ヴァイキング~海の覇者たち~3 #4 傷跡

ヴァイキング 海の覇者たち
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#4 傷跡 Scarred あらすじ

バーグリッド軍に勝利し、ウェセックスへと戻る同盟軍たち。
しかしフロキはクリスチャンのために戦うラグナルのやり方に納得できず、アセルスタンにも怒りを募らせる。

一方カテガッドで。
アウスラウグは子育ても政治も放置して、ハーバードへと傾倒していく。
シギーはアウスラウグを救おうと助言するが耳を貸さないアスラウグ。
そして、とうとう悲劇が起こってしまう。

ヘゼビューでもラゲルサから完全に権力を奪おうと画策するカルフは思わぬ協力者を呼んでいた。

 

まとめ & 感想

カテガッド ⑴

痛みで泣き続けるアイヴァーに困り果てたアスラウグが、「ハーバードを呼んで来て欲しい」とシギーに頼んだ時、屋敷の扉が開きハーバードが姿を現した。
ハーバードはアイヴァーに呪文のように語りかけると、泣いていたアイヴァーはスヤスヤと眠りはじめた。
「あなたは何者なの?神なの?」と問うシギーに、ハーバードは「神?なりたいね」と言うのだった。

アウスラウグは、どんどんハーバードに傾倒していき、子どもたちをシギーに任せ、出て行くようになっていた。
ある日、出かけようとするアスラウグに、「あなたには育児以外の責任もある。カテガットの民や決定すべき重要な事柄があるでしょう!」と諫め、止めるシギー。
しかし、アスラウグは無視して出て行こうとする。
シギーはその後ろ姿に「じゃあ私が責務を果たす!」と言うが、アウスラウグは出て行った。

シギーは感慨深げに王妃のイスに腰掛けた。

その頃、アウスラウグはハーバードと会い、「オレは苦しむ人を助けたいだけだ。キミも苦しんでいる・・」と言われ、誘われるままにセックスするのだった。

 

バーグリッド軍との戦いが終わって・・・

クウェンスリス王女は弟バーグリッドを連れてキャンプ陣へ戻って来た。

エセルウフルは、ロロとフロキに「俺たちは友であり、もう敵ではない。これからも我々は共に戦い勝利を収めよう」信頼を示し、ロロはそれを受け入れた。
しかし、フロキは受け入れたロロを批判する。
ロロは、「これが我々の進むべき道だ。協力も必要。前進するんだ」と言うが、フロキは「神々を裏切りやがって!」とロロを責めるのだった。

腹に傷を負ったラグナルがひとり草むらに横たわっていると、クウェンスリス王女がやって来てラグナルを癒やす。
ラグナルが、「キミの弟は弱い。キミを破滅に導く」と言う。
クウェンスリス王女からエグバード王を信じているのか?と聞かれたラグナルは、「戦った理由は、仲間とキミのためだ」と答えた。
王女はラグナルを癒やすと言い、親密な関係に。

ポルンは一命は取り留めたが、顔の傷は深く、酷かった。

 

ウェセックスへ戻る船で

エグバード王に殺されないか?と不安がるバーグリッドに王女は、ウェセックスとラグナルの後ろ盾で、ふたりで共同で王位継承者になろうと説得する。

フロキは懸命に看護するビヨルンに近づき、励ます。
ビヨルンは、ポルンが重傷を負ったが、父は悪くないと擁護。
それを聞いたフロキは、「あいつが悪い。キリスト教を持ち込んだヤツだ」と言うのだった。

アセルスタン、ヤバいかも。フロキの恨みは益々増えたようです

ロロはラグナルに「フロキは、クリスチャンのために戦うのは、神々への裏切りだと言うが、どうだ?」と問う。
ラグナルは、「オレは神々の代弁はできないが、民を想う熱意は変わっていない。堂々とオーディンと対面できる」と答えるのだった。

 

ウェセックス

アセルスタンとジュディス姫は、とうとう関係を持ってしまった。
愛していると言うジュディス姫に、愛していると答えるアセルスタン。

一方、エグバード王と関係を持ったラゲルサは、ウェセックスに残って欲しいと言われるが、「首長である以上、民のために戻る。あなたは楽しませ満たしてくれるが、あなたが愛しているのはあなたよ」とスバリ言うのだった。

 

兵士の帰還と宴

エグバード王は息子エセルウルフの活躍を称賛する。

クウェンスリス王女は弟バーグリッドを紹介。
バーグリッドは、王のお情けに身を委ねると言うが、エグバード王は心から歓迎する。マーシアの明るい未来を共に祝おうと言うのだった。

ラグナルは、気になる農地のことをラゲルサから聞き、順調であることと、エグバード王とラゲルサが親しくなったことを知る。

エセルウルフはラグナルに「ブラザー」と親しげに声をかけるが、「気に入らない」と素っ気ない態度を見せるラグナル。

手当を受けたポルンの体調は戻りつつあった。

エグバード王はアセルスタンに、ウェセックスに留まれ!ジュディスのことも好きにして良いと言うが、ラグナルと相談すると答える。
ラグナルは、エグバード王が残ることを望んでいること、アセルスタンがジュディス姫と関係していることを見抜き、自分が思うようにすれば良いと言う。

