SUITS シーズン8(全16話)#3, #4

SUITS / スーツ
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#3 約束、約束 Promises, Promises  あらすじ、まとめ、感想

ハーヴィーは清掃スタッフのアナから相談を受ける。
スターボード航空を顧客にしようするアレックスは、サマンサがデルタ航空に近づいていることを知る。
シニアパートナーを目指すカトリーナだったが、ストレスと激務から持病の偏頭痛に悩む。

ロバートはサマンサに、ハーヴィはアレックスに、そしてルイスはカトリーナに、それぞれが昇進のさせると口約束している。

 

ハーヴィー

清掃員のアナが泣いているところを目撃したハーヴィは、優しい言葉をかけハンカチを貸してやる。
翌日、アナはハーヴィにお願いがあるとやってきて、母親の手術代を払うために会社から残業代を支払ってもらいたいから交渉して欲しいと言われる。
しかし、アナの雇用主は、スペクター・リットが事務所を賃貸契約をしているフォックスの会社だった。

ドナから関わるべきじゃないと忠告されたハーヴィだが、アナに断れず、フォックスの話をつけにいくが、全面対決になってしまう。
そのせいでフォックスの嫌がらせ(エレベーターを止めたり、トイレを故障させたり)が始まり、アナは仕事を解雇され、再就職も嫌がらせを受けていると言う。
しかし、ハーヴィはロバートとルイス、ドナから手を引くよう忠告される。

ハーヴィはマイクがいた「無料相談所」へ行くが、多忙な相談所を見て、アナの件を頼めなくなってしまう。
ドナは、マイクの相談しては?と言う。
ハーヴィは(マイクならどうするか?)を考えて契約書を作り、ドナにフォックスと契約してきて欲しいと頼む。
フォックスは、提案を了承。
アナは解雇はなくなり、残業代も皆に支払われることになった。

 

カトリーナとブライアン

ルイスはロバートにカトリーナはシニアパートナーになる能力があることを証明するから、昇進させて欲しいと交渉。
カトリーナの管理能力を見せるためにブライアンを管理しろと指示する。
しかし、カトリーナは最近のストレスとオーバーワークで持病の偏頭痛に苦しんでいた。

カトリーナはブライアンを顧客ビグローの担当にする。
数時間後のビグローとの大切な会議に、連絡もなく姿を現さないカトリーナ。
ブライアンは準備不足のままビグローと会い、彼の怒りを買ってしまう。

ブライアンはカトリーナから、偏頭痛がひどいがシニアパートナーになりたいからルイスにはバレたくないと聞かされ、ルイスからビグローの件の失態をこっぴどく怒られるが、カトリーナのことは言わず、自分の責任だと謝罪した。

ブライアンはカトリーナを手伝うと声をかける。
カトリーナは、ルイスに言わなかったブライアンに感謝し、今度はブライアンの面子を取り戻すと言う。
ビグローの案件は裁判で勝利する。

カトリーナはすべてをルイスに話した。
ルイスは、その姿勢こそシニアパートナーにふさわしいと言うのだった。

 

アレックスとサマンサ

アレックスは、スターボード航空のギャヴィンの離婚後手続きをサポートし顧客契約を取ろうとする。
しかしライバル会社のデルタ航空とサマンサが契約をしようとしてると知り、手を引いて欲しいと頼む。

アレックスはスターボード航空との顧客契約を成立させたが、ギャヴィンからケイマン諸島での資金洗浄を頼まれてしまう。
違法行為をしたくないアレックスは、サマンサに知恵を貸して欲しいと頼む。

サマンサのヒントから、アレックスは裏工作し、スターボード航空の資産管理者の権限を手に入れ、資金を活用させることに成功した。

アレックスはサマンサに素直に感謝を伝えた。
サマンサは、私たちはライバルではない。あなたを出し抜こうとも思っていない。ロバートは私を次の代表にすると約束したから、私はすでにあなたより先を行ってるわと言うのだった。

イヤなオンナ代表だったカトリーナのほんとうが見えるエピソードでした。
イヤなオンナはサマンサですね。
自信家ですが、シニアパートナーには誰がなるんでしょう・・・?

