ウィッチャー 3 #8 混乱の代償 (シーズン最終話 / 相関図付)

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シーズン3の最終話です。

#8 混乱の代償 The Cost of Chaos あらすじ

イェネファーはシリを捜す。
ヴィルゲフォルツとの戦いで大怪我を追ったゲラルトはブロキロンの森で木の精から治療を受けるが・・。
一方、砂漠で行き倒れているシリは何者かによって連れ去られた

 

相関図

まとめ

ブロキロンの森

重傷のゲラルトは治る気配さえなかった。
食事を食べようともしないゲラルトを、「助ける価値があるか?」と問うミルヴァに、「それは我々が決める。お前やスコイア=テルを助けたのと同じだ」と女王エイスネ。

ゲラルトはそんな身体でも、ヤスキエルから行方不明のシリがニルフガードの馬車に乗っているのを目撃されたと聞くと、起き上がろうとする。
ミルヴァは、「回復しなきゃここを出ていけない。ちゃんと治療を受けるべきだ」とゲラルトを説得。
ゲラルトは治療師から”癒やしの水”で治療を受けるが、ミュータントのゲラルトには効果がなかった。

ミルヴァ=木の精の協力者。弓の名手。木の精たちに助けられた過去がある

ケガが完治していないにも関わらずブロキロンの森を出発しようとするゲラルトに、「今のあんたじゃ戦えない」とミルヴァ。しかしゲラルトは、「オレがここにいる間もシリには危険が迫ってる。キミは世界から逃げているがオレにもそれを強いるな」と頑なだ。

魔法使いたち

シリを捜して

イェネファーはシリを捜し歩き、魔法使いたちと共に”ヴォルペン城”へと向かう。

城にシリはいなかったが、行方不明のアレツザの生徒数名が魔術をかけられ無惨な姿で死んでいた。
そこへ、「ヴィルゲフォルツもシリもここにはいない」とフィリパ。
(フィリパもシリを捜してやって城へとやって来たのだ)
ティサイアは生徒たちにかけられた魔法を解くため、フィリパにも協力を頼み、解除する。

ティサイアの死

ティサイアはヴィルゲフォルツの企みに気づけず、アレツザを崩壊させ、多くの兵士たちを死に至らしめる戦争を起こしてしまったことを苦に自殺してしまう。

再会

ティサイアを失ったイェネファーはブロキロンの森へと向かう。
ケガが癒えないゲラルトを前に、「シリを見つけられずごめん」と謝るイェネファー。
しかし、「オレの責任だ。ヴィルゲフォルツに負けた。シリを守れなかった」とゲラルト。
「もう頼る人がいない」と泣くイェネファーに、「魔法協会にはキミが必要だ。オレはシリを捜す。ヴィルゲフォルツとエムヒルに報いを受けさせる」と言うと、イェネファーに治療を頼む。
イェネファーは魔法を唱え、ゲラルトは痛みに耐えた。

皇帝エムヒルとフリンギラ、フランチェスカ

直談判

エムヒル皇帝に謁見するためニルフガードのゴールデンタワーにやって来たフリンギラとフランチェスカ。

エムヒルは、「アレツザでの勝利はフリンギラの功績」と讃えるが、「エルフの犠牲があっての成功です。私をシントラの総督に任命してください。フランチェスカはエルフたちに故郷を与える」と直談判するフリンギラ。エムヒルはそれを承諾するが、「”スコイア=テル”は我々が指揮する。北での実践に役立つ」と言い出す。フランチェスカは、「彼ら私に使えている。あなたには従わない」と拒否するが、「ならば手を切れ。スコイア=テルが命を賭けて戦えば、残りのエルフは生きていける」とエムヒル。

策略と真実

フリンギラは式典の最中にシリを奪い去る計画を立てていた(エムヒルを出し抜く計画)
だが、「これ以上の犠牲を出したくない。エムヒルに従う」と言い出すフランチェスカ。
フリンギラは、「またエムヒルに仕えろと言うのか?私はエムヒルからも戦争からもこの天体からも離れたい。シリがいればそれが適えられる。故郷ドル・ブラサンナも手に入る」と説得するが、フランチェスカは、エムヒルに従い、スコイア=テルの死をもってエルフたちに安全な地を与えるべきだと言う。

ドル・ブラサンナとは】元々はエルフが住む領域だったが、人間たちが侵略、エルフは追われた

たまらずフリンギラは、「エムヒルはあなたの子どもを殺させて、私のせいにしようとした」とぶちまける。
「お前は白炎の仕業だと知ってたのか?エムヒルに我が子を殺された。夫も弟も、多くの同胞も失った。お前のウソのせいだ」と怒りに震えるフランチェスカに、「やったことは取り消せない。だからシリを奪い、エムヒルにあなたと同じ苦しみを与えたい」とフリンギラ。
だが真実を知ったフランチェスカは、「白炎にもあなたにも真の苦しみを教えてやる」と立ち去る。

レダニア

ウィジミル王の決断

ニルフガード軍の侵略は勢いを増し、既にエイダーン、ライリア、シダリスまでも陥落させていた。
ウィジミル王はアレツザから戻ってきたディクストラに、企て【魔法協会を粛清する計画】の失敗と弟ラドヴィッドが行方不明であることを責め立て、「私の信用は失われた。誰かが責任を取るべきだ」とフリッパを処罰するよう命じる