人目を避けた場所で会うジュディス姫とアセルスタン。
「そばにいて」と言うジュディスにキスをするふたり。
ソレの関係を影から見ていたのはエセルウルフだった。

ラグナルは、エグバード王がアーシア王国の統治を狙っていることを確認する。
しかしエグバード王は、移住が何よりも大切だ。協力関係を続けようと言う。
ラグナルは、互いの考えや野心が似ていることを確信するのだった。

アセルスタンは、ラグナルとカテガットへ戻ることを選んだ。
エグバード王は、「それは間違った決断だ」と言う

ロロはラゲルサに領土のことは大丈夫かと聞くが、「信頼できる側近がいる」と言うラゲルサ。
ロロは、「男は野心家だ」と心配するのだった。

 

ヘゼビュー

今や首長であるカルフ。
アイナルからラゲルサが戻って来た時の対策を聞かれ、影響力のある人物に協力を頼んであると言う。

現れた客人は、エルレンドゥールだった。
エルレンドゥールは、「よくぞ呼んでくれた。協力してラグナルを倒そう」と言い、同志を連れてきたと紹介したのは、ボルグの元妻トービ。
トービは現エルレンドゥールの妻であり、ボルグとの子ども(息子)も紹介するのだった。

クウェンスリス王女の野心

宴の終盤、クウェンスリス王女は、バーグリッド、エグバード王、エラ王、ラグナル王に「過去との和解をここに宣言する」と言い、「苦難に打ち勝ち、弟と共に歩むことを祝し祝杯を!」と言う。バーグリッドは「ボクを救ってくれた。愛している」と言い、ふたりで乾杯し、ワインを飲み干した。
エグバード王たちは、それを見て拍手を送った、その瞬間。バーグリッドが苦しみだし、倒れ、死んだ。
クウェンスリス王女が毒薬を仕込んでいたのだった。
その状況に全員がフリーズ・・・。
クウェンスリス王女はすくっと立ち、「皆さん、杯を掲げてください。マーシアのただひとりの統治者に」と。
王たちは立ち、「マーシア王女」と言って杯を掲げたが、誰ひとり飲まず、ワインをこぼし、杯を投げたのだった。

 

カテガット ⑵

ハーバードとの関係を続けるアウスラウグ。
子どもたちは、母親がいないことを気にするようになっていた。
そんなある日、シギーが泣くアイヴァーに気を取られている間に、ウベとヴィトゼルグが屋敷から出て行ってしまう。
シギーは、「イヤな予感がする」と言い、ふたりを探しに行くと、凍った氷の湖の上を歩くふたりの姿を見つける。
シギーが名前を呼び「待ちなさい!」と叫んでも、ふたりはどんどん湖の真ん中へと進んで行くが、突然、氷が割れ湖に落ちたふたり。
シギーは、なりふり構わず命がけで湖に潜りヴィトゼルクを抱きかかえ、水面まで持ち上げた時、上から助ける手が・・・
そこに居たのは死んだハズのシアリ(娘)だった。
シギーはシアリに出会えた喜びに微笑み、ウベを助けるため再び潜った。
ウベを水面まであげたとき、助けたのはハーバード・・・
シギーはそのまま力尽き、湖の底へと沈んで落ちた・・・

シギーが亡くなり哀しみに暮れる屋敷にハーバードがやってきて、「旅立つ時が来た。アイヴァーはもう大丈夫。私が痛みを吸収した。シギーは愛する家族とヴァルハラにいる」と言って町から去って行った。

 

 

シギーがまさかココで亡くなるとは(涙)
ワケわからん女性だな思っていたけれど、今となれば誰よりも常識人だった気がします。
権力のイスに戻りたい願望をずっと秘めていた女性だったけれど、首長の妻ラゲルサとアスラウグに忠実だったし、ホリック王に寝返ったように見せてたけれど、結局すべてはカテガットのためだった?のかも。
最後は、未来の王を命がけで守って、亡くなりました。
私でさえ思います。彼女は信じ愛した神オーディンの元、ヴァルハラで家族と会っていると。
シギーが消えたカテガットは、どうなるのかな?
ロロは哀しむでしょう。

エルレンドゥール、生きてましたねぇ~。
いつも思うんですよね、殺すべき相手が子どもや青年だと生かして解放しますよね。
だけど、だいたい逃がされたものは、激しい恨みを抱いて復活してくる。
で、人生最大の敵になるんです。
だから情け容赦なく殺してしまわないとダメです(過激)ね!
まさしくエルレンドゥールはソレです。
そしてボルグの妻トービと結婚し、ボルグの息子を育てつつ、ふたり、いや赤ちゃんを含め3人でラグナルへの恨みを増大しています。
さぁ、イングランドのことばかりやってる状況じゃなくなって来ましたよ。
ラゲルサも、甘い。
女だから甘いとか言われたくないけど、甘い。

クウェンスリス王女もスゲェ策略家だったってことですかっ、コレ。
目の前で身内を裏切る様を見せられて、どうして信頼関係が結べるのかってやつですね、これ。
こうなると、エグバード王の統治の夢も少し変わってしまうのかな???

アセルスタンも私にはよくわからないですね。
もう修道士じゃない、ひとりの人間と考えると、ふつうの男なんですけどね?

 

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