 


 

 

#4 最大の利益  Revenue Per Square Foot あらすじ、まとめ、感想

ルイスはクライアントとロバートとの会食に向かう途中、強盗に襲われる。
一方、ハーヴィはアレックスと新規クライアントの獲得に乗り出すが

 

ハーヴィとアレックス

アレックスはハーヴィに、「サマンサが次のメインパートナーだと知っていたのか?」と問い詰める。
ハーヴィは、まだ何も決まっていない。時期を見て、ルイスとふたりでロバートにはアレックスのパートナーについては提案すると言うが、アレックスは、何時の事かわからない話を黙って待てないと怒る。

翌朝、ハーヴィは「ゼインに認められることこそ代表への近道だ」と大口顧客パクソン社との契約を取るためアレックスと向かう。
しかし、パクソン社は違法スレスレのやり方で企業買収しており、事務所の顧客であるクライトジェン社を買収したいと言う。

ハーヴィとアレックスは、彼らの情報からクライトジェン社が有望な会社だとわかり、クライトジェン社と契約するべきだとの結論になる。しかし問題は、契約予定の企業パクソン社から得た情報を利用すること。
ハーヴィは、パクソン社は違法行為を依頼してきたのだから警察に通報はできないからOKだろうと言う。

ふたりの動きを知ったゼインは、「不誠実な行為は事務所の評価になる。パクソン社と契約しろ」と命令した。
ハーヴィは、アレックスにゼインの命令は無視しろと言うのだった。

翌朝、アレックスを呼び出したゼインは、パクソン社と契約していないことを問い詰め、「代表に従え。正しい道を選ばないと昇進はない」と半ば脅されてしまう。

アレックスは、ハーヴィとゼインの板挟みで悩む。
それを見たドナは、「ふたりを同時に納得させれば良い。それぐらいのことができなきゃ、そもそもパートナーになる力がない」と励ます。
アレックスは考え、ふたりが納得する結果を出したのだった。

ドナ

プロボノ(無料弁護)を事務所として増やしたいと引き受けたドナだったが、プロボノがゼインの顧客と利益相反することがわかり、ゼインの怒りを買う。
ゼインは、COOの仕事は、事務所の利益が最大になるようにすることだ!と激怒する。

ゼインは、自分に相談なく勝手に行動するハーヴィとルイス、ドナ、アレックスにイラ立っていたのだ。

ドナは、厳しすぎると前の事務所と同じ結果になる。
部下を自由に動かすことも度量だと助言するのだった。

 

強盗に襲われたルイス

クライアントとロバート・ゼインとの3人の会食へ向かう途中、強盗に襲われたルイスは、身体に銃口を当てられ、財布とスマホを捕られる。

ルイスは、強盗に襲われた弱い男だと思われることがイヤで事実を言わず会食をすっぽかしてしまう。
ロバートは依頼人との約束を破ったルイスが許せず、罰を与えるためにルイスの案件(集団訴訟)をサマンサにさせることに。

サマンサに案件を取られたルイスは許せない。
ルイスはサマンサから案系を取り戻すため、棄却の審理を明日に変更する。
たった1日に準備など出来ないとサマンサはルイスに怒るが、ルイスは「俺が手伝えば明日間に合う」と共同案件にすることに成功する。

裁判前、ルイスの作戦を聞いたサマンサは、ルイスの賢さを認める。その時サマンサに他のクライアントから電話がかかり、裁判はルイスだけで行うことに。
優勢に裁判を進めていたルイスだったが、窮地に立たされた相手弁護士が攻撃的な身振り手振りと言葉で攻撃しだした途端、強盗に襲われた時と重なり、PTSDのを起こしてしまうルイス。

結局、裁判はルイス側の要求が何一つ通らない全面的敗訴になってしまった。
サマンサは勝てる案件で負けたルイスが信じられず、責める。
しかし、ルイスの様子はおかしく、責め立てサマンサに「キミは裁判に居なかった!出て行け!」と感情的に声を荒げるルイスに驚く。

サマンサはハーヴィの部屋を訪ね、「ルイスに何かあったと思う。今のルイスに必要なのは友だちだ」と言う。

ハーヴィはルイスを呑みに誘うが、妻を理由に断る。ハーヴィは、「何があったか話して欲しい」と言うと、
「強盗に襲われた、銃口を押しつけられた感触が今も残っていて混乱している。弱い男だと思われたくないからゼインには言わないで欲しい」と言う。
「ルイス、おまえは強い。ゼインには俺の口から伝えて良いか?」とハーヴィが言うとうなづくルイス。

事実を知ったゼインは、「強盗の件はルイスに全く非がない。恥じることではない。私たちは家族だ。何でも話して欲しい」と伝えた。
ルイスは、うなづきゼインに抱きつくのだった。

ルイス宅の玄関に立っていたのはサマンサだった。
サマンサも過去に同じ経験をしたと言い、「1番大切なことは殺されないこと」と護身術を教えると言う。
躊躇していたルイスだったが、人影や暗闇の恐怖から逃れるには護身術が良いと言われ、習うことに。

 

いつも思うけど、ルイスってアホ(笑)
強盗に襲われたことは誰にでも起こりえる悲劇で、彼が弱いからじゃない。
ゼインにすぐにでも伝えるべきだったと思うんだけどな

サマンサは、やり手の女性弁護士だけど、本当にイヤな女じゃないってところが端々に見える人物設定ですね

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