ハーヴィ、そしてトーマス、アレックスが会い、サイモンとトーマスは握手し、形上契約を結んだ。
翌朝、ハーヴィがサイモンに契約書を持って行くと、サイモンはサインしないと言い出す。
実は、サイモンは本命のレストレーション社との契約を取るために、トーマス・ケスラー家具を当て馬にしたのだった。

怒ったハーヴィは、守秘義務を破ってアレックスに伝え、元々契約を進めていた会社と連絡を取り、好条件でトーマスに提示するよう頼み、自分はレストレーション社がサイモンと契約しないよう裏から手を回すと言う。

ドナは、このことを知ってしまうが、ハーヴィは、俺を信じて待っててくれ。何もしないでと言う。
しかしドナはトーマスに話してしまう。
翌朝、トーマスはアレックスに会いに来て、元の交渉相手と組むが、条件は最初ので良いと怒りを見せながら言う。

ハーヴィは、ドナが話したことで、クライアントのサイモンに守秘義務を破ったことがバレただけじゃなく、大口クライアントを失ってしまった。

ドナは大切な人が騙されるのを見ていられなかった。これまでずっと事務所を優先してきた。悪いことをしたとは思っていないと言うが、ハーヴィは、「俺が必死にトーマスを守ろうとしたのは、キミの大切な人だからだ。でなきゃ守秘義務を守っていた。待てと頼んだのに。俺を信じなかった」と怒り、哀しげな表情をする。
「私がこの世で1番信じているのはあなたよ」ドナは言うが、首を振るハーヴィ・・・

そこへやってきたのは、事務所の創設時の代表者ダニエル。
ダニエルは、この件を嗅ぎつけ、無償でサイモンの弁護士になったと言い、守秘義務を破ったハーヴィを訴えると言い、「報いを受けろ」と言い残して去って行った。

 

ルイスを助けるサマンサ

以前、路上強盗に遭ったルイス
その犯人が捕まったと警察から連絡が入る。
面通しをしたルイスは、その時の恐怖が蘇るが、刑事からは、投獄するために法廷で証言して欲しいと言われてしまう。

「ヤツを見たら悪夢が蘇った。もう証言はしたくない」。
ルイスはサマンサに相談するが、サマンサは、協力するから証言して犯人を刑務所にぶち込むべきだと励ます。
勇気を出したルイスは、証言台でその時の恐怖を話すが、結局、違法捜査と言うことで犯人は釈放されてしまう。

犯人を投獄できなかったため、ルイスの恐怖と苦しみは、より深くなった。
それが理解できるサマンサは、まだやることはあると言うが、ルイスは逃げ腰。
しかし、犯人が自宅に侵入する悪夢を見たルイスは、シーラと子どもを守るために戦うとサマンサに言う。

サマンサは、すべてを任して欲しいと、違法な方法を使おうとするが、ロバートはサマンサを心配し、「あのときみたいなことはするな。別の方法を使うんだ」と注意する。

サマンサはルイスと一緒に、犯人のモーリスを呼び出し、妻子の住宅支援を打ち切るよう住宅局に電話すると脅す。
モーリスは強気の態度で、ルイスを脅すが、ルイスは一歩も引かず、モーリスも警察に出頭させた。

ルイスは、恐怖を克服できた。
しかしロバートは、サマンサの手法はいつか自分自身の首を絞めることになると警告するのだった。

 

サヨナラ、カトリーナ

カトリーナは、専属アソシエイトになってくれたブライアンに、ある案件をを任し、ブライアンのクライアントにして良いと言う。
ブライアンは、初の専属案件に張り切り、カトリーナも協力する。
ふたりは、信頼感で結ばれ、結果勝利する。

しかし翌日、ブライアンは事務所を辞めると言う。
カトリーナは驚くが、ブライアンはカトリーナに惹かれていることを認め、家族を守るために退職すると言う。
カトリーナも最後は「決断に従う」と言い、ブライアンは「さよなら、カトリーナ」と言って部屋を出て行った。

カトリーナから話を聞いたルイスは、ブライアンの退職の申し出に、クライアントを連れて行けと言い、家族を守るための決断に、キミを誇りに思うと言う。

 

ハーヴィにとって、ドナから信頼されないと言うことがどれだけの痛手か・・・。
ドナの気持ちも当然わかるけど、この結果はツラい。
ましてや、あのダニエルがまたまたの参戦。
ラスト1話なのになー

カトリーナとブライアンは、話し合ってふたりで上を目指していこうと決めたけど、やっぱりダメだったんですね
残念だな、名コンビだったのに。
今シーズン、カトリーナもシニアパートナーに昇格し、出演も多くなっただけに、ブライアンはいなくなるのは、淋しいなぁ。

ルイスの強盗事件が一応の解決をみて良かったけど、ロバートが何度も、サマンサを心配していたのが気になります
これは、何か過去の行動でサマンサが窮地に立たされるってことですよね。

シーズン8は、サマンサの加入で締まった内容になったところはありますね。

 


 