ディクストラとフィリパ

ラドヴィッドがレダニアに戻ってきた。
弟の帰還によろこぶウィジミル王にフィリパは、「クーデターは失敗ではありません。レダニアを救う策は考えてあります」と言いきる。

だがディクストラはウィジミル王からフィリパを処罰を命じられていた。
悩んだ末ディクストラは、「王が失態の責任を追求している。全責任をオレに被せるんだ」と短剣を差し出すが、「二人共生き残る策がある」とフィリパ。

新国王誕生

死んでいるウィジミル王が発見された。

ディクストラはすぐに犯人を追えと兵士に命じるが、フリッパは、「敵はレダニアに王がいないとつけ込んでくる」と言うと血に濡れた王冠を拾うと、「ラドヴィッド国王陛下万歳」と唱和するよう煽る。
頭に王冠を載せられ、ただ呆然と立ち尽くすラドヴィッド。

●フィリパと恋愛関係にある侍女エヴァが、ウィジミル王がディクストラにフィリパを処罰するよう命じているのを盗み聞き、王を殺害した。
●ラドヴィッドはレダニアを出て、ヤスキエルと暮らそうと考えていた

立ち上がる

「1週間でたくさんの仲間、ティサイア、故郷も歴史も全て失った」と嘆く仲間の魔法使いを集め、「最も危険な魔法使いが最も強い力を手に入れた。ヴィルゲフォルツを倒そう。こんな悲劇を繰り返さないために。私たちがこの先の未来を決める」とイェネファー。トリス、サブリナ、キーラ、リタも賛同する。

シリを捜して

イェネファーの協力もあり、ようやくケガが癒えたゲラルトはヴェセミルのレシピを参考に霊薬を作り、それを飲んで木の精を相手に実践、十分戦えると確信。
ヤスキエルと共にブロキロンの森を出発する。

エルフ戦士としてスコイア=テルに加わったダーラだったが、白炎に加担し、戦争をはじめたスコイア=テルに納得できず、脱走、ブロキロンの森に戻ってきた。

シントラ

王女シリラの帰還を祝う式典がはじまった。
皇帝エムヒルの横にはヴィルゲフォルツの姿が。
エムヒルはシリラの帰還はヴィルゲフォルツのおかげだと感謝を伝える。

ニルフガード兵、国民からは、「シリラ王女、万歳」のシュプレヒコールが起こるが、エムヒルが娘として迎えた少女はシリではなく、ヴィルゲフォルツの魔術でシリ王女と洗脳されているテリンだった。

シリがトル・ララの力を解放したため、爆発、崩れ落ちた塔。巻き込まれたヴィルゲフォルツは左顔面に大怪我を負いながらも生きていた。
そしてシリを連れ帰れなかったヴィルゲフォルツは、魔術で洗脳したアレツザの生徒テリンをシリ王女としてエムヒルに渡したのだ。
シントラの検問所

その頃、シントラまでやって来たゲラルトとヤスキエル。
検問所にはニルフガード衛兵が立ち通行証を確認、金銭を要求していた。ゲラルトは”レンフリの形見”を渡して通過するが、通行証がない家族に酷い扱いをする衛兵を見たゲラルトは、ヤスキエルの制止を振り切りひとりで衛兵数十人を相手に戦う。
ふたりを追ってきたミルヴァの援護もありゲラルトはニルフガード衛兵を全滅させると、息絶え絶えの衛兵に、「エムヒルに伝えろ、どんな軍がいようと、どんな壁があろうとオレはシリを解放する」と言いきる。

3人(ゲラルト、ヤスキエル、ミルヴァ)でシントラへと進みだす

シリ

砂漠で倒れているシリを発見した男たちは、懸賞金目当ての男たちだった。
男たちはシリがニルフガードが捜している少女だと気づき、拉致し拘束、取引の機会を伺っていた。
シリの隣に拘束されている青年は懸賞金が賭けられてる盗賊団ネズミのメンバー”ケイレン”だ。

そこへケイレンを助けに盗賊団ネズミがやって来た。
ネズミ団は次々と男たちを倒すとケイレンを助け出す。
ネズミ団のひとりは、ファビオの町で怪物バシリスクが暴れた時、シリに短剣を渡した”ミスル”だった。

ミスルはシリを助けると、「男と決着をつけろ」と剣を渡す。

シリは1対1の勝負に勝ち、男を始末したが、人を殺めたことに動揺する。
そんなシリにミスルは、「人を殺すと必ず後悔すると言うのはウソだ」と言い名前を聞く。
シリは、「ファルカ」と名のるのだったー。

感想

このエピソードでシーズン3が終わりました。そして、ヘンリー・ガヴィルが演じたゲラルトもこれが最後と言うことになり、シーズン4からは”リアム・ヘムズワース”がゲラルトを演じることに。
キャスト変更は残念だけれど、違和感なくスルッと変わってくれることを(そんなことあるのか笑)期待しようと思います。(私の場合、見た目より声が違うことがツラいかも~

今回も相関図を描きましたが、かなり上手くまとまってるんじゃないかと思ってます(自画自賛)
シーズン4が始まるときの振り返りには便利なんじゃないかと・・・。

 

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