#16 最愛の人 Harvey (最終話)あらすじ、まとめ、感想

事務所 vs ダニエル・ハードマン

大口クライアントであるサイモンの弁護士ダニエル・ハードマンから守秘義務違反で訴えを起こされたハーヴィ。

この件の概要

サイモンの会社は、モールのテナント契約をトーマス・ケスラーの会社と結んだが、それはレストレーション社と優位な契約を結ぶためにトーマスの会社を当て馬に利用していると気づたハーヴィ。
ハーヴィは裏工作し、顧客のサイモンではなく、トーマスを助けようとする。
トーマスにこのことを伝えることは守秘義務違反。
しかし、この事実をハーヴィから聞き出したドナは、恋人のトーマスに話してしまい、トーマスが違う会社と契約すると発表。
このことから、ハーヴィがトーマスに情報を漏らした守秘義務違反で訴えられることになった。

ルイスは、ドナがハーヴィを信じて待てなかったのか。情報を漏らしたのか分からないと言う。

ハーヴィとルイスは、サイモンが飛びつくような和解案を提示するが、ハードマンから和解が目的でなく、守秘義務を破ったハーヴィの資格剥奪が目的だと言う。
ハーヴィは、サイモンの過去の不正を告発すると脅すが、ダニエルは既にその件には手を打っていた。
そして、訴えを取り下げて欲しいなら、ダニエルの名前を事務所に戻し、ハーヴィは辞任しろと要求する。

ロバートの行動

ダニエルと懇意であるロバートは、友人としての話しだとし、和解を求めるが、ダニエルは、名誉を傷つけられ、追放されたとハーヴィと事務所に対する深い恨みを口にする。
「ならば他の事務所の代表を狙え」とロバート。
自分がいたランド・カルドーの事務所を説得すると言う。
ダニエルは、それなら和解するが、それ以外ならハーヴィを潰すと言う。

しかしカルドーは、ロバートの好条件も拒否。
ロバートが辞任し引退するならハードマンを代表にしても良いがと言い放つ。

 

引かないダニエル・ハードマン

ふたりはサイモンの会社の取締役会長と会い、和解条件を見せてサイモンを説得を頼んだ。
結局、取締役会議で和解条件が承諾され、サイモンは解任されてしまう。

一件落着に見えたが、ハードマンは倫理審査会を求め、明日ハーヴィ、アレックス、トーマス、ドナは召喚されることに。
追い詰められたハーヴィ。

 

互いの気持ち

ドナはすべて自分が壊した。ナゼ、トーマスにバラしたのか自分でもわからないと思い悩む。
アレックスは、それはハーヴィを愛していたからだろうと言う。

サマンサは追い詰められたハーヴィに、ドナに話したことは厳密には守秘義務にはならないと言うが、ハーヴィはドナを見捨てられないと言う。

トーマスはドナに会いに行き、ハーヴィとの関係について聞く。
実はハーヴィから審査会で、情報を漏らしたのはドナではなく、俺だと言って欲しい。彼女を守りたいと言われたと言う
それを聞いたドナは、「なぜ彼がそう言ったかはわからない。けれど私は彼から離れない。離れられない」と言う。

 

ロバートの罪

ロバートは、サマンサが強盗に襲われた8年前、強盗犯は裁判で不起訴となり、怒りと恐怖に震えるサマンサのために、不当な手段を使って強盗犯を投獄した。
しかし、その犯人は刑務所で殺されてしまった。
ロバートは、この件をサマンサに隠しつつ、罪の意識を持っていた。

この罪についてアレックスに悩みを打ち明けたロバート。
アレックスは、別の形で償うしかないとアドバイスする。

 

倫理審査会

ダニエル優位で進む中、トーマスに情報をもらしたのは私だとロバートが発言。
ロバートの資格剥奪で、この一件は決着する。

 

新たな関係

サマンサはロバートが相談なく、この決着を決めたことを怒り、悲しむが、ロバートは自分の罪に対する償いだと言う。
そして、もうひとり立ちできている。この事務所でやれる。大丈夫だと心細いと言うサマンサを励ました。
ふたりはハグをする。

ハーヴィはロバートに理由を聞くが、「キミには無関係の罪をこの形で償ったんだ」とアレックス。
ロバートは悔いはないと言う。
ハーヴィは、ハンバーガーを食べに行こうとロバートを誘うが、妻の元へ帰ると言い、アレックスも同じく妻の元へ帰って行った。

ひとり残されたハーヴィはサマンサの部屋を訪ねる。
ロバートを失うことになったサマンサに、ジェシカを失った時の話をするハーヴィ。
サマンサは、彼だけがありのままの私を見てくれた。愛してくれた。そんな人は他にいない。勝利も敗北も1番に報告したい人がそばにいないー。
それを聞いたハーヴィは、タクシーを飛ばしドナの家へ行く。
ドナはハーヴィを部屋に招き、ふたりは愛を確かめ合うのだった。

シーズン8の最終話です。
ドナの今回の恋愛(トーマス)は、本気なんだなと思ったら、ここに来てハーヴィーと
個人的には、そうなるならもう少し早く~と言いたいところですが、収まるところに収まって良かったのかも知れません。
とにかく、もうハーヴィーとドナの争いは見たくないかな?

ロバートが事務所からいなくなり、不安なサマンサだけど、ハーヴィ、アレックス、そしてドナとも良い関係を作れてきたから、大丈夫ですね。
ウワサじゃ、シーズン9で終わりとか。

また次のシーズンを待つことにします。
しかし法律関係のドラマは用語がむずかしいのよね~

 